パリ五輪決勝進出のU-23スペイン代表SB、アタランタ移籍が濃厚に!

2024.08.09 16:20 Fri
9日に五輪決勝臨むプビル
Getty Images
9日に五輪決勝臨むプビル
アタランタアルメリアのU-23スペイン代表DFマルク・プビル(21)の獲得に成功したようだ。

現在、U-23スペイン代表の一員としてパリ・オリンピック決勝進出を果たしているプビル。所属するアルメリアのセグンダ・ディビシオン降格により、今夏新天地を求める可能性が高いとみられていたなか、ここ最近ではローマ行きの可能性が取り沙汰されていた。

しかし、その新天地は同じイタリアでもローマではなくベルガモとなるようだ。
先日に元オランダ代表DFハンス・ハテブールをスタッド・レンヌに売却したアタランタは、右ウイングバックに元イタリア代表DFダビデ・ザッパコスタ、新加入のイングランド人DFベン・ゴッドフリーの2選手しか選択肢がなく、補強の必要性が伝えられていた。

移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によれば、ローマが具体的な交渉に発展していないなか、交渉を進めたアタランタはクラブ間で1600万ユーロ+アドオン400万ユーロの総額2000万ユーロ(約32億1000万円)、個人間では2029年までの5年契約で合意間近になっているという。
レバンテでプロキャリアをスタートしたプビルは190㎝の大型サイドバック。昨夏加入したアルメリアではヒザのケガでシーズン前半戦をほぼ棒に振ったなか、ラ・リーガ23試合に出場し、1ゴール3アシストを記録。チームはセグンダ降格となったが、個人としては安定したパフォーマンスで評価を高めた。

また、パリ五輪では4試合に出場。初戦のウズベキスタン戦では1ゴールも記録していた。

マルク・プビルの関連記事

今夏の移籍市場も残り期間が10日を切った中、サイドバックの補強に動いているバルセロナ。ただ、サウジアラビアとのマネーゲームには参戦できない。 バルセロナが今夏獲得を目指していたのは、昨シーズンはレンタル移籍でプレーしていたマンチェスター・シティのポルトガル代表DFジョアン・カンセロ(30)。昨シーズンは公式戦42 2024.08.22 22:55 Thu
アタランタがトリノのイタリア代表DFラウル・ベッラノーバ(24)の獲得に近づいているようだ。 今夏の移籍市場でウイングバックの補強を優先事項としてきたアタランタ。一時はアルメリアのU-23スペイン代表DFマルク・プビルの獲得を決定的なモノにしていたが、メディカルチェックでの問題によって土壇場で破談に。 これ 2024.08.21 22:28 Wed
U-23スペイン代表DFマルク・プビル(21)のアタランタ移籍が土壇場で破談に終わったようだ。イタリア『スカイ・スポルト』など複数メディアが報じている。 U-23スペイン代表の一員としてパリ・オリンピック優勝を成し遂げたプビル。その高揚感と共に新天地への移籍に向け、すぐさまベルガモへメディカルチェックに向かった。 2024.08.12 22:38 Mon
ローマがスタッド・レンヌのフランス人DFロレンツ・アシニョン(24)の獲得に動いているようだ。 今夏の移籍市場で右サイドバックの補強を目指すローマ。ただ、トップターゲットに定めていたトリノのイタリア代表DFラウル・ベッラノーバ、アルメリアのU-23スペイン代表DFマルク・プビルの獲得交渉は難航を極め、ダニエレ・デ 2024.08.11 16:45 Sun
ローマがアルメリアのU-23スペイン代表DFマルク・プビル(21)の獲得に動いている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。 デンマーク代表DFラスムス・クリステンセンの退団に加え、元オランダ代表DFリック・カルスドルプの放出も既定路線となっているローマ。 今夏の移籍市場ではイタリア代表DFラ 2024.08.05 16:40 Mon

