三笘薫も3戦連発ならずで4戦ぶり黒星…ブライトン指揮官「正しいタイミングで得点しないと罰せられる」
2024.12.06 09:15 Fri
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ファビアン・ヒュルツェラー
カルロス・バレバ
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三笘薫
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失速ブライトン、経験豊富な元仏代表MFに関心か? 今冬獲得へ問い合わせ
ブライトン&ホーヴ・アルビオンが、リヨンの元フランス代表MFコランタン・トリソ(30)に関心を示しているようだ。フランス『レキップ』が報じている。 プレミアリーグ最年少指揮官となったファビアン・ヒュルツェラー監督の下、好スタートを切ったブライトン。しかし、現在は7戦未勝利と失速傾向が顕著で前半戦を10位で終える形となった。 『レキップ』によれば、クラブは今冬の移籍市場で中盤に経験豊富な選手の獲得を目指しており、リヨンとバイエルンとフランス、ドイツの名門クラブでプレーした多才な30歳MF獲得へ問い合わせを行ったという。 トリソはブライトンからの関心を光栄に感じる一方、現時点では少なくとも今シーズン終了までリヨン残留を希望している模様だ。ただ、深刻な財政問題を抱えるリヨンではリーグ・ドゥ強制降格を回避するため、今冬の移籍市場での主力売却に踏み切る可能性は高い。 高額な年俸はブライトンにとって障害となる可能性はあるが、仮にシーガルズが獲得の動きを本格化させた場合、選手の意思に関係なくリヨンが売却に動く可能性は十分にある。 リヨンの下部組織出身のトリソは、2014年にトップチームに昇格すると、在籍3年半で公式戦160試合に出場。その後、完全移籍したバイエルンでは加入1年目こそ主力として活躍したが、以降は度重なるケガとポジション争いの苦戦によって苦しい日々が続いた。 2022年夏に復帰したリヨンでは今シーズンの公式戦21試合に出場し、2ゴール4アシストの数字を残している。 2024.12.31 20:00 Tue2
バイエルンがブライトン守護神に関心か? コンパニ監督の下でトップデビュー
バイエルンが、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのオランダ代表GKバルト・フェルブルッヘン(22)に関心を示しているようだ。ドイツ『スカイ』が報じている。 バイエルンでは元ドイツ代表GKマヌエル・ノイアー(38)がキャリア最終盤を迎え、レンタル先のシュツットガルトで活躍するドイツ代表GKアレクサンダー・ニューベル(28)の去就も不透明なこともあり、来シーズン以降の守護神探しに動いている。 そんななか、ドイツ国内の移籍市場に精通するフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、クラブはその有力な候補の一人としてベルギー人指揮官の教え子への関心を強めているという。 母国のNACブレダでキャリアをスタートしたフェルブルッヘンは、2020年夏にアンデルレヒトへ完全移籍。現在、バイエルンを率いるヴァンサン・コンパニ監督の下でファーストチームデビューを飾ると、2022-23シーズンの後半戦から正GKに昇格した。 2023年夏に加入したブライトンでは加入1年目こそイングランド人GKジェイソン・スティールとの併用となったが、今シーズンは開幕から守護神として印象的な活躍を披露。 優れたアスリート能力を生かしたショットストップやPKストップ、とりわけミドルレンジからのシュートに対して無類の強さを誇る。また、ブライトン移籍後はロベルト・デ・ゼルビ、ファビアン・ヒュルツェラーという2人の戦術家の下でディストリビューションの部分でも成長著しい。 2024.12.12 07:45 Thu3
ブライトンがパラグアイの逸材獲得! パリ五輪でもプレーした万能MFが今冬正式加入
