森保監督がストラスブール移籍のパリ五輪世代のアタッカーを視察!川島永嗣との3ショットが反響「A代表入りさせるしか」
2023.02.13 16:45 Mon
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日本代表スタメン発表! ターンオーバーで中国戦は5名変更、伊東純也&中村敬斗のランスコンビや久保建英がスタメン【2026W杯アジア最終予選】
19日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第6節の中国代表戦に臨む日本代表のスターティングメンバーが発表された。 ここまで5試合を戦い、4勝1分けの無敗で首位を独走している日本。15日にはアウェイでインドネシア代表と対戦し、0-4で勝利を収めていた。 中国戦に勝利すれば、3月にもW杯出場が決まる可能性がある日本。ホームでは7-0と圧勝を収めていた中、森保一監督はインドネシア戦から5名を変更しターンオーバーを敢行してきた。 中国戦で新たに起用された5名は、DF瀬古歩夢(グラスホッパー)、MF田中碧(リーズ・ユナイテッド)、MF伊東純也(スタッド・ランス)、MF久保建英(レアル・ソシエダ)、MF中村敬斗(スタッド・ランス)となった。 また、ベンチ外はインドネシア戦と同様。DF長友佑都(FC東京)、DF関根大輝(柏レイソル)、DF高井幸大(川崎フロンターレ)、MF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)となった。 中国戦はこの後21時キックオフ。『DAZN』で独占配信される。 <h3>◆日本代表スタメン</h3> GK 鈴木彩艶(パルマ) DF 板倉滉(ボルシアMG) 町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ) 瀬古歩夢(グラスホッパー) MF 遠藤航(リバプール) 南野拓実(モナコ) 中村敬斗(スタッド・ランス) 伊東純也(スタッド・ランス) 田中碧(リーズ・ユナイテッド) 久保建英(レアル・ソシエダ) FW 小川航基(NECナイメヘン) <h3>◆ベンチ入りメンバー</h3> GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) DF 菅原由勢(サウサンプトン) 橋岡大樹(ルートン・タウン) MF 守田英正(スポルティングCP) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン) 堂安律(フライブルク) 前田大然(セルティック) 鎌田大地(クリスタル・パレス) 旗手怜央(セルティック) FW 古橋亨梧(セルティック) 大橋祐紀(ブラックバーン) <h3>◆メンバー外</h3> 長友佑都(FC東京) 関根大輝(柏レイソル) 高井幸大(川崎フロンターレ) 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン) 2024.11.19 19:49 Tue2
森保監督続投で歴代最長監督はというと…/六川亨の日本サッカーの歩み
まだ正式決定ではないが、森保一監督の『2年間の』続投が決まったようだ。正式には来年のJFA(日本サッカー協会)理事会での承認待ちになる。その頃にはコーチ陣などのスタッフの詳細も決定しているだろう。 93年のJリーグ誕生以降、日本代表の監督は基本的にW杯の4年サイクルで交代してきた。例外は94年のアジア大会で韓国に敗れたロベルト・ファルカン氏、97年のアウェー中央アジア2連戦で更迭された加茂周氏、07年に病に倒れたイヴィチャ・オシム氏、15年に契約解除されたハビエル・アギーレ氏、そして18年に解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏の5人しかいない。 そうした過去30年の歴史のなかで、初めて『続投』が決定的となったのが森保監督である。目標としていた「ベスト8」には届かなかったものの、大国ドイツとスペインに逆転勝ちを収めたことが高く評価されたことは言うまでもない。 そこで過去の歴代監督の任期を振り返ると、上には上がいるもので、長沼健氏(元JFA会長)は1962年から69年までの7年間と、さらに72年から76年までの4年間、トータル11年間も日本代表の監督を務めた。