アタランタの関連記事

アタランタは2日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節でシャフタールとのアウェイ戦に臨み、3-0で快勝した。 初戦のアーセナル戦をPK失敗があったなか、ゴールレスドローに終わったアタランタは、4日前のボローニャ戦では数的優位となったなか1-1の引き分けに持ち込んだ。そのアタランタはボローニャ戦のスタメ 2024.10.03 03:38 Thu
コモのセスク・ファブレガス監督が、セリエA初勝利を喜んだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 今シーズンからコモの監督に正式就任したセスク監督。セリエA初挑戦となるシーズンはここまで2分け2敗と未勝利が続いている中、24日に行われた第5節では強豪アタランタと対戦した。 試合は敵地で先制を許す苦しい展開 2024.09.25 11:40 Wed
アタランタ戦で殊勲の連続セーブを見せたアーセナルのスペイン代表GKダビド・ラヤが、そのビッグプレーの陰の立役者への感謝を語った。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。 アーセナルは19日、アウェイで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節でアタランタと対戦し、0-0のドローで試合を終 2024.09.20 09:00 Fri
アーセナルのミケル・アルテタ監督が、チームを救う圧巻の連続セーブを見せた守護神を称えた。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 アーセナルは19日、アウェイで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節でアタランタと対戦し、0-0のドローで試合を終えた。 ノースロンドン・ダービー、マ 2024.09.20 08:30 Fri
アタランタを率いるジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は、ドローという結果を悔やみながらも強豪アーセナル相手のチームパフォーマンスに手応えを得たようだ。イタリア『スカイ・スポルト』が伝えている。 アタランタは19日、ホームで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節でアーセナルと対戦し、0-0のドロー 2024.09.20 07:45 Fri

セリエAの関連記事

ユベントスは6日、セリエA第7節でカリアリをホームに迎え、1-1で引き分けた。 無観客試合となった前節ジェノア戦をヴラホビッチのドッピエッタで快勝とし、リーグ戦4試合ぶりの白星を掴んだ2位ユベントス(勝ち点12)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではライプツィヒ相手に負傷者と退場者を出す逆境の中、ヴ 2024.10.06 21:40 Sun
インテルのシモーネ・インザーギ監督が勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 セリエA前節のウディネーゼ戦を3-2で勝利し、チャンピオンズリーグ(CL)のツルヴェナ・ズヴェズダも快勝とミラノ・ダービーの敗戦から立ち直ったインテル。5日の第7節ではトリノをホームに迎え、数的優位のなかフランス代表FWマルクス・テ 2024.10.06 18:20 Sun
インテルは5日、セリエA第7節でトリノをホームに迎え、3-2で逃げ切った。 前節ウディネーゼ戦ではラウタロに待望の今季初弾が生まれてダービー敗戦からバウンスバックとした4位インテル(勝ち点11)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではツルヴェナ・ズヴェズダ相手にターンオーバーしつつ4発快勝とした。その 2024.10.06 05:41 Sun
フェイエノールトのメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネス(23)が夏の移籍市場の舞台裏を語った。 昨シーズンは公式戦26ゴールを記録し、今シーズンもここまで7試合4ゴールを奪っているヒメネス。日本代表FW上田綺世のライバルでもあるエースストライカーは、夏の移籍市場でのステップアップも取り沙汰された。 9月2 2024.10.05 21:52 Sat
ユベントスの元フランス代表MFポール・ポグバ(31)が声明を発表した。イギリス『BBC』が伝えた。 2023年8月20日のセリエA開幕節後にドーピング検査で陽性反応を示し、2月29日にイタリア反ドーピング採決期間より4年間の出場停止処分を下されていたポグバ。スポーツ仲裁裁判所(CAS)は不注意でテストステロンを接 2024.10.05 14:10 Sat

