苦渋も「自身を表現し続けていきたい」 鳥栖FW豊田陽平が栃木に電撃移籍!
2021.07.05 18:30 Mon
栃木SCは5日、サガン鳥栖から元日本代表FW豊田陽平(36)の完全移籍加入を発表した。背番号は「31」を着用する。
石川県出身の豊田は地元の星稜高校から2004年に名古屋グランパスに入団後、モンテディオ山形、京都サンガF.C.を経て、2010年に当時J2リーグの鳥栖入りすると、2011年に23得点の活躍でクラブ初の得点王に輝き、J1リーグ昇格に貢献した。
その後、2018年にKリーグ1の蔚山現代FCに半年間のレンタルを経験。同年夏から鳥栖に戻ったが、徐々に出番が限られていき、鳥栖在籍12季目の今年もここまで明治安田生命J1リーグ3試合、JリーグYBCルヴァンカップ3試合の出場しかなかった。
6月30日に自身のツイッターに「後日大事なお話があります」と綴ったことが様々な憶測を駆り立てたなか、シーズン途中の栃木行きが発表された豊田。ここまでJ2リーグ4勝9分8敗の17位につける栃木移籍を受け、クラブ公式サイトを通じて意気込みを語っている。
「栃木SCを愛する皆様、サガン鳥栖より加入しました豊田陽平です。チームも私もまだまだ成長できると確信し、お世話になることを決めました。レンタルではなく、退路を断ち完全移籍という意味がまず、私が最初に皆様にみせる誠意です。これまでと変わらずチームを最優先に、自分にできる役割をしっかり果たし、クラブがより前進できるよう努力していく所存です。よろしくお願いいたします」
「サガン鳥栖でプレーして12年。J2得点王、J1昇格、Jリーグベストイレブン、日本代表選出など多くの経験と成長がサガン鳥栖と共にありました。そしてサガン鳥栖で過ごした全ての時間が特別なものであり、どんな時も自分の背中をしっかりと押してくれたのはサガン鳥栖サポーター皆様の存在でした」
「サガン鳥栖サポーターの皆様と共に味わった感動の日々は、どんなに苦しい時でも正々堂々と真っ直ぐに進んで行きたい自分の気持ちに寄り添ってくれるものでした。そんな思いを背負ってプレーすることができた自分は本当に幸せでしたし、これからも皆様と共に喜びを分かち合っていきたいと思う気持ちは変わりません」
「ただ自分自身がその気持ちに応え、表現ができるのは、最後の最後までピッチの上で戦い続け、泥臭くても、勝負にこだわり続け、ゴールにこだわり続ける姿であるとも思っています。皆様に支えてもらった日々のことを考えるとこれまでにないくらい苦渋の決断ではありましたが、皆様の思いを感謝に変えて、プロの世界の中で戦い続けていきたい、自分自身を表現し続けていきたいと思い移籍を決意いたしました」
「本当に大きく大きく成長をさせてもらった皆様に感謝の気持ちしかありません。そしてまだまだ言いたいことも伝えたいこともたくさんあります。ですが、これからの自分自身の姿を見てもらうことで豊田陽平からの気持ちを受け止めていただければありがたいです。最後に、サガン鳥栖を愛してくださる皆様、本当にありがとうございました」
石川県出身の豊田は地元の星稜高校から2004年に名古屋グランパスに入団後、モンテディオ山形、京都サンガF.C.を経て、2010年に当時J2リーグの鳥栖入りすると、2011年に23得点の活躍でクラブ初の得点王に輝き、J1リーグ昇格に貢献した。
その後、2018年にKリーグ1の蔚山現代FCに半年間のレンタルを経験。同年夏から鳥栖に戻ったが、徐々に出番が限られていき、鳥栖在籍12季目の今年もここまで明治安田生命J1リーグ3試合、JリーグYBCルヴァンカップ3試合の出場しかなかった。
「栃木SCを愛する皆様、サガン鳥栖より加入しました豊田陽平です。チームも私もまだまだ成長できると確信し、お世話になることを決めました。レンタルではなく、退路を断ち完全移籍という意味がまず、私が最初に皆様にみせる誠意です。これまでと変わらずチームを最優先に、自分にできる役割をしっかり果たし、クラブがより前進できるよう努力していく所存です。よろしくお願いいたします」
一方、鳥栖の公式サイトを通じては「いつもサガン鳥栖へ、どんな時でも熱い熱い応援をいただき、ありがとうございます。この度、豊田陽平は栃木SCへ完全移籍する決断をしましたことを報告させていただきます」と移籍決定を報告するとともに、ファンの長きにわたるサポートに感謝した。
「サガン鳥栖でプレーして12年。J2得点王、J1昇格、Jリーグベストイレブン、日本代表選出など多くの経験と成長がサガン鳥栖と共にありました。そしてサガン鳥栖で過ごした全ての時間が特別なものであり、どんな時も自分の背中をしっかりと押してくれたのはサガン鳥栖サポーター皆様の存在でした」
