横浜FMがGKポープ・ウィリアムとの来季契約を発表 今季加入でJ1リーグ25試合に出場
2024.12.25 17:50 Wed
横浜F・マリノスは25日、GKポープ・ウィリアム(30)と2025シーズンの契約に合意した旨を発表した。
アメリカ人の父を持つポープ・ウィリアムは東京ヴェルディの育成育ちで、2013年にトップチーム昇格。その後、FC岐阜、川崎フロンターレ、大分トリニータ、ファジアーノ岡山を渡り歩き、2022年に町田入りした。
昨季の町田ではJ2初優勝&J1初昇格を経験し、今季から横浜FMへ。シーズン終盤こそGK飯倉大樹に出番を明け渡す試合もあったが、J1では25試合でゴールマウスを守った。
アメリカ人の父を持つポープ・ウィリアムは東京ヴェルディの育成育ちで、2013年にトップチーム昇格。その後、FC岐阜、川崎フロンターレ、大分トリニータ、ファジアーノ岡山を渡り歩き、2022年に町田入りした。
昨季の町田ではJ2初優勝&J1初昇格を経験し、今季から横浜FMへ。シーズン終盤こそGK飯倉大樹に出番を明け渡す試合もあったが、J1では25試合でゴールマウスを守った。
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キューウェル新体制の横浜FMが新体制発表!復帰の天野純は「20」、アンデルソン・ロペスは得点王獲得し「10」を背負うことに
横浜F・マリノスは13日、2024シーズンの新体制発表会を開催。ファン・サポーターも集めての開催となった。 2023シーズンはケヴィン・マスカット監督が率いてリーグ連覇を目指した中、夏場以降は負傷者が続出。チームも徐々に調子を落としてしまい、2位フィニッシュに終わっていた。 そのマスカット監督は退任し、新たに元オーストラリア代表FWでセルティックでコーチを務めていたハリー・キューウェル監督が就任。新たな挑戦がスタートする。 主軸選手でチームを去ったのは、ガンバ大阪から期限付き移籍で加入し、正守護神を務めていたGK一森純。そして、DF角田涼太朗が海外移籍に向けてチームを去ることが決定。 一方で、2年間KリーグでプレーしていたMF天野純が復帰。GKポープ・ウィリアム(←FC町田ゼルビア)、DF渡邊泰基(←アルビレックス新潟)、DF加藤蓮(←東京ヴェルディ)、MF山村和也(←川崎フロンターレ)が完全移籍で加入した。 天野は背番号「20」に決定。ポープ・ウィリアムが「1」、渡邊は「39」、加藤「16」、山村は「47」に決定した。 また、既存選手も背番号が変更。得点王にも輝いたFWアンデルソン・ロペスは「11」から「10」に変更となり、これはMFマルコス・ジュニオールが移籍した後に背負いたい旨を本人が訴え、「得点王を取ったら背負いたい」と伝えていたとのこと。自身の手で掴み取ったという。 また、FW西村拓真は「30」から「9」、FWヤン・マテウスは「20」から「11」に変更となった。 ◆2024シーズン選手背番号 GK 1.ポープ・ウィリアム←FC町田ゼルビア/完全 21.飯倉大樹 31.白坂楓馬 41.寺門陸←レノファ山口FC/期限付き満了 DF 2.永戸勝也 4.畠中槙之輔 5.エドゥアルド 13.小池龍太 15.上島拓巳 16.加藤蓮←東京ヴェルディ/完全 19.實藤友紀 24.加藤聖 26.小池裕太 27.松原健 39.渡邊泰基←アルビレックス新潟/完全 44.吉田真那斗←鹿屋体育大学/新加入 MF 6.渡辺皓太 8.喜田拓也 17.井上健太 18.水沼宏太 20.天野純←全北現代モータース(韓国)/期限付き満了 25.吉尾海夏 28.山根陸 29.ナム・テヒ 35.榊原彗悟 47.山村和也←川崎フロンターレ/完全 48.植田啓太←栃木SC/期限付き満了 FW 7.エウベル 9.西村拓真※背番号変更「30」 10.アンデルソン・ロペス※背番号変更「11」 11.ヤン・マテウス※背番号変更「20」 14.植中朝日 23.宮市亮 36.村上悠緋 2024.01.13 15:33 Sat3
横浜FM悲願のACL初制覇はならず…守護神退場も響きアル・アインに敵地で大敗【ACL2023-24】