ブライトン&ホーヴ・アルビオンは10日、パラグアイ代表MFディエゴ・ゴメス(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間、移籍金に間しては明かされていないが、2025年1月1日付けでの加入が決まった。 母国の名門クラブ・リベルタでプロキャリアをスタートしたディエゴ・ゴメスは、2023年1月にインテル・マイアミへ完全移籍。185cmのセントラルMFは、ここまで公式戦40試合7ゴール7アシストの数字を残していた。 キック精度やプレス回避、パスセンスのレベルも高いが、クラブではセルヒオ・ブスケッツやリオネル・メッシ、ルイス・スアレスとテクニック、戦術眼は超一流も運動量の部分に陰りがあるスーパースターのために攻守両面で献身的にプレー。ときにウイングでも起用されるなど推進力にも優れる万能型だ。 パリ・オリンピックではU-23チームの一員としてプレーしたが、すでにA代表でも12試合に出場。21歳ながらすでに主力としての立ち位置を確立している。 今夏の段階ですでに獲得が決定的と伝えられていたなか、今冬の正式加入が決定した逸材に対してファビアン・ヒュルツェラー監督は、「大きな貢献ができる」と期待をかけている。 「ディエゴとすぐに仕事ができるのを楽しみにしている。彼はすでにクラブレベルでも国際レベルでも大きな印象を与えている」 「海外からやって来る若いプレーヤーと同じように、彼もプレミアリーグに適応する期間が必要になるだろうが、大きな貢献ができると感じている」 2024.12.11 07:00 Wed4
監督引き抜かれたザンクト・パウリ、サン=ジロワーズのブレシン監督を引き抜き成功! 110年ぶりのカップ優勝を達成
ザンクト・パウリは27日、新監督にアレクサンダー・ブレシン氏(51)を招へいしたことを発表した。 現役時代はドイツ国内のクラブやトルコでもプレー経験のあるブレシン氏は、引退後に指導者の道を歩む。 2010年7月にSVボンランデンのアシスタントコーチとして指導者キャリアを歩み始めると、RBライプツィヒの下部組織で長らく指導を続ける。 2020年7月にベルギーのKVオーステンデでファーストチームの監督に初就任。その後、ジェノアでも指揮を取ると、2023年7月にロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズの監督に就任した。 日本代表DF町田浩樹も指導したブレシン氏は、チームを110年ぶりのクロッキー・カップ優勝に導くと、ジュピラー・プロ・リーグでは2位に導いていた。 ザンクト・パウリは2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)を優勝し、ブンデスリーガに昇格したものの、ファビアン・ヒュルツェラー監督がブライトン&ホーブ・アルビオンに引き抜かれてしまい、監督が不在となっていた。 そんな中、当初から噂があり、ブライトンと同じオーナーが保有するサン=ジロワーズで指揮を執っていたブレシン氏の引き抜きに成功。両クラブは移籍の内容は非公開にすることで合意している。 ブレシン氏はクラブを通じてコメントしている。 「ザンクト・パウリはドイツだけでなく国際的にも信じられないほどの魅力を持っている。このクラブは、プロスポーツにおける明確な価値観と野心的な取り組みを象徴している」 「長い間2部に所属していたクラブをブンデスリーガで監督するのは大きな仕事だ。チーム一丸となって、クラブ全体で果敢にこの課題に挑みたいと思う。ミラーントア(本拠地)でブンデスリーガのビッグクラブに挑戦できることを本当に楽しみにしている」 2024.06.28 00:10 Fri5
ブライトンが三笘の今季初ゴールを含む3発でエバートンに快勝!ヒュルツェラー体制初陣を白星で飾る【プレミアリーグ】
三笘薫の所属するブライトン&ホーヴ・アルビオンは17日、プレミアリーグ第1節でエバートンとアウェイで対戦し3-0で勝利した。三笘は89分までプレー、25分に今季初ゴールを記録している。 ロベルト・デ・ゼルビ監督が退任し、31歳とプレミアリーグ史上最年少となるファビアン・ヒュルツェラー氏を新監督に招へいしたブライトンが、昨季途中に就任したショーン・ダイチ体制2年目を迎えたエバートンのホームに乗り込んだ一戦。 プレシーズンマッチを全勝で終えるなど、充実した準備期間を過ごしたブライトンは、最前線にウェルベックを最前線に据えた[4-2-3-1]を採用。2列目は右からミンテ、ジョアン・ペドロ、三笘を並べた。 