【移籍考察】ヘタフェで久保建英は輝ける? ボルダラス監督は理想を求めてスタイル転換も

2021.01.11 21:10 Mon
◆久保建英に懸けられた期待

ここまで安定的な結果を残し続けることはヘタフェにおいては珍しいこととなったが、2020-21シーズンはかなり苦しんでいる。

試合消化にばらつきがあるものの、現在は残留ラインぎりぎりの17位に位置。これまでのボルダラス監督のチームでは考えられない順位だ。

その大きな要因は、プレークオリティの低下が1つ挙げられる。前述の通り、インテンシティの高いサッカーを続けてきたヘタフェだが、今シーズンは選手のパフォーマンスが著しく低下しているように見られ、勤続疲労やコロナ禍におけるコンディション調整の難しさなどが影響していると考えられる。

また、ハイメ・マタ、アンヘル・ロドリゲスのストライカー人もイマイチなパフォーマンスで、それぞれ2ゴールと4ゴールに留まっている。

ボルダラス監督は、中盤の中央でプレーできる選手と、攻撃面でクオリティを持っている選手を求めていると常々言ってきたが、その1人が久保だったというわけだ。

猛然とプレーすることに長けていたヘタフェの選手たちだが、一転してゴール前でのアイデアや相手を崩すプレーはあまり得意としていない。そういった点では、久保のような存在は非常に大きく、攻撃面に新たなクオリティを与えてくれる存在として大きな期待が寄せられることになるだろう。

なお、久保の数日前にはバルセロナからMFカルレス・アレーニャを補強。ボルダラス監督が求める中盤の中央でプレーできる選手だけに、ここからの巻き返しに向けて望んだ補強が叶ったということになる。

そもそも、ボルダラス監督は、かつてバルセロナを率いてエル・ドリームチームを作り上げたヨハン・クライフ氏の信者。つまり、現在取っているスタイルとは真逆のスタイルを掲げてきた指揮官だ。そういった点では、フィジカル重視の現在の戦い方に限界を感じ。久保やアレーニャを獲得して少しでも理想に近づきたいという可能性はある。久保にかかる期待もかなり大きくなるだろう。



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