エゴと献身性の相反する能力を持ち合わせたアフリカ最高のストライカー、サミュエル・エトー

2021.07.31 22:15 Sat
◆プレミア初ハットトリック

そして3つ目はプレミアリーグでの活躍だ。

エトーはチェルシーとエバートンに在籍経験があるが、どちらも短いものだった。

チェルシーには1シーズンしか在籍しなかったが、その中でハットトリックを記録。それがマンチェスター・ユナイテッド戦だった。



前述の通り、バルセロナ時代の2008-09シーズンのチャンピオンズリーグ決勝でユナイテッド相手にゴールを決めていたエトー。今回はプレミアリーグの試合でハットトリックをやってのけた。

2014年1月19日に行われた試合ではカットインからのシュートで先制ゴールを決めると、2点目はグラウンダーのクロスに合わせて追加点。3点目はCKの流れからこぼれ球を蹴り込みハットトリックを達成した。

エバートン時代を含めプレミアリーグでは12ゴールしか決めていないが、そのうちの3点がユナイテッド戦。この年は優勝を争っていたものの、終盤に失速し3位に終わっていた。


バルセロナやインテルなどのクラブチームで活躍し、カメルーン代表としても歴代最多ゴール数を誇るエトーが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!

現役時代に魅せたゴールが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。



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ユベントス、リールからFWティモシー・ウェアを完全移籍で獲得!

ユベントスは1日、リールのアメリカ代表FWティモシー・ウェア(23)を完全移籍で獲得した。契約期間は2028年6月30日までの5年間となる。 “リベリアの怪人”の愛称を持ち現在はリベリアの大統領でもあるジョージ・ウェア氏を父に持つウェアは、2019年7月にリールへ完全移籍。移籍初年度は筋肉系のケガの影響でシーズンを棒に振ったが、2年目以降は本職の左右のウインガー、またはセンターフォワードとして出場機会を増やしたが、昨季は左右のサイドバックにコンバートされ、公式戦32試合に出場して2アシストを記録した。 また、2018年3月に18歳でデビューしたアメリカ代表ではこれまで29試合に出場し4ゴールを記録。CONCACAFネーションズリーグ2022-23ファイナルズでは、準決勝のメキシコ戦、決勝のカナダ戦に出場し、アメリカ代表の優勝に貢献した。 なお、昨季限りで退団したコロンビア代表MFフアン・クアドラードの後継者を確保したユベントスは、基本移籍金1030万ユーロ+最大アドオン210万ユーロ+手数料100万ユーロの総額1340万ユーロ(約21億1200万円)を2年間の分割でリールに支払うことになる。 2023.07.02 01:30 Sun

ユベントス、リールFWウェア獲得が決定的に…移籍金は約19億円か

リールのアメリカ代表FWティモシー・ウェア(23)のユベントス移籍がほぼ確実となったようだ。 “リベリアの怪人“と呼ばれたジョージ・ウェア氏の息子として知られるティモシー・ウェア。リールとの契約は2024年6月まで残っているものの、ユベントスが獲得に動き、選手個人とはすでに口頭合意しているとも報じられていた。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ユベントスはリールとも移籍金1200万ユーロ(約18億9000万円)で合意に至ったとのこと。そして、今週の木曜日(29日)にウェアのメディカルチェックが行われるという。 選手側とも長期の契約で合意済みであり、ウェアはイタリアでの新たな一歩に期待を高めている模様。イタリア『スカイ・スポーツ』は契約期間が5年になると報じており、サインがかわされるのみという状況のようだ。 今季リールで公式戦32試合に出場したウェアは、ウイングやセンターフォワードなど前線の複数ポジションをこなすことができる右利きのアタッカー。 しかし、今季はパウロ・フォンセカ新監督の意向やチーム事情でサイドバックにもチャレンジ。左右のサイドバックでも安定したパフォーマンスを披露した。そのため、ユベントスではコロンビア代表MFフアン・クアドラードの後継者として右のサイドバックやウイングバックでのプレーも想定される。 2023.06.27 18:50 Tue

