未勝利発進により「敵地でイラン撃破」を求められる10月のカタール代表…W杯予選突破の経験なきアジア王者、精神力やいかに

2024.10.07 18:00 Mon
事実上、「敵地でイラン撃破」を求められる10月のカタール代表
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事実上、「敵地でイラン撃破」を求められる10月のカタール代表
カタール代表の精神力やいかに。

2022年に自国開催のW杯で同大会初出場、さらにはアジアカップ2連覇のアジアチャンピオンというカタール代表。

そこには確かな成長曲線が存在も、一方でW杯アジア予選を突破した経験はなし。カタールは2026年北中米W杯アジア最終予選A組第1節で、UAEにホームで逆転負けを喰らった。
対UAEの敗戦は9年ぶりで、ホームでの敗戦は実に23年ぶり。予選突破経験のないチームが出だしで躓き、そこで被った精神的ダメージを懸念すれば、次は“ほぼ無観客”の中立地ラオスで北朝鮮とドロー…イランやウズベキスタンが同居するA組だと考えれば、間違いなく痛い。

10月の第3〜4節は、まずキルギスとのホームゲームで、ここは流石に今予選初白星が濃厚か。ただ次はイランとの敵地テヘラン決戦だ。
実はカタール、先のアジア杯2023準決勝でイランを撃破しており、対イラン14年ぶりの勝利に。イランからすれば、前回王者とはいえ、6連勝中&6試合連続無失点だったカタールに不覚をとった格好。事実、昨年10月のテストマッチではカタールを4-0と一蹴していた。

そして今回、タフネス集団イランが、ホーム・テヘランでの打倒カタールに闘志を燃やしていることは明白か。2連勝中のイランは、第3節のウズベク戦含め、ここでも2連勝なら本大会切符がグッと近づく「4試合勝ち点12」となる。

カタールは2日に招集メンバーを発表。

FWアルモエズ・アリやFWアクラム・アフィフといったお馴染みの選手に加え、9月途中に緊急で追加招集となった“新たな帰化組”FWエジミウソン・ジュニオールを引き続き招集した。

カタール『ガルフ・タイムズ』は「2連勝でなければ、現実的に今後がますます厳しい」と緊張感。今回1勝1分けでトータル勝ち点「5」としても、すでにウズベクとイランが「6」を積み上げている状況。2位には届かない。

事実上、1996年の初対戦から未だ成し得ていない「敵地でのイラン撃破」を求められているカタール代表である。

◆最終予選A組(〜第2節)
1位 ウズベキスタン | 勝ち点6 | +2(総得点4)
2位 イラン | 勝ち点6 | +2(総得点2)
3位 UAE | 勝ち点3 | +1
4位 北朝鮮 | 勝ち点1 | -1
5位 カタール | 勝ち点1 | -2
6位 キルギス | 勝ち点0 | -2

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カタール代表に新たな帰化選手! エジミウソン・ジュニオール30歳がW杯最終予選初戦黒星で緊急の追加招集

カタール代表がブラジルから帰化した選手を緊急で追加招集した。 アジア杯王者のカタール代表は5日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選A組第1節を戦い、ホームでUAE代表に1-3と逆転負け。“W杯予選突破経験のないアジアチャンピオン”は、出だしでいきなり躓いた。 A組のライバルを見渡せば、隣国UAE以外にイラン、ウズベキスタン、北朝鮮、キルギス。それぞれ独自のサッカーを展開する難敵揃いであり、初戦をホームで落とした事実がのちのち響く可能性は排除できない状況だ。 焦りは禁物だが、カタール『ガルフ・タイムズ』によると7日、カタールサッカー協会(QFA)が早くも一手。 中立地ラオスで行われる10日のアウェイゲーム、第2節・北朝鮮戦に向け、国内リーグから緊急で2選手を追加招集した。 1人目は、アル・ラーヤンのイラク系カタール人FWアーメド・アル・ラウィ(20)。U-23アジア杯で大岩ジャパン相手に強烈なヘディングシュートを叩き込んだ、あのストライカーだ。 アル・ラウィは昨秋のA代表初キャップから通算5試合2得点。6月の代表ウィーク2試合で180分間フル出場し、今回は当落線上で落選したようだが、国内屈指の若手ストライカーとあって追加招集もある意味妥当と言える。 もう1人が「帰化選手」にして初招集。 2018年にスタンダール・リエージュからアル・ドゥハイルへ加入し、カタール在住7年目を迎えているベルギー出身のブラジル人FWエジミウソン・ジュニオール(30)だ。 こちらは左ウイングを本職とするアタッカーで、日本企業による買収以前のシント=トロイデンでプレーした経験も。すでにカタール国籍を保有し、A代表入りの噂が国内で流れていたなか、とうとう声がかかった格好だ。 カタール代表のスペイン人指揮官、マルケス・ロペス監督は『ガルフ・タイムズ』を通じ、「まだ9試合残っている。初戦の負けを帳消しにすべく、最善を尽くす」と談話。「北朝鮮に必ず勝つ」と意気込んだ。 <span class="paragraph-title">【写真】アル・ドゥハイルがエジミウソン・ジュニオールのカタール代表初招集を発表</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ar" dir="rtl">استدعى مدرب منتخبنا الوطني الأول السيد ماركيز لوبيز لاعب نادي الدحيل إدميلسون جونيور لقائمة العنابي استعداداً لمواجهة كوريا الشمالية المقبلة بتصفيات كأس العالم 2026.<a href="https://twitter.com/hashtag/%D8%A7%D9%84%D8%AF%D8%AD%D9%8A%D9%84?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#الدحيل</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/%D8%A7%D9%84%D8%B9%D9%86%D8%A7%D8%A8%D9%8A?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#العنابي</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%D8%B1%D8%AD%D9%84%D8%AA%D9%86%D9%80%D8%A7_%D8%A5%D9%84%D9%892026?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#رحلتنـا_إلى2026</a> <a href="https://t.co/nH1ifXGq9W">pic.twitter.com/nH1ifXGq9W</a></p>&mdash; نادي الدحيل ALDUHAIL (@DuhailSC) <a href="https://twitter.com/DuhailSC/status/1832383551792189839?ref_src=twsrc%5Etfw">September 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.08 13:55 Sun
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アジア杯連覇で慢心? “W杯予選突破経験のないアジア王者”カタールがUAEに逆転負け「消極的なプレーでミスを…」