横浜FM悲願のACL初制覇はならず…守護神退場も響きアル・アインに敵地で大敗【ACL2023-24】 横浜F・マリノスは25日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24決勝戦2ndレグのアル・アイン戦を戦い、1-5で敗戦。2戦合計3-6で敗れて悲願の初優勝を逃した。 アジア王者を目指し、熾烈な東地区の激闘を勝ち抜いた横浜FMは、西地区を勝ち抜いたUAEのアル・アインとクラブ史上初のACL王者を懸けて激突。 11日にホームで行われた1stレグは前半序盤に先制を許したが、後半半ば以降に植中朝日、渡辺皓太が決めた連続ゴールによって2-1の逆転勝利。悲願達成へ王手をかけた。 1stレグ後のアルビレックス新潟戦、FC東京戦を1分け1敗で終えたハリー・キューウェル監督率いるチームは、敵地での大一番に向けて前回対戦から先発2人を変更。エドゥアルド、ナム・テヒに代えて上島拓巳、渡辺を起用した。 日本からも割り当て上限のサポーターが集ったものの、完全アウェイの空気の中で幕を開けた運命のファイナル第2戦。立ち上がりはアドバンテージを意識しつつリスク回避の落ち着いた入りを見せたトリコロールだが、早い時間帯にゴールをこじ開けられる。 8分、相手の左サイドを起点としたカウンターからラヒミにボックス手前までドリブルで運ばれると、起点となったナデルに中央から斜めのランニングでポケットを取られてヒールで落としたボールを、ラヒミに右足でゴール右隅へ蹴り込まれた。 これで2戦合計2-2のイーブンに戻された横浜FMだが何とか守勢を撥ね返すと、16分には相手のビルドアップのミスを突く形から松原健が枠の右隅を狙ったミドルシュートで相手GKを脅かす。 勝ち越しゴールには至らずも、ひとまず五分の展開に持ち込んだ横浜FM。だが、前半半ば過ぎには再び一瞬の隙を突かれてしまう。29分、右サイドから背後に流し込んだボールに反応したラヒミとDF畠中槙之輔がボックス内で交錯。当初、ラヒミのシュミレーションとの判定が出たが、オンフィールド・レビューの結果、畠中の微妙なアフターチャージによるPKに判定が変更。これをキッカーのアレハンドロ・ロメロが右下隅に蹴り込み、34分の追加点とした。 これで2戦合計2-3と逆転を許したアウェイチームはすぐさま反撃に出たいところだが、引き続き後方からのボールの前進で苦戦。逆に、相手が狙うカウンターからラヒミに決定機も作られる。 それでも、序盤から可能性のある仕掛けを見せていたトリコロールの右の矢が決定的な仕事を果たす。41分、相手左センターバックのクアディオが後ろ向きで浮き球のボールをコントロールした際に死角からプレッシャーをかけてまんまとボール奪取。そのままボックス右に持ち込むと、ヒールを使った巧みな切り返しから最後は左足のグラウンダーシュートをゴール左隅に流し込んだ。 ヤン・マテウスの価千金のゴールによって2戦合計3-3のイーブンに戻したキューウェルのチームは、試合展開でもイーブンの形に戻す。そして、10分が加えられた前半アディショナルタイムではうまくディフェンスラインの背後を取ったアンデルソン・ロペスにビッグチャンス。馬力のある仕掛けでDFを振り切ってボックス右に持ち込むが、左足シュートは相手GKの好守に阻まれる。 すると、この決定機直後には中央でオフサイドラインをかいくぐったラヒミの突破に対してペナルティアーク付近に飛び出したGKポープ・ウィリアムが接触。ギリギリで足を引っ込めたようにも見えたが、この決定機阻止のファウルに対してレッドカードが掲示された。これで守護神を欠くことになったチームは前線のエウベルを削って控えGK白坂楓馬をスクランブル投入した。 2戦合計イーブンも数的不利で後半に臨んだ横浜FM。後半の守勢の展開を想定してか、植中朝日を下げて榊原彗悟をハーフタイム明けに左サイドに入れた。 後半序盤は粘り強く守れていたが、トリコロールに再びのアクシデント発生。競り合いの際に右ヒザを痛めた畠中が一度はプレーに復帰したものの続行叶わず。そして、63分にエドゥアルドがスクランブル投入となり、同じタイミングで喜田拓也から山根陸への交代も行われた。 するとこの交代から数分後の67分、ボックス手前でボールを動かされて波状攻撃を受けると、ボックス右でクリアボールを回収したラヒミに深い切り返しから強烈な左足シュートをニアに突き刺された。 耐え切れずに痛恨の勝ち越しゴールを許した横浜FMは相手の攻勢を何とか撥ね返しながら、少ないチャンスをモノにすべく粘り強く戦う。79分にはヤン・マテウスを下げて個で局面を打開できる宮市亮を最後の交代カードとして切った。 