ブライトンは早い時間にネットを揺らされる。5分、マクニールの左CKをファーサイドのM・キーンに頭で折り返されると、最後はゴール前のハリソンが押し込まれたが、これはオフサイドの判定でノーゴールの判定となった。 その後も縦に早い攻撃でゴールに襲い掛かるエバートンに対し、ブライントンはやや押し込まれる展開に。それでも25分、バイタルエリア右でボールを受けたミンテが縦への仕掛けからボックス右に侵入すると、クロスをファーサイドに走り込んだ三笘が右足ボレーでゴールに流し込んだ。 ハーフタイムにかけて再びエバートンに押し込まれる展開となったブライトンは44分にアクシデント。相手の右クロスに対応しようとしたミンテがボックス内でミコレンコと接触。そのままピッチには戻らず、前半追加タイム2分にアディングラが緊急投入された。 迎えた後半、ブライトンは開始早々にピンチ。47分、最終ラインのピルドアップミスからボールを奪われると、ハリソンの右クロスをボックス中央で収めたキャルバート=ルーウィンをダンクが倒すと主審はPKを宣告。しかし、オンフィールド・レビューの末にノーファウルと判定され、PKは取り消された。 後半も良い立ち上がりを見せたホームチームだが、再びスコアを動かしたのはブライトンだった。56分、中盤でのパスカットに成功したヴァイファーのパスを受けたウェルベックが中央を持ち上がると、そのままボックス内まで切り込み、冷静にゴール左隅にシュートを流し込んだ。 勢いづくブライトンは63分にも、ジョアン・ペドロとのパス交換でボックス左から侵入した三笘に決定機が訪れたが、これは絶妙な飛び出しを見せたGKピックフォードの好セーブに防がれた。 さらに66分には、ダンクのロングフィードに対応した最終ラインのDFヤングから三笘がインターセプトに成功。そのままゴールに向かった三笘だが、ヤングに腕を引っ張られる形で転倒すると、主審は決定機阻止の判定でレッドカードを掲示した。 その後は数的優位となったブライトンが主導権を握ると、86分にウェルベックの斜めのパスをボックス手前で受けたアディングラがカットインから左足一閃。シュートはゴール左隅に決まった。 結局、試合はそのまま3-0でタイムアップ。三笘の今季初ゴールを含む3得点で快勝したブライトンが、ヒュルツェラー体制初陣を白星で飾った。 エバートン 0-3 ブライトン 【ブライトン】 三笘薫(前25) ダニー・ウェルベック(後11) シモン・アディングラ(後41) 2024.08.18 01:10 Sunブライトン&ホーヴ・アルビオンの人気記事ランキング
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バイエルンが伊藤洋輝に続き鈴木彩艶に注目? 絶対的守護神ノイアーの控え兼後継者候補に浮上
パルマの日本代表GK鈴木彩艶(22)がバイエルンの獲得候補に名を連ねているようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じた。 元ドイツ代表GKマヌエル・ノイアー(38)が長らく正守護神に君臨するバイエルン。元ドイツ代表GKスヴェン・ウルライヒ(36)とイスラエル代表GKダニエル・ペレツ(24)がバックアッパーとして控える。 ノイアーとウルライヒは契約最終年を迎えているが、ノイアーの契約延長は確実。バイエルンはウルライヒも高く評価しており、第3GKとして新契約を交わすという。 一方、正守護神の肋骨骨折に伴い12月に出番を得たペレツは、シーズン終了後に貸し出す方針とのこと。また、シュツットガルトへのレンタル移籍が続くドイツ代表GKアレクサンダー・ニューベル(28)は、ここ最近バイエルンからの信頼が薄らいでいるようだ。 現在はケルン(ドイツ2部)のU-21ドイツ代表GKヨナス・ウルビグ(21)がノイアーのバックアッパー兼後継者の最有力候補に。しかし、国外にも目を向けており、ブライトン&ホーブ・アルビオンのオランダ代表GKバルト・フェルブルッヘン(22)やセリエAで奮闘する鈴木がリストに載っているようだ。 ケガによりデビューこそ叶っていないものの、夏の移籍市場では日本代表DF伊藤洋輝がシュツットガルトからバイエルンへ移籍。パルマでレギュラーの座を掴んだ鈴木とチームメイトになる可能性が出てきている。 2024.12.30 23:10 Mon3
