「スタート地点で終わる」ウォルコットが34歳で現役引退を発表、自身が育ったサウサンプトンでキャリアに幕「サポートは信じられないほど素晴らしかった」
2023.08.18 18:35 Fri
【動画】ウォルコットの現役時代を振り返る特別ムービー
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熱きノースロンドン・ダービー、最強のベストイレブンは!?【アーセナル編】
6日、今シーズン最初の”ノースロンドン・ダービー”が行われる。トッテナム・ホットスパースタジアムで行われるプレミアリーグ第11節は、結果が出ずに14位に沈むアーセナルが首位のトッテナムの本拠地に乗り込むという構図だ。 過去にはアーセナルをトッテナムが上回ることができない時代が長らく続き、ノースロンドンの覇権は完全にアーセナルが握っていたものの、徐々にトッテナムが成績でも追いつき、近年では完全にトッテナムが上回る構図に変わった。 <div id="cws_ad">◆2019-20 ノースロンドン・ダービー<div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJTeDZPVFpEUyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> そこで、今回は歴代の“ノースロンドン・ダービー”におけるベストイレブンを選出。トッテナム、アーセナルに分けた歴代のベストイレブン(プレミアリーグ開幕後の1992年以降の選手が対象)と寸評を併せて激闘の歴史を振り返る。 通算成績では77勝51分け59敗とアーセナルが大きく勝ち越している一方で、直近10試合の戦績は2勝5分け3敗と負け越しており、ここ4年のプレミアリーグではトッテナムよりも下位でフィニッシュするなど、立場が変わってきている。 その分、1999年11月から2008年1月まではダービーでトッテナムに勝利を許さないなど、クラブの黄金期にはライバルを圧倒。当時の主力らが名を連ねてた。 ◆アーセナルベストイレブン GK イェンス・レーマン(ドイツ/2003-2008,2011) ダービー成績:8試合出場 通算8試合のノースロンドン・ダービーに出場し4勝4分けの無敗。チャンピオンズリーグ853分無失点の記録も持つ守護神。 DF バカリ・サニャ(フランス/2007-2014) ダービー成績:13試合出場1ゴール3アシスト アーセン・ヴェンゲル監督からの信頼も厚かったサニャ。2011年10月のダービーではトッテナムDFブノワ・アスー=エコト氏のチャージを受け右足の腓骨を骨折している。 トニー・アダムス(イングランド/1983-2002) ダービー成績:14試合出場1ゴール 元コートジポワール代表DFのコロ・トゥーレ氏の存在も捨てきれなかったが、「ミスター・アーセナル」とまで呼ばれたアダムス氏を選出。ダービー通算14試合で1ゴールを記録。FAカップでも3試合に出場しいずれも準決勝で対戦。1992-93シーズンでは決勝ゴールを記録していた。 ソル・キャンベル(イングランド/2001-2006,2010) ダービー成績:8試合出場 2001年にトッテナムからフリーでアーセナルへと加入。スパーズサポーターからの大きな反感を買い。2003-04シーズンにアーセナルが当時のトッテナムの本拠地ホワイト・ハート・レーンで優勝を決めた時には、優勝セレモニーには参加しなかった。 アシュリー・コール(イングランド/1999-2006) ダービー成績:8試合出場 当時は世界最高の左サイドバックとの呼び声も高かったコール氏。アーセナルとチェルシーの左サイドバックとして長年トッテナムを苦しめ、両チーム通算で対スパーズ戦12勝11分け2敗。アーセナルでは6勝3分け無敗。 MF セオ・ウォルコット(イングランド/2006-2018) ダービー成績:13試合出場4ゴール4アシスト 2000年代後半からアーセナルの右サイドを担った快速アタッカー。2014年1月のダービーでは、負傷してストレッチャーで運ばれる際に、スタンドに向かって当時のスコア「2-0(でアーセナルの勝ち)」のジェスチャーを行い、トッテナムサポーターの怒りを買った。 パトリック・ヴィエラ(フランス/1996-2005) ダービー成績:16試合出場4ゴール4アシスト 2003-04シーズン無敗優勝立役者の一人。アーセナル時代にはカップ戦を含みトッテナムと17回対戦し5ゴール4アシストをマーク。ピレス氏同様に、トッテナムはキャリアを通して最もゴールを決めた相手だ。 