セリエA帰還の可能性もあるジョルジーニョ、代理人は「ラツィオやユベントスが彼に合うと思うが…」

2024.02.29 12:40 Thu
MFジョルジーニョは今夏にセリエA帰還へ?
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MFジョルジーニョは今夏にセリエA帰還へ?
アーセナルのイタリア代表MFジョルジーニョ(32)の代理人であるジョアン・サントス氏は、選手がセリエA復帰に向かっていることを示唆した。『フットボール・イタリア』が伝えている。

ナポリやチェルシーで活躍してきたジョルジーニョは、2023年1月にアーセナルへ完全移籍で加入。チームの絶対的な主軸とまではならずとも、要所要所で存在感を示しており、今シーズンも公式戦25試合に出場している。
一方で、アーセナルとの契約は2024年6月で満了となり、クラブは延長オプションを保有するも行使するかは不透明に。こうした事情もあり、セリエA復帰の可能性もあるとこれまで複数メディアで報じられてきた。

そんな中で、『TvPlay』のインタビューに応じたジョアン・サントス氏は、セリエAのローマを除くビッグクラブに移籍する可能性はあると明言しており、今後そのいずれかと交渉を進めることを示唆している。

「彼の特徴を熟知しているサッリ監督の存在を考えると、ラツィオはより合うクラブになるだろう。だが、ナポリで何年も一緒に過ごしたクリスティアーノ・ジュントーリのような偉大なディレクターがいるユベントスも合うと思う」
「私としては、以前サッリ監督の下で働いていたカルツォーナ新監督のいるナポリに戻る選択肢も排除したくない。一方で、ローマはないと思う。彼らとこれまで接触したことはないからね。そして彼らの強さや伝統を考えれば、ミランインテルでプレーしたくない人はいないだろう」

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イタリア代表最終メンバー発表、プロベデルやオルソリーニが外れる【ユーロ2024】

イタリアサッカー連盟(FIGC)は6日、ユーロ2024に臨むイタリア代表メンバー26名を発表した。 先月23日に候補メンバー30名を発表していたルチアーノ・スパレッティ監督だが、負傷によりDFフランチェスコ・アチェルビ(インテル)、DFジョルジョ・スカルヴィーニ(アタランタ)が既に外れていた。 そして今回、GKイバン・プロベデル(ラツィオ)、MFサムエレ・リッチ(トリノ)、FWリッカルド・オルソリーニ(ボローニャ)の3選手が外れた。一方でアチェルビ、スカルヴィーニの離脱によって追加招集されていたDFフェデリコ・ガッティ(ユベントス)は最終メンバーに残っている。 イタリアは9日にユーロ本大会前最後のテストマッチとなるボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦を戦い、15日にユーロ初戦のアルバニア代表戦に臨む。発表されたイタリア代表最終メンバーは以下の通り。 ◆イタリア代表メンバー26名 GK ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/フランス) アレックス・メレト(ナポリ) グリエルモ・ヴィカーリオ(トッテナム/イングランド) DF リッカルド・カラフィオーリ(ボローニャ) ラウル・ベッラノーバ(トリノ) アレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ) ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ) アンドレア・カンビアーゾ(ユベントス) フェデリコ・ガッティ(ユベントス) ジャンルカ・マンチーニ(ローマ) アレッサンドロ・バストーニ(インテル) マッテオ・ダルミアン(インテル) フェデリコ・ディマルコ(インテル) MF マイケル・フォロルンショ(エラス・ヴェローナ) ロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ) ブライアン・クリスタンテ(ローマ) ニコロ・ファジョーリ(ユベントス) ダビデ・フラッテージ(インテル) ニコロ・バレッラ(インテル) ジョルジーニョ(アーセナル/イングランド) FW フェデリコ・キエーザ(ユベントス) ステファン・エル・シャーラウィ(ローマ) ジャコモ・ラスパドーリ(ナポリ) マテオ・レテギ(ジェノア) マッティア・ザッカーニ(ラツィオ) ジャンルカ・スカマッカ(アタランタ) 2024.06.07 06:30 Fri

