ベンゼマ&モドリッチが今季初タイトル誓う! 10年過ごす互いのイメージにも言及

2022.08.10 16:12 Wed
Getty Images
レアル・マドリーの重鎮2選手が、UEFAスーパーカップに向けた意気込みを語った。クラブ公式サイトが会見コメントを伝えている。

昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)を制したマドリーは10日、フィンランドのヘルシンキ・オリンピックスタジアムでヨーロッパリーグ(EL)王者のフランクフルトと対戦する。

今週末にアルメリアとのラ・リーガ開幕戦を控える中、今シーズン初の公式戦での初タイトル獲得を目指すエル・ブランコでは、フランス代表FWカリム・ベンゼマと、クロアチア代表MFルカ・モドリッチの2選手が、カルロ・アンチェロッティ監督と共に公式会見に出席。両選手は今大会への意気込みや今シーズンに向けた展望を語った。
ベンゼマは今大会に向け、「すべての試合が戦いであり、明日の夜には新たな夢が叶うかもしれない。僕らにとって重要な試合だ。プレシーズンはとても良かったし、準備万端、優勝してマドリードに戻るために全力を尽くすつもりだ」と、EL王者撃破への意気込みを語った。

さらに、昨シーズンのラ・リーガ、CLの2冠達成に加え、両コンペティションで得点王に輝いたマドリーの絶対的エースは、バロンドールの最有力候補に挙がる。仮に、今大会でトロフィーを獲得した場合、更なる後押しとなる。ただ、ベンゼマはチームと共にトロフィー獲得を目指しているものの、個人記録は意識していないと主張している。
「僕が言えることは、毎年、世界最高のこのクラブのために全力を尽くそうとしているということだ。毎年、自分のプレーを向上させなければならない。昨季はとても良いシーズンだったけど、誰が世界一のプレーヤーかは他の人が決めることだ。僕はただゲームに集中しているよ」

「そのこと(バロンドール)は考えていない。チームで勝つことの方が重要で、その結果として個人的な称賛がもたらされるんだ。チームと一緒にもっとトロフィーを獲得したいね」

また、元ブラジル代表DFマルセロの退団に伴い、今シーズンからカピタンに就任することになった34歳だが、これまで同様の姿勢でチームのために戦う心づもりだ。

「21歳のときに加入し、チャンピオンズリーグで優勝すること、そして成功することだけを考えてきたんだ。今はキャプテンになり、本当に幸せだし、自分のやってきたことに誇りを持っているけど、何も変わっていないよ。昨シーズンもすでにクラブのキャプテンの一人だったし、変わったのはキャプテンになったことぐらいさ。チームメイトの成功に貢献し、ピッチに立つたびにゴールやアシストを決めたいと思っているよ」

一方、ベンゼマと同様にマドリーの多くのタイトル獲得に貢献してきたモドリッチだが、今シーズン最初のトロフィー獲得へ大きなモチベーションを示している。

「チャンピオンズリーグで優勝するのは大変だったけど、特別な旅だったよ。僕らはUEFAスーパーカップでの優勝に向け本当に興奮しているんだ。シーズン最初のトロフィーだし、絶対に勝ちたい。僕らは全力を尽くし、それがピッチで発揮されることを願っているよ」

「このレベルで活躍するためには、ハードワークし、ピッチ内外でプロとして本当に献身的に働く必要がある。僕らはとても良いチームを持っていて、良いシーズンを過ごす準備ができている。毎シーズンそうしているように、全力を尽くすつもりさ。どの大会も僕らにとっては重要だ。また勝つためにここにいるのだから、明日の夜、最高のシーズンのスタートを切りたいね」

最後に、ベンゼマとモドリッチは2012年以降、10年に渡って共にプレーしてきた相棒の印象について改めて言及。

ベンゼマは、「大好きなプレーヤーさ。彼と一緒にトレーニングするたびに、彼は僕に感銘を与えてくれるんだ。ワンタッチとツータッチのフットボールをプレーすることができ、彼について何かひとつ選ぶとしたら、それは彼のアウトサイドキックの能力に違いないね」と、世界屈指のアウトサイドキックの名手を称賛。

対してモドリッチは、「クラブに加入して、一緒に練習し、プレーするようになってから、彼がとてもユニークで異なるタイプのプレーヤーだと気づいたことを覚えているよ。彼は素晴らしい才能の持ち主で、今、多くの人々がその事実を認めてくれていることを嬉しく思っているよ。彼に付いてひとつだけ挙げるなら、彼のゴール能力だね。それは僕に欠けている部分だからね」と、ここ数年の世界的な称賛を喜ぶと共に、そのゴール能力を絶賛している。

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リオ州政府が“ヴィニ・ジュニオール法”を制定…マドリーFWにちなんだ反人種差別法

ブラジルのリオデジャネイロ州政府が、“ヴィニ・ジュニオール法”と呼ばれる反人種差別法を制定した。『ロイター通信』が伝えている。 5日に発表された同法は、レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールにちなんだ反人種差別法で、人種差別行為があった場合にスポーツイベントの中断あるいは中止を決定できる趣旨の法律だ。 ヴィニシウスは、今年5月に行われたラ・リーガでのバレンシア戦で一部のホームサポーターから人種的虐待を受けた。ラ・リーガが同シーズンに検察に報告した同様の事件は10件目となった。 リオデジャネイロの地元メディアによると、この法律はバレンシアのメスタージャで起きた、前述の事件に対するヴィニシウスの対応に触発されたものだという。 リオデジャネイロ州政府が6月に全会一致で承認した“ヴィニ・ジュニオール法”には、人種差別の苦情処理や教育キャンペーンの義務化に関する議定書も含まれている。 リオデジャネイロのスポーツ長官を務めるラファエル・ピッチャーニ氏は、「リオデジャネイロで生まれ育ったブラジルフットボール界のアイドル」に敬意を表するのは光栄だとコメント。 「ヴィニシウスはフットボーラーとしてのここまでのキャリアのすべての功績に加えて、人種差別との戦いの象徴にもなった」 2023.07.06 15:38 Thu
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ムバッペ母「交渉は終了、決めるのはキリアン」

パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペの母親が息子の去就について言及している。中東『Kora Plus』のインタビューで答えている。 新シーズン、レアル・マドリーへの加入が報じられるムバッペだが、母親であるファイザ・ラマリさんは現在の状況について以下のような見解を示している。 「PSGとレアル・マドリーのオファーはほぼ変わらない。交渉は終了したわ。今は息子の判断を待っている状況よ」 スペイン『EL PAÍS』によればレアル・マドリーは肖像権の50%譲渡を契約に入れているとのことで、この点がムバッペ側のネックになっていると見られている。 対するPSGは肖像権の100%譲渡に加え、破格のボーナスも準備している模様。ムバッペの決断が待たれるところだ。 2022.05.21 00:30 Sat

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