【プレミアリーグ第19節プレビュー】年内最終戦となる前半戦最終戦! 首位ターン確定リバプールはハマーズ戦
ボクシング・デー開催となった前節は連勝達成のリバプールが1試合未消化ながら前半戦首位を確定。後続では同じく連勝のアーセナルが公式戦13試合ぶり黒星のチェルシーを抜いて2位に浮上。第2グループではマンチェスター勢、トッテナムの不振が続くなかでノッティンガム・フォレスト、ニューカッスルらが上位をキープしている。 2025年元日開催のブレントフォードvsアーセナルを除き、2024年最終戦となる前半戦最後の一節となる第19節。比較的バランスの取れた対戦カードが組まれたなか、やはり上位陣の戦いに注目が集まる。 前節、レスター・シティ相手に先制を許しながらも、FWガクポの鮮烈な同点ゴールを皮切りにMFカーティス・ジョーンズ、FWサラーの連続ゴールによって3-1の逆転勝利を飾ったリバプール。DFアレクサンダー=アーノルドの去就問題こそ懸念材料も、ピッチ上では最高の形で2024年最終盤を迎えている。 その年内最終戦では13位のウェストハムとアウェイで対戦。中2日のアウェイゲームということもあり、若干のターンオーバーの可能性もあるが、前線と中盤は多士済々のタレントがいずれも好調を維持しており、大きな問題とはならない。逆に、同条件のハマーズは1-0で勝利したサウサンプトン戦で守備陣に2人の負傷者を出しており、より厳しい戦いを強いられる見込み。前半の早い時間帯にリバプールが先制に成功した場合、ワンサイドゲームも想定される。 イプスウィッチ・タウンとの年内最終戦をFWハヴァーツのゴールで1-0と競り勝った2位のアーセナル。連勝での2024年締めとなったアルテタのチームは、曲者ブレントフォードとのアウェイゲームで2025年のスタートを切る。イプスウィッチ戦ではゴールこそ1点にとどまったものの、2カ月の離脱が発表されたFWサカ不在の影響はそこまで感じられなかったが、よりレベルの上がる相手に対して、セットプレー以外でもゴールを決めたい。代役筆頭のFWマルティネッリ、FWトロサールの2選手のプレーには引き続き注目したいところだ。 公式戦13試合ぶりの黒星に加え、2戦未勝利で3位転落のチェルシーは、降格圏の19位イプスウィッチとのアウェイゲームでバウンスバックの勝利を目指す。前節のフルアム戦ではMFパーマーのゴールで先制するところまでは良かったが、後半に防戦一方の戦いを強いられた結果、終盤に連続失点を喫して1-2の逆転負け。流れの悪いなかでも交代枠を1枚しか切らず、戦術的な判断でFWマドゥエケ、DFヴェイガをメンバー外とした指揮官の判断にも疑問符がついた。中2日で臨む今回の一戦でマレスカ監督は幾つかの変更を明言しており、選手起用に注目が集まる。 直近13試合で1勝3分け9敗と悪夢のような年末を過ごす7位のマンチェスター・シティは、3連敗で降格圏転落のレスターとのアウェイゲームで6戦ぶりの白星を目指す。前節はエバートン相手にFWハーランドのPK失敗が重くのしかかり、ホームで1-1のドロー。公式戦連敗を「3」でストップも、光明を見いだせぬ厳しい日々が続く。対戦相手のレスターは3試合連続で3失点以上を喫している相手だけに、ハーランドら攻撃陣の奮起で押し切りたい。 そのシティ以上に深刻な状態にある14位のマンチェスター・ユナイテッドは、5位浮上のニューカッスルとのホームゲームに臨む。前節は下位に沈むウォルバーハンプトン相手に0-2の完敗。さらに、同試合で退場したMFブルーノ・フェルナンデス、累積警告のMFウガルテと新体制の主力2人をサスペンションで欠いての厳しい戦いとなる。対戦相手のマグパイズはゴール量産のFWイサクを筆頭に各選手が好調を維持し、直近の公式戦4試合ではいずれも3ゴール以上を挙げている。それだけに勝ち目は薄いが、0-3で完敗したボーンマス戦に続くオールド・トラッフォードでの不甲斐ない戦いは許されない。 マンチェスター勢と足並みを揃えて不振の12位トッテナムは、新体制で連勝スタートの17位ウルブスとホームで対戦する。前節は上位躍進のノッティンガム・フォレストに0-1のスコア以上の内容で敗れてリーグ連敗。さらに、DFスペンスの試合終盤の退場にDFドラグシンの足首負傷と手薄な守備陣に新たな2人の離脱者を出した。ドラグシンが起用できない場合、代役は本職中盤のビスマかベンタンクール、あるいはプレミア初先発の19歳DFドリントンがスクランブル起用続くグレイの相棒を務めることになる。ウルブスでは屈強なCFラーセンに絶好調のクーニャと強力な選手が前線に並んでおり、連敗ストップには湿りがちな攻撃陣の奮起による打ち合いを制する必要がある。 日本人選手ではMF鎌田大地のクリスタル・パレスと、DF菅原由勢のサウサンプトンによる日本人対決に、MF三笘薫のブライトンは難敵アストン・ビラとの強豪対決に挑む。 前節、ボーンマスとゴールレスドローとなったパレスでは鎌田が途中出場。一方、ユリッチ新体制の初陣でハマーズに敗れたセインツでは菅原が先発出場。互いにパフォーマンスはまずまずとなり、試合状況次第でピッチ上での日本人対決も期待できそうだ。 6戦未勝利と苦戦が続くブライトンで三笘は前節70分程度でのプレータイムとなり、中2日で臨む難敵との一戦では先発起用が濃厚だ。 その他ではトップ4争いに絡むフルアムvsボーンマスのダークホース対決に、5連勝を狙う4位のフォレストの戦いにも注目だ。 《プレミアリーグ第19節》 ▽12/29(日) 《23:30》 レスター・シティ vs マンチェスター・シティ 《24:00》 クリスタル・パレス vs サウサンプトン エバートン vs ノッティンガム・フォレスト フルアム vs ボーンマス トッテナム vs ウォルバーハンプトン 《26:15》 ウェストハム vs リバプール ▽12/30(月) 《28:45》 アストン・ビラ vs ブライトン イプスウィッチ vs チェルシー 《29:00》 マンチェスター・ユナイテッド vs ニューカッスル ▽1/1(水) 《26:30》 ブレントフォード vs アーセナル 2024.12.29 18:46 Sun4
【プレミアリーグ第20節プレビュー】後半戦初戦! リバプールvsユナイテッドに、三笘はアーセナルに挑戦
多くのクラブにとって2024年ラストゲームとなった第19節では首位のリバプールに2位のアーセナルが揃って勝利。一方、昇格組に不覚を取ったチェルシーが大躍進ノッティンガム・フォレストに3位の座を譲る形に。そのほかでは不振にあえぐマンチェスター勢の明暗が分かれた。 元日に前節を戦ったアーセナルとブレントフォードを除き、2025年初戦にして後半戦初戦となる今節は、首位のリバプールと14位のマンチェスター・ユナイテッドによる名門対決が最注目カードとなる。 前節、ウェストハム相手に5-0の圧勝を収めリーグ3連勝で2024年の戦いを締めくくったリバプール。この勝利によって1試合未消化ながら2位以下に6ポイント差を付けて首位を快走している。新年初戦となる今節は手負いの赤い悪魔をホームで迎え撃つ。異次元のパフォーマンスを見せるエースFWサラーに加え、FWガクポ、FWルイス・ディアスが好調を維持し、ポジション奪取を狙う中盤や前線の控え選手も躍動感を見せるチームに死角はなし、ニューカッスルのように前半からアグレッシブな姿勢で相手を圧倒し、ラクな展開に持ち込みたいところだ。 対するユナイテッドは前節、ホームでニューカッスルに0-2の惨敗。リーグ3連敗とともに公式戦4連敗で厳しい2024年の戦いを終えた。同試合では前半途中の屈辱的な交代となったFWザークツィーがFWラッシュフォード、FWガルナチョに続いて新指揮官から失格の烙印を押された感もあり、結果だけでなくドレッシングルームの雰囲気も悪化。MFブルーノ・フェルナンデス、MFウガルテと指揮官の同胞がサスペンション明けで戻ってくる点は朗報も、敵地で厳しい戦いを強いられることは間違いない。次のFAカップはアーセナルが相手ということもあり、一気に6連敗という最悪なシナリオだけは回避したいところだ。 可能性はわずかも赤い悪魔の援護に期待しつつ、首位との勝ち点を縮めたい2位のアーセナルは、MF三笘薫を擁する10位のブライトンとのアウェイゲームに臨む。ブレントフォードとの元日決戦は試合序盤に先制を許す展開となったが、完全復調のFWガブリエウ・ジェズスの同点ゴールに、得意のセットプレーからMFメリーノ、サカ代役候補のFWマルティネッリのダメ押しゴールによって3-1の逆転勝ち。良い形で2025年をスタートした。