32歳ジョルジーニョの来季イタリア復帰はある?ない? 代理人が私見「ユベントスは彼のようなMFを…」

イタリア代表MFジョルジーニョ(32)の代理人が、クライアントの去就について口を開いた。『フットボール・イタリア』が伝えている。 チェルシーで欧州王者も経験した32歳ジョルジーニョ。半ば追い出されるような形でアーセナルに来て1年と少し、絶対的な主力ではないが、味わい深いバイプレーヤーとしてアルテタ・ガナーズに不可欠な存在となっている。 しかし、1年間の延長オプションがあるとはいえ、契約は今季限り。今年で33歳という年齢もあってか、ここ最近、イタリア復帰も噂されるようになっており、水面下でユベントスと代理人が協議していることも判明しているのだ。 その代理人、ジョアン・サントス氏が16日、『TV Play』の取材に応じ、ジョルジーニョのイタリア復帰の可能性について言及。あっさりとこれに否定的な見解を披露した。 「私見だけど、ユベントスはジョルジーニョのようなミッドフィールダーをそこまで必要としていない印象だ。もっと前のめりになるなら、その時はクリスティアーノ・ジュントリ(SD)が私に連絡してくると思うね」 また、ユベントスと共に噂が上がるフィオレンティーナについては、そもそも連絡を取り合っていないと語った。 「まず第一に、彼らが本当にジョルジーニョに興味があるのかわからない。最近は野心もあるクラブになったし、チャンピオンズリーグ(CL)も目指しているようで、この点は魅力的だが、電話は来ていないよ」 現在アーセナルと契約延長交渉中のジョルジーニョおよびサントス氏。どうやら少なくとも来季はノースロンドンにとどまりそうだ。 2024.04.17 12:10 Wed

ジョルジーニョはアーセナルと契約延長交渉中も今夏のイタリア復帰を排除せず

アーセナルのイタリア代表MFジョルジーニョ(32)がさまざまな選択肢を検討中だ。 昨季途中にチェルシーからアーセナルへ加入し、32歳にしてチーム最年長のジョルジーニョ。序列が高くなくてもアルテタ・ガナーズに不可欠な戦力である、当代屈指のレジスタだ。 だが、1年間の延長オプションがあるとはいえ、契約は今季限り。イタリア『トゥットスポルト』によると、代理人がアーセナルと新契約を交渉中だそうだが、同時にイタリア復帰も検討中…セリエAのクラブと連絡を取り合っているという。 “セリエAクラブ”のひとつはユベントス。シーズン佳境にきて先発起用も多いジョルジーニョだが、イタリア復帰が常に頭の片隅にあるようだ。 2024.04.13 21:25 Sat