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「ただ自分自身がその気持ちに応え、表現ができるのは、最後の最後までピッチの上で戦い続け、泥臭くても、勝負にこだわり続け、ゴールにこだわり続ける姿であるとも思っています。皆様に支えてもらった日々のことを考えるとこれまでにないくらい苦渋の決断ではありましたが、皆様の思いを感謝に変えて、プロの世界の中で戦い続けていきたい、自分自身を表現し続けていきたいと思い移籍を決意いたしました」
「本当に大きく大きく成長をさせてもらった皆様に感謝の気持ちしかありません。そしてまだまだ言いたいことも伝えたいこともたくさんあります。ですが、これからの自分自身の姿を見てもらうことで豊田陽平からの気持ちを受け止めていただければありがたいです。最後に、サガン鳥栖を愛してくださる皆様、本当にありがとうございました」
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Jリーグ初の「#栃木対栃木」は観衆1万人越えで白熱ドロー! 鳥取最下位転落、首位FC大阪が今季初3発【明治安田J3第7節】
30日、明治安田J3リーグ第7節の9試合が各地で行われた。 ◆栃木SC 1-1 栃木シティ Jリーグ史上初の栃木ダービーは「先輩」栃木SCが「後輩」栃木シティを本拠地カンセキに迎えての一戦。栃木シティのベンチには、昨季まで栃木SCの背番号「10」、森俊貴が控える。 栃木SCは36分、栃木シティDFマテイ・ヨニッチの中途半端なバックパスにチェイスした五十嵐太陽がGKをかわし、最後は無人のゴールにロングシュートを流し込んで先制点とする。 それでも栃木シティが90分、左CKを蹴った岡庭裕貴がその流れからボックス内で再びボールを収め、右足を一閃。執念のシュートがゴール右上に吸い込まれ、土壇場で同点とした。 結局、観衆1万2807人のカンセキが異様な雰囲気に包まれた「#栃木対栃木」はドロー決着。栃木シティは連勝が3でストップも、この勝ち点「1」の価値は栃木SCのそれを上回るだろう。 全体的には、大変白熱した好ゲームだった。 ◆高知 1-1 琉球 高知ユナイテッドSC対FC琉球もドロー決着。高知は0-1で迎えた36分、MF上月翔聖がショートコーナーの流れでボックス外から左足ミドルを突き刺して同点に。その後は琉球を押し込む時間が長かったが、必死の抵抗に遭い、最終的には勝ち点「1」を分け合う形となった。 ◆福島 3-0 鳥取 ガイナーレ鳥取は前節3-0勝利で今季初白星も、今度は0-3負けで最下位に転落。福島ユナイテッドFCの本拠地に乗り込んで前半、セットプレーからとPKで2失点を喫してしまう。 そして76分、福島のルーキー中村翼にキャリア初得点を献上し、勝負アリ。80分には小澤秀充がポスト直撃の惜しいシュートを放つなどしたが、全体的に迫力に乏しく、厳しい戦いが今後も続きそうなガイナーレ鳥取である。 ◆FC大阪 3-1 沼津 首位のFC大阪がアスルクラロ沼津を下して2連勝。まずは50分、利根瑠偉の右足シュートが軌道変わってネットへ吸い込まれる先制点とし、続けて57分、澤崎凌大が左CKを直接突き刺して追加点に。相手GKは処理しきれなかった。 最終盤にはさらに1点を追加し、その後1点を返されるも勝ち点「3」。今季安定した戦いぶりが光るFC大阪だが、複数得点での勝利は2試合目で、3ゴールは今季初となった。 ◆第9節 ▽3月29日(土) FC岐阜 1-1 松本山雅FC ▽3月30日(日) 栃木SC 1-1 栃木シティ SC相模原 1-1 カマタマーレ讃岐 高知ユナイテッドSC 1-1 FC琉球 ヴァンラーレ八戸 1-1 奈良クラブ テゲバジャーロ宮崎 1-1 鹿児島ユナイテッドFC ツエーゲン金沢 3-1 AC長野パルセイロ FC大阪 3-1 アスルクラロ沼津 福島ユナイテッドFC 3-0 ガイナーレ鳥取 ザスパ群馬 0-2 ギラヴァンツ北九州 2025.03.30 16:50 Sun2
栃木がドイツ人FWトカチと契約解除…今季24試合2得点
栃木SCは21日、ドイツ人FWトカチ(21)との契約解除を発表した。 トカチはドイツ出身で、レバークーゼンの下部組織育ち。U-12からU-19まで所属し、2019年に湘南ベルマーレへと加入した。 2020シーズンは福島ユナイテッドFCへと期限付き移籍すると、2021シーズンは完全移籍。福島では2シーズンで明治安田生命J3リーグ通算49試合に出場し14得点を記録していた。 今シーズンから栃木に完全移籍。ここまで明治安田生命J2リーグで21試合に出場し1得点、天皇杯で3試合に出場し1得点を記録していた。 クラブの発表によると、双方合意の上で8月18日付で契約を解除したという。 2022.08.21 10:25 Sun
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守護神負傷&監督退場の相模原、武藤雄樹の2発で今季2勝目! 高知はJ初勝利【明治安田J3第4節】
9日、明治安田J3リーグ第4節の4試合が各地で行われた。 1試合未消化で1勝1分けのヴァンラーレ八戸は、1勝2敗のSC相模原をホームに迎えた一戦。前半から2点のリードを得たのは相模原。19分のPKのピンチをGKノアム・バウマンが救うと、2分後に武藤雄樹が右クロスに合わせて先制。29分には再び武藤が右クロスからヘディングで追加点を奪う。 後半に入ると八戸が反撃。49分、佐藤碧のシュートをGKバウマンがこぼすと、井波勇太が抜け目なく押し込む。このシーンでバウマンが負傷交代すると、終盤には審判への抗議によるシュタルフ悠紀ヒャルト監督の退場もあった相模原だが、1-2で八戸を振り切って今シーズン2勝目を手にしている。 無敗を継続しながら2試合連続ドローのアスルクラロ沼津は、降格組で2連敗中の栃木SCとホームゲーム。栃木SCは立ち上がりから菅原龍之助に決定機があったが、シュートは枠の左。沼津もチャンスを活かせず前半を終える。 58分に棚橋尭士が決定機を迎えた栃木SCは、81分に揚石琉生の直接FKがクロスバーを直撃。直後には矢野貴章のヘディングシュートもあったが、結局ゴールは奪えずゴールレスドローで決着した。 開幕戦こそ落としたものの、その後2連勝のテゲバジャーロ宮崎は、まだ勝利がない松本山雅FCとホームで対戦。どちらもチャンスを作ったが最終局面での精度を欠き、こちらもゴールレスドローで終えている。 昇格組でJリーグ初勝利を狙う高知ユナイテッドSCは、1勝1分けのツエーゲン金沢とアウェイで対戦。16分に小林心が2試合連続ゴールを奪うと、54分には2点目をゲット。金沢の反撃を土信田悠生の1点にとどめ、記念すべきJリーグ初勝利を手にした。 ◆明治安田J3リーグ第4節 ▽3月9日(日) ヴァンラーレ八戸 1-2 SC相模原 ツエーゲン金沢 0-0 高知ユナイテッドSC アスルクラロ沼津 0-0 栃木SC テゲバジャーロ宮崎 0-0 松本山雅FC ▽3月8日(土) 福島ユナイテッドFC 4-3 FC岐阜 AC長野パルセイロ 1-2 栃木シティ 奈良クラブ 2-1 FC琉球 FC大阪 1-0 ガイナーレ鳥取 ギラヴァンツ北九州 2-0 カマタマーレ讃岐 鹿児島ユナイテッドFC 5-2 ザスパ群馬 2025.03.09 17:09 Sun4
異様な雰囲気に包まれたカンセキ…史上初の栃木ダービーは土壇場ドロー決着! “先輩”栃木SCが先制も“後輩”栃木シティは90分で同点に【明治安田J3第7節】
30日、明治安田J3リーグ第7節の栃木SCvs栃木シティがカンセキスタジアムとちぎで行われ、1-1のドローで決着した。 栃木SCがJ2リーグから降格したことにより、栃木シティがJFLから昇格したことにより、J3で実現したJリーグ史上初の栃木ダービー。 その初対戦は「先輩」栃木SCが「後輩」栃木シティを本拠地カンセキに迎えての一戦。栃木シティのベンチには、昨季まで栃木SCの背番号「10」を背負った森俊貴が控えている。 その中で栃木SCは36分、栃木シティDFマテイ・ヨニッチの中途半端なバックパスにチェイスした五十嵐太陽がGKをかわし、無人のゴールにロングシュートを流し込んで先制点に。 3連勝中の2位も追いかける展開となった栃木シティは73分、古巣対戦となる森を途中投入。カンセキが大きなブーイングに包まれる。 対する栃木SCは77分、40歳の矢野貴章を投入し、2010年W杯にも参戦した元日本代表FWはJリーグ通算600試合出場ということに。 試合も終盤に差し掛かる79分、栃木シティは右から切れ込んだ田中パウロ淳一がクロス。おそらくファーを狙った柔らかいボールは左ポストを叩き、栃木SC陣営は肝を冷やす。 さらに83分、栃木シティはバックパスを狙った東川続がGKとの一対一からシュート。ゴールへ吸い込まれるかと思われたが、栃木SCは寸前で岩崎博がクリアしてことなきを得る。 栃木シティが攻勢を強めるとともに異様な雰囲気の増すカンセキ。この日の入場者数は1万2807人と発表される。 そんななかで90分、栃木シティがとうとう同点に。背番号「10」岡庭裕貴が左CKの流れから再びボックス内でボールを収め、ワントラップから右足を一閃…ゴール右上を突き刺した。 結局、Jリーグ史上初の栃木ダービーは1-1で決着。勝ち点「1」を分け合うこととなった。 栃木SC 1-1 栃木シティ 【栃木SC】 五十嵐太陽(前36) 【栃木シティ】 岡庭裕貴(後45) 2025.03.30 15:58 Sun5