トマシュ・ロシツキ(チェコ/2006-2016) ダービー成績:11試合出場2ゴール チェコが生んだ天才司令塔。ケガによる欠場も多かったものの、自身が先発出場したトッテナム戦ではわずか1敗。通算でも3ゴール1アシストとゴールにつながる結果を残している。 ロベール・ピレス(フランス/2000-2006) ダービー成績:11試合出場8ゴール1アシスト MFながらプレミアリーグにおけるノースロンドン・ダービー史上3位の通算8ゴールをマーク。トッテナムはピレスがキャリアを通して最もゴールを決めた相手だ。 FW ティエリ・アンリ(フランス/1999-2007,2012) ダービー成績:10試合5ゴール1アシスト 言わずもがなアーセナルの大エース。アンリ氏がアーセナルに在籍したのが1999年から2007年。アーセナルがトッテナム相手に全く負けなかったのが1999年11月から2008年1月なのは偶然ではないはずだ。 ロビン・ファン・ペルシ(オランダ/2004-2012) ダービー成績:14試合5ゴール4アシスト 元イングランド代表FWイアン・ライト氏との二択だったが、ファン・ペルシ氏を選出。5ゴール4アシストと多くのゴールに絡んだ活躍を評価しての選出となった。 2020.12.06 22:15 Sun2
「緊張した」ベイルがゴルフ世界ランク2位の名手とラウンド!友人とのサッカーで靭帯断裂したこともあるトッププロからもお墨付き「いいショットだ」
元ウェールズ代表FWのガレス・ベイル氏がゴルフ界のレジェンドとコースを回った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 1月に現役引退を発表したベイル氏。カタール・ワールドカップ(W杯)が最後のプレーとなった。 引退後には、現役時代から大好きだったゴルフに勤しみ、プロアマトーナメントに出場する日々を過ごすベイル氏。14日に開幕したBMW・PGA選手権に先駆けてセレブリティ・プロアマにも参加することとなった。 プロ選手だけでなくアマチュア選手の参加も認められているこのイベントで、ベイル氏は3度のPGAツアー賞金王にも輝いたことがあり、現在も世界ランク2位に君臨するローリー・マキロイと一緒にラウンドすることに。 マキロイは過去に友人とサッカーを楽しんでいた際に左足首の靱帯断裂という大ケガを負ったこともある大のサッカー好きとして知られている。 さらに、2人と同じ組に入ったのはトッテナム時代にベイル氏とチームメイトでもあった元イングランド代表MFジャーメイン・ジェナス氏だった。 現役時代に数々の大舞台を経験したベイル氏だが、さすがにマキロイとのプレーは「緊張した」と告白。「もちろん彼の印象に残ろうとした」とし、「最初のティーショットはいつも緊張する。(彼のような人の前で) ゴルフボールを打つのは慣れていない。それでもボールを打って楽しんだよ」と一緒にラウンドした感想を語っていた。 ラウンドでは、ベイル氏のティーショットを見たマキロイが「いいショットだ!それでいい」と褒める場面も。ハンディキャップ0.5でプレーするというベイル氏の実力を認めていた。 なお、BMW・PGA選手権には元イングランド代表DFジョン・テリー氏や現役を引退したばかりの元イングランド代表FWセオ・ウォルコット氏と元イングランド代表GKベン・フォスター氏も参加したとのことだ。 <span class="paragraph-title">【動画】マキロイ氏も唸ったベイル氏のドライバーショット!(0:40~)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">A day in the life of <a href="https://twitter.com/McIlroyRory?ref_src=twsrc%5Etfw">@McIlroyRory</a> and <a href="https://twitter.com/GarethBale11?ref_src=twsrc%5Etfw">@GarethBale11</a>'s group on Pro-Am day <a href="https://twitter.com/hashtag/BMWPGA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#BMWPGA</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/RolexSeries?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#RolexSeries</a> <a href="https://t.co/XhmWbVLDYS">pic.twitter.com/XhmWbVLDYS</a></p>— DP World Tour (@DPWorldTour) <a href="https://twitter.com/DPWorldTour/status/1702049515870863857?ref_src=twsrc%5Etfw">September 13, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.09.14 20:15 Thu3
