「これがフットボールの楽しさ」3ゴールの快勝収めセリエAで3連勝!息を吹き返したミランにフォンセカ監督は「勢いを維持することが重要」

2024.09.28 10:00 Sat
パウロ・フォンセカ監督がチームの復調に手応え
Getty Images
パウロ・フォンセカ監督がチームの復調に手応え
ミランパウロ・フォンセカ監督が、復調したチームを喜んだ。27日、セリエA第6節でレッチェと対戦したミラン。前節、“ミラノ・ダービー”で勝利して息を吹き返したチームは、ボールを持ちながらも攻めあぐねていたが、38分にアルバロ・モラタのゴールで先制すると、その直後にテオ・エルナンデスクリスチャン・プリシックの連続ゴールで3点差に。後半は主力を休ませながらも失点は許さず、3-0で勝利した。

セリエAで3連勝を飾り勢いづくチームについて、フォンセカ監督はイタリア『スカイ・スポーツ』でチームを称えつつ、チャンピオンズリーグ(CL)のレバークーゼン戦に向けて準備していくとコメントしている。
「予想していなかった人もいるかもしれないが、これがフットボールの楽しさだろう。物事は90分の間で良い方向にも悪い方向にも、こんなにも早く変わることがあるのだ」

「ダービーの後も勝利を続け、勢いを維持することが重要だった。ファンの興奮がなかなか冷めないのはわかっているが、選手たちは落ち着く方法を理解しており、良いプレーをしていたと思う」
「私が本当に気に入っているのは、アルバロがもたらすエネルギーだ。それはチームメイトにも伝染しているだろう。今日のラファエル・レオンはエイブラハムとモラタを見て、より一生懸命働いていた」

「CLはまったく違う試合になるだろう。我々は現在ヨーロッパで最高のフットボールをしている2チームと対戦する不運に見舞われた。リバプールは素晴らしいポジショニングだったが、レバークーゼンはおそらくそれよりも優れている」

「非常に難しい試合になるとわかっているが、準備しなければならない。レバークーゼンをあまり意識せずこの試合に完全に集中していたが、今はホームに戻り準備を開始したいと思う」

1 2

パウロ・フォンセカの関連記事

ミランの元イタリア代表DFダビデ・カラブリア(28)がコモと接触中だそうだ。 ミランとの契約は今季限り、主将を担いながらもモチベーション低下が公然の事実と化したカラブリア。序列も下がり、契約延長交渉は完全にストップしたと秋ごろから伝えられる。 ここ最近はパウロ・フォンセカ監督とのコミュニケーションも避けてい 2024.12.21 22:00 Sat
ミランのアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセル(27)がピッチに近づいているようだ。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が伝えた。 ミランで6シーズン目を迎えているものの、パウロ・フォンセカ新体制となった今シーズンはセリエAで開幕節のみのプレーにとどまっているベナセル。9月のアルジェリア代表のトレーニング 2024.12.21 21:40 Sat
ミランのパウロ・フォンセカ監督が試合を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 20日のセリエA第17節でエラス・ヴェローナのホームに乗り込み、リーグ戦3試合ぶりの白星を狙ったミラン。先制点を目指してボールを保持するなか、32分にポルトガル代表FWラファエル・レオンが負傷交代するアクシデントに見舞われ、 2024.12.21 15:27 Sat
ミランはフランス代表DFテオ・エルナンデス(27)を売却する可能性があるようだ。 テオ・エルナンデスは2019年にレアル・マドリーからミランに加入すると、左サイドバックの主軸として活躍。これまで公式戦通算231試合31ゴール41アシストを記録し、2021-22シーズンのスクデット獲得にも尽力している。 今シ 2024.12.18 13:10 Wed
ミランのウルトラスは思うような成績を残せていないクラブに激怒しているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 今シーズン、パウロ・フォンセカ監督を招へいし新体制で開幕を迎えたミラン。しかし、セリエAでは開幕3試合未勝利とスタートダッシュに失敗すると、その後は徐々に軌道に乗ったかに思えたものの、現在はリーグ 2024.12.17 17:35 Tue