ユベントス、クアドラードの後継者に“リベリアの怪人”2世? 伊紙が攻撃への貢献度を疑問視

ユベントスはリールのアメリカ代表FWティモシー・ウェア(23)をコロンビア代表MFフアン・クアドラード(35)の後継者と考えているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 “リベリアの怪人”という異名で知られるアフリカ人初のバロンドーラー、ジョージ・ウェア氏の息子として有名なティモシー・ウェア。ここ最近はユベントス移籍で口頭合意し、クラブ間交渉の合意も近いと報じられている。 2019年7月に加入したリールでは昨シーズンまで本職である左右のウインガー、またはセンターフォワードとしてプレー。しかし、今シーズンは左右のサイドバックで試合数を重ね、FW登録ながらも公式戦32試合でノーゴールに終わった。 ウェアは当初こそサイドバック起用に反発も、うまくフィットしたことで本格コンバート。対するユベントスは右のサイドハーフやサイドバックを務めるクアドラードが今月末で契約満了となる見込みで、後継者にウェアを据える見込みだという。 気がかりなのは攻撃への貢献度。ウェアは今シーズン、ノーゴールに終わっただけでなく、アシストも「2」のみとなっている。この2つは右ウイングでプレーした1試合で記録したものであり、サイドバックとしては数字を残していない。 クアドラードの後継者であれば、主に右サイドハーフで起用されつつ、4バックと3バックを使い分けるユベントスではサイドバックを務めるケースも考えられる。 『カルチョメルカート』は、ウェアを縦への推進力や正確なクロスで多くのチャンスを演出するクアドラードの後継者と呼ぶには「アシスト(チャンスメイク)において大幅な改善が必要」としている。 2023.06.24 15:56 Sat

ユベントスがウェア獲得でリールと口頭合意、“リベリアの怪人”の息子がイタリアへ

ユベントスがリールのアメリカ代表FWティモシー・ウェア(23)の獲得に近づいているようだ。 不正会計による勝ち点はく奪もあり、セリエAで7位に終わったユベントス。アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアの退団が発表されたほか、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザやセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチにも退団の可能性があるなど、クラブはスカッドの刷新を進めている。 そんな中で、移籍市場に精通するジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、スカッド全体の若返りを図るユベントスは、かねてより獲得を狙っていたウェアの獲得でリールと口頭合意に至ったとのことだ。 現在は移籍金の支払い方法について交渉中であり、1200万ユーロ(約18億7000万円)の一括払いか1000万ユーロ(約15億6000万円)+ボーナス200万ユーロ(約3億1000万円)の形にするかを協議しているという。選手はユベントス加入を望んでいることから、順調にいけば今週末にもメディカルチェックが実施される予定だ。 “リベリアの怪人”の愛称を持ち現在はリベリアの大統領でもあるジョージ・ウェア氏を父に持つウェアは、2019年7月にリールへ完全移籍。本職はウィンガーながらも今季から左右のサイドバックにコンバートされると、公式戦32試合に出場して2アシストを記録した。 2023.06.23 13:05 Fri

ナポリ主砲オシムヘン、アフリカ出身選手のセリエA最多スコアラーに! “リベリアの怪人”の記録破る

ナポリのナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンがセリエAで最もゴールを決めたアフリカ人選手となった。 33年ぶり3度目のスクデットを決めた前節を経て、7日の第34節でフィオレンティーナをホームに迎え撃ったナポリ。優勝後初のホーム凱旋試合となるなか、0-0の74分に獲得したPKのチャンスから、主砲のオシムヘンが決勝ゴールをマークした。 セリエA得点王にまっしぐらの今季23得点目となる一発は自身のリーグ通算47ゴール目に。『Opta』によると、現役時代に“リベリアの怪人”と呼ばれた46ゴールのジョージ・ウェア氏を抜き、アフリカ出身選手のリーグ最多得点記録を更新している。 ウェア氏は1995〜00シーズンまでミランで活躍。ピッチ外では移籍話で盛り上がるオシムヘンだが、ナポリのクラブ史とともに、セリエAでプレーしたアフリカ人選手の歴史にも新たな1ページを刻むシーズンとなった。 2023.05.08 15:35 Mon