「時代が違う」と言ってしまえばそれまでだが、おそらく2度と破られることのない記録と言っていいだろう。 長沼氏が“長期政権"を担うことになったのには理由がある。64年に東京五輪があったからだ。このため62年に33歳の若さで監督に抜擢された。そして東京五輪ではグループリーグでアルゼンチンを倒して決勝トーナメントに進出。準々決勝で銀メダルに輝いたチェコスロバキアに0-4で敗れたが、ベスト8進出で日本に“第1次サッカーブーム"を巻き起こした。 さらに4年後のメキシコ五輪では、アジア勢初となる銅メダル獲得の快挙を達成。その再現を半世紀後の21年東京五輪で森保監督は期待されたが、残念ながらメダルにはあと一歩届かなかった。 長沼氏は69年のメキシコW杯アジア1次予選で、韓国とオーストラリアの後塵を拝したことで監督の座をコーチだった岡野俊一郎氏(元JFA会長)に譲る。しかし岡野氏が71年のミュンヘン五輪予選で韓国とマレーシアに負けたことで、日本サッカーの復権は再び長沼氏に託されることになった。 ところが73年の西ドイツW杯アジア予選はイスラエル(当時はアジアに所属し、中東勢が対戦を拒否したため予選は東アジアに組み込まれた)とマレーシアに敗れ、76年のモントリオール五輪アジア予選も韓国とイスラエルに敗れて監督から退くことになった。 当時の日本サッカーは、「W杯予選は負けても当たり前」であり、五輪予選で敗退するたびに監督は交代していた。Jリーグ開幕以前では、92年のバルセロナ五輪アジア最終予選で敗れた横山謙三総監督、88年ソウル五輪アジア最終予選で中国に逆転負けを喫した石井義信氏(故人)、80年モスクワ五輪アジア予選で韓国とマレーシアに及ばなかった下村幸男氏らである。 しかし96年のアトランタ五輪に28年ぶりに出場して以来、五輪出場は7大会連続して出場。その間には12年ロンドン五輪と21年東京五輪ではメダルまであと一歩に迫った。もう五輪は出場するのは当たり前で、次の24年パリ五輪は「メダル獲得」がノルマになるだろう。 同じようにW杯も98年以降7大会連続して出場中で、さらに2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ大会は出場国が48に増えるため、出場権を失うことはまず考えられない。森保監督にとっては「ベスト8」への再チャレンジになるが、その前に横内昭展ヘッドコーチは磐田の監督に、上野優作コーチはFC岐阜の監督に転身するなどスタッフの陣容は一新せざるを得ない。 果たして新たなスタッフの顔ぶれはどうなるのか。そこに外国人コーチが入るのかどうかなどは楽しみなところ。 そして森保監督は、23年こそ秋まで親善試合しかない“静かな"一年になるものの、21年東京五輪は「金メダル」を目標に掲げながらも4位に終わり、カタールW杯も「ベスト8」が目標だったがラウンド16で敗退した。このため、まだ先の話ではあるが、24年のアジアカップでは『優勝』がW杯まで続投するためのノルマにすべきではないだろうか。 2022.12.26 22:00 Mon3
6番+8番+10番。鎌田大地がボリビア戦で示した“シン・ボランチ像”
ゴール前で輝く決定力と、中盤を支える戦術眼。その両方を併せ持つ“新しいボランチ像”を、日本代表のMF鎌田大地がボリビア代表戦で体現した。開始4分、MF久保建英のクロスを胸で収め、左足で冷静に流し込んだ先制点。ボランチでありながらペナルティエリアへ侵入し、フィニッシュまで持ち込む――。クリスタルパレスと日本代表では求められる役割は異なる。それでも鎌田は、6番・8番・10番をひとつに束ねた“自分だけのポジション”を研ぎ澄ませている。 ■“6番”の位置から、ペナルティエリアへ ボリビア戦の開始4分。試合は、MF鎌田大地が切り拓いた。 MF久保建英が右サイドで深くえぐる。相手がゴール前へ引き寄せられる一瞬の隙を、鎌田は逃さなかった。ペナルティーエリアにスッと入っていき、浮き球のクロスを胸でコントロールすると、左足で逆サイドネットへ流し込んだ。 「チームとして、あそこが空くっていうのは分析でもやっていた。ボランチですけど、ああいうところに何回か入っていくことが大事だと思っていたので。ボールが来てシュートチャンスができたのは良かったかなと」 クリスタルパレスではリスク管理が徹底され、センターラインより前に踏み込む回数は限られる。しかし日本代表では、森保一監督の戦術が鎌田に自由度を与えている。 