板倉が2カ月ぶりピッチへ!復活に国内外から歓喜の声「お帰りなさい」「間に合って良かった」

2022.11.12 15:45 Sat
Getty Images
ボルシアMG日本代表DF板倉滉が帰ってきた。9月12日のトレーニング中に負傷した板倉は、左ヒザ内側じん帯の部分断裂と診断され、手術をせずにカタール・ワールドカップ(W杯)の出場を目指すことを選択した。
懸命のリハビリが功を奏し、これまで順調に回復。負傷からおよそ2カ月が経過した、11日のブンデスリーガ第15節、ホームでのドルトムント戦でベンチ入りを果たすと、4-2とリードして迎えた88分、ついにピッチへ。大きな歓声で迎えられた。

クラブの公式ツイッターは試合後に板倉の写真を公開。この日ゴールを決めたラミ・ベンセバイニとのツーショットで、板倉は笑顔でサムアップを決めている。

復活を遂げた板倉には「お帰りなさい」、「間に合って良かった」、「ベンゼバイニと板倉は熱い」、「やったぜ!」、「需要ありすぎる写真」などの声が国内外から寄せられた。
試合はそのままボルシアMGが逃げ切り、いい形でW杯ブレイクに突入。クラブにとっても、日本にとっても明るい話題となった。

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ベナセルに年俸32億円オファー…ミランの練習を3日連続で欠席中

ミランのアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセル(26)が練習に顔を出さなくなった。 イタリア『カルチョメルカート』によると、ベナセルはパルマ戦翌日の26日からミラネッロに不在。ケガをしているわけではないという。 どうやらサウジアラビア1部のアル・カーディシーヤへの完全移籍が濃厚か。アルジェリア代表関係者の話として、ベナセルは現年俸の5倍にあたる2000万ユーロ(約32億円)を先方から提示されているそうだ。 ミランとベナセルの契約には解除条項5000万ユーロ(約80.5億円)があり、アル・カーディシーヤがミランを説得するには、3000万ユーロ(約48.3億円)前後が必要とのこと。 『カルチョメルカート』は、ミランがボルシアMGのパリ五輪フランス代表MFマヌ・コネ(23)を狙っており、資金確保へアル・カーディシーヤとの妥協点を見出すと伝えている。 2024.08.29 14:50 Thu
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後半の2発でボーフムを下したボルシアMGが今季初勝利を飾る!三好ベンチ外で元川崎F対決は実現せず…【ブンデスリーガ】

ブンデスリーガ第2節のボーフムvsボルシアMGが8月31日に行われ、0-2でボルシアMGが勝利した。ボーフムのMF三好康児はベンチ入りせず、ボルシアMGのDF板倉滉はフル出場している。 開幕節でRBライプツィヒに惜敗したボーフムが、同じく王者レバークーゼンに敗れたボルシアMGをホームに迎えた一戦。ボルシアMGに残留の決定した板倉はセンターバックで2試合連続の先発。一方、移籍最終日にボーフムに加入が発表された三好はベンチ外となった。 立ち上がりから積極的な姿勢でゴールを目指すボーフムは16分、ロジラの左クロスをボックス左で収めたホフマンがチャンスを迎えたが、左足から放たれたシュートはわずかにゴール右に逸れた。 ゴールレスで折り返した後半、先にチャンスを創出したのはボルシアMG。52分、シュテーガーの左クロスをボックス中央で受けたプレアのトラップが乱れると、ゴール前のクラインディーンストが繋いだラストパスからボックス右のオノラがダイレクトシュート。これがゴールネットを揺らしたが、クラインディーンストの戻りオフサイドによってゴールは取り消しとなった。 先制のチャンスを逃したボルシアMGだったが、67分にスコアを動かす。シュテーガーのパスでボックス右深くに抜け出したオノラのクロスを逆サイドでフリーのクラインディーンストが頭で流し込んだ。 先制点で主導権を握ったボルシアMGは、78分にも中盤でパスカットしたライツの縦パスからショートカウンター。このパスに反応したクラインディーンストがボックス左深くまで持ち上がり折り返しを供給すると、逆サイドから走り込んだオノラがワンタッチシュートでネットを揺らした。 結局、試合はそのまま0-2でタイムアップ。後半の2ゴールでボーフムを下したボルシアMGが今季初勝利を飾った。 ボーフム 0-2 ボルシアMG 【ボルシアMG】 ティム・クラインディーンスト(後22) フランク・オノラ(後32) 2024.09.01 01:10 Sun

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