だが、序盤から守備に走らされたことで最終盤の勝負所でパワーを出せずにいると、10分が加えられたアディショナルにはGK白坂のクリアミスを含め途中出場のコジョ・ラバに2点を叩き込まれて万事休す。クラブ悲願のACL初制覇の夢は潰えた。 一方、アル・アインは2002-03シーズン以来、通算2度目のアジア制覇を成し遂げている。 アル・アイン 5-1(AGG:6-3) 横浜F・マリノス 【アル・アイン】 ラヒミ(前8、後22) アレハンドロ・ロメロ(前34)【PK】 コジョ・フォ=ドー・ラバ(後45+1、後45+6) 【横浜FM】 ヤン・マテウス(前40) <span class="paragraph-title">【動画】ヤン・マテウスが冷静に決めた貴重な同点ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/aLxvTmOujJ">https://t.co/aLxvTmOujJ</a> <a href="https://t.co/YwwvNOofgg">pic.twitter.com/YwwvNOofgg</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1794410557933584784?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.26 03:19 Sun4
【Jリーグ移籍情報まとめ/1月9日】J最多出場の遠藤保仁が現役引退! 王者・神戸はDF岩波拓也&MF井手口陽介を獲得
Jリーグ移籍情報まとめ。2024年1月9日付けのJリーグ各クラブにおける移籍動向を一挙にお届け。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad">【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457604&div=1">J2移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457604&div=2">J3移籍情報</a>】</div> <span class="paragraph-subtitle">【J1移籍情報】神戸に加入するMF井手口陽介&DF岩波拓也</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/transfer20240109_tw1.jpg" alt="神戸に加入するMF井手口陽介&DF岩波拓也" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:0.9em;">神戸に加入するMF井手口陽介&DF岩波拓也/©︎超ワールドサッカー<hr></div> ◆北海道コンサドーレ札幌 [OUT] 《完全移籍》 DF西大伍(36)→いわてグルージャ盛岡/期限付き→完全 ◆浦和レッズ [IN] 《完全移籍》 MF宇賀神友弥(35)←FC岐阜 [OUT] 《完全移籍》 DF岩波拓也(29)→ヴィッセル神戸 《期限付き移籍》 MF柴戸海(28)→FC町田ゼルビア ◆柏レイソル [IN] 《期限付き移籍満了》 FW升掛友護(20)←愛媛FC ◆横浜F・マリノス 《契約更新》 MFナム・テヒ(32) FWエウベル(31) FWヤン・マテウス(25) [IN] 《完全移籍》 GKポープ・ウィリアム(29)←FC町田ゼルビア [OUT] 《期限付き移籍満了》 FW杉本健勇(31)→ジュビロ磐田 ◆湘南ベルマーレ [IN] 《完全移籍》 FWルキアン(32)←アビスパ福岡 [OUT] 《完全移籍》 FW大橋祐紀(27)→サンフレッチェ広島 ◆名古屋グランパス [IN] 《完全移籍》 FWパトリック(36)←京都サンガF.C. ◆京都サンガF.C. 《契約更新》 GKヴァルネル・ハーン(31) [OUT] 《完全移籍》 FWパトリック(36)→名古屋グランパス ◆ガンバ大阪 《就任》 MF遠藤保仁(43)→トップチームコーチ ◆ヴィッセル神戸 [IN] 《完全移籍》 DF岩波拓也(29)←浦和レッズ MF井手口陽介(27)←セルティック(スコットランド) ◆サンフレッチェ広島 [IN] 《完全移籍》 FW大橋祐紀(27)←湘南ベルマーレ ◆アビスパ福岡 《契約更新》 DFドウグラス・グローリ(34) [OUT] 《完全移籍》 FWルキアン(32)→湘南ベルマーレ 《期限付き移籍満了》 MF井手口陽介(27)→セルティック(スコットランド) <span class="paragraph-title">【J2移籍情報】大宮でプレーすることとなったFW杉本健勇</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/transfer20240109_tw2.jpg" alt="大宮でプレーすることとなったFW杉本健勇" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:0.9em;">大宮でプレーすることとなったFW杉本健勇/©超ワールドサッカー<hr></div> <div style="text-align:center;" id="cws_ad">【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457604">J1移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457604&div=2">J3移籍情報</a>】</div> ◆ブラウブリッツ秋田 [OUT] 《完全移籍》 DF吉村弦(27)→奈良クラブ ◆モンテディオ山形 《契約更新》 DF山田拓巳(34) [OUT] 《契約満了》 GK大友竜輔(23) ◆栃木SC [OUT] 《完全移籍》 DF面矢行斗(25)→レイラック滋賀FC(JFL) ◆ザスパクサツ群馬 [OUT] 《完全移籍》 MF久保田和音(26)→レイラック滋賀FC(JFL) ◆大宮アルディージャ [IN] 《期限付き移籍》 FW杉本健勇(31)←ジュビロ磐田 [OUT] 《期限付き移籍満了》 MF黒川淳史(25)→FC町田ゼルビア ◆FC町田ゼルビア [IN] 《期限付き移籍》 MF柴戸海(28)←浦和レッズ 《期限付き移籍満了》 MF黒川淳史(25)←大宮アルディージャ [OUT] 《完全移籍》 GKポープ・ウィリアム(29)→横浜F・マリノス ◆ジュビロ磐田 [IN] 《期限付き移籍満了》 FW杉本健勇(31)←横浜F・マリノス [OUT] 《現役引退》 MF遠藤保仁(43)→ガンバ大阪トップチームコーチ 《期限付き移籍》 FW杉本健勇(31)→大宮アルディージャ ◆ファジアーノ岡山 [OUT] 《完全移籍》 MF野口竜彦(26)→ヴィアティン三重(JFL) ◆V・ファーレン長崎 《契約更新》 MF瀬畠義成(22) ◆大分トリニータ [OUT] 《現役引退》 DF刀根亮輔(32) <span class="paragraph-title">【J3移籍情報】岩手に完全移籍で加入したDF西大伍</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/transfer20240109_tw3.jpg" alt="岩手に完全移籍で加入したDF西大伍" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:0.9em;">岩手に完全移籍で加入したDF西大伍/©︎J.LEAGUE<hr></div> <div style="text-align:center;" id="cws_ad">【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457604">J1移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457604&div=1">J2移籍情報</a>】</div> ◆ヴァンラーレ八戸 [IN] 《加入内定》 MF大山晟那(21)←名古屋産業大学 ◆いわてグルージャ盛岡 [IN] 《完全移籍》 DF西大伍(36)←北海道コンサドーレ札幌/期限付き→完全 ◆福島ユナイテッドFC [OUT] 《完全移籍》 DF河西真(27)→ラインメール青森(JFL) ◆Y.S.C.C.横浜 《契約更新》 MF中里崇宏(33) ◆AC長野パルセイロ [OUT] 《完全移籍》 DF敷田唯(24)→東京23FC(関東1部) ◆FC岐阜 [OUT] 《完全移籍》 MF宇賀神友弥(35)→浦和レッズ ◆奈良クラブ [IN] 《完全移籍》 DF吉村弦(27)←ブラウブリッツ秋田 ◆ガイナーレ鳥取 [OUT] 《期限付き移籍》 MF馬場琢未(24)→FC刈谷(東海1部) DF長井響(23)→沖縄SV(JFL) ◆FC今治 [IN] 《加入内定》 DF阿部稜汰(22)←明治大学 ◆鹿児島ユナイテッドFC 《契約更新》 FW有田光希(32) MF千布一輝(28) MF圓道将良(24) FW河辺駿太郎(27) [OUT] 《期限付き移籍》 DF堀江貴大(23)→鈴鹿ポイントゲッターズ(JFL) ◆FC琉球 《契約更新》 FW野田隆之介(35) [IN] 《加入内定》 DF吉本武(22)←関西大学 2024.01.10 08:30 Wed5
王座奪還へ…主力は概ね残留、キューウェル新監督の采配やいかに【J1開幕直前ガイド|横浜F・マリノス】
2024シーズンの明治安田J1リーグが23日からいよいよ開幕する。今季からは20チーム制となり、降格も3つに増枠しての争いに。ここでは新シーズンの幕開けに先駆け、J1リーグ全チームをピックアップし、横浜F・マリノスを紹介していく。 【直近3シーズンの成績】 2023シーズン:2位(19勝7分け8敗) 2022シーズン:優勝(20勝8分け6敗) 2021シーズン:2位(24勝7分け7敗) 【昨季チーム得点王】 アンデルソン・ロペス 22ゴール 【今季ノルマ】 優勝 【編集部イチオシ】 FW植中朝日 昨季J1:9試合3ゴール <span class="paragraph-subtitle">◆夏場以降の失速が響いた昨季</span> 2022シーズンのJ1王者・横浜FM。昨季連覇を目指した彼らは順調に歩みを進めるも、ケガ人も続出し始めた夏場以降に失速し、最後はヴィッセル神戸が初優勝…シーズン終了後にはケヴィン・マスカット監督が退任、最後にACLこそグループステージ突破も、悔しさの残る1年となった。 <span class="paragraph-subtitle">◆あのキューウェルが日本で指揮官に</span> 新監督は現役時代にリバプールで欧州制覇を成し遂げ、2006年ドイツW杯のオーストラリア代表メンバーでもあるハリー・キューウェル氏。引退後はイングランドで指導者キャリアを開始し、昨年までセルティックでコーチを務めていた45歳…アンジェ・ポステコグルーの下で経験を積み、“師”がかつて率いた横浜FMの王座奪還を託された。 <span class="paragraph-subtitle">◆主力が軒並み残留</span> そのキューウェル新監督は、昨季の主力が概ね残留していることを頼もしく思うだろう。西村拓真や角田涼太朗が退団も、得点王アンデルソン・ロペス、エウベル、ヤン・マテウスという前線ブラジル人トリオの全員キープに成功し、また中盤・最終ラインに目を向けても顔ぶれは大きく変わらず。また、昨季は吉尾海夏、山根陸、植中朝日といった脇を固める“役者”たちの成長・突き上げが明るい兆しだった。強いて挙げれば1番手GK一森純がガンバ大阪へ復帰も、FC町田ゼルビアのJ2優勝に守護神として貢献したGKポープ・ウィリアムの獲得に成功している。 <span class="paragraph-subtitle">◆派手な補強はせずとも</span> 新戦力に目を向ければ、経験豊富な34歳・山村和也を獲得できたことは大きい。昨季は最終ラインを中心にケガ人続出…センターバックとボランチを遜色なくこなせるベテランはバックアッパーとしてスタンバイするだろう。3年ぶり復帰の32歳・天野純はもちろん主力級の働きが期待できるし、途中投入なら“違い”を生み出す存在にもなれる。したがって、王座奪還へカギを握るは、やはり「キューウェル新監督の采配」といったところか。ワクワクドキドキのシーズンがもうすぐ始まる。 <span class="paragraph-subtitle">◆2024年冬移籍情報</span> 【IN】 GKポープ・ウィリアム(29)→FC町田ゼルビア/完全移籍 GK寺門陸(21)→レノファ山口FC/期限付き移籍より復帰 DF加藤蓮(24)→東京ヴェルディ/完全移籍 DF渡邊泰基(24)→アルビレックス新潟/完全移籍 DF吉田真那斗(22)→鹿屋体育大学/新加入 MF山村和也(34)→川崎フロンターレ/完全移籍 MF天野純(32)→全北現代モータース(韓国)/期限付き移籍より復帰 MF植田啓太(21)→栃木SC/期限付き移籍より復帰 【OUT】 GK一森純(32)→ガンバ大阪/期限付き移籍終了 GKオビ・パウエル・オビンナ(26)→ヴィッセル神戸/完全移籍 DF角田涼太朗(24)→カーディフ・シティ(イングランド)/完全移籍 DF平井駿助(21)→レイラック滋賀FC/完全移籍 MF木村卓斗(23)→ヴァンフォーレ甲府/期限付き移籍 MF南拓都(21)→レイラック滋賀FC/完全移籍 FW西村拓真(27)→セルヴェット(スイス)/期限付き移籍 FW杉本健勇(31)→ジュビロ磐田/期限付き移籍終了 FW津久井匠海(21)→アスルクラロ沼津/完全移籍 2024.02.16 18:15 Fri横浜F・マリノスの人気記事ランキング
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“豪州日本中国” 3カ国でリーグ優勝のケヴィン・マスカット監督、哲学交えて中国サッカーに言及「ケーキの大きい部分は10歳に与えよう」
上海海港のオーストラリアン指揮官、ケヴィン・マスカット監督が、中国『体育周報』で中国サッカーについてあれこれ語った。 2023シーズンまで横浜F・マリノスを指揮し、今季から中国スーパーリーグ(超級)の上海海港を率いるマスカット監督。新天地中国では、就任1年目にしてリーグ優勝を成し遂げている。 指揮官の経歴を振り返ると、メルボルン・ビクトリーでAリーグ・メンを制し、横浜FMでJ1リーグを制覇…3カ国のトップディビジョンで頂点に立ったのが、ケヴィン・マスカットである。 年内最終戦のACLEも終わり、中国紙でロングインタビュー。中国超級について複数の質問が飛び、指揮官は自らの見解を語っていった。 「中国サッカーに対する私なりの考えが正しいかどうかはわからない。就任前はいっさい知らない世界だったし、超級もテレビ画面越しにしか観たことがなかったからね」 「例えば、オーストラリアのAリーグには『サラリーキャップ』があり、中国超級にはそれと同じようで形の異なるものがある。日本のJリーグにはそもそも存在しない。この時点で3つのリーグを比較するのはフェアじゃない」 「純粋に、ここ3〜4カ月で中国超級の競争力がかなり高まったと感じる。それまでと全く異なる攻撃的・積極的なサッカーが増えたとみているよ。プレーヤーが己を向上させるには役立つ変化だ。豪州も日本もA代表の大半が欧州でプレーし、日本に至っては欧州のトップディビションだけで100人近くを送り込んでいる」 また、各国リーグの比較を嫌うマスカット監督だが、ワールドカップ(W杯)に長らく出場していない中国サッカーが結果至上主義へ流れやすいと認識しているそうだ。 「まあどの国も同じ、結果を重視しがちだとは思うけどね。とはいえ、中国でも10歳前後の子どもたちへのサッカーの投資がないわけではないだろう? ケーキを切って、大きい部分は10歳くらいの子どもに与えようではないか」 「なぜなら、ワールドカップ(W杯)に出場できるのは、この子たちだけだからね。今ここで既存の選手たちに結果を求めても、それは無理があると言わざるを得ない。『より若い世代が現世代より優れている』と信じて育成したい」 「ようは『準備』だ。私で言えば、クラブの監督として、選手たちのパフォーマンスに集中しているが、ある頃からそれが長く効果を発揮できるかどうかを意識するようになり、『準備』が良いプレーの確率を高めてくれると知った」 「今日現在なら、来シーズンへの準備。具体的な準備を積めば積むほど、来季良いパフォーマンスを披露できると考えている。もちろん、たいへん困難な作業の連続だ」 なお、マスカット監督は今夏欧州クラブから自身にアプローチがあったことを認めつつ、「興味の範囲外だった」「これからも海港で働けることを嬉しく思う」と続投を示唆している。 2024.12.11 20:47 Wed2
大分が横浜FMからMF榊原彗悟を獲得!「このクラブを本来いるべき場所へ」
大分トリニータは4日、横浜F・マリノスのMF榊原彗悟(24)の完全移籍加入を発表した。 榊原は横浜FMの下部組織出身で、2022年に日本フットボールリーグ(JFL)のラインメール青森FCから横浜FMへ完全移籍。初年度は期限付き移籍の形で青森にとどまった。 2023年に横浜に本格復帰し、J1リーグで3試合プレー。2024年は出場機会を増やしてJ1で10試合1得点を記録。天皇杯で2試合、2023-24シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で5試合、2024-25シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)で2試合出場した。 横浜FMから大分へ完全移籍となった榊原は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆大分トリニータ 「大分トリニータに関わるすべての皆さん、初めまして。横浜F・マリノスから移籍してきました榊原彗悟です。大きな覚悟と挑戦する気持ちをもって大分に来ました。このクラブを本来いるべき場所へ戻すために、自分の持っている力をすべて出し切ることをお約束します。皆さん、応援よろしくお願いします!」 ◆横浜F・マリノス 「大分トリニータに移籍することになりました。夢見ていた横浜F・マリノスでのプロ生活。なかなか自分を表現できた時間が少なく、悔しい2年間でしたが、すばらしい監督やスタッフの皆さん、最高のチームメイト、そして応援してくださるファン・サポーターの皆さんの支えがあり一歩一歩前進できました」 「この2年間で選手としての自信もつきましたし、本当に大きく成長できたと思います。F・マリノスでの活動の一つ一つが特別でしたが、特にACL決勝。あの横浜国際総合競技場(日産スタジアム)の熱気、一体感、緊張感、高揚感、特別感を忘れることはありません。あのなかでプレーできたことは一生の財産であり、自慢です」 「このクラブに何か残せたのか、皆さんの期待に応えられたのか、自分には分かりません。でも、このクラブのためにすべてをかけて戦ったということは胸を張って言えます。自分なりに横浜F・マリノスのエンブレムを背負う意味というものを考えて戦い続けました」 「F・マリノスとの別れはもちろん悔しく、とても辛いですが、この結果を受け止めて自分はさらに成長していきます。必ずもっと大きくなります」 「横浜F・マリノスに関わるすべての皆さん、長い間本当にありがとうございました。これからも横浜F・マリノスというクラブは僕にとって憧れであり、カッコいい存在です。今後、どのような立場となるかは分かりませんが、また会える日を楽しみにしています」 2025.01.04 16:55 Sat3
マテウス・サヴィオらの獲得を断念した上海海港、2枚看板流出の穴埋めへまずブラジル1部から補強か
Jリーグからの補強が失敗したと伝えられる上海海港。ひとまずブラジル1部・クルゼイロから新たな“10番”を獲得するようだ。 上海海港は2024シーズンの中国スーパーリーグ(超級)を制して2連覇も、攻撃の核たる元アルゼンチン代表MFマティアス・バルガス、元ブラジル代表MFオスカルが揃って契約満了に。 昨季の超級では、両選手合わせて「26得点38アシスト」。チャンスメイクとラストパスのキーマンだった2人が抜け、ACLEも続くなかでスケールダウンを余儀なくされている。 中国『新浪』などによると、元横浜F・マリノス指揮官のケヴィン・マスカット監督が率いるチームは当初、後釜としてJリーグのブラジル人選手に白羽の矢を立てていたとのこと。 まず、バルガスの後釜として、指揮官の古巣・横浜FMからFWヤン・マテウス(26)。しかし、マテウスは昨季のJ1リーグでチームトップ「8アシスト」を記録していたなか、上海海港は獲得なら高額な移籍金を支払う必要があったため、リストから除外したという。 そして、柏レイソルのMFマテウス・サヴィオ(27)。こちらはオスカル退団を見越して、シーズン終了前から計画していた第1後釜候補だったが、柏へ契約解除金を満額提示した“日本の巨人”浦和レッズに敗れた格好だという。同選手は浦和への完全移籍が発表されている。 また、現地では「上海海港が横浜FMのFWアンデルソン・ロペスに関心」と噂されているようだが、こちらについては海港関係者が「我々が探しているのは“9番”ではなく、ウインガーやオスカルが抜けた“10番”」と否定したそうだ。 結局のところ、海港はバルガス&オスカルの穴埋めが現在までに完了していないが、ここにきてオスカルに代わる“10番”は確保か。 ブラジルの複数メディアによると、海港はクルゼイロから元U-23ブラジル代表MFマテウス・ヴィタル(26)の獲得が決定的。ギリシャ1部・パナシナイコスにも所属歴のある攻撃的MFだ。 同選手は9日にも上海入りし、契約を交わす予定。昨年末にメキシコ1部・ネカクサへの移籍が迫るも、ヴィタルが就労ビザの取得手続きをドタキャンし、ネカクサから撤退したそうだ。 海港はACLEのリーグステージ残り2試合が、いずれもJ1リーグ勢との対戦。2月11日にヴィッセル神戸とホームで、2月19日に横浜FMとアウェイで激突する。 2025.01.08 20:25 Wed4
MVPにベストイレブン、最優秀ゴール! Jリーグアウォーズ各賞一覧
『2024 Jリーグアウォーズ』が10日に催され、各賞受賞者が決定した。 最優秀選手は連覇のヴィッセル神戸からFW武藤嘉紀が初受賞。ベストイレブンにもその神戸から武藤をはじめ、最多3選手がノミネートされ、上位以外からは柏レイソルMFマテウス・サヴィオが名を連ねた。 また、最優秀ゴール賞はガンバ大阪FW宇佐美貴史が10月5日の北海道コンサドーレ札幌戦で90+8分に決めた劇的決勝弾に。各賞受賞者一覧は以下のとおり。 ◆優秀選手賞 GK 谷晃生(FC町田ゼルビア) ランゲラック(名古屋グランパス) 一森純(ガンバ大阪) 前川黛也(ヴィッセル神戸) 大迫敬介(サンフレッチェ広島) DF 濃野公人(鹿島アントラーズ) 昌子源(FC町田ゼルビア) 高井幸大(川崎フロンターレ) 中谷進之介(ガンバ大阪) 酒井高徳(ヴィッセル神戸) マテウス・トゥーレル(ヴィッセル神戸) 山川哲史(ヴィッセル神戸) 荒木隼人(サンフレッチェ広島) 佐々木翔(サンフレッチェ広島) 中野就斗(サンフレッチェ広島) MF マテウス・サヴィオ(柏レイソル) 脇坂泰斗(川崎フロンターレ) 田中聡(湘南ベルマーレ) 井手口陽介(ヴィッセル神戸) 扇原貴宏(ヴィッセル神戸) 東俊希(サンフレッチェ広島) 松本泰志(サンフレッチェ広島) FW 鈴木優磨(鹿島アントラーズ) 知念慶(鹿島アントラーズ) 山田新(川崎フロンターレ) アンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス) ヤン・マテウス(横浜F・マリノス) ジャーメイン良(ジュビロ磐田) ウェルトン(ガンバ大阪) 宇佐美貴史(ガンバ大阪) レオ・セアラ(セレッソ大阪) 大迫勇也(ヴィッセル神戸) 宮代大聖(ヴィッセル神戸) 武藤嘉紀(ヴィッセル神戸) ◆最優秀選手賞 ※()内は所属先/受賞回数 FW武藤嘉紀(ヴィッセル神戸/初) ◆ベストイレブン ※()内は所属先/受賞回数 GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島/初) DF 濃野公人(鹿島アントラーズ/初) 中谷進之介(ガンバ大阪/初) マテウス・トゥーレル(ヴィッセル神戸/初) 佐々木翔(サンフレッチェ広島/初) MF マテウス・サヴィオ(柏レイソル/初) FW 知念慶(鹿島アントラーズ/初) アンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス/2) 宇佐美貴史(ガンバ大阪/3) 大迫勇也(ヴィッセル神戸/3) 武藤嘉紀(ヴィッセル神戸/3) ◆得点王 FWアンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス) ◆最優秀ゴール賞 FW宇佐美貴史(ガンバ大阪) ▽10/5(土) J1第33節vs 北海道コンサドーレ札幌 90+8分の得点 ◆ベストヤングプレーヤー賞 DF高井幸大(川崎フロンターレ) ◆優勝監督賞 吉田孝行監督(ヴィッセル神戸) ◆優秀監督賞 ミヒャエル・スキッベ監督(サンフレッチェ広島) ◆フェアプレー賞 高円宮杯 セレッソ大阪 ◆フェアプレー賞 セレッソ大阪 サンフレッチェ広島 鹿島アントラーズ ◆フェアプレー個人賞 GKキム・ジンヒョン(セレッソ大阪) GK大迫敬介(サンフレッチェ広島) DF安西幸輝(鹿島アントラーズ) ◆最優秀主審賞 御厨貴文 ◆最優秀副審賞 西橋勲 ◆最優秀育成クラブ賞 FC東京 V・ファーレン長崎 ◆功労選手賞 遠藤保仁 柏木陽介 柴﨑晃誠 林卓人 南雄太 梁勇基 渡邉千真 ◆功労審判員賞 高山啓義 松尾一 ◆功労賞 今年度該当なし 2024.12.10 20:25 Tue5