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今季バルサでフル稼働のクンデ、自らの進歩誇る 「多大な努力の賜物」

フランス代表DFジュール・クンデがバルセロナでの1年を振り返った。スペイン『アス』が伝えた。 2022年夏にセビージャからバルセロナへ加わり、2シーズン目を終えたクンデ。センターバックと右サイドバックを兼任するDFは、今シーズン公式戦51試合に出場とフル稼働した。 ユーロ2024を前にしたクンデは、フランス『Le Parisien』のインタビューに応じるなか、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンに次ぐプレータイムを記録したことに言及。クラブでの立ち位置を誇ると同時に、自らのコンディション管理が実を結んだと語った。 「僕はバルセロナの中心選手の1人だし、ロッカールームのリーダーの1人でもある。そして何よりも信頼できる選手だ。それは最も誇れることの1つかもしれない」 「今シーズンは、ガビとぶつかってヒザを痛めたことを除けば、身体的な問題で悩まされたことは1度もなかった。多大な努力の賜物だから、とても誇りに思っている」 また、規律面でも以前より改善したとクンデはコメント。同胞のレジェンドFWティエリ・アンリ氏の言葉が脳裏に焼き付いているようだ。 「ハードワークと規律こそが才能だと言ったのはティエリ・アンリだったと思う。その考え方がとても好きだ。僕は才能に恵まれた選手だけど、一部の人が言うほど才能に溢れているわけではない。大きな強みがあるわけでもない」 「だから、自分の努力が報われるのを見るのは嬉しいことだ。僕がさらっとこう言えるのは、規律を欠いて、罰金を支払うことが昔は多かったからだ」 さらに、ファッションへのこだわりがうかがえるクンデは、「僕が良い服を着るのが好きだから、サッカーよりもファッションに時間を費やしているように思われる」と主張。しかし、「僕はサッカーに情熱を注いでいるし、ほとんどの時間をサッカーに費やしている」とその見方を真っ向から否定している。 2024.06.10 16:23 Mon

レンタル中の身であるフェリックス、自身の想いを口に「バルサに残りたい」

バルセロナでプレーしたポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(24)が、残留を改めて希望した。 アトレティコ・マドリーからのレンタル移籍でバルセロナに加入したフェリックス。予てからプレーしたかったというバルセロナのユニフォームに袖を通すと、ラ・リーガでは30試合で7ゴール3アシストを記録。公式戦44試合で10ゴール6アシストを記録した。 アトレティコとは長期契約を締結しており、2029年夏まで5年も契約が残っている状況。しかし、ディエゴ・シメオネ監督との関係も良くなく、昨シーズンのチェルシーに続いて2年連続でレンタル移籍しており、来シーズンもアトレティコに戻る気は無いとしてきた。 一方で、多額の移籍金をバルセロナが払うことは不可能。フェリックスを買い取ることはどう考えてもできない状況だ。 そんな中、フェリックスは『The Nude Project』のポッドキャストに出演。改めて自身の考えを口にした。 「僕はレンタル中であり、それは僕次第というものではない」 「もしそれが僕次第であるならば、すでにバルサを愛していると述べている。子供の頃からずっと想っていたクラブだったので、残りたいよ」 バルセロナでのプレー継続希望を改めて口にしたフェリックス。新シーズンからはハンジ・フリック監督が就任するが、フリック監督もフェリックスの残留を望んでいる状況だ。 なお、スペイン『アス』によれば、アトレティコはフェリックスを6000万ユーロ(約101億4000万円)と評価しているとのこと。レンタル延長という形が現実的だが、果たして願いは叶うだろうか。 2024.06.10 12:15 Mon