ミランの関連記事

ミランの元イタリア代表DFダビデ・カラブリア(28)がコモと接触中だそうだ。 ミランとの契約は今季限り、主将を担いながらもモチベーション低下が公然の事実と化したカラブリア。序列も下がり、契約延長交渉は完全にストップしたと秋ごろから伝えられる。 ここ最近はパウロ・フォンセカ監督とのコミュニケーションも避けてい 2024.12.21 22:00 Sat
ミランのアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセル(27)がピッチに近づいているようだ。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が伝えた。 ミランで6シーズン目を迎えているものの、パウロ・フォンセカ新体制となった今シーズンはセリエAで開幕節のみのプレーにとどまっているベナセル。9月のアルジェリア代表のトレーニング 2024.12.21 21:40 Sat
ミランのイタリア代表DFマッテオ・ガッビアが、チームの安定化へ意欲を語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 ミランは20日、セリエA第17節でヴェローナと対戦。前半でFWラファエル・レオンが負傷交代となってしまったなか、MFタイアニ・ラインデルスの後半1発で1-0と辛勝し、なんとかリーグ戦3試合ぶりの白 2024.12.21 20:30 Sat
ミランのパウロ・フォンセカ監督が試合を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 20日のセリエA第17節でエラス・ヴェローナのホームに乗り込み、リーグ戦3試合ぶりの白星を狙ったミラン。先制点を目指してボールを保持するなか、32分にポルトガル代表FWラファエル・レオンが負傷交代するアクシデントに見舞われ、 2024.12.21 15:27 Sat
ミランは20日、セリエA第17節でヴェローナとのアウェイ戦に臨み、1-0で勝利した。 前節ジェノア戦をゴールレスドローで終えてしまった8位ミラン(勝ち点23/1試合未消化)は、フォンセカ監督との確執が噂される主将テオ・エルナンデスが2試合連続ベンチスタートとなった。 17位ヴェローナ(勝ち点15)に対し、序 2024.12.21 06:45 Sat

セリエAの関連記事

ナポリは21日、セリエA第17節でジェノアとのアウェイ戦に臨み、2-1で逃げ切った。 前節ウディネーゼ戦を3-1で逆転勝利し、首位アタランタを2ポイント差で追う2位ナポリ(勝ち点35)は、負傷明けのクワラツヘリアがベンチスタートとなり、ウディネーゼ戦同様ネレスが左ウイングに入った。 前節ミランに引き分けた1 2024.12.22 08:01 Sun
ミランの元イタリア代表DFダビデ・カラブリア(28)がコモと接触中だそうだ。 ミランとの契約は今季限り、主将を担いながらもモチベーション低下が公然の事実と化したカラブリア。序列も下がり、契約延長交渉は完全にストップしたと秋ごろから伝えられる。 ここ最近はパウロ・フォンセカ監督とのコミュニケーションも避けてい 2024.12.21 22:00 Sat
ミランのアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセル(27)がピッチに近づいているようだ。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が伝えた。 ミランで6シーズン目を迎えているものの、パウロ・フォンセカ新体制となった今シーズンはセリエAで開幕節のみのプレーにとどまっているベナセル。9月のアルジェリア代表のトレーニング 2024.12.21 21:40 Sat
ミランのイタリア代表DFマッテオ・ガッビアが、チームの安定化へ意欲を語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 ミランは20日、セリエA第17節でヴェローナと対戦。前半でFWラファエル・レオンが負傷交代となってしまったなか、MFタイアニ・ラインデルスの後半1発で1-0と辛勝し、なんとかリーグ戦3試合ぶりの白 2024.12.21 20:30 Sat
アヤックスとコモ1907の2クラブが戦略的パートナーシップ契約を締結した。 オランダ屈指の名門であるアヤックスは、今年3月にJリーグのガンバ大阪と3年間のフットボール戦略パートナーシップ契約を締結。そのパートナーシップ契約では「移籍マーケット情報の共有」、「選手、コーチングスタッフおよびチームスタッフの相互交流」 2024.12.21 19:10 Sat

