シーズン終了後にクワラツヘリアの代理人とナポリ会長が会談予定…年俸アップの交渉がメインか

2024.03.16 23:05 Sat
今シーズンもチームの攻撃を支えるクワラツヘリア
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今シーズンもチームの攻撃を支えるクワラツヘリア
ナポリのジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)だが、クラブは残留させるためにさらに動きを見せるようだ。

2022年7月、ジョージアのディナモ・バトゥミからナポリに完全移籍で加入したクワラツヘリア。1330万ユーロ(約21億6000万円)で獲得し、当初は大きな期待は寄せられていなかった。

しかし、初の5大リーグ挑戦となった2022-23シーズンはセリエAで34試合に出場し12ゴール13アシストを記録。チームのスクデット獲得に大きく貢献すると、今シーズンもセリエA26試合で10ゴール5アシストと牽引している。
ナポリとの契約は2027年6月まで残っているものの、当然他のクラブが黙っていない。

ただ、ナポリはナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンが今夏退団する可能性があり、そうなった場合には今まで以上にクワラツヘリアに頼ることになるだろう。
イタリア『カルチョメルカート』によれば、今シーズン終了後にナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長とクワラツヘリアの代理人が会談を行う予定があるという。

契約期間自体はすでに長いために延長はされない見込みだが、現在の条件を改善することになるとのこと。この2シーズンでの功績は大きく、現在の年俸はわずか150万ユーロ(約2億4300万円)とのこと。値上げ交渉になるとのことだ。

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希少なイタリア人センターフォワード…201cmルッカ、今冬ミラン移籍実現せずも夏に向けて別の強豪2クラブがスタンバイ

ウディネーゼがイタリア代表FWロレンツォ・ルッカ(24)の売却を想定。強豪2クラブが本格的にスタンバイしているようだ。 身長201cmのセンターフォワード、24歳ルッカ。その特性ゆえに10代の頃から注目されてきたが、真にトップクラブの興味を引き出したのはポストワークも安定したここ1年ほどで、今季は公式戦26試合で11得点を記録する。 昨年10月にはイタリア代表デビューも飾り、今冬の移籍市場ではミランが獲得候補に。 ミランはサンティアゴ・ヒメネスを確保できなかった場合に備えたプランBだったとされるが、即座にルッカへ乗り換えられるよう、ウディネーゼの要求する3000万ユーロ(約48.1億円)を用意済みだったとも。ヒメネスの移籍金は3200万ユーロ(約51.2億円)と伝えられる。 ミラン移籍はなくなったとみてよさそうなルッカだが、イタリア『カルチョメルカート』いわく、夏に向けてはナポリとローマが獲得へスタンバイ。両クラブは代理人ジュゼッペ・リソ氏とのやりとりを続け、ウディネーゼも評価額を3000万ユーロで固定しているとされる。 2025.02.13 20:13 Thu
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なぜ眼帯を? ガットゥーゾ監督は現役時代から悩まされていた問題に対応

ここ最近、ナポリのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督がピッチサイドで指揮を執る際、その右眼に目が行く。 ガットゥーゾ監督の右眼には、眼帯がされているが、視野が狭く見辛そうな印象しかない。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJzSEVDa2tOdyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 突如として眼帯をつけているガットゥーゾ監督だが、それは病気が理由だったようだ。 ガットゥーゾ監督は、長い間この病気に悩まされているとのこと。その病気は、眼筋型重症筋無力症とのことだ。 「眼筋型重症筋無力症」とは、末梢神経と筋肉の接ぎ目(神経筋接合部)において、筋肉側の受容体が自己抗体により破壊される自己免疫疾患。目と瞼を制御している筋肉に影響が出ているとのことだ。日本では指定難病されている。 その影響は1つのものが二重に見える「複視」を引き起こす可能性があり、ガットゥーゾはまず矯正用の眼鏡をかけていたとのこと。そして、それでも対処できずに眼帯をすることとなった。 実は、現役時代のラストシーズンにも苦しんでいたとのこと。片目だけでプレーし、選手とぶつかるなどしていたようだ。 セリエAは23日の試合が終われば一旦中断。その間に回復し、年明けの1月3日に行われるカリアリ戦では眼帯なしの姿が見られるだろうか。 2020.12.22 14:05 Tue

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