アーセナルの若きエースが“レジェンド”アンリを超えた サカがクラブ史上最速でプレミア50ゴール
アーセナルのイングランド代表FWブカヨ・サカがクラブきってのレジェンドを超えた。 アーセナルは27日のプレミアリーグ第9節でリバプールをホームに迎え撃ち、2-2のドロー。先制ゲームをモノにできなかったのが悔やまれるが、この試合まで公式戦12試合で11勝と順調そのもののアルネ・スロット新体制のリバプールを相手に勝ち点1をもぎ取った。 この試合で故障明けで即先発復帰のサカは9分に一本のロングボールから一気に裏を抜け出し、左足でニアを射抜く先制ゴール。プレミアリーグでの通算得点数を節目の50ゴールに乗せた。 23歳52日でのプレミア50発はリーグ史でハリー・ケイン、クリスティアーノ・ロナウド、ロメル・ルカク、ウェイン・ルーニー、マイケル・オーウェン、ロビー・ファウラーに次ぐ7番目の若さ。アーセナルでの括りだと、ティエリ・アンリの24歳128日を上回る最速記録だ。 セオ・ウォルコットやロビン・ファン・ペルシ、アレクシス・サンチェスをも凌ぐ大記録達成のサカはクラブ公式サイトによると、こう心境を明かす。 「このゴールがトロフィーにつながるといいね。試合を欠場するのは嫌いだし、復帰できて嬉しかった。この試合で復帰するつもりでいたし、調子も良かったんだ。早い時間帯にゴールを決められて嬉しかった」 この試合でもガブリエウ・マガリャンイスやユリエン・ティンバーが負傷するなど、満身創痍のアーセナルだが、改めて力を示したサカの復帰は大きい。 <span class="paragraph-title">【動画】アーセナルの若きエースがアンリ超えの一発</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="3qJS_xI9DN8";var video_start = 21;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.28 18:55 Monサウサンプトンの人気記事ランキング
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サウサンプトンがシティの逸材MFチャールズを獲得! 昨季PL最終戦でトップデビュー
サウサンプトンは12日、マンチェスター・シティから北アイルランド代表MFシェイ・チャールズ(19)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2027年6月30日までの4年となる。 なお、イギリス『The Athletic』によると、移籍金は1050万ポンド(約19億円)となるが、アドオンを含めると最大で1500万ポンド(約27億1000万円)になる可能性があるという。さらに、シティはリセール時のキャピタルゲインの数%を受け取る権利と共に、買い戻し条項も契約に含めているという。 マンチェスター生まれのチャールズは、7歳からシティのアカデミーに在籍。守備的MFを主戦場にセンターバック、右サイドバックでもプレー可能な多才なMFは、アスリート能力の高さもさることながら、軽やかなターンや視野の広さ、両足を遜色なく操るボールスキルが印象的なプレーヤーだ。 これまでシティの世代別チームで主力を担い、U-23チームでキャプテンを任される逸材は、2022-23シーズンのプレミアリーグ最終節のブレントフォード戦で待望のファーストチームデビューを飾った。また、北アイルランド代表ではすでにA代表デビューを飾っており、8試合に出場している。 2023.07.13 21:27 Thu2
日本人6人目を獲得したサウサンプトン/六川亨の日本サッカー見聞録