記事をさがす

パウロ・フォンセカの人気記事ランキング

1

「お前たちは我々の歴史に相応しくない」低迷ミランにウルトラスも我慢の限界…批判の矛先はオーナーに「無能な役員、野心のないクラブ」

ミランのウルトラスは思うような成績を残せていないクラブに激怒しているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 今シーズン、パウロ・フォンセカ監督を招へいし新体制で開幕を迎えたミラン。しかし、セリエAでは開幕3試合未勝利とスタートダッシュに失敗すると、その後は徐々に軌道に乗ったかに思えたものの、現在はリーグ戦直近5試合1勝3分け1敗と再び調子を落としている。 1試合未消化の状態ではあるものの、すでにセリエAでは首位アタランタと14ポイント差の8位に。上位グループからは大きく離された状態となっており、すでにスクデット争いからは脱落したとも言える状況にある。 この状況には、ミランのウルトラスも激怒。その怒りの矛先は、特にオーナーであるジェリー・カルディナーレ氏へ向けられている。 先週末に行われ、0-0に終わったセリエA第16節のジェノア戦。本拠地サン・シーロにはカルディナーレ会長がACミランの歴史に「相応しくない」といった内容の横断幕が掲げられるなど、抗議は激しくなりつつある。 また、その後に行われたクラブ創立125周年を祝う非公開イベントにおいても、会場の入り口付近でウルトラスが抗議活動を開始。「ハングリー精神も尊厳もない選手たち、お前たちはオーナー連中を完璧に代表している」「無能な役員、野心のないクラブ。お前たちは我々の歴史に相応しくない」と言った横断幕が掲げられた。 イタリア『スカイ・スポーツ』によると、カルディナーレ氏だけでなくズラタン・イブラヒモビッチ氏らクラブ役員は衝突を避けるため、別の入り口から会場入りしたという。 緊迫した状況に陥っているが、一方で会場にパウロ・フォンセカ監督が姿を現して写真撮影に応じるなどしていると、ファンたちは沈黙した模様。ウルトラスとしては、現在の低迷の原因は一部選手とオーナーにあると考えているようだ。 今後も不振が続けばウルトラスの抗議はさらに激化することも考えられるが、果たしてそれまでにミランは期待されているようなパフォーマンスを発揮できるだろうか。 2024.12.17 17:35 Tue
2

立場揺らぐテオ・エルナンデス、ミランは今冬売却の可能性も排除せず?

ミランはフランス代表DFテオ・エルナンデス(27)を売却する可能性があるようだ。 テオ・エルナンデスは2019年にレアル・マドリーからミランに加入すると、左サイドバックの主軸として活躍。これまで公式戦通算231試合31ゴール41アシストを記録し、2021-22シーズンのスクデット獲得にも尽力している。 今シーズンもセリエAで12試合2ゴール2アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)で6試合出場の成績を残すテオ・エルナンデス。一方で、ミランとの契約は2026年夏までとなり、残り2年を切っている中で去就が注目されていた。 そんな中で、イタリア『トゥットメルカート』によるとテオ・エルナンデス側が契約延長を望んでいる一方、クラブ側は売却する選択肢も除外していない模様。マンチェスター・ユナイテッドからの関心も噂されるフランス代表DFには500万ユーロ(約8億円)+ボーナスの新契約を提示しつつ、来年1月に売却する用意もあると伝えたという。 テオ・エルナンデスは先週末に行われたセリエA第16節のジェノア戦もベンチスタートになるなど、パウロ・フォンセカ監督との関係が不穏な状態。加えてファンからはその態度が疑問視されるなど立場は不安定となりつつあるが、果たして。 2024.12.18 13:10 Wed
3

士気低下隠せぬミラン主将…契約切れ前に来年1月で移籍する可能性も?

ミランの元イタリア代表DFダビデ・カラブリア(28)がコモと接触中だそうだ。 ミランとの契約は今季限り、主将を担いながらもモチベーション低下が公然の事実と化したカラブリア。序列も下がり、契約延長交渉は完全にストップしたと秋ごろから伝えられる。 ここ最近はパウロ・フォンセカ監督とのコミュニケーションも避けているとされ、重鎮ファビオ・カペッロからは「主将として相応しくない」という旨をコメントされている。 アルフレッド・ペドゥーラ氏によると、現在は代理人がコモと接触中。セリエA残留へ執念を燃やすコモは、来年1月に移籍金を支払う形でのカラブリア獲得を検討しているといい、進展があるとしたら「ここ数日」とのことだ。 2024.12.21 22:00 Sat
4

