【パリ行きの命運を託された23選手】”驚き”の招集も190cmの長身と冷静な判断力でGKチームに刺激をもたらす、山田大樹

2024.04.13 21:00 Sat
鹿島アントラーズでプレーするGK山田大樹
©︎J.LEAGUE
鹿島アントラーズでプレーするGK山田大樹
パリ・オリンピックのアジア最終予選を兼ねるAFC U23アジアカップが15日に開幕する。出場16カ国が4組に分かれてのグループステージから始まる五輪出場もかけた戦いは約2週間ちょっとのスケジュール的にも勝ち上がれば勝ち上がるほど総力戦が必至。ここではパリ行きの命運が託されたU-23日本代表の23選手を紹介し、山田大樹にフォーカスする。

■山田大樹(GK/鹿島アントラーズ)

鹿島アントラーズにはジュニア時代から所属する山田。ジュニアユース、ユースと昇格すると、2018年、2019年は2種登録。2020年に正式にトップチームに昇格した。
190cmという恵まれた体格を持ち、プロ1年目には当時の1つ上の先輩であるGK沖悠哉(清水エスパルス)が離脱したことでいきなりプロデビュー。さらにJ1でもデビューを果たすなどした。

ただ、1つ違いの沖が2020年途中から正守護神となり、出番が得られず。2022年はクォン・スンテ早川友基、沖に続く4番手の扱いとなりルーキーイヤー以来出番はなし。2023年はファジアーノ岡山に育成型期限付き移籍すると、開幕から出番をもらうもポジション争いに敗れてリーグと天皇杯合わせて8試合の出場に終わった。
今シーズンから鹿島に戻るもまだ出番はなし。それでも、世代を代表するGKの1人ということもあり、パリ・オリンピック出場を懸けた最終予選に急遽招集を受けることとなった。

山田はU-15日本代表から招集を受けると、U-16日本代表ではAFC U-16選手権で守護神として優勝を経験。しかし、パリ五輪世代の選手が出場した2019年のU-17ワールドカップはケガの影響でメンバー外。その後も世代別の代表を経験し、多くの国際大会に招集され、2023年にはアジア競技大会にも参加していたが、チーム事情で早期離脱。出番はなかった。

クラブでも代表でもあまり出番がない中での招集。持ち味はやはり身長を生かしたハイボールの処理と、ショットストップ、そして状況の判断力を持ち合わせたポジショニングも武器としている。

GK1人しか出場できないポジションだけに、出番が巡ってくるかはわからないが、日本代表はどの世代もGKチームは一丸となって取り組む部分があり、小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)、野澤大志ブランドン(FC東京)とのトリオで高め合っていきたいところだ。

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U-24アルゼンチンに快勝のU-24日本代表、横内昭展監督は選手を称賛「よく実行してくれた」、更なる成長に期待