チェルシー時代からの信頼関係…ハヴァーツが“師匠”ジョルジーニョを語る「加入は彼の意見を聞いてから」

アーセナルのドイツ代表MFカイ・ハヴァーツが、チェルシー時代からのチームメイトについて語る。 今季チェルシーから加入のハヴァーツ。最近は最前線でのプレーも定着し、2月中旬から3月頭にかけてはプレミア4試合連続ゴールも記録した。20年ぶり王座へ挑むガナーズの中心選手だ。 そんなハヴァーツ、自身より半年先にチェルシーからアーセナル入りしたイタリア代表MFジョルジーニョとは仲も良く、信頼関係が厚いようで、この度クラブ公式サイトのインタビューでその関係性について語った。 「加入初日から僕を助けてくれたのは彼(ジョルジーニョ)だよ。彼は、これまで経験したことのないプレー選択や、いち選手としてピッチでより良い存在になれる方法を僕に伝授してくれる」 「いつも色んな場面で手助けしてくれるのがとても嬉しいし、僕だけじゃなく選手みんなを成長させたいと思っているのが彼だ。彼の存在を特別なものにしているよね」 「僕の知らない景色をたくさん教えてくれる…こんなコーチは初めてだ」 ジョルジーニョを“師匠”として崇めるハヴァーツ。自身のアーセナル加入はやはりジョルジーニョに相談したといい、その関係性は、チェルシー時代よりも濃くなったと言う。 「以前からよく話していたし、勿論チェルシーで一緒にプレーした。だから、よく知っている彼から『アーセナルってどんなところ?』を聞いてみたかったんだ」 「彼はすでにアーセナルで半年を過ごし、選手やコーチと良好な関係を築いていたみたいだから、僕自身の決断は容易になった。(自身の交渉過程で)コーチ陣とも話したけど、結局アーセナル加入を決めたのは、彼の意見を聞いた直後だ」 アーセナル加入の決め手はジョルジーニョ。そんな信頼関係がある両者だからこそなのか、ピッチでの意思疎通にも絶対の自信があるようだ。 「ピッチで僕から彼を見ても、彼から僕を見ても、お互いに次のプレー選択は言葉がなくても理解できている。彼は僕が一緒にプレーしてきたなかで最高の選手の1人。彼の脳内にあるアイデア全てを僕は知っているしね」 ゲーム主将も担ったチェルシー時代から一転、アーセナルではさほど序列が高くないジョルジーニョだが、32歳にしてDFセドリック・ソアレスとともにチーム最年長であり、ハヴァーツを含めた“後輩”たちからの信頼はバッチリだ。 ハヴァーツはジョルジーニョについて、こんな言葉で締め括った。 「人々はゴールやアシストに貢献した選手ばかりを褒め称えるが、彼は僕たち全員を後方から支える精神を持った選手。それはピッチにリズムを与える。何年か前はバロンドールで3位だったね。それが何よりの偉大な選手の証だ」 2024.04.06 13:25 Sat

「なぜノーと言うのか?」ジョルジーニョの代理人がイタリア復帰に言及、アーセナルとの契約は今季限り「話し合うつもり」

アーセナルのイタリア代表Mジョルジーニョ(32)だが、今シーズン限りで退団しイタリアに戻る可能性があるようだ。 ジョルジーニョは2023年1月にチェルシーから完全移籍で加入。昨シーズンは多くの出番はなく、途中出場などがメインだった。 今シーズンもシーズン当初は出番が限られていたが、このところは重要な役割を担い先発出場も増えることに。ベスト8に進出しているチャンピオンズリーグ(CL)でも出番をもらうなど、公式戦28試合で1ゴール1アシストを記録している。 ジョルジーニョの契約は今シーズン終了までとなっており、予てから去就が注目を集めており、アーセナルとの契約延長に関してはシーズン終了を待って行われることになるという。 一方で、代理人を務めるジョアン・サントス氏はイタリア『TuttoMercatoWeb』でジョルジーニョの状況について言及。何も決まっておらず、アーセナルと話をするとしながらも、退団する可能性があることを示唆した。 「今日現在、彼らはプレミアリーグをリードするチームであり、絶対的に重要な立場にある。彼らはチャンピオンズリーグでバイエルンと対戦しており、今シーズンの終わりまで多くの感情が渦巻くだろう」 「ジョルジーニョはガナーズとの契約が切れるが、調子は良いので彼らと話し合うつもりだ。彼らが来シーズンから彼を必要とするかどうか見てみるつもりだ」 「サッカーではいつもこんなことだ。ジョルジーニョは生涯ずっとイタリアでプレーしており、彼はイタリアがとても好きだ。なぜノーと言うのか?」 かつてはエラス・ヴェローナやナポリでプレー。その活躍が認められイタリア代表としても活躍中。再びイタリアに活躍の場を求めることになるのか、夏の動きに注目が集まる。 2024.03.28 11:50 Thu

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ミランがザークツィー争奪戦を一歩リード? アーセナル&ユナイテッドの関心よそに個人合意か

ミランがボローニャのオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)の獲得を進めているようだ。 フランス代表FWオリヴィエ・ジルーが退団し、ストライカーの獲得を目指しているミラン。今シーズン躍進を遂げたボローニャで、公式戦37試合12ゴール7アシストと本格開花の兆しを見せたザークツィーが有力候補となっている。 7月から有効の契約解除金4000万ユーロ(約67億6000万円)を支払う準備もあるとされるミランは、ザークツィー側との交渉も推進。イタリア『カルチョメルカート』によると、ボーナス込みの年俸400万ユーロ(約6億8000万円)、5年契約の条件で合意に達したという。 一方、ネックとなっているのが代理人に支払う手数料で、当初は1500万ユーロ(約25億3000万円)の大金を要求されたとのこと。しかし、ミラン首脳陣はこの引き下げに取り組んでおり、前向きな感触が得られているようだ。 なお、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドもこのストライカーの動向を注視。関心が噂されていたユベントスは、現在、他の選手に目を向けているとのことだ。 2024.06.10 13:48 Mon

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元スペイン代表MFサンティ・カソルラ(39)は、今シーズン終了後にアーセナル帰還を検討しているようだ。 アーセナル時代はピッチ上で魔法のようなプレーで輝きを放った一方、アキレス腱のケガと患部の感染症による長期離脱も経験したカソルラ。しかし、クラブとしては依然として良好な関係を築いている。 そのベテランMFは昨夏、古巣であるレアル・オビエドに1年契約で加入。過去のケガや39歳という年齢もあり、フル稼働には至っていないが、セグンダ・ディビジョン(スペイン2部)で24試合に出場。レギュラーシーズンをプリメーラ昇格プレーオフ圏内の6位フィニッシュしたチームは、3位のエイバルとのプレーオフ準決勝1stレグを0-0のドローで終え、昇格への望みを繋いでいる。 筋肉系の問題でエイバル戦を欠場したものの、愛するクラブのプリメーラ昇格に全力を注いでいる元スペイン代表MFだが、クラブの昇格、2部残留に関わらず、今夏に現役続行あるいは引退という重大な決断を下す可能性が高いという。 そして、スペイン『マルカ』によれば、スパイクを脱ぐ決断を下した場合、カソルラがミケル・アルテタ監督率いるアーセナルのコーチングスタッフ入りする可能性が高いという。 アルテタ監督は以前から同胞MFのスタッフ入りを希望していることを明言しており、カソルラ自身も同紙のインタビューでその可能性を認めている。 「僕は幸運にもミケル・アルテタと同じロッカールームにいた。そして今、彼は監督だ。僕らは彼のコーチングスタッフに加わる可能性について話し合っていた」 「だけど、今はこのクラブ、オビエドに貢献すること。そして、プレーヤーとしてフットボールを楽しみ続けること以外には何も考えていないんだ。その後、自分の将来がどうなるかがわかる。ただ、アーセナルは、僕が復帰するための扉を常に開いてくれたクラブであることは明らかだよ」 右足切断の可能性もあった大ケガを乗り越えたカソルラが、できるだけ長くピッチで活躍する姿を見たいと思う一方、その優れた戦術眼を指導者として発揮する姿を見たいという気持ちもある中、39歳の決断はいかに…。 2024.06.09 22:00 Sun