「試合に出場するより疲れる」、CL4連勝もフォンセカ監督は「ベストを尽くしていない」と不満を露わに

ミランのパウロ・フォンセカ監督が11日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節、2-1で競り勝ったツルヴェナ・ズヴェズダ戦を振り返った。 CL3連勝で迎えたツルヴェナ戦、ミランは立ち上がりからボールを握り、前半終盤の42分にFWラファエル・レオンのゴールで先制。しかし後半半ばにミスから同点弾を許し、引き分け濃厚の展開に。それでも終盤の87分にFWタミー・エイブラハムが決勝点を挙げ競り勝った。 CL4連勝と最高の結果を手にしたミランだが、フォンセカ監督は満足していない。 「試合に出場するより疲れる。私は結果に満足するだけの人間ではない。今日の試合に満足しているかと聞かれても、それは受け入れられない。もちろん結果が一番重要で我々は良い位置に付けている。しかし、それだけで満足できないのが私の性分だ」 「戦術や技術の問題ではなく、勝つために選手たちがベストを尽くしていないという感覚を抱くのは監督にとって最悪のことだ。問題はチームの調子がジェットコースターのようであることだ。ある日は大丈夫でも次の日にはわからない。コインを投げて何が出るか待っているような感じだ。正直、このようなチーム状態は衝撃的だよ。私は毎日全力を尽くして練習に向かっているが、チーム全員が同じ気持ちを持っているかどうかはわからない」 2024.12.12 10:00 Thu
5

「守備は試合ごとにソリッドに」完封には満足のミラン指揮官、負傷交代のレオンや欠場のプリシックは「ローマ戦では起用できると思う」

ミランのパウロ・フォンセカ監督が試合を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 20日のセリエA第17節でエラス・ヴェローナのホームに乗り込み、リーグ戦3試合ぶりの白星を狙ったミラン。先制点を目指してボールを保持するなか、32分にポルトガル代表FWラファエル・レオンが負傷交代するアクシデントに見舞われ、2試合連続でベンチスタートのフランス代表DFテオ・エルナンデスがピッチに立つ。 そのままゴールレスで折り返したが、56分にフランス代表MFユスフ・フォファナのスルーパスからオランダ代表MFタイアニ・ラインデルスがシュートを突き刺して、ミランが先制。この1点を最後まで守り抜き、1-0で勝利した。 振り返ったフォンセカ監督は「前半は少し遅かったと思う」とし、攻撃面での課題を続けた。 「エラスにゴールを許さなかったのは事実だが、ファイナルサードでのアグレッシブさに欠けたし、ポゼッション率は66%だった。誤った判断が多すぎたし、選手たちの自信にも少し左右される。ヴェローナのボックス付近で多くのボールを受けられたのだから、もっとうまくやらなければならないし、よりアグレッシブでなければならない」 「多くの選手がいないなかでの勝利には満足しているし、然るべきものだった。そして無失点だった。攻撃面で改善する必要はあるが、チームの勢いにも左右される」 「中盤の守備はとても良かった。フォファナと(フィリッポ・)テラッチアーノは素晴らしいプレーをしたし、守備陣を助けていた。こういった安定感は重要だ。より良い攻撃にも繋がるからだ。守備は試合ごとにソリッドになっている」 また、負傷交代のレオンについては「ラファと話したが、大きな問題はないようだ」とのこと。欠場が続いているアメリカ代表FWクリスチャン・プリシックも含め、次節のローマ戦で起用できる可能性もあるようだ。 「明日様子を見るが、これは予防的なもので、彼はリスクを負いたくなかった。ローマ戦では起用できると思う。プリシックについても楽観視しているが、どうなるかは今週中にわかるだろう」 一方、テオ・エルナンデスについては「負傷していないし、ケガの観点から見て本当に問題を抱えていたのは(ユヌス・)ムサと(ルベン・)ロフタス=チークだけだ。それ以外は我々がコントロールできないものだ」と指揮官。代わりに先発のスペイン人DFアレックス・ヒメネスのパフォーマンスを称えた。 「ヒメネスは今スタメンで、ここ2試合プレーしている。ハードワークしているし、このまま続けなければならない。私はあのエネルギーや走力、意欲を望んでいる。チームにはこれが必要だ」 <span class="paragraph-title">【動画】ラインデルスのゴールが決勝点に! ヴェローナvsミラン ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Qw1t9TdEGPs";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.21 15:27 Sat

