8人離脱のイングランド代表にケインが苦言「代表はクラブよりも優先されるべき」

2024.11.14 06:30 Thu
Getty Images
バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインが代表辞退者が相次いでいることに苦言を呈した。

UEFAネーションズリーグで14日にギリシャ代表と、17日にアイルランド代表と対戦するイングランド代表では、DFトレント・アレクサンダー=アーノルド、MFフィル・フォーデン、MFジャック・グリーリッシュ、MFブカヨ・サカ、MFデクラン・ライス、MFコール・パーマー、DFレヴィ・コルウィル、GKアーロン・ラムズデールの8選手がコンディション不良により代表合流を辞退していた。

ビッグクラブ所属の選手が相次いで代表合流を辞退したことを受けてイングランド代表で主将を務めるケインは前日会見にて以下のような苦言を呈した。
「代表は何よりも大切だと思っている。クラブよりもね。プロサッカー選手として最も重要なことだ。ガレス(サウスゲート)が代表でプレーする喜びを取り戻してくれた。仮に代表へのモチベーションが欠けている選手が居たら、ガレスはその選手を外す決断を下すことに躊躇することはなかった」

「今回は明らかに残念だ。シーズンの厳しい時期でそれが代表辞退の考えに至らせたのかもしれない。正直、その考えは好きではない。代表はクラブよりも優先されるべきだからね」
UEFAネーションズリーグでリーグBを戦っているイングランドは14日に3ポイント差の首位ギリシャと対戦。17日のアイルランド戦を連勝すると逆転で首位浮上の可能性があり、リーグA復帰が決まる状況となっている。

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69億円でサウジ移籍…イヴァン・トニーが新天地アル・アハリでスタメン落ち 低調なチームの中で連携面向上せず

イングランド代表FWイヴァン・トニーが新天地アル・アハリ・ジッダで先発落ちだ。 賭博関与で長期の出場停止を喰らい、復帰後なかなか調子が上がらずともユーロ2024のイングランド代表メンバーに滑り込んだトニー。 大会後、ブレントフォードからサウジ1部のアル・アハリへ、移籍金4200万ユーロ(約69.1億円)で完全移籍した。 ビッグクラブへの移籍が叶わず中東行きとなったなか、王者アル・ヒラルの対抗馬としてリーグ優勝が期待されるアル・アハリにおいて、デビュー2戦目で2得点を叩き出す。 しかし、チームはリーグ戦3勝2分け3敗と、今季も圧倒的な強さで首位を突っ走る王者アル・ヒラルの背中が視界にも入らず。 その中で、トニーは連携面が向上していないと判断されているようで、公式戦13試合4得点3アシストという数字のかたわら、ACLEを含めた直近の公式戦2試合でスタメン落ち。 9日の試合後、マティアス・ヤイスレ監督は「トニーは新戦力。新たに加わった選手が困難に直面するのはいたって普通のことだよ。これからは代表ウィーク。この期間で練習を重ね、チームに溶け込ませたい」と擁護した。 もっとも、「代表ウィークで溶け込ませたい」は、トニーが加入後にイングランド代表からフェードアウトしたゆえ。最近はエンゴロ・カンテなどサウジから欧州の列強国代表に返り咲く選手が少なくないが、トニーも巻き返せるか。 トニーは言ってもまだ28歳である。 2024.11.13 21:20 Wed

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