今冬のヨーロッパの移籍マーケットは2月3日がタイムリミットだが、いまのところ日本人選手に大きな動きはない。セルティックの古橋亨梧がフランス・リーグ1部のスタッド・レンヌへ完全移籍したのは意外だったものの、“2強"のスコットランド・リーグから5大リーグへの移籍で結果を残せるか注目の集まるところだ。 プレミアリーグへの移籍が噂される久保建英だが、果たして実現するのか。ブライトンの三笘薫にはサウジアラビアのアル・ナスルが巨額の移籍金(96億円)でオファーを出したようだが、クラブはこれを拒否しただけに実現の可能性はほとんどないだろう。あとはリーグ戦での出番が少ないリバプールの遠藤航に他クラブからオファーが届くのかどうか。今年2月で32歳になるだけに、移籍に関しては微妙な年齢でもある。 そんなプレミア・リーグで注目しているのが、日章学園からサウサンプトン入りする高岡伶颯だ。2023年11月にインドネシアで開催されたU-17W杯でポーランド、アルゼンチン、セネガルとの3試合で高岡は、3戦連続となる計4ゴールをマーク。アルゼンチンには敗れたものの、途中出場だったポーランド戦とセネガル戦で日本を勝利に導いた。その後は24年4月に日本高校選抜の一員として、デュッセルドルフ国際ユース大会に出場するとチームトップタイの3ゴールをあげた。 高岡は現在、U-20日本代表の一員として2月10日に中国・深圳でスタートするAFC U-20アジアカップに参加予定でいる。グループリーグDでタイ、シリア、韓国と対戦し、準々決勝をクリアしてベスト4に進出すれば9月27日にチリで開幕するU-20W杯への出場権を獲得できる。彼のサクセスストーリーがどこまで続くのか、こちらも興味深い。 そしてサウサンプトンである。南部の古豪であり、現在は菅原由勢が所属し、昨夏には松木玖生も移籍した(現在はトルコ1部のギョズテペSKへレンタル移籍中)。高岡の移籍で(レンタルに出されなければ)、複数の日本人がプレーするプレミア・リーグのクラブとなる。彼らだけでなく、過去には李忠成(2011-2013)、吉田麻也(2012-2020)、南野拓実(2021)らも所属した。 近隣のブライトンには三笘がいるし、隣接するサウスコーストダービーの相手ポーツマスには川口能活も所属していた。資金力ではロンドンのビッグクラブや北部のリバプール、マンチェスターの2強に遠く及ばないだけに、「安くて将来性のある」Jリーガーを獲得するのが南部のクラブのトレンドになりつつあるのかもしれない。 サウサンプトンのユース出身者はアラン・シアラーやガレス・ベイルなどイングランドとウェールズを代表するストライカーも輩出している。育成型のクラブだけに、高岡の選択は賢明だと言えるだろう。 クラブは2001年8月にホームスタジアムを103年間使用したザ・デルからセント・メリーズ・スタジアムへ移転。この完成したばかりのスタジアムで、同年10月7日にトルシエ・ジャパンはナイジェリアと対戦した。試合は日本が柳沢敦と鈴木隆行のゴールで2-2と引き分けた。 真新しいスタジアムの正面ゲート上部には、クラブ最多227ゴールを決めたレジェンドFWミック・シャノン(1966-77、1972-82)の名前が冠されていて、等身大の写真パネルも飾られていた。かつて憧れた選手だけに、感慨もひとしおだった記憶がある(シャノンは現役引退後に競走馬の調教師としても成功)。 2025.01.31 23:00 Fri3
ユナイテッドが9人のセインツに9-0の衝撃的勝利! 南野拓実は登録間に合わず招集外《プレミアリーグ》
プレミアリーグ第22節、マンチェスター・ユナイテッドvsサウサンプトンが2日にオールド・トラフォードで行われ、ホームのユナイテッドが9-0で勝利した。なお、サウサンプトンのFW南野拓実は招集外となった。 現在、2位のユナイテッド(勝ち点41)は前節に好調アーセナルと0-0のドローに終わって2試合未勝利。1試合未消化で首位のマンチェスター・シティとの勝ち点差が「3」に広がった。3戦ぶりの白星を目指すホームゲームでは先発1人を変更。ポグバに代えてグリーンウッドを起用。前節前半途中に交代したマクトミネイも体調不良から回復し、無事メンバーに名を連ねた。 一方、直近3連敗でボトムハーフの11位に転落したサウサンプトン(勝ち点29)では、今冬の移籍市場最終日にリバプールから出場機会を求める南野が電撃加入。李忠成、吉田麻也に続くクラブ3人目の日本人選手となった南野は強豪相手にデビューが期待されたものの、この試合では登録が間に合わずに招集外となった。 前回対戦で壮絶な3-2の撃ち合いを演じた両者の一戦はいきなり動く。開始1分30秒を過ぎたところで、五分五分のルーズボールに反応したヤンケビッツがマクトミネイのヒザ上に足裏を見せたアフターチャージを見舞う。これを目の前で見ていたディーン主審は迷わずレッドカードを掲示。