ミランの人気記事ランキング

1

「お前たちは我々の歴史に相応しくない」低迷ミランにウルトラスも我慢の限界…批判の矛先はオーナーに「無能な役員、野心のないクラブ」

ミランのウルトラスは思うような成績を残せていないクラブに激怒しているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 今シーズン、パウロ・フォンセカ監督を招へいし新体制で開幕を迎えたミラン。しかし、セリエAでは開幕3試合未勝利とスタートダッシュに失敗すると、その後は徐々に軌道に乗ったかに思えたものの、現在はリーグ戦直近5試合1勝3分け1敗と再び調子を落としている。 1試合未消化の状態ではあるものの、すでにセリエAでは首位アタランタと14ポイント差の8位に。上位グループからは大きく離された状態となっており、すでにスクデット争いからは脱落したとも言える状況にある。 この状況には、ミランのウルトラスも激怒。その怒りの矛先は、特にオーナーであるジェリー・カルディナーレ氏へ向けられている。 先週末に行われ、0-0に終わったセリエA第16節のジェノア戦。本拠地サン・シーロにはカルディナーレ会長がACミランの歴史に「相応しくない」といった内容の横断幕が掲げられるなど、抗議は激しくなりつつある。 また、その後に行われたクラブ創立125周年を祝う非公開イベントにおいても、会場の入り口付近でウルトラスが抗議活動を開始。「ハングリー精神も尊厳もない選手たち、お前たちはオーナー連中を完璧に代表している」「無能な役員、野心のないクラブ。お前たちは我々の歴史に相応しくない」と言った横断幕が掲げられた。 イタリア『スカイ・スポーツ』によると、カルディナーレ氏だけでなくズラタン・イブラヒモビッチ氏らクラブ役員は衝突を避けるため、別の入り口から会場入りしたという。 緊迫した状況に陥っているが、一方で会場にパウロ・フォンセカ監督が姿を現して写真撮影に応じるなどしていると、ファンたちは沈黙した模様。ウルトラスとしては、現在の低迷の原因は一部選手とオーナーにあると考えているようだ。 今後も不振が続けばウルトラスの抗議はさらに激化することも考えられるが、果たしてそれまでにミランは期待されているようなパフォーマンスを発揮できるだろうか。 2024.12.17 17:35 Tue
2

先発起用に応えたミラン19歳DFヒメネス、降格回避望むモンツァなどが関心か

ミランのスペイン人DFアレックス・ヒメネス(19)に注目が集まっている。イタリア『カルチョメルカート』が報じた。 レアル・マドリーのカンテラ育ちで、2023年7月にミランへレンタル移籍したヒメネス。2024年8月には買い取りオプションが行使された。 2023-24シーズン中にファーストチームデビューを飾り、セリエAで3試合、コッパ・イタリアで2試合に出場。今シーズンはミラン・フトゥーロでのプレーが続いたが、15日に行われたセリエA第16節のジェノア戦で先発起用された。 試合はゴールレスドローに終わったものの、フランス代表DFテオ・エルナンデスの代わりに左サイドバックを務めたヒメネスは、積極的な上がりを再三披露。ポルトガル代表FWラファエル・レオンとの連携からチャンスも作った。 スペイン『Relevo』はジェノア戦前の12日、右サイドバック補強を望むバレンシアが、ローマのスペイン人DFブバ・サンガレ(17)らとともに、両サイドこなせるヒメネスを獲得候補に挙げていると報道。しかし、『カルチョメルカート』によると、セリエBへの降格を回避したい19位モンツァも、1月の獲得に興味を示しているという。 ジェノア戦で一気に評価を高めたヒメネス。ミランは2028年6月までの契約を結んでいるが、移籍元のマドリーも2026年夏までは買い戻しの権利を保持しているようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ヒメネスが再三の攻撃参加! ジェノア戦ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="rPxU4y1u7JM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.17 22:05 Tue
3

立場揺らぐテオ・エルナンデス、ミランは今冬売却の可能性も排除せず?