記事をさがす

マルク・プビルの人気記事ランキング

1

パリ五輪に臨むU-23スペイン代表が発表! ユーロ出場のフェルミン・ロペスやバエナが選出、OAは3名【パリ五輪】

11日、パリ・オリンピックに臨むU-23スペイン代表メンバーの背番号が決定した。 2大会連続12回目の出場となるスペイン。前回の東京オリンピックでは日本とも対戦し、決勝まで進出。U-24ブラジル代表に敗れて銀メダルに終わっていた。 1992年、自国開催となったバルセロナ・オリンピック以来の金メダルを目指すチーム。率いるのはサンティ・デニア監督だが、10日に本大会の18名とバックアップの4名を発表。背番号も決定した。 今回のメンバーには、ユーロ2024で決勝まで進んでいるスペイン代表のMFアレックス・バエナ(ビジャレアル)とFWフェルミン・ロペス(バルセロナ)がそのまま出場することとなる。 その他、17歳のDFパウ・クバルシ(バルセロナ)なども招集。また、オーバーエイジとしてFWセルヒオ・ゴメス(23/マンチェスター・シティ)、DFフアン・ミランダ(24/ボローニャ)、FWアベル・ルイス(24/ジローナ)の3名を招集している。 スペインはグループCに入り、ウズベキスタン代表、エジプト代表、ドミニカ共和国代表と対戦する。日本はグループDのため、共に勝ち上がれば対戦する可能性も出てくる。 <span class="paragraph-subtitle">◆U-23スペイン代表 パリ五輪メンバー18名</span> GK 1.アルナウ・テナス(パリ・サンジェルマン/フランス) 13.ジョアン・ガルシア(エスパニョール) DF 2.マルク・プビル(アルメリア) 3.フアン・ミランダ(ボローニャ/イタリア) 4.エリック・ガルシア(バルセロナ) 5.パウ・クバルシ(バルセロナ) 12.ジョン・パチェコ(レアル・ソシエダ) 15.ミゲル・グティエレス(ジローナ) MF 6.パブロ・バリオス(アトレティコ・マドリー) 8.ベニャト・トゥリエンテス(レアル・ソシエダ) 10.アレックス・バエナ(ビジャレアル) 14.アイマル・オロス(オサスナ) 15.アドリアン・ベルナベ(パルマ/イタリア) FW 7.ディエゴ・ロペス(バレンシア) 9.アベル・ルイス(ジローナ) 11.フェルミン・ロペス(バルセロナ) 17.セルヒオ・ゴメス(マンチェスター・シティ/イングランド) 18.サム・オモロディオン(アトレティコ・マドリー) ◆予備登録メンバー GK 22.アレハンドロ・イトゥルベ(アトレティコ・マドリー) DF 20.フアンル・サンチェス(セビージャ) 19.クリスティアン・モスケラ(バレンシア) FW 21.セルヒオ・カメージョ(ラージョ・バジェカーノ) 2024.07.12 12:00 Fri
2

右SB補強難航のローマ、レンヌのフランス人DF獲得に本腰か

ローマがスタッド・レンヌのフランス人DFロレンツ・アシニョン(24)の獲得に動いているようだ。 今夏の移籍市場で右サイドバックの補強を目指すローマ。ただ、トップターゲットに定めていたトリノのイタリア代表DFラウル・ベッラノーバ、アルメリアのU-23スペイン代表DFマルク・プビルの獲得交渉は難航を極め、ダニエレ・デ・ロッシ監督ら首脳陣は異なるターゲット獲得に本腰を入れている。 イタリア『コリエレ・デッラ・セーラ』によると、クラブは以前からターゲットの一人に定めていたアシニョンとの交渉を本格化させているという。 すでに個人間では大筋合意に至っているなか、クラブ間では買い取りオプション付きのレンタルでの交渉を進めているという。レンヌは移籍自体は受け入れる意思を示しているが、1200万ユーロ(約19億2000万円)程度の買い取り義務を要求。その条件をジャッロロッシが受け入れるか、否かが交渉成立へ重要なポイントとなっている。 レンヌの下部組織出身のアシニョンは2021年8月にファーストチームデビュー。以降、レンヌでは公式戦64試合に出場している。今年2月にはプレミアリーグのバーンリーに半年間のレンタル移籍で加入し、15試合1ゴール2アシストの数字を残していた。 181cmの右サイドバックは守備面に課題があるものの、豊かなスピードを活かした推進力のあるプレーでサイドアタックに厚みを加え、ビルドアップにも絡める攻撃面に多くの特長を持ったプレーヤーだ。 2024.08.11 16:45 Sun
3