これがプレミア初先発となった19歳MFは2分を待たずにピッチを去るほろ苦いスタメンデビューとなった。 ここからほぼ90分間、数的優位でプレー可能となったユナイテッドは相手が10人での戦いに慣れる前に先制点を奪おうと、アグレッシブな姿勢でゴールを目指す。 圧倒的に押し込む時間が続く中、長短交えたパス、サイドを起点に相手に揺さぶりをかけると、18分に先制点を奪う。ロングフィードに抜け出したラッシュフォードが左サイド深い位置でタメを作ってショーにボールを戻す。ここでショーから大外に走り込んだワン=ビサカに絶妙なクロスが通ると、ワン=ビサカが丁寧なワンタッチで押し込んだ。 さらに、畳みかけるユナイテッドは25分、ショーの左サイドでの突破からボックス左で短いパスを受けたブルーノ・フェルナンデスが絶妙な折り返しを入れると、これをラッシュフォードが抑えの利いた右足ボレーで流し込んだ。 その後、ウォード=プラウズの強烈な直接FKでゴールを脅かされたユナイテッドだったが、34分にはマグワイアからカバーニへの絶妙なクサビをキッカケに右サイドへ流れたボールを回収したラッシュフォードがGKとDFの間に絶妙な高速クロスを供給。これがDFベドナレクのオウンゴールを誘発する。さらに、完全に心が折れたサウサンプトンに対して、39分にはショーの左クロスをゴール前のカバーニが頭で合わせ、試合を決定づける4点目とした。 これで勝利を確信したスールシャール監督はカバーニ、ショーを下げてハーフタイム明けにマルシャルとファン・デ・ベークを同時投入。この交代でフレッジが左サイドバックに回った。 後半も押し込む状況が続く中、53分には相手のFKからウォード=プラウズのスルーパスに反応したチェ・アダムスにボックス右に抜け出されて右足のシュートを決められる。だが、ここはかなり微妙なVAR判定の結果、オフサイドの判定に救われる。 これで気を引き締め直したホームチームは60分、ラッシュフォードを下げてダニエル・ジェームズを最後の交代カードとしてピッチに送り込む。 すると、69分にはボックス右でB・フェルナンデスから浮き球のパスを受けたマルシャルが見事なタッチでボールを収めてニア天井を抜く弾丸シュートでチーム5点目を奪取。その直後には波状攻撃からクリアボールに反応したマクトミネイがボックス手前から抑えの利いた右足のミドルシュートを奪い、リーズ戦と並ぶ今季最多の6点目とした。 その後も攻撃の手を緩めないユナイテッドは87分、ボックス内で仕掛けたマルシャルがDFベドナレクと交錯すると、オンフィールドレビューの結果、ユナイテッドにPKが与えられると共にベドナレクにレッドカードが掲示された。 そして、このPKをB・フェルナンデスが決めると、直後の90分にもワン=ビサカのクロスをマルシャル、93分にはB・フェルナンデスのおぜん立てからダニエル・ジェームズがゴールを重ね、1995年のイプスウィッチ戦(9-0)に並ぶクラブ史上最多タイの9ゴールを奪った。 そして、ホームで9-0の驚愕の勝利を飾ったユナイテッドが3戦ぶりの白星を飾った。一方、昨シーズンのレスター・シティ戦に続く0-9の大敗を喫したサウサンプトンは泥沼の4連敗となった。 2021.02.03 07:19 Wed4
サウサンプトン、チェルシーから18歳のU-20イングランド代表SBを獲得! 5年契約
サウサンプトンは2日、チェルシーからU-20イングランド代表DFティノ・リブラメント(18)の獲得を発表した。契約期間は5年。背番号「21」を着用する。 リブラメントはU-9時代からチェルシーで鍛錬を積むサイドバック。サイドハーフもこなせ、2019年11月にプロ契約を勝ち取り、昨季もトップチームデビューを果たせずに終わったが、プレミアリーグ2試合でベンチ入りした。 育成に定評のあるサウサンプトンでこれからのキャリアを歩むリブラメントはクラブを通じて、「ちょっと変な感じだね」と心境を口にしつつ、ラルフ・ハーゼンヒュットル監督の名を挙げて新天地でのプレーを待ちわびた。 「チェルシーは僕がフットボール始めたときから慣れ親しむ場所。7歳の頃から毎週のようにコブハムに通ってきたから、ここに移る形でキャリアのネクストステップを踏むのは少し緊張する。でも、自分にとって何がベストなのか、成長にとって何がベストなのかは理解している」 「父と僕の将来を話したりしたが、今がそのタイミングで、移籍するのに適していると感じた。いくつかのトップクラブから興味があるなかで、サウサンプトンを選んだのはある意味、当然の成り行きだったと思う。監督の存在は大きかったね。監督の情熱に触れながら早くプレーがしたい」 2021.08.03 08:55 Tue5