ミランはフランス代表DFテオ・エルナンデス(27)を売却する可能性があるようだ。 テオ・エルナンデスは2019年にレアル・マドリーからミランに加入すると、左サイドバックの主軸として活躍。これまで公式戦通算231試合31ゴール41アシストを記録し、2021-22シーズンのスクデット獲得にも尽力している。 今シーズンもセリエAで12試合2ゴール2アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)で6試合出場の成績を残すテオ・エルナンデス。一方で、ミランとの契約は2026年夏までとなり、残り2年を切っている中で去就が注目されていた。 そんな中で、イタリア『トゥットメルカート』によるとテオ・エルナンデス側が契約延長を望んでいる一方、クラブ側は売却する選択肢も除外していない模様。マンチェスター・ユナイテッドからの関心も噂されるフランス代表DFには500万ユーロ(約8億円)+ボーナスの新契約を提示しつつ、来年1月に売却する用意もあると伝えたという。 テオ・エルナンデスは先週末に行われたセリエA第16節のジェノア戦もベンチスタートになるなど、パウロ・フォンセカ監督との関係が不穏な状態。加えてファンからはその態度が疑問視されるなど立場は不安定となりつつあるが、果たして。 2024.12.18 13:10 Wed
4

ファン・バステン氏が古巣ミランに言及「イタリア人選手を積極的に登用すべきかもね」

元オランダ代表FWのマルコ・ファン・バステン氏が、古巣ミランに言及した。 80年代から90年代初頭にかけての欧州サッカーを彩ったスーパースター、マルコ・ファン・バステン氏。ケガによる30歳での引退決断からもうすぐ30年…氏は、今年60歳となった。 今回、古巣ミランの殿堂入りでサン・シーロを訪れたファン・バステン氏は、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで栄誉を祝福されつつ、現ミランに関する質問も。 “イタリア”への愛着も深いのか、イタリア代表も含めて憂慮している点を明かした。 「言うまでもなく、ミランとは素晴らしいクラブ。素晴らしいスタジアムとサポーターを有し、オランダに住む私は、いまだに朝起きて最初にミランの試合結果をチェックする」 「しかし、残念なことに、現在のミラノで主導権を握っているのはインテルだ。ミラニスタの心臓にはよくないね」 「もしかすると、ミランは『イタリア人』を積極的に登用すべきかもしれない。今のミランはイタリア人が少なく、イタリア代表が閉塞感を拭いきれない点とも繋がる。もっとイタリア人がいれば、空気が変わるかもしれないね」 “ミランとイタリア人選手”については先日、90年代に活躍したOBの元イタリア代表MFデメトリオ・アルベルティーニ氏も「ミランにはいま、イタリア人選手が少ない。私は帰属意識を大事にする」と寂しさを吐露している。 今回、ファン・バステン氏はミラン訪問でフトゥーロ所属の世代別イタリア代表FWフランチェスコ・カマルダ(16)と対面。カマルダにも期待を寄せる格好のコメントとなった。 2024.12.17 20:27 Tue
5

17歳MFリベラーリが先発デビューのミラン、好機仕留めきれずジェノアに痛いゴールレスドロー【セリエA】

ミランは15日、セリエA第16節でジェノアをホームに迎え、0-0で引き分けた。 前節アタランタに競り負けて5試合ぶりの敗戦を喫した7位ミラン(勝ち点22/1試合未消化)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグではツルヴェナ・ズヴェズダ相手に2-1で競り勝った。そのツルヴェナ戦のスタメンから5選手を変更。負傷したロフタス=チーク、モラタ、ムサらに代えてエイブラハムやチュクウェゼがスタメンとなり、トップチームデビューとなる17歳MFリベラーリがトップ下で先発を飾った。 14位ジェノア(勝ち点15)に対し、立ち上がりから押し込んだミランは9分、ボックス右に侵入したエメルソンが枠内シュートをマーク。 その後も攻勢のミランは23分、ヒメネスの左クロスをチュクウェゼがボレーで合わせる好機を演出。しかし前半半ば以降は攻めあぐね、ゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、モラタを投入したミランは開始1分、エメルソンのヘディングシュートでゴールに迫ったが、GKレアリのファインセーブに阻まれた。 しかしその後は前半半ば以降同様に攻めあぐねると、62分にリベラーリに代えてカマルダを投入。すると76分、ロングカウンターの流れからモラタに好機もボックス右から切り返して左足で放ったシュートは枠を捉えきれず。 さらに79分、ラインデルスのスルーパスに反応したボックス右のモラタだったが、放ったシュートはバーに直撃。最終盤にかけてミランは好機を作れずゴールレスでタイムアップとなり、ホームで勝ち点1獲得に留まった。 ミラン 0-0 ジェノア 2024.12.16 07:40 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly