東京五輪銀メダルのU-24スペイン代表ソレール、バレンシアと両親からのサプライズに笑顔
2021.08.19 06:05 Thu
東京オリンピックに出場したU-24スペイン代表MFカルロス・ソレールがバレンシアのサポーターたちに銀メダルを披露した。ソレールは大会全6試合に出場。3試合で先発し、スペインの銀メダル獲得に貢献した。大会を終えたソレールは9日に帰国すると、10日にはバレンシアの練習に合流。そして13日に行われたラ・リーガ開幕節のヘタフェ戦に先発出場し、決勝点となるゴールまで決めてみせた。
怒涛のスケジュールをこなしているソレールだが、ヘタフェとの試合では、サプライズで登場した両親からメダルを受け取り、バレンシアのサポーターたちに銀メダルを披露する場面があった。
ソレールの母は「バレンシアが今日、彼のために行ったこの行為は素晴らしい。本当に美しいです。彼のバレンシアへの愛は魂から来ているものです。彼は本当に愛しています。私たちは感謝していますし、彼とチームをとても誇りに思っています。彼らは本当にうまくやっています」とアカデミー出身の息子とクラブの関係を称えた。
また、ソレールの父も「彼が私たちを見つけたとき、彼は驚きの表情を見せていました。ここに私たちがいることを予想していませんでした。彼が懸命に働いて得たものを、ここでファンに見せることはとても重要でした」とソレールがサプライズに驚いていたことを明かした。
怒涛のスケジュールをこなしているソレールだが、ヘタフェとの試合では、サプライズで登場した両親からメダルを受け取り、バレンシアのサポーターたちに銀メダルを披露する場面があった。
また、ソレールの父も「彼が私たちを見つけたとき、彼は驚きの表情を見せていました。ここに私たちがいることを予想していませんでした。彼が懸命に働いて得たものを、ここでファンに見せることはとても重要でした」とソレールがサプライズに驚いていたことを明かした。
完璧なシーズンのスタートを切ったソレール。バレンシアで成長した姿を見せ、次はA代表デビューといきたいところだ。
1
2
カルロス・ソレールの関連記事
バレンシアの関連記事
オリンピックの関連記事
|
カルロス・ソレールの人気記事ランキング
1
「彼らを誇りに思う」、モロッコ史上初の8強に導いたレグラギ監督が献身の選手たちを称賛
モロッコ代表を史上初のベスト8進出に導いたワリド・レグラギ監督がスペイン代表戦を振り返った。 前大会準優勝のクロアチア代表、同3位のベルギー代表を退けてグループFを首位通過したモロッコ。36年ぶりの決勝トーナメント進出を決めた“アトラスの獅子”は、優勝候補スペインを相手に史上初のベスト8進出を狙った。 その大一番では前半こそ堅守速攻の形が機能したものの、後半と延長戦では連戦による疲労の影響もあって守勢が続いた。それでも、ディフェンスラインを中心に粘り続けたチームは、0-0のスコアで120分の戦いを終えた。 そして、準々決勝への切符を懸けた運命のPK戦では守護神ボノがMFカルロス・ソレール、MFセルヒオ・ブスケッツの2本のPKストップに加え、MFパブロ・サラビアのミスを誘発する圧巻の活躍をみせ、同国の新たな歴史を切り開いた。 今年8月にヴァヒド・ハリルホジッチ前監督の後任として就任し、偉業を達成したレグラギ監督は試合後の公式会見の場で劇的な一戦を振り返った。 「この試合に負けたくないという願望の中で、ポゼッションの点でおそらく世界最高のチームと対戦するために、プレーヤーたちがエネルギーの爆発と共に達成したことは驚くべきことだ」 「我々は辛抱強く、世界最高のゴールキーパーの1人と共にPK戦で突破を決めることができた」 「ケガをして包帯を巻いているにも関わらず、プレーのレベルを上げているプレーヤーたちと一緒にプレーしている。私は彼らを誇りに思っている」 「ここに来る前にベルギー、クロアチア、カナダ、スペインと対戦し、1度もゴールを許さないと聞いていたら信じられなかったはずだ。(カナダ戦の失点はオウンゴール) 私は本当に素晴らしいグループを持っている」 この試合では相手にボールを持たれながらも、崩しの起点を担うブスケッツら相手の中盤にうまく制限をかけたことが無失点の大きな要因となった。 その点についてモロッコ人指揮官は、「過去20試合を分析したとき、スペインは平均70%の支配率だった、それで今回のプランを決断した。我々はフランスやイングランドではない。テクニカルなプレーヤーがいたとしても、彼らと競争することはできない。私は魔術師ではなく何も発明していない。ただ、ブスケッツだけでなく、ガビ、ペドリもうまく管理した。私の環境において、アタッカーは狂ったように働いてくれた」と、プランを遂行した選手たちを労った。 また、ハリルホジッチ前監督との確執によって一時代表引退を宣言しながらも復帰を果たしたMFハキム・ツィエクは、スペイン戦では攻撃面で大きな見せ場はなかったものの、チームプレーヤーとしての貢献度は非常に大きかった。一部で利己的とも言われるスタープレーヤーのマネジメントについて問われると、他の選手同様に厚い信頼を与えている。 「ハキムは私の子供だ。責任と愛を与えなければならない。彼をネイマール、ムバッペ、メッシのように他のプレーヤーと異なるプレーヤーとみなすことはできない。ただ、私は彼との間に少しも問題を抱えたことはない」 「彼はフィールドで私にすべてを与えてくれる。そして彼は他の人を必要としている。彼らは皆、メッセージを受け取った。そして、すべてのスタッフ、医療、スチュワード、ロジスティクス、フィジカルトレーナーに対して、チームを率いるのは私1人ではなく全員であることを求めている」 アフリカの代表チームに関しては欧州からの帰化選手が多く、その多様性がときにチーム内での派閥問題などをもたらし、チームとしての一体感にネガティブな影響を及ぶケースもある。だが、今回のモロッコに関してはレグラギ監督の下、一枚岩の戦いが印象的だ。 その背景にはフランス生まれながら、誰よりもモロッコ人としての矜持を持つ闘将の存在が大きいようだ。 「私はいつもモロッコで戦ってきた。フランス、ベルギー、モロッコ、その他の出身であろうと、モロッコの国籍を持つ者はモロッコ人であり、このシャツのために死ぬ気で戦う必要がある」 「私自身、フランスで生まれたが、私ほどモロッコ人の心を持っている人間はいない。代表チームに来るときは、100%を出さなければならない。私にはドイツ、フランス、ベルギー、オランダ出身のプレーヤーがいて、それで最高のミルクセーキを作っている」 2022.12.07 07:30 Wedバレンシアの人気記事ランキング
1
バレンシア、ビッグクラブが関心の逸材DFガシオロフスキと2027年まで契約延長
バレンシアは26日、U-19スペイン代表DFヤレク・ガシオロフスキ(20)との契約を2027年6月30日まで延長したことを発表した。 ポーランド人の父親とスペイン人の母親を持ちスペインで生まれ育ったガシオロフスキは、192cmの体躯を誇る左利きのDF。7歳でバレンシアのカンテラに加入し、リザーブチームのバレンシアBでのプレーを経て2023年10月に行われたマジョルカ戦でトップチームデビュー。 これまでトップチームでは、公式戦34試合に出場しており、今季もラ・リーガ14試合を含む公式戦18試合に出場している。また、U-19スペイン代表の主力としても活躍しており、昨夏に行われたU-19欧州選手権では優勝に大きく貢献した。 現在はセンターバックを主戦場としているが、元々はサイドバックでプレーしていたこともあり、バレンシアのトップチームではセンターバック、左サイドバックの両方でプレーしている。恵まれた体躯通りの空中戦の強さに加え、サイズを感じさせないスピードを兼備するフィジカルアスリートで、出足鋭いアグレッシブな対人守備を持ち味とする。 判断や精度という部分に伸びしろを残すが、後方からの配球や積極果敢なドライブなど攻撃に関与する意識も高い現代型のDF。セットプレー時はターゲットマンとしても有能だが、ロングスローも武器としている。 以前にはアーセナルやトッテナム、ユベントス、インテルといったビッグクラブからの関心が報じられていたガシオロフスキだが、かねてより残留の意向を示しており、自身を育ててくれたクラブとの新契約を決断した。 2025.02.27 12:30 Thu2
“悪名高きオーナー” ピーター・リム氏にとうとう身内から…バレンシア指揮官「投資がない限り、この現実が続く」
バレンシアの悪名高きオーナー、ピーター・リム氏がとうとう身内から噛み付かれた。スペイン『Relevo』や『ムンド・デポルティボ』などが伝えている。 “バルセロナより美しかった”21世紀初頭の栄華から一転、戦績だけでなく、クラブとしての格も落ちていったバレンシア。 今や残留争いも珍しくなく、中国系シンガポール人の実業家、ピーター・リム氏のオーナー就任後はほとんど投資もなし。主軸選手を格安、またはタダ同然で手放すこともあり、今となっては買収した意図がよくわからない悪政家だ。 そんな氏束ねるバレンシアは17日、ラ・リーガ第1節でバルセロナに1-2と惜敗。試合後、クラブの良い時代を知るルベン・バラハ監督が、とうとうピーター・リム氏に噛み付いた。 「投資がない限り、この現実が続く」 「現時点で、バレンシアの選手たちには、競争のリズムがない。私からすればゲーム展開を変える選択肢がないのだ」 「なぜ投資が不足しているのか、ハッキリわからないので安易に私見を述べるわけにはいかない。ともかく、私にバリエーションをくれ。マーケットはまだ開いているんだ」 バラハ監督はバルセロナ戦先制点のFWウーゴ・ドゥーロから「僕らのネジを締めてくれる存在」と評されるなど、かなり人望の厚そうなレジェンド指揮官。 ジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリを今月中に3500万ユーロ(約56.4億円)以上で売り捌くつもりとされるバレンシア。そうなれば、現場と上層部の対立は一層深刻化か。 2024.08.19 20:30 Mon3
バレンシアに忠誠誓うガヤ、今夏ソシエダ行きを拒否「ここで1つのタイトルを獲りたい」
スペイン代表DFホセ・ルイス・ガヤ(28)がバレンシア愛を貫いた。スペイン『Relevo』が伝えている。 スペイン屈指の左サイドバックであるガヤ。スペイン代表として臨むはずだったカタール・ワールドカップ(W杯)はケガで開幕直前に離脱することとなってしまったが、9月の代表ウィーク2試合ではいずれも先発出場している。 クラブキャリアでは下部組織時代から地元のクラブであるバレンシア一筋。現在はキャプテンを務め、28歳にして通算332試合出場を誇り、今シーズンのラ・リーガ6試合に全て先発出場。27日の第7節ではレアル・ソシエダと対戦する。 『Relevo』によると、ソシエダは今夏チャンピオンズリーグ(CL)参戦を見据えて積極補強に動き、ガヤの獲得にも本腰を入れていたとのこと。バレンシアと移籍金1000万ユーロ(約15億7000万円)で交渉をまとめていたとのことだ。 ところが、バレンシア一筋のキャプテンはソシエダ行きをキッパリ拒否。2000年代初頭の輝きはどこへやら、中国系シンガポール人オーナー、ピーター・リム氏の元で年々下降線を辿るバレンシアだが、ガヤにとってバレンシア愛に勝るものは何もないようだ。 ガヤは過去にもバルセロナやレアル・マドリー、アトレティコ・マドリー、ウェストハムなどからの打診を拒否したとされ、その友人は『Relevo』の取材でガヤが「他クラブで15のタイトルを獲るより、バレンシアで1つのタイトルを獲りたい」と語っていると明かしている。 なお、ガヤを断念したソシエダはアーセナルからスコットランド代表DFキーラン・ティアニーをレンタル移籍で獲得している。 2023.09.27 21:10 Wed4
バレンシアがブライトンの若手アタッカー獲得へ好感触? すでにブライトンは今冬レンタルを承認とも…
バレンシアが、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのパラグアイ代表MFフリオ・エンシソ(20)の獲得へ好感触を得ているようだ。 前半戦終了時点で最下位に沈むバレンシアは、1985-86シーズン以来のセグンダ降格の危機に瀕している。この緊急事態を受け、クラブは今冬の積極補強に動いている。 先日にレアル・ソシエダのナイジェリア代表FWウマル・サディク、ボーンマスのイングランド人DFマックス・アーロンズをいずれもレンタル移籍で迎え入れたなか、3人目の補強としてブライトンのパラグアイ代表MFの獲得へ交渉を進めている。 スペイン『レレボ』によれば、今冬の移籍市場でアタランタも興味を示しているエンシソに関して、ブライトンはドライローンでの移籍をすでに承認しているという。さらに、選手自身も主力として重要な役割を果たせる今回の移籍に抵抗感は抱いていないようだ。 なお、バレンシアはプランBとしてRBライプツィヒで構想外となっている北マケドニア代表MFエリフ・エルマス(25)の動向も探っているという。 ただ、20歳のエンシソに対して、エルマスは25歳と登録枠の問題がネックに。バレンシアは現時点でファーストチームの登録枠がすべて埋まっており、23歳以下の選手として登録可能な前者に対して、後者を獲得するためには現有戦力の放出で枠を空ける必要がある。 2022年夏にクラブ・リベルタから加入したエンシソ。加入1年目、2年目にケガによる長い離脱を強いられたなか、ここまで公式戦56試合5ゴール6アシストの数字を残している。クラブは加入2年目から背番号10を託すなど、大きな期待をかけているが、今シーズンはここまで公式戦14試合1アシストと思うような結果を残せずにいる。 2025.01.19 17:30 Sun5