ここまでは初先発の17歳MFヌワネリを含めサカ不在でポジションを狙う選手たちが良いアピールを見せており、今回のシーガルズ戦では古巣対戦のFWトロサール辺りの活躍も期待したいところだ。 対するブライトンは前節、アストン・ビラとのシーソーゲームを2-2のドロー。難敵相手のアウェイゲームと考えれば悪くない結果だが、これで3試合連続ドローでの7戦未勝利。現状では歓迎すべき結果とは言えない。8戦ぶりの勝利を目指すホームゲームのキーマンは先発復帰が期待される日本人エース。DFティンバー、DFサリバと強力な相手とのマッチアップを制し、チームに新年初勝利をもたらしたい。 今季初の連敗且つ3戦未勝利で4位転落のチェルシーは、MF鎌田大地を擁する15位のクリスタル・パレスとのロンドン・ダービーで4戦ぶりの勝利を目指す。前節は降格圏に沈むイプスウィッチにホーム初白星を献上。攻撃面ではチャンス自体は作ったものの、相手GKの再三の好守に阻まれて久々の無得点に。ただ、ビルドアップの苦戦に加え、切り替えや守備面に関してはフルアム戦同様に課題を残しており、その部分のテコ入れは必須だ。ここにきて嵌っていたマレスカ監督の用兵や選手交代が機能していない印象もあり、その采配という部分にも注目したい。 そのブルーズをホームで迎え撃つパレスは前節、最下位のサウサンプトンを相手に2-1の逆転勝利。決定力の部分で課題は残したが、チーム全体のパフォーマンスは上々で今回のダービーでは先日のアーセナル戦を教訓にリトリート、プレスのメリハリを利かせながらうまく相手の隙を突いていきたい。ベンチスタート濃厚の鎌田には一番に要求される守備の仕事をこなしながら、ポジション奪取へ攻撃面でも違いを生みたい。 厳しい2024年を勝利で飾った6位のマンチェスター・シティは、不調の13位ウェストハムを相手に2025年白星発進を狙う。前節のレスター・シティ戦では内容面は課題を残したが、FWサヴィーニョの加入後初ゴールにFWハーランドの公式戦5試合ぶりのゴールによって2-0で勝利。この勝利で一気に流れを好転させるのは難しいが、勝ち点3を積み重ねて本来の調子を取り戻したい。対戦相手はリバプール相手の0-5の大敗に、エースFWボーウェンの負傷離脱と与しやすい相手だけに先行逃げ切りのアグレッシブな入りがカギになりそうだ。 ボトムハーフで前半戦を終えた11位のトッテナムは、巻き返しを期す後半戦初戦で第2集団で最も調子がいい5位のニューカッスルとのホームゲームに臨む。前節は新体制で好調のウォルバーハンプトンとのシーソーゲームを2-2のドローで終え、連敗こそストップも3戦未勝利に。さらに、この試合ではDFウドジェがハムストリングのケガで6週間の戦線離脱、MFベンタンクールも累積警告で今節欠場と泣きっ面に蜂の状況だ。DFスペンスはサスペンション明けも相手の強力攻撃陣相手に分が悪いことは明白。久々に中2日の日程から解放されたなか、中盤と前線の選手がいかに奮闘できるかが勝利のカギとなる。 一方、公式戦5連勝と首位チームやフォレストと並んで最も好調なニューカッスルは前節も絶好調のFWイサクとMFジョエリントンのゴールによって手負いのユナイテッドに完勝。主力クラスに目立った離脱者もなく、敵地といえども勝ち点3を持ち帰られる可能性は高い。そのなかで快足アタッカー陣をシンプルに使ったカウンターでゴールを重ねたい。 その他では新体制で3戦無敗の17位ウルブスと、5連勝で3位躍進のフォレストによる、ペレイラとヌーノのポルトガル人指揮官対決。DF菅原由勢の先発復帰を期待したいサウサンプトンとブレントフォードの一戦も要注目だ。 《プレミアリーグ第20節》 ▽1/4(土) 《21:30》 トッテナム vs ニューカッスル 《24:00》 ボーンマス vs エバートン アストン・ビラ vs レスター・シティ クリスタル・パレス vs チェルシー マンチェスター・シティ vs ウェストハム サウサンプトン vs ブレントフォード 《26:30》 ブライトン vs アーセナル ▽1/5(日) 《23:00》 フルアム vs イプスウィッチ 《25:30》 リバプール vs マンチェスター・ユナイテッド ▽1/6(月) 《29:00》 ウォルバーハンプトン vs ノッティンガム・フォレスト 2025.01.04 12:00 Sat5