U-24日本代表の横内昭展監督が、U-24アルゼンチン代表戦後の記者会見に出席。試合を振り返った。 U-24日本代は29日、SAISON CARD CUP 2021でU-24アルゼンチン代表と対戦。3-0で快勝を収めた。 26日に東京スタジアムで行われた試合では0-1で敗れていたが、この日はスタメン9名を入れ替えてプレー。前半から出しの早い、インテンシティの高いプレーを見せると、45分にDF瀬古歩夢(セレッソ大阪)のフィードに抜け出たFW林大地(サガン鳥栖)が初ゴールを奪い先制する。 後半はアルゼンチンも選手を変えて強度を高めた中、68分と73分にMF久保建英(ヘタフェ)のCKからMF板倉滉(フローニンヘン)がヘディングで2ゴールを奪取。そのまま逃げ切って勝利を挙げた。 アルゼンチンとの連戦を1勝1敗で終えた横内監督にとっては故郷である北九州市での試合で勝利を挙げることに。その点については「生まれ育った街ですし、僕が居た頃にはこの素晴らしいスタジアムはなかったんですが、本当に実際にここで試合をして、本当に良いピッチだなと思いました」とコメント。「スタジアムと選手たちが一体になれるような、そしてホームでやれて、大きな声援は難しかったですが、選手を後押ししてくれたと思います」と語り、集まったサポーターの後押しに感謝した。 この試合では前半終了間際に先制したが、後半はアルゼンチンが戦い方を変更してきた。ハーフタイムの指示については「大きな変更はなかったです。ただ相手は後半はもっと前に出てくるかなと選手に伝えました」とコメント。「交代で入って来た選手も個の能力が高いので、守備をしっかり引っ掛けて、相手がそういう選手という事もわかっていたと思いますけど、大きく後半戦い方を変更するという指示はしていません」とし、選手たちに警戒するように伝えたものの、やり方は変更していないと語った。 攻撃面では背後へのランニングが増え、1戦目とは大きく攻撃の形が変わっていたが「1戦目でかなり足元のボールへのプレッシャーをキツくきていたいたので、背後を狙おうとしました」と語り、「ただ、ディフェンスラインからコンパクトじゃない状況で背後を狙っても相手も良いディフェンスなので、なかなか難しいと思っていました」とコメント。簡単にはいかないと思っていたと明かした。 それでも「ただ、今日は攻撃も守備もコンパクトにやっていて、1点目も(瀬古)歩夢からのボールだったと思いますが、ディフェンスラインからでも持ち出してコンパクトにして、(林)大地へのパスに繋がったと。攻守においてコンパクトにできたことは多かったと思います」と語り、日本がコンパクトに戦えたことでうまくハマったと見解を述べた。 この試合で9名を入れ替え、ターンオーバーを試みた理由は「2戦を含めてシミュレーションをするのは変わらなくて、前回から2人がスタメンで出ています。もう少し使いたかった選手がいますが、ケガやコンディションがあって、そこまでに至らなかったです」と語り、想定よりは多く入れ替えたとコメント。「ただフレッシュな選手が練習から高いモチベーションでクオリティを出してくれていたので、シミュレーションとはいえ、準備ができている選手を起用することにしました」と語り、1戦目に出ていない選手たちのモチベーションが高かったとした。 また、1戦目で出場停止だったものの抜群の存在感を示したMF田中碧(川崎フロンターレ)、そして先制ゴールの林については「2人だけではないですが、林はこのチームが今回初めてなので、なかなか周りと合わせる機会も少なかったですが、今ある彼の自分の良さを存分に出してくれたと思っています」と評価。田中も「碧に関しては1戦目は出場停止で出られなくて、彼なりにしっかり分析しながら試合に臨んでくれて、それがチームにプラスになったと思います」と語り、1試合目からの変化に大きく貢献したと語った。 この試合ではキャプテンのMF中山雄太(ズヴォレ)が欠場。スパイクも履いていない状態だったが「少し痛めた箇所があって、検査等はしていないんですが、今日はプレーするまでには至らなかったという感じです。ベンチには入っていましたがプレーはできなかったです」と語り、ケガをしていることを明かした。 また、球際の強度についても変化があったように見えたが「1戦目もデュエルのところは極端に負けていた訳ではなかったと思います。ただ、みなさんの印象ではそこが劣っていると思われたかもしれませんが、彼らには手応えがありました」と語り、「ただ、今日に関してはデュエルに勝って、なんとか自分たちのボール、自分たちの攻撃につなげて、それをより長い時間やろうということは選手に伝えましたし、選手はよく実行してくれたと思っています」とし、選手たちがしっかりとマイボールにできたことがプラスに働いたと語った。 さらにセットプレーからの得点については「まず良い入りをしても良いボールが来ないと得点は生まれないですし、良いボールを蹴ってもそこにタイミング良く入って行かないと得点は奪えません。今日はそういう2つが合致して点が取れたというのは、非常にこのチームにとっては大きいなと思いました」とコメント。「我々スタッフで準備してきた通りかなと思っています」と、形としては狙い通りだったと明かした。 1勝1敗で優勝候補のアルゼンチンとの連戦を終えたが、手応えについては「1戦目は敗戦していますし、今回勝てましたけど、アルゼンチンが強豪で優勝候補の1つであることも変わりないですし、本大会では全く違う力を出してくるチームだと思うので、今日勝てたことで多少選手に自信はあると思います」とコメント。「ただ、それが過信にならないように、まだまだ成長できると思うので、もっともっと成長していきたいなと思います」とし、まだまだ上を目指していくことに意気込んだ。 この先の成長に必要なことについては「選手にはロッカールームで話しましたが、代表活動は短い期間で集まって1つのチームになっていく。それより長い期間クラブで練習して試合を行います」と語り、「その試合では是非みんながポジションを確立して、そこでもう一回成長して、その成長したまた集まって1つの強い代表チームを作っていきたいとしました」と、クラブでしっかりとレギュラーポジションを掴み、各々がより成長してもらいたいと語った。 2021.03.29 23:52 Mon
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「絶対に負けたくない」とA代表戦に意気込むDF橋岡大樹「自分ができることを100%やるだけ」