アジア王者のカタール代表がいきなり躓いた。カタール『ガルフ・タイムズ』が伝える。 5日にアジア各地で行われた、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第1節。 A組は、アジア杯連覇のカタールが、隣国にして国交のないライバル・UAEにホームで1-3と逆転負け。自国開催の2022年W杯が大会初出場だったアジア王者は史上初となる「アジア予選突破」を目指すなか、いきなり躓いた。 カタールがこの敗戦を過小評価できないのは、A組で同居のUAE以外を見渡しても明らか。 タフさがアジア随一のイラン、パリ五輪を経験した選手が多いウズベキスタンも同居し、北朝鮮のような何がどう転ぶか全く予測できない存在も。唯一キルギスは少し力が劣りそうだが、基本的に競争力は高いと見るべきだ。 MFタレク・サルマンは試合後、「前半はとても良かったが、チャンスを潰しすぎた。UAEは後半に入ってリスクを恐れなくなり、トライ&エラーを繰り返した一方、僕たちは消極的なプレー選択でミスを起こした」と後悔を口に。 UAEは2015年を最後に、敵地ドーハに限ると2001年からカタール相手の勝利がなく、積極果敢な姿勢で後半3発。アジア王者のカタールは、UAEに対する慢心が多少なりともあったことがコメントから窺える。 サルマンは、「予選はまだまだ続いていく。懸命に戦うこと、ミスを減らすことを国民に誓う」と力なく締め括ったそうだ。 カタールは10日、中立地ラオスで北朝鮮とのアウェイゲーム(A組第2節)を戦う。 2024.09.06 17:45 Fri
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北朝鮮が粘りを見せアジア王者のカタールとドロー! カタールは追いつかれてのドローで2戦勝利なし【2026W杯アジア最終予選】

アジア王者のカタール代表が苦しんでいる。 10日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループAの第2節が行われ、北朝鮮代表がホームにカタール代表を迎えた。 2次予選では日本代表とも同居した北朝鮮。ホームゲームとドタキャンするという異例の時代が発生し、日本とのホームゲームは不戦敗に。それでも最終予選に勝ち残っている。 その北朝鮮はホームにアジアカップ連覇中のカタールを迎えた。カタールは初戦でUAE代表に1-3で惨敗。北朝鮮もウズベキスタン代表に1-0で敗れており、共に初勝利が欲しい試合だった。 試合は序盤から北朝鮮がゴールに迫る。一方で、カタールもミドルレンジからゴールを目指すなどしたが、なかなかゴールを奪えず。アルモエズ・アリのシュートが左ポストを叩くなど、運も味方しなかった。 すると19分、北朝鮮は、リ・イルソンがハン・グァンソンからのロングパスを受けると、カットインから強烈なシュートを決めて先制する。 先制を許したカタールだったが、31分にPKを獲得するとアクラム・アフィフがしっかりと決めて同点に。さらに44分には、アルモエズ・アリが逆転ゴールを決めることに成功する。 試合をひっくり返したカタールだったが、北朝鮮は粘り強く戦う。すると51分、カン・グクチョルが直接FKを叩き込み同点に。すると57分に、強烈な雨が降り始めて試合は中断する。 その後再開した試合は、カタールがゴールに迫っていくが、GKカン・ジュヒョクらの粘り強い守備も相まってタイムアップ。北朝鮮はホームで貴重な勝ち点1を獲得。カタールは2戦を終えて勝利なしと、苦しいスタートとなった。 北朝鮮代表 2-2 カタール代表 【北朝鮮】 リ・イルソン(前19) カン・グクチョル(後6) 【カタール】 アクラム・アフィフ(前31) アルモエズ・アリ(前44) <span class="paragraph-title">【動画】北朝鮮がアジア王者に粘りを見せドロー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="LXkFLQs1vaQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.11 00:35 Wed

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