ダニ・オルモ獲得はチャビ監督の希望…現在はバルセロナのリストに存在せずか

バルセロナはRBライプツィヒのスペイン代表FWダニ・オルモ(26)を追いかけていないようだ。スペイン『スポルト』が報じた。 今夏は左ウイングが補強ポジションの1つと取り沙汰されているバルセロナ。アスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)やリバプールのコロンビア代表FWルイス・ディアス(27)の名前が挙がるなか、ラ・マシア出身のダニ・オルモへの関心も報じられていた。 4月の時点では、スポーツ・ディレクター(SD)を務めるデコ氏が代理人や父親に接触したという話もあったが、獲得を望んでいたのは解任が決まったチャビ・エルナンデス監督とのこと。プレーのみならず、バルセロナのスタイルを熟知している点や、前線ならどこでもできる万能性を評価していたという。 しかし、ハンジ・フリック氏が新監督に決まった今では獲得リストに名前なし。前述のようなより純粋なウインガーを求めているようだ。 なお、バイエルンやリバプールからの関心も報じられているダニ・オルモだが、ユーロ2024が終わるまでは自身の将来について決断を下さないと明言。ライプツィヒとの契約を2027年6月まで残す一方、7月初旬まで有効な約6000万ユーロ(約101億8000万円)の契約解除条項が存在すると言われている。 2024.06.06 21:56 Thu

バルセロナがメリーノ獲得の動きを本格化…今後数週間以内に獲得に乗り出すか

バルセロナが、レアル・ソシエダのスペイン代表MFミケル・メリーノ(27)獲得の動きを本格化させるようだ。スペイン『スポルト』が報じている。 ハンジ・フリック新監督の下で捲土重来を期す新シーズンに臨むバルセロナ。新シーズンは指揮官が得意とする[4-2-3-1]への変更が見込まれ、中盤では指揮官の教え子であるバイエルンのドイツ代表MFジョシュア・キミッヒを中心にリストアップしている。 そういった中、以前から関心を示してきたメリーノ獲得へ本腰を入れ始めているという。近年の“ラ・レアル”の中盤の主力として君臨するレフティーは、球際の強さを生かした守備に加え、正確なボールの散らしによって中盤と前線のリンクマンとして機能。さらに、正確な左足のキックを活かしたチャンスメークにセットプレーのターゲットマンと、攻守両面で多才な能力を有する。 また、契約期間はキミッヒと同じ2025年までとなるが、給与面を含めた総コストは間違いなく安価であり、そのプレースタイルを含めてクラブ内での優先順位が高まっているという。 そして、クラブはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の問題をクリアできるようであれば、今後数週間でメリーノ獲得に乗り出す構えだという。 なお、同じく中盤の補強として名前が挙がっているアルゼンチン代表MFギド・ロドリゲスはすでに条件面で合意に至っていると言われるが、ひとまずメリーノやキミッヒの交渉を優先としてあくまでオプションとして交渉をペンディングしているようだ。 2024.06.06 07:45 Thu