サイドバックが欲しいバルセロナ、パリ五輪金メダリストがターゲットか? 今夏アタランタ移籍がメディカルチェックで破談に

今夏の移籍市場も残り期間が10日を切った中、サイドバックの補強に動いているバルセロナ。ただ、サウジアラビアとのマネーゲームには参戦できない。 バルセロナが今夏獲得を目指していたのは、昨シーズンはレンタル移籍でプレーしていたマンチェスター・シティのポルトガル代表DFジョアン・カンセロ(30)。昨シーズンは公式戦42試合で4ゴール5アシストと主力として活躍していた。 ハンジ・フリック監督はカンセロを完全移籍させたい思いがあったが、サウジアラビアのアル・ヒラルが獲得に動いており、シティに4000万ユーロ(約65億円)の移籍金を支払い、カンセロには3年契約と7000万ユーロ(約113億9000万円)のサラリーを提示すると見られている。 当然、財政難が続くバルセロナが敵うはずもなく、カンセロの移籍実現の可否に関わらず、この競争からは撤退せざるを得ない状況となった。 それでもサイドバックが必要なバルセロナは、パリ・オリンピックで金メダルを獲得したU-23スペイン代表DFマルク・プビル(21)をターゲットにしているという。 アルメリアでプレーするプビルは、エスパニョールやヒムなスティック・マンレサ、レバンテの下部組織で育ち、2022年7月にレバンテでファーストチームに昇格。2023年8月にアルメリアへと完全移籍した。これまで、ラ・リーガでは34試合で1ゴール4アシストを記録。パリ・オリンピックでも5試合で1ゴールを記録して金メダル獲得に貢献したが、チームはセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)に降格している。 プビルにはアタランタが関心を寄せており、総額2000万ユーロ(約32億5000万円)の移籍金で合意。しかし、ヒザのケガによりメディカルチェックで合格できずに破談となっていた。 アルメリアもまた財政難に苦しんでおり、プビルの売却は願ってもない収入源に。バルセロナはフランス代表DFジュール・クンデを右サイドバックで考えており、それを解消するためにもプビルの獲得を望んでいるとのこと。ただ、アタランタの提示したベースの1500万ユーロ(約24億4000万円)は到底出せない金額であり、買い取りオプション付きのレンタル移籍など別の案を考えているようだ。 2024.08.22 22:55 Thu
4

パリ五輪金メダルの右SBにアクシデント…アタランタ移籍が土壇場で破談

U-23スペイン代表DFマルク・プビル(21)のアタランタ移籍が土壇場で破談に終わったようだ。イタリア『スカイ・スポルト』など複数メディアが報じている。 U-23スペイン代表の一員としてパリ・オリンピック優勝を成し遂げたプビル。その高揚感と共に新天地への移籍に向け、すぐさまベルガモへメディカルチェックに向かった。 しかし、報道によると、詳細は不明なもののメディカルチェックで問題が発生したようで、アタランタはクラブ間で合意していた1600万ユーロ+アドオン400万ユーロの総額2000万ユーロ(約32億1000万円)の契約を破棄することを、保有元のアルメリアに通知したようだ。 そして、クラブはすでにノッティンガム・フォレストのウェールズ代表DFネコ・ウィリアムズ、フラメンゴのブラジル人DFウェズレイといった別のターゲットへの獲得の動きを進めているようだ。 なお、アルメリアは財政問題を抱え、現スカッドで最も高額な移籍金を得られる右サイドバックの売却を考慮。プビル自身もステップアップを希望しており、以前に交渉を行っていたローマなど異なるクラブとの交渉を行う可能性は高いようだ。 2024.08.12 22:38 Mon

アタランタの人気記事ランキング

1

シャフタールに3発快勝のアタランタが初勝利【CL】

アタランタは2日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節でシャフタールとのアウェイ戦に臨み、3-0で快勝した。 初戦のアーセナル戦をPK失敗があったなか、ゴールレスドローに終わったアタランタは、4日前のボローニャ戦では数的優位となったなか1-1の引き分けに持ち込んだ。そのアタランタはボローニャ戦のスタメンからブレシャニーニとルッジェーリに代えてサマルジッチとザッパコスタを起用した。 初戦のボローニャ戦をゴールレスドローで終えたシャフタールに対し、最前線にデ・ケテラエル、2シャドーにルックマンとサマルジッチを据えたアタランタが時間の経過とともに押し込む展開としていく。 すると21分、FKの流れからルーズボールに反応したディムスティがボレーを蹴り込んでアタランタが先制した。 ハーフタイムにかけてもアタランタが流れを引き寄せると、36分にルックマンがポスト直撃のボレーを、39分にデ・ケテラエルがゴール至近距離からダイビングヘッドで追加点に迫ると、44分に2点目を奪いきる。ボックス左のコラシナツの折り返しをルックマンが合わせた。 アタランタが2点をリードして迎えた後半、開始2分にコノプリアに決定機を許すもシュートミスに助けられると、1分後に3点目。左サイドからのザッパコスタのクロスをファーサイドのベッラノーバがヘッドで押し込んだ。 余裕のアタランタは60分、ルックマンとデ・ケテラエルに代えてレテギとザニオーロを投入。66分にはザニオーロがミドルで牽制したなか、終盤にかけても主導権を握ったアタランタが3-0で快勝。1勝1分けスタートとした。 シャフタール 0-3 アタランタ 【アタランタ】 ベラト・ディムスティ(前21) アデモラ・ルックマン(前44) ラウル・ベッラノーバ(後3) 2024.10.03 03:38 Thu
2

【CLリーグフェーズ第1節プレビュー③】南野が絶好調バルサに挑む! シティ戦控えるアーセナルはEL王者とのタフなアウェイ戦

チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズが9月17日に開幕。ここでは開幕節3日目の19日に開催されるカードの展望を紹介していく。 2024-25シーズンからレギュレーションが変更となり、32チーム制から36チーム制に変更され、グループステージが廃止。代わってリーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで4試合ずつ、8チームとの対戦を行う。36チームは全チームが同じ順位表で争い、上位8チームがラウンド16に進出。9位から24位までがプレーオフを戦い、勝者がラウンド16に進むこととになる。 ◆リーグフェーズ第1節③ ▽9/19(木) 《25:45》 フェイエノールト vs レバークーゼン ツルヴェナ・ズヴェズダ vs ベンフィカ 《28:00》 モナコ vs バルセロナ アタランタ vs アーセナル アトレティコ・マドリー vs ライプツィヒ ブレスト vs シュトゥルム・グラーツ ◆南野が絶好調のバルサに挑む <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240918_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> FW南野拓実を擁するモナコは開幕前のジョアン・ガンペールカップで対戦したばかりのバルセロナと対戦する。 今夏の移籍市場ではFWベン・イェデルやDFマリパンらベテランに加え、MFフォファナらがチームを離れた中、MFラミーヌ・カマラやDFマウィサ、FWイレニーエナら若手を中心に補強を行い、世代交代に踏み切ったモナコ。[4-2-3-1]への布陣変更も施し、開幕からは3勝1分けと好調を維持。とりわけ、4試合1失点の守備の安定感が際立つ。そんななかで南野は負傷明けの司令塔ゴロビンに代わって中盤と前線のリンクマンを担い、攻守両面でチームを牽引。直近のオセール戦では日本代表帰りのコンディションを考慮され短いプレー時間にとどまっており、良い状態で今季CL初戦に臨めるはずだ。ボールを持たれる展開の中で守備では2センターバック、2セントラルMFに制限をかけながら攻撃では相手のハイラインに対して2列目からの飛び出しを意識して決定的な仕事に絡みたい。 対するバルセロナはハンジ・フリック新体制でラ・リーガ開幕5連勝と絶好調だ。引き続き財政問題を抱える中、高年俸のベテラン選手を放出し、MFダニ・オルモの獲得に逸材揃いのカンテラーノを抜擢しながらシーズンをスタート。開幕直後はFWレヴァンドフスキの決定力やFWラミン・ヤマルの個人技に依存傾向が見受けられたが、試合を経るごとにチームパフォーマンスを上げている。ここにきてオルモやMFフェルミン・ロペスら負傷者が出ているが、その穴を埋めるべく血気盛んなカンテラーノが台頭の気配を示しておりチーム状態も良好だ。 前述のジョアン・ガンペール杯は多くの主力を欠いたバルセロナ相手にモナコが3-0の完勝を収めているが、今回のリターンマッチでは本気のバルセロナが優位に試合を進めることになるはずだ。また、開幕から懸念されるスタッド・ルイ・ドゥの芝が改善され、両チームが力を発揮できることを期待したい。 ◆週末に大一番控えるアーセナルはEL王者と激突 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240918_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今週末にマンチェスター・シティとのプレミアリーグ頂上決戦を控えるアーセナルは敵地ベルガモでヨーロッパリーグ王者のアタランタと対戦する。 退場者を出した第3節のブライトン戦こそ1-1で引き分けたものの、直近のノースロンドン・ダービーではMFライス、MFウーデゴールら中盤の要が不在となった中、DFガブリエウがセットプレーで奪った虎の子の1点を持ち味の堅守で守り切るなど3つの完封勝利で3勝1分けの4戦無敗と好スタートを切ったアーセナル。今シーズンはリーグ戦同様にCLの舞台でもさらなる躍進が期待される。 消耗戦を強いられたトッテナム戦から中3日で行われる今回のアタランタ戦を挟み、週末には中2日で同じくアウェイでのシティ戦を戦うため、アルテタ監督としてはターンオーバーを含めたチームマネジメントが試されるところだ。ウーデゴールの戦線離脱が明かされた一方、軽傷を抱えるDFカラフィオーリとFWサカの2選手は起用可能となったが、昨季ELではリバプールも屈した相手のハイインテンシティのスタイルに対して、結果と共に離脱者を出さずに週末の大一番を迎えることはできるか。なお、DF冨安健洋は引き続き欠場となる。 一方、MFコープマイネルスの移籍にFWスカマッカ、DFスカルヴィーニの戦線離脱とセンターラインの離脱者の影響でパフォーマンスの安定を欠くアタランタだが、2度のビハインドを撥ね返した直近のフィオレンティーナ戦をしぶとく制するなど、ここからの上昇気配を色濃く見せる。ここに来てFWレテギやDFベッラノーバ、MFブレシャニーニら新戦力も力を発揮しており、圧倒的なホームアドバンテージを活かしながら重要なリーグ連戦を挟む強豪相手に好勝負が期待できそうだ。マンツーマンで真っ向勝負を挑む中、サカとの対峙がDFルッジェーリやDFディムスティ、強力守備陣と対峙するレテギやFWデ・ケテラエルらのパフォーマンスが勝敗のカギを握る。 ◆レバークーゼンにアトレティコ登場 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240918_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨シーズンの国内無敗での2冠にEL準優勝を果たしたシャビ・アロンソ率いるレバークーゼンは、今大会の注目クラブのひとつ。そのブンデスリーガ王者は、FW上田綺世を擁するフェイエノールトと初戦を戦う。 主力の流出を最低限にとどめた上、MFアレイシ・ガルシアやDFムキエレ、FWテリエら実力者を補強して選手層に厚みを増したチームだが、今季開幕3戦目でRBライプツィヒに2シーズンぶりのブンデスリーガ黒星を喫するなど調子はいまひとつ。引き続きMFヴィルツを中心とする攻撃の破壊力は絶大も、CLの舞台では開幕から失点が目立つ守備面の改善が重要となる。とはいえ、この初戦では開幕から不調の相手に主導権を握れる可能性が高く、4-1で快勝した直近のホッフェンハイム戦のように敵地でアグレッシブな戦いを見せたい。 一方、フェイエノールトはリバプールに引き抜かれたスロット監督の後任にプリスケ監督を招へいした中、ここまで1勝3分けと微妙な滑り出しに。主砲サンティアゴ・ヒメネス、DFハンツコの慰留に成功した一方、DFヘールトライダとMFヴァイファーのオランダ代表コンビの穴埋めは一筋縄ではいかない。攻守両面で課題を残す中で難敵相手の初戦では今後に繋がるパフォーマンスを見せたい。なお、開幕から公式戦5試合連続途中出場の上田は2ゴールを挙げたバーレーン戦の活躍を追い風に途中出場から今季初ゴールを狙っていきたい。 積極補強を敢行した昨季CLベスト8のアトレティコ・マドリーは難敵ライプツィヒとのCL開幕戦に臨む。開幕からややパフォーマンスに波はあるものの、リーグ5試合中4試合でクリーンシートを記録し、3勝2分けの無敗を維持するシメオネのチーム。直近のバレンシア戦では開幕節で早々にゴールを記録したFWセルロートに続き、MFギャラガー、FWアルバレスが待望の初ゴールを記録。クラブと代表で不調が囁かれたエースFWグリーズマンにもゴールが生まれ、最高の状態でホーム開催のCL初戦を迎えた。 対するライプツィヒは直近のウニオン・ベルリン戦を0-0のドローで終えたが、王者レバークーゼンを撃破するなど、こちらも開幕から公式戦3勝1分けと好調を維持。難所メトロポリターノでタフな戦いを強いられることは間違いないが、新10番シャビ・シモンズにFWシェシュコ、FWオペンダの強力ストライカー陣の活躍で堅守攻略を期待したい。 その他では開幕数試合でシュミット監督を解任し、ブルーノ・ラージを呼び戻した再建途中のベンフィカ、昨季リーグ・アンで大躍進したスタッド・ブレストの初陣にも注目だ。 ◆リーグフェーズ第1節 日程・結果 ▽9/17(火) ヤング・ボーイズ 0-3 アストン・ビラ ユベントス 3-1 PSV ミラン 1-3 リバプール バイエルン 9-2 ディナモ・ザグレブ レアル・マドリー 3-1 シュツットガルト スポルティングCP 2-0 リール ▽9/18(水) スパルタ・プラハ 3-0 ザルツブルク ボローニャ 0-0 シャフタール・ドネツク セルティック 5-1 スロバン・ブラチスラヴァ クラブ・ブルージュ 0-3 ドルトムント マンチェスター・シティ 0-0 インテル パリ・サンジェルマン 1-0 ジローナ 2024.09.19 19:00 Thu
3

アタランタがレバークーゼンDFコスヌをレンタルで獲得、契約には買取OPも付随

アタランタは28日、レバークーゼンからコートジボワール代表DFオディロン・コスヌ(23)をレンタルで獲得すると発表した。 契約形態は1年間のレンタル移籍となり、買い取りオプションも付随。買い取り金額は明らかにされていないが、複数メディアによると2500万ユーロ(約40億円)前後と報じられている。 コスヌはスウェーデンのハンマルビーIFでプロキャリアをスタートさせると、クラブ・ブルージュを経て2021年夏にレバークーゼンへ加入。191cmの高さを備えたセンターバックとして、ファーストチームに定着した。 これまでレバークーゼンでは公式戦通算102試合に出場。昨シーズンも絶対的な主軸となるまでには至らずも、ブンデスリーガで22試合、ヨーロッパリーグ(EL)で8試合、DFBポカールで4試合に出場しており、チームの2冠達成に貢献していた。 一方で、今シーズンはDFLスーパーカップ、ブンデスリーガ開幕戦のいずれもベンチスタートとなり、試合出場はなし。今夏の移籍市場では去就が注目されていた。 2024.08.29 09:20 Thu
4

「キャリア最高のセーブ」アルテタ監督が勝ち点1をもたらした守護神ラヤを称える…「今季は並外れた活躍を見せている」

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、チームを救う圧巻の連続セーブを見せた守護神を称えた。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 アーセナルは19日、アウェイで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節でアタランタと対戦し、0-0のドローで試合を終えた。 ノースロンドン・ダービー、マンチェスター・シティとの大一番という2つのビッグマッチに挟まれた中で行われた、昨シーズンのヨーロッパリーグ王者とのアウェイゲーム。 立ち上がりはFWブカヨ・サカの直接FK、そのこぼれに反応したMFトーマス・パルティのシュートで続けざまの決定機を作るなど、まずまずの入りを見せたアーセナル。しかし、時間の経過と共に相手のハイインテンシティのプレー、とりわけ強烈なマンツーマン守備に苦戦。前半は最低限のゴールレスで折り返すも、後半立ち上がりにはMFエデルソンの仕掛けに対応したトーマスがボックス内でファウルを犯してPK献上。 絶体絶命のピンチを迎えたが、キッカーのFWマテオ・レテギが左を狙って蹴ったシュートをGKダビド・ラヤが完璧な読みでストップ。さらに、こぼれ球に詰めたレテギのヘディングシュートも素早いリカバリーを見せた守護神が驚異的なセーブで阻み、事なきを得た。 ただ、メンバーを入れ替えた後半半ば以降も流れを引き戻すことはできず、敵地から勝ち点1を持ち帰るにとどまった。 同試合後、アルテタ監督は前半の入りこそ悪くなかったものの、試合を通してアタランタのアグレッシブな戦いに苦戦したと敵地での一戦を振り返った。 「試合の立ち上がりは良かったと思う。最初の25分間は相手のアプローチを非常にうまく読み取れた。チャンスをあまり作らせずに、正しいエリアで正しい意図を持ってプレーできた」 「その後はボールの扱いが非常に不安定で、試合をコントロールできなくなった。マンツーマンのチームに対して、イージーに何度もボールを失ってしまった。不用意にスペースができて、バックラインに同数のプレーヤーがいたり、オーバーロードしたり、トランジションの瞬間に置き去りにされる可能性があった。守備で苦しむことはなかったが、それが現実だ。そして、その瞬間に、私はダビドのキャリア最高のセーブを2回も見た」 「その後、試合は最初の25分間と同じように続いた。我々は非常に不安定だった。ボールを持っている瞬間はあったが、支配したり脅威になることはなかった。マルティネッリに試合に勝つ大きなチャンスがあったが、残念ながらそれを活かすことができなかった。したがって、改善すべき点はたくさんある」 また、指揮官自ら「キャリア最高の2つのセーブ」と絶賛した殊勲のラヤに関して、GKアーロン・ラムズデールの移籍の影響や現時点で世界最高のGKと考えているかとの質問に対して明言は避けたものの、今シーズンここまで傑出したパフォーマンスを見せてくれているとその貢献度の高さを認めている。 「確かに昨年はすでに非常に印象的だった。今シーズンの彼は並外れた活躍を見せた。アストン・ビラ戦と今日のセーブは、我々を試合に引き留めた。このレベルのゴールキーパーにはそれが必要だ。彼が今、その調子でいてくれて本当に嬉しい」 「(現時点で世界最高のGKか?)他のゴールキーパーを見たことはないが、現時点で彼が我々にとって並外れた活躍を見せていることは確かだ」 敵将のジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が「引き分けで満足しているように見えた」と試合後に語るなど、後半終盤のアーセナルは割り切って勝ち点1を持ち帰る選択をしたようにも見えた。 その点についてアルテタ監督は「チームに伝えたいメッセージではない」と心から望んだものではなかったものの、「チームは必要な規律を少し失いかけていたが、昨年よりも成熟した姿を見せた。今夜は勝つ方法がわからず、だからこそ負けないように戦った」と苦しい状況の中で最低限の結果を持ち帰ったチームの成長を評価している。 2024.09.20 08:30 Fri
5

ホームでマルセイユに3発完勝のアタランタが初の決勝へ駒を進める!【EL】

ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグのアタランタvsマルセイユが9日にアトレティ・アズーリ・ディターリアで行われ、3-0でアタランタが勝利。2戦合計スコア4-1で勝利したアタランタが決勝へ駒を進めた。 先週行われた1stレグでは、互いに譲らず1-1の引き分けに持ち込んでいた一戦。 クラブ史上初の決勝進出を目指すアタランタは、逆転勝利を飾った直近のサレルニターナ戦からスタメンを5人変更。ミランチュクやマリオ・パシャリッチ、GKカルネセッキらに代えてデ・ケテラエル、コープマイネルス、GKムッソらをスタメンで起用した。 対するマルセイユは、リーグ側の配慮によって先週末のスタッド・ランス戦が延期されており、6季ぶりの決勝進出へオーバメヤンやヴェレトゥ、クラウスら現状のベストメンバーで試合に臨んだ。 立ち上がりから主導権争いが続く中、アタランタは6分に最初の決定機を創出する。ドリブルで持ち上がったコープマイネルスがボックス内で倒されると、このこぼれ球を拾ったデ・ケテラエルがボックス左に流れながら飛び出したGKをかわしシュート。しかし、このシュートは左ポストに弾かれた。 以降は一進一退の攻防が続くなか、フィオレンティーナは24分にセットプレーの流れから立て続けに決定機を作る。右CKのこぼれ球をゴール前で反応したスカマッカが右足アウトサイドでシュートを放ったが、これがクロスバーを直撃。さらにこのセカンドボールをデ・ケテラエルがヘディングで合わせたが、シュートはGKパウ・ロペスの好セーブに阻まれた。 徐々に主導権を握り始めたアタランタは30分、デ・ケテラエルのパスをバイタエルエリア左で受けたルックマンがペナルティアーク左まで切り込み、シュート。ジゴにディフレクトしたボールがゴール右隅に吸い込まれた。 先制点で勢いづくアタランタは、36分にもスカマッカのパスをボックス右で受けたデ・ケテラエルが縦への仕掛けからシュートを放ったが、これはGKパウ・ロペスの好セーブに防がれた。 1-0で迎えた後半、先にチャンスを作ったのは1点ビハインドのマルセイユ。50分、ムベンバのパスを右サイドで受けたクラウスがワンタッチで相手DFの裏へパスを送ると、ディムスティの裏を突いたエンディアイエに決定機を迎えたが、飛び出したGKの上を越すループシュートはゴール右に外れた ピンチを凌いだアタランタは52分、敵陣左サイドでクリアボールを拾ったルッジェーリがルックマンとのパス交換でボックス左から侵入すると、カットインから右足一閃。強烈なシュートがゴール右上に突き刺さった。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、拮抗した展開が続く。するとアタランタは、試合終了間際に試合を決定づける3点目を奪う。95分、コンドグビアの軽率なミスパスを左サイドでカットしたE・トゥーレがドリブルでボックス左から侵入すると、そのままゴール右隅にシュートを流し込んだ。 直後に試合終了のホイッスル。ホームで3-0と完勝したアタランタが、2戦合計スコア4-1でマルセイユを下し、クラブ初となるEL決勝へ駒を進めた。 2024.05.10 06:00 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly