バルセロナ指揮官が約5カ月離脱のデ・ヨング起用を示唆「10分か20分はプレーできる」

2024.09.30 22:14 Mon
ヤング・ボーイズ戦でプレーする可能性があるデ・ヨング
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ヤング・ボーイズ戦でプレーする可能性があるデ・ヨング
バルセロナハンジ・フリック監督が、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングについて語った。スペイン『アス』が伝えた。

先日のオサスナ戦でラ・リーガ開幕から続いた連勝がストップしたバルセロナ。立て直しが求められる次の試合は、10月1日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第2節ヤング・ボーイズ戦だ。

第1節のモナコ戦は落としたため、目指すは今シーズンのCL初勝利。前日会見に臨んだフリック監督は、4月の足首の負傷から離脱が続いていたデ・ヨングについて、起用する可能性を明かした。
「たとえ10分か5分でも、フレンキーがチームに復帰できるのは素晴らしいニュースだ。チームと一緒にいたり、チームを助けたり、ユニフォームを着るのはフレンキーにとって非常にポジティブなことだ。出場機会があればプレーするだろう。おそらく10分か20分はプレーできる」

「試合がどうなるか見てみる必要はある。我々にはそのポジションにいる選手がそれほど多くない」
シーズン開幕後、U-17スペイン代表MFマルク・ベルナルやスペイン代表MFフェルミン・ロペスなどといった中盤の選手を負傷で欠くことになったバルセロナ。一方、昨シーズンから長期離脱のスペイン代表MFガビは復帰が近づいている。

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古巣バルセロナの正守護神離脱に今夏引退したブラーボ「準備はできている」、シュチェスニーも反応

バルセロナのドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの負傷を受け、2人の名守護神がメッセージを発信している。 22日、ラ・リーガ第6節でビジャレアルと対戦したバルセロナ。5-1の大勝を収めたものの、キャプテンで正守護神のテア・シュテーゲンが前半終了間際に負傷交代した。 クラブは23日、右ヒザ膝蓋腱の完全断裂のため手術を行うと発表。今シーズン中の復帰が絶望的となった。 そんなテア・シュテーゲンの代役に立候補したのが元チリ代表GKクラウディオ・ブラーボ(41)。『winwin』に対し「もしバルセロナから声がかかれば、準備はできている」とコメントした。 かつてバルセロナやマンチェスター・シティでもプレーした名手は、昨シーズン限りでレアル・ベティスを退団。8月下旬に現役引退を発表していた。 もう1人この話題に触れたのは、元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(34)。今夏ユベントスとの契約を双方合意のもと解消すると、ブラーボと同じく8月下旬に引退を発表した。 ポーランド人ジャーナリストのマテウシュ・シヴィエチツキ氏は、シュチェスニーのバルセロナ加入案をSNS上で提唱。YouTubeチャンネルの『Foot Truck』がインスタグラムで引用すると、シュチェスニーは「夢を見ることは誰にも止められない」と、自ら泣き笑いの絵文字付きで返信した。 シュチェスニーの反応を見る限り、現役復帰は現実的ではないようだが、ブラーボは古巣のサポートに前向き。ひとまずはスペイン人GKイニャキ・ペーニャに頼るバルセロナだが、緊急補強へと向かうことになるか注目だ。 2024.09.23 22:21 Mon

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