「ノイアーとは良い関係性」も…テア・シュテーゲンがユーロ2024控えて長年のやるせなさ再び「快適なわけない」

ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(32)が、長年抱いてきたやるせなさを再び口にした。スペイン『Relevo』が伝えている。 バルセロナの守護神、テア・シュテーゲン。近年欧州制覇から遠ざかるバルサとはいえ、彼自身は欧州でも指折りのGKであり、クラブ最後のCL制覇(14-15シーズン)はテア・シュテーゲンがゴールマウスを守っていた。 しかし、ドイツ代表では通算40キャップ。 この数を積み上げるのは勿論容易でないが、うち国際親善試合25試合、W杯欧州予選8試合、コンフェデ杯4試合、ネーションズリーグ2試合、ユーロ予選1試合…W杯とユーロの本大会に限ると「0」キャップとなっている。 いうまでもなく、同じ時代のドイツ代表にGKマヌエル・ノイアー(38/バイエルン)がいるためであり、当代最強守護神との並列を嫌うGKは決して少なくない。 バイエルン保有のアレクサンダー・ニューベルは「ノイアーがいるから」とキッパリ明言した上でバイエルンでのプレーを拒否し続け、今季まで3年連続でレンタル移籍に出ているのだ。 若手時代のテア・シュテーゲンも、この事実にやるせなさをこぼしたことがあったが、開幕が迫るユーロ2024でもこれは継続される見通し。ドイツ代表の正GKは今なおノイアーだ。 4日の国際親善試合・ウクライナ代表戦(0-0)後、やはりノイアーの控えでベンチに90分間とどまったテア・シュテーゲンは「快適な状況にいるわけがないだろう」と切り出した。 「僕は(ユリアン・ナーゲルスマン)監督に、『大事なことはこれがチームスポーツであること、もうひとつは僕たち皆が人間であること』だと言った。僕の状況が快適なわけないし、残念だし、同意もしかねる。それでも誰もがグループに対する責任を持たねばならない」 一方で、これもある種ノイアーと競うGKの常套句となっていることだが、決して関係性は悪くないと強調。「ノイアーとは個人レベルで何の問題もない。良い関係性を築けている」と短くコメントした。 今大会のドイツはホスト国代表ということで、いきなり14日の開幕戦(スコットランド代表戦)から登場。先発GKにテア・シュテーゲンを予想する現地メディアは存在しない。 本人が口にした通り、実際にノイアーとの関係性は悪くないだろうし、クラブレベルで対戦する際は決まって試合後に長くやりとり。だからこそ「快適じゃない。残念だ」などと言えたはずだが、W杯およびユーロという大舞台に出場できていない事実もそこにはある。 若くしてバルセロナに加入したテア・シュテーゲンも、気づけば32歳だ。 2024.06.05 22:00 Wed

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ビジャレアルが元仏代表MFキャプーの退団を発表…

ビジャレアルは10日、元フランス代表MFエティエン・キャプー(35)が今季限りで退団することを発表した。 これまでトゥールーズやトッテナム、ワトフォードでプレーしたキャプーは、2020年12月末に左ヒザ前十字靭帯の断裂の重傷で長期離脱を強いられたMFビセンテ・イボーラの穴埋めとしてビジャレアルに加入。 ビジャレアルでは、加入当初から守備的MFの絶対的主力として君臨し、在籍3年半で公式戦148試合に出場し12ゴール9アシストを記録。 2023-24シーズンも前半戦はレギュラーとして活躍したが、昨年11月に就任したマルセリーノ・ガルシア・トラル監督の下では序列が一気に低下。後半戦はリーグ戦15試合に出場したが、スタメン出場はわずか3試合にとどまっていた。 今季限りでの退団が決まったキャプーは、公式サイトで以下のように別れのメッセージを送った。 「サヨナラを告げるのは決して簡単なことではない。ましてや、3年半もお世話になったクラブに別れを告げるとなれば、なおさらだ」 「去る前に、ビジャレアルに在籍していた間、お世話になったクラブのすべての人たちにお礼を言いたい。監督、コーチ、スタッフ、そして僕が心地よく過ごせるよう、様々な形でサポートしてくれたすべての人だ」 「また、ファンのことも忘れたくない。グロゲッツ(ビジャレアルサポーターの愛称)、僕がSNSをやっていないことはもう知っているだろうが、君たちの愛情表現に気づかなかったわけではないと僕は断言する。僕がヴィラ=レアルに行ったり、エスタディオ・デ・ラ・セラミカに足を踏み入れたりするたびに、皆さんの心からのサポートを感じていた。僕をビジャレアルのファミリーの一員だと感じさせてくれてありがとう」 「そしてチームメートたち、初日から僕をファミリーの一員のように思ってくれてありがとう。僕はこのクラブで忘れられない日々を送ることができた。とりわけ2021年5月26日のグダニスクでの夜は忘れられない。クラブ史上初のタイトルであるヨーロッパリーグを制したグループの一員であることは僕にとって誇りであり、2021-22シーズンのチャンピオンズリーグでも決勝まであと一歩という夢のような大偉業に貢献できたことは幸せだったよ」 2024.06.11 07:30 Tue