「自分がある程度自由に前に行けるような、6番だけじゃなくて8番や10番くらいの役割までできる方が、やっていて躍動感はある。そっちの方が自分には合っていると思いますし」 相手の守備ラインが一歩下がった瞬間、鎌田は3列目の位置からスッと前へ出ていき、いつの間にか最前線に顔を出す。ボランチでありながらフィニッシュまで関与できる稀有な才能が、日本の攻撃に奥行きをもたらす。先制点は、その象徴だった。 ■自由と責任の狭間で描く“シン・ボランチ像” 鎌田のプレーは、単なる攻撃的ボランチではない。試合の状況に応じて6番(ボランチ)にも8番(インサイドハーフ)にも10番(トップ下)にもなる。 「パレスはボランチがリスク管理で、余ってる選手を捕まえたり、後ろ5枚で守る形。こっち(日本代表)はもっと攻撃に関われる。やり方の違いが大きいと思います」 その言葉通り、ボリビア戦では攻撃でも守備でも表情を変えた。後半、相手のカウンターを鎌田がつぶした場面は象徴的だった。厳しいプレスを受け続けた前半の疲労が残る中でも、最後のところで身体を投げ出し、相手の芽を摘んだ。 ガーナ戦をコンディション不良で欠場したものの、ボリビア戦で本来の実力を示した。 「しっかりプレーできるレベルには戻ってきているので、そこは問題なかったと思います」 守備強度とゲームメイク、そして得点力。これらを同時に要求されるのは酷にも思えるが、鎌田はその領域に自ら踏み込んでいる。 この日のミックスゾーンでは、鎌田らしい“脱力感”ある一幕も。 「ゴールの後に森保さんのところに行こうとチームで話していたそうですが?」という質問を受けた時のこと。 それまで淡々と話していた鎌田の表情がゆるむ。 「僕は聞いてなかったんで。集中していたので、全然頭になくて。(森保監督に)申し訳ないというか……(笑)」 周囲に笑いが起きる。プレッシャーの中にあっても自然体でいられること。それもまた、鎌田の強みだろう。 チーム内のポジション争いは激しい。MF佐野海舟をはじめ、鎌田の主戦場にもライバルが台頭し、代表チームは新しいフェーズへと進んでいる。ただ、鎌田には慢心も不安もない。 「日本人選手は頭が良くて、どのポジションでもある程度できる選手が育っている。監督にとっても理想的じゃないですかね」 6番+8番+10番。ボランチの概念を超えた鎌田が、森保ジャパンをさらなる高みへ導いていく。 取材・文=北健一郎 2025.11.19 00:45 Wed4
「本当に泣ける…」スペイン相手に劇的勝利、日本代表選手たちが勝利後のロッカー&バスで歌った曲は?久保建英がスピーカー持ってファンの前に
スペイン代表を劇的な逆転勝利で下し、ラウンド16に駒を進めた日本代表。日本サッカー協会(JFA)が、公式YouTubeチャンネルでスペイン戦の「Team Cam」を公開した。 1日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)グループE最終節の日本vsスペイン。日本は勝てば自力でグループステージ突破を決められる試合となった。 初戦でドイツ代表を下す大金星を挙げ、世界中の注目を集めることとなった日本。スペインも撃破することは難しいとの見方が強かった中、試合は前半にアルバロ・モラタにヘディングを決められて失点。その後も支配されるが、1点ビハインドで前半を終えた。 1失点はプラン通りだという言葉が試合後には語られたが、ハーフタイムに投入された途中出場の堂安律が豪快な左足ミドルを決めて追いつくと、三笘薫の執念の折り返しを田中碧が押し込み逆転。その後、スペインに押し込まれ続けるが、集中して守り切り、2-1で逆転勝利。ドイツに続きスペインも撃破した。 試合前とハーフタイムにはキャプテンの吉田麻也が選手たちに気合いを入れる声をかけ、森保一監督も声を懸けた中、選手たちの頑張りで見事に勝利。そして、グループ首位でラウンド16に駒を進めた。 試合後のドレッシングルームでは選手たちがそれぞれ勝利を噛み締めると、ケツメイシの「仲間」を流し、板倉滉と川島永嗣がタオルを振って喜ぶ姿が。選手たちも抱き合って喜びを露わにしていた。 そしてスタジアムからホテルに戻る道中のバスでもケツメイシの曲が。久保建英がスピーカーを抱えて流れていたのは「涙」。選手たちは歌いながらバスを降り、ファンが出迎えるホテルに入って行った。 ホテルの外、ホテテルの中でも多くのファンが日本代表を歓迎。そして、日本以外のファンもしっかりと祝福してくれる事態となった。 <span class="paragraph-title">【動画】日本代表選手たち、勝利を祝いみんなで歌った曲は?</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="G5XuGhH4wYU";var video_start = 1071;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.12.03 23:05 Sat5