東京オリンピックに臨むU-24日本代表は1日、当初の予定が急遽変更。北海道に飛ぶこととなった。 日本代表が3日にキリンチャレンジカップ2021で対戦する予定だったジャマイカ代表が、選手10名しか来日できていない状況。残りの10名が新型コロナウイルス(COIVD-19)のPCR検査において、陰性証明に不備があり、アムステルダムで足止めを食らうこととなった。 日本サッカー協会(JFA)はこの結果、ジャマイカ戦の中止を決定。さらに、U-24日本代表と日本代表のチャリティーマッチを開催することを急遽決めた。 U-24日本代表の一行は、予定を変更し札幌へ移動。移動後に、選手がオンラインのメディア取材に応じた。 DF橋岡大樹(シント=トロイデン)は今回のA代表との試合について「A代表と試合をすると聞いた時にまず絶対に負けたくないっていう気持ちが強かったですし、誰が相手でも僕たちがやることは変わらないと思うので、A代表だからこうやる、ジャマイカだからこうやるとかではなくて、まずは自分たちがやってきたことを精一杯100%出せればいいなと思っています」と語り、強い意気込みを持って臨むと語った。 本来であればU-24ガーナ代表戦、ジャマイカ戦の2試合のみだったが、1試合増えることに。この点については「なかなかこうやってA代表とアンダーの世代で戦うってことは無いと思うので、もの凄く色々なことで状況が変わってきましたけど、そういったものをチャンスに変えて、まず自分ができることを100%やるだけだなと思っています」とコメント。急遽決まったことでもしっかりと戦いたいと語った。 橋岡は今年1月に浦和レッズからシント=トロイデンへと移籍し、海外挑戦。半年のプレーとなったが、ジュピラー・プロ・リーグで6試合に出場し3アシストを記録。まずまずのシーズンだった。 まだ半年ではあるがベルギーへの移籍については「オリンピックの半年前に海外に行くということで、みんなにオリンピックが終わってからでもいいんじゃない?と言われたんですけど、僕自身は難しい環境に自分自身を置いて、より成長した姿でオリンピックに臨みたいと思っていたので、行くことを決意しました」と語り成長のために決断したと語った。 そのベルギーで得たものについては「言葉が話せない所でプレーで見せなきゃいけないということで、僕自身最初からスタメン取るために物凄い頑張って見せていたつもりではありますし、シーズン途中からということで、まず早く認められなきゃいけないので、練習からガツガツいってスタメンを勝ち取ることができました」とコメント。アピールに成功した結果だと語り、「そういったところで難しい環境に自分を置いたことで、やる気が満ち溢れたりメンタルが鍛えられたのかなと思います」と、環境を変えたことが良かったと語った。 またベルギーリーグの特徴については「ベルギーリーグは個人の能力が本当に高くて、物凄くパワフルなリーグだと思っています」とコメント。「自分がマッチアップした選手の中にもベルギー代表の選手がいて、僕は対人の強さが強みだと思っていましたが、そこがベルギーで通用しないってわけではなくて、全然できるなって気がしました」と対人の守備では手応えを掴んだようだ。 それでも「もっともっと高めていかなきゃいけないことではあります」と語ったが、「その強みが通用したっていうことは自信にもつながりました」とコメント。「もっともっと自分のストロングポイントを伸ばしていかないと、他の国に行ったときに通用しなくなってくるのかなとは思っています」と、通用した中でもさらにレベルアップが必要だと感じたようだ。 今回の合宿からはオーバーエイジの選手が合流。守備陣に選手が多く、DF酒井宏樹(マルセイユ)は同じ右サイドバックのライバルだ。その点については「オーバーエイジの選手達がディフェンス寄りで、僕自身も凄くライバルが増えたなという風に思いました」と危機感を感じたというが、「それが逆に自分に火が点いたというか、絶対に負けられないなという気持ちでやっているつもりですし、そういった競争に勝っていかなきゃいけないなと思っています」と、オーバーエイジに負ける気は無いとした。 また、自身のポジションについては「世界のサイドバックの中で身長はそんなに小っちゃい方ではないと思いますし、むしろ大きい方だと思っているので、そういった部分ではサイドバックとして戦えていかなきゃいけないなと思っています」とサイドバックとして戦いたいとコメント。「かと言って、センターバックができないというわけではないので、サイドバックでやりつつ、センターバックをやってくれと言われたときにハイパフォーマンスでできるように常に準備はしていますし、どちらもハイパフォーマンスでできるように今後もしていきたいなと思っています」と、サイドバックでもセンターバックでもプレーできる選手になりたいと語った。 ここから最終選考が始まる中、橋岡にとって東京オリンピックは「東京五輪はひとつの一番近い目標だと思っていて、まず東京五輪に出ることが今の目標であって、それからワールドカップ、そして自分の他の夢だったりっていうのをひとつずつ叶えて行きたいなと思っています」とまずは目標だとコメント。「東京でオリンピックをやるっていうことで、今はこういう時期ではありますけど、日本中のみなさんに僕たちが戦っている姿を見てもらって、元気や勇気だったりっていうのを与えるっていうのが、今僕たちができることだと思っているので、東京オリンピックに出た際はそういったことを心掛けながらやりたいなと思っています」と、コロナ禍で国民を勇気付けられる戦いを見せたいとした。 2021.06.02 08:25 Wed

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