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ムバッペにとってレアルは「完璧なクラブ」、代表でも同僚のカマヴィンガが主張

レアル・マドリーのフランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガが、同胞FWキリアン・ムバッペの加入について語った。スペイン『アス』が伝えた。 マドリーは3日、来シーズンのムバッペ加入を発表。この25歳アタッカーはついにパリ・サンジェルマン(PSG)を離れることとなり、ユーロ2024後に幼少期から憧れていた夢のクラブへと向かう。 そんななか、代表だけでなくクラブレベルでもチームメイトとなるカマヴィンガが、ムバッペの加入についてフランス『テレフット』で言及。マドリーは移籍先として理想的なクラブだと主張している。 「キリアンのキャリアにおける理にかなった次のステップだ。レアル・マドリーは、PSGの後に彼が必要としていたクラブだ」 「レアル・マドリーは彼の個人的な目標の達成を後押ししてくれる。また、彼はチームとしてもチャンピオンズリーグで優勝したいと考えている。だからレアル・マドリーは完璧なクラブだと思う」 また、先日の記者会見では「ムバッペのゴールをアシストすることができたらとても嬉しい」とも語っていたカマヴィンガ。個人としてもサポート体勢は万全のようだ。 2024.06.10 14:49 Mon

オリベル・トーレスの新天地がメキシコに…モンテレイと3年契約

リーガMX(メキシコ1部)のモンテレイは8日、スペイン人MFオリベル・トーレス(29)の加入を発表した。契約は2027年6月までの3年となる。 アトレティコ・マドリーのアカデミーからトップチームに上がり、その才能が脚光を浴びたオリベル・トーレスだが、ビジャレアルや、ポルトにローン移籍。ポルトでは2度目のローン移籍を経験し、最終的に完全移籍でアトレティコに別れを告げた。 それからは2019年夏のセビージャ入りでスペイン帰還。セビージャでの5年間で通算201試合11得点21アシストの数字を残し、2度のヨーロッパリーグ(EL)優勝を経験したが、今季で契約満了となった。 そうして新天地としてメキシコの名門モンテレイ行きが噂され、このたび実現した格好に。元ベティスのセルヒオ・カナレスらも所属し、32チーム制の新フォーマットになる2025年のクラブ・ワールドカップ(CWC)にも出場する。 2024.06.10 13:15 Mon

ル・ノルマンとは個人合意済み…アトレティコが自信をもってソシエダとの交渉に

スペイン代表DFロビン・ル・ノルマン(27)のアトレティコ・マドリー行きが現在進行形で進むようだ。 この夏のマーケットでセンターバックの補強に動くアトレティコ。その候補の1人に目されるのがレアル・ソシエダのBチームを経て、今やトップチームの主力センターバックと化し、開幕が迫るユーロ2024のスペイン代表入りも果たしたル・ノルマンだ。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、アトレティコはル・ノルマンとの契約を近くまとめようと前進中。選手とは個人条件で合意済みということで、クラブとの交渉にも自信をもって取りかかっているという。 マリオ・エルモソとステファン・サビッチがそれぞれ新天地を求めるということで、守りの部分だけでなく、組み立てのところでも評判の高いル・ノルマンでカバーに動くアトレティコだが、いかに。 なお、スペイン『RELEVO』の既報いわく、ル・ノルマンとソシエダの契約に5000万ユーロ(約84億5000万円)のバイアウト条項があるなか、アトレティコはボーナス込みで3000万ユーロ(約50億7000万円)の額で獲得を狙っているとされる。 2024.06.10 12:35 Mon

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