日本代表のスタメン発表!両ウイングバックは堂安律&三笘薫…初招集の大橋祐紀はベンチ入り【2026W杯アジア最終予選】
サウジアラビア代表戦に臨む日本代表のスターティングイレブンが発表された。 10日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第3節で日本はアウェイでサウジアラビアと対戦する。 9月に行われた中国代表戦、バーレーン代表戦で大勝での連勝スタートを切った日本。過去一度も勝ったことがないアウェイでのサウジアラビア戦に臨む。 森保一監督は9月に引き続き[3-4-2-1]のシステムを採用。GKに鈴木彩艶(パルマ)、3バックに板倉滉(ボルシアMG)、谷口彰悟(シント=トロイデン)、町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)を起用した。 ボランチには遠藤航(リバプール)と守田英正(スポルティングCP)を起用し、ウイングバックには堂安律(フライブルク)と三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)を起用。2シャドーに鎌田大地(クリスタル・パレス)と南野拓実(モナコ)、トップに上田綺世(フェイエノールト)と並んだ。 なお、DF長友佑都(FC東京)、DF関口大輝(柏レイソル)、DF望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)、MF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)がメンバー外。初招集のFW大橋祐紀(ブラックバーン)はベンチ入りを果たしている。 サウジアラビア代表戦は10日(木)の27時にキックオフ。DAZNが独占ライブ配信する。 ◆日本代表スターティングメンバー GK 鈴木彩艶(パルマ) DF 板倉滉(ボルシアMG) 谷口彰悟(シント=トロイデン) 町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ) MF 遠藤航(リバプール) 守田英正(スポルティングCP) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン) 南野拓実(モナコ) 堂安律(フライブルク) 鎌田大地(クリスタル・パレス) FW 上田綺世(フェイエノールト) ◆ベンチ入り GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) DF 菅原由勢(サウサンプトン) 瀬古歩夢(グラスホッパー) MF 堂安律(フライブルク) 田中碧(リーズ・ユナイテッド) 久保建英(レアル・ソシエダ) FW 前田大然(セルティック) 中村敬斗(スタッド・ランス) 小川航基(NECナイメヘン) 大橋祐紀(ブラックバーン) ◆メンバー外 DF 長友佑都(FC東京) 望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア) 関口大輝(柏レイソル) MF 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン) 2024.10.11 02:19 Friストラスブールの人気記事ランキング
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川島&鈴木在籍のストラスブール、パトリック・ヴィエラ招へいに関心か?
パトリック・ヴィエラ氏が、GK川島永嗣、MF鈴木唯人の所属するストラスブールと新指揮官就任に向けた交渉を行ったようだ。フランス『RMC Sport』が報じている。 トッド・ベーリー氏を中心に、昨年5月にチェルシーを買収したコンソーシアムの『BlueCo』が新オーナーとなったストラスブール。 27日には15位でのリーