不安定なアーセナル…ネビル氏はチームのベテランたちに苦言「本当の意味でのリーダーではない」

2021.12.07 18:06 Tue
Getty Images
元イングランド代表DFのギャリー・ネビル氏が、アーセナルの問題点を指摘した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

アーセナルは今夏の移籍市場で大金を投下し、イングランド代表DFベン・ホワイト、日本代表DF冨安健洋、イングランド代表GKアーロン・ラムズデールらを獲得する大型補強を敢行。3シーズン目を迎えたミケル・アルテタ監督の下で躍進が期待されていた。

しかし、蓋を開けてみるとプレミアリーグ開幕から3連敗。その後は8試合6勝2分けと持ち直したものの、第12節でリバプール相手に0-4の大敗を喫すると、直近ではマンチェスター・ユナイテッドとエバートンに敗れ連敗となっている。
浮き沈みの激しいシーズンを送るアーセナルに対して、ネビル氏は問題点を指摘。若い選手が多いチームにあって、本来チームを引っ張るべきベテラン選手たちがその役割を担えず、リーダーが不在となっていることが要因だと主張した。

「アルテタは不安定だね。良い仕事をしていたかと思うと、その後失敗を重ねてプレッシャーを受けている。彼はこの2つの間を行ったり来たりしていて、その間がない」
「平均年齢の若いチームであることを考えると、オールド・トラフォードやグディソン・パークのような場所でのナイトゲームに対して、1人や2人は経験がない選手もいるだろう」

「私も初めてアンフィールドに行った時のことを覚えているが、観客が盛り上がり、不利な判定もあり大変だった。予想外のことが起こる困難な瞬間を乗り越えるには、経験が必要だ」

「そしてそこには安心感が必要となる。チームの背骨となるような存在が必要なのだ。アーセナルのシニアプレーヤーを見ると、あまりしっかりとしたキャラクターはいない。彼らは本当の意味でのリーダーではないのだろう。だから若い選手が試合中の困難な瞬間を乗り越えられずにいると、他の選手も少しずつ落ち込んでいく」

「これは当然のことだと思う。そこにはたくさんの才能があり、若い選手たちに問題があるのではない。アーセナルのチームとしての問題は、オールド・トラフォードやグディソンで起こる激動の瞬間を乗り越えられる方向性や基準を持っていないことだ。彼らにはそれがない」

また、ネビル氏はエバートン戦でベンチスタートとなったキャプテンのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンに言及。アルテタ監督との関係を考えても、クラブを退団する可能性はあると予想した。

「この試合の後、オーバメヤンとの問題が出てくると思う。彼はエディ・エンケティアが自分より優先されることを良しとしないだろう。彼は交代で投入されることを嫌がると思う」

「アルテタとオーバメヤンの間には、常にちょっとしたバグがあるね。アルテタは仮にオーバメヤンを売却したお金で他の選手を獲得できるなら、おそらくそうするだろう。そして、オーバメヤンももし移籍ができるようなら、そうするだろうね」

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【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.9 “フェイマス・バックフォー”クラブ史上2度目のダブル/アーセナル[1997-98]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.9</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">1997-98シーズン/アーセナル 〜フェイマス・バックフォー〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/1997-98arsenal.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:アーセン・ヴェンゲル(48) 獲得タイトル:プレミアリーグ、FAカップ 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント8:★★★★★★★★☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">クラブ史上2度目のダブル</div> 1997-98シーズンは、アーセン・ヴェンゲル監督が初めてシーズンを通してチームを指揮したシーズンだった。1996-97シーズンの途中にアーセナルの指揮官に就任したヴェンゲル監督は、新たなトレーニングメソッドや選手たちのプライベートに関する制限、外国人選手の積極的な招へいなど、クラブに多くの変化をもたらした。 プレミアリーグでは、開幕から第12節まで負けなしで首位に立った。しかし、11月に行われた4試合のうち3試合で敗れるなど、中盤に失速する。それでも、年明け以降に再び調子を取り戻すと、第33節から5連勝を達成するなどし、首位を奪還。最終的には、マンチェスター・ユナイテッドを1ポイント差で退け、7シーズンぶりにリーグタイトルを戴冠した。 さらに、このシーズンのアーセナルはFAカップでも躍進。準々決勝と準決勝で、それぞれウェストハムとウォルバーハンプトンを下して決勝に進出する。決勝では、ニューカッスルを相手にオーフェルマルスとアネルカのゴールで勝利。1970-71シーズン以来、クラブ史上2度目となるダブルを達成した。そして、英国4協会以外の出身者で初めてプレミアリーグを制した指揮官となったヴェンゲル監督は、年間最優秀監督賞を受賞した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">フェイマス・バックフォー</div> 今でこそ攻撃的なフットボールで知られるアーセナルだが、1990年代以前は非常に守備的なスタイルで、「1-0の退屈なチーム」などと嘲笑されることも多かった。それでも、ヴェンゲル監督の就任以降は、徐々にスペクタクルなチームへと変貌。1997-98シーズンのチームの強みは未だ守備にあったが、攻撃でも見どころ十分だった。 GKには、イングランド代表の守護神でもあるシーマンが君臨。“フェイマス・バックフォー”と呼ばれた名高い最終ラインでは、ディフェンスリーダーのアダムスを中心に、ウィンターバーン、ディクソンという守備的ながらも安定感抜群の両サイドバックが不動のレギュラーを務める。アダムスの相棒には、現在のアーセナルコーチであるボールド、そしてキーオンと、フィジカルコンタクトに優れる両名が名を連ねた。 セントラルMFは、強靭なフィジカルとフットボールセンスを併せ持つヴィエラと、左利きのプレーメーカーであるプティのコンビが磐石。攻撃的にシフトする際には、テクニシャンのプラットも控えていた。そして、右サイドにはバランスの優れる万能型MFパーラー。左サイドのオーフェルマルスは当時、世界有数のウインガーとして名を馳せ、右足で持ち出す縦突破は、分かっていても止められないレベルにあった。 最前線にも魅力的な選手たちが在籍していた。ベルカンプはゴールだけでなくアシストでも貢献した。当時のアーセナルのスターだったイアン・ライトは現代で言うバロテッリのような“愛すべき悪童”的存在。1991年からアーセナルのために多くのゴールを挙げ続けたイングランド人FWも当時34歳とキャリア終盤だったが、驚異的なダッシュ力と豪快なシュートは健在で、多くのゴールを陥れた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FWデニス・ベルカンプ(28)</span> 内に秘める闘争心と氷のような冷静さを併せ持つオランダの天才ストライカーは、卓越したボールテクニックと決定力を遺憾なく発揮。公式戦40試合に出場して22ゴールを記録しただけでなく、ゲームメークやアシストでも多大な貢献を果たした。その結果、選手が選ぶPFA年間最優秀選手賞と、記者が投票で選出するFWA年間最優秀選手賞をダブルで受賞する快挙を達成している。 2019.04.07 22:00 Sun

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