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アーセナルのフランス代表DFウィリアム・サリバは、ここ2シーズンでの自身の成長に大きな自信を得ている。 サンテチェンヌ時代から将来を嘱望される存在だったサリバは、2019年7月に世界屈指の名門アーセナルに引き抜かれた。その後、3年間はサンテチェンヌへのローンバックにニース、マルセイユへの武者修行に出されたが、2022年夏に満を持してノースロンドンに帰還した。 昨シーズンは終盤戦で負傷離脱するまでソリッドなパフォーマンスを披露し、母国での活躍がフロックではないことを見せつけると、今シーズンはプレミアリーグ全試合に出場。リーグ最少失点の堅守の立役者となり、相棒のブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイス、リバプールのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクらと共にリーグ最高のセンターバックの一人という評価を確立した。 その活躍も評価されてユーロ2024に向けたフランス代表入りも果たしたサリバは、フランス『レキップ』のインタビューでここ2年での自身の成長に言及。現時点でプレミアリーグのトップ3に入ると、揺るぎない自信を語った。 「僕はリーグのディフェンダーの中でトップ3に入ると思う。最高のディフェンスで試合を終えられた。個人的にたくさんの試合を見ているし、とても謙虚な人間だと思っているけど、昨シーズンも今シーズンも、このリーグのディフェンダーの中でトップ3に入ると思っているよ」 「さらに上を目指すために努力を続ける必要があるけど、集中力の面では、かなり良くなった。以前はトップクラスの試合をプレーできたけど、プレーのひとつの局面で少し眠ってしまうこともあった。今はもうそんなことはないし、常に警戒しているんだ」 また、2シーズン連続の僅差でマンチェスター・シティに屈したリーグタイトルに向けては「(今シーズン)彼らと3回対戦し、苦戦もさせた。彼らも僕らも、自分たちが彼らに近づいていると感じていると思う。来年はもっといい戦いになるはずさ」と、来シーズンこそ優勝を果たしたいと決意を語った。 2024.06.08 20:20 Sat

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セルティックはスコットランド代表DFキーラン・ティアニー(27)を呼び戻せるのか。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝える。 セルティックのアカデミーが輩出したティアニー。移籍先のプレミアリーグ・アーセナルで主力に君臨も、オレクサンドル・ジンチェンコ加入で控えに回り、今季1年レアル・ソシエダへのドライローンへと旅立った。 この1年の推移をまとめると、ティアニーはスペイン生活を満喫してアーセナル復帰には態度を明確にせず。ソシエダの買い取りはなし。アーセナルは同選手の復帰後、他クラブからのオファーを聞く構え…といったところ。 いずれにせよ、今夏アーセナル帰還で放出候補として扱われるのは間違いなし。そんななか、セルティックへの復帰もあり得なくはない話として浮上し、クラブとティアニー、双方がこの案に関心を持っていることも判明している。 元スコットランド代表DFにしてプレミア経験も豊富な識者、アラン・ハットン氏はこのような見解を披露する。 「セルティックが完全移籍でティアニーを連れ戻すのは高額すぎて無理だろうが、復帰できないわけじゃない。言うまでもなく、ティアニーの“心のクラブ”はセルティックだ」 「もっとプレミアで出来ると思うが、ケガのせいでそうはなっていない。とはいえ、あらゆる資質を兼ね備えた選手なのだ。1vs1のディフェンス、素早さ、推進力、チャレンジ精神…アシストを重ねることもできる」 「詰まるところ、ローン移籍が選択肢だ。セルティック復帰をティアニー自身が『後退』と捉えるか捉えないかはさておき、戻れば間違いなくピッチ上で“素晴らしい存在”となる」 「いま彼の心を揺さぶっているのは、キャリア全体を考えたときの後退か否かではなく、こういった部分だよ。私が知る限り、ティアニーはセルティック復帰を望んでいる」 2024.06.08 16:40 Sat

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ミリクが左ヒザ半月板の手術を実施、最低1カ月アウトか

ユベントスは10日、ポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクが左ヒザの手術を受けたことを発表した。 ミリクは7日に行われたウクライナ代表との国際親善試合に先発出場したが、キックオフ直後にボールホルダーのルスラン・マリノフスキーにチェイスした場面で左ヒザを負傷。プレー続行が不可能となり、メディカルスタッフの肩を借りてピッチを後にしていた。 クラブの発表によれば、左ヒザ半月板の損傷と診断されたミリクは10日の午前中にユントスの医療施設Jメディカルで同箇所の手術を実施したとのことだ。 なお、離脱期間については明かされていないが、イタリア『スカイ』は最低でも1カ月の離脱になると報じている。 2024.06.11 00:45 Tue

鎌田大地に新情報、クリスタル・パレスのメディカルチェックの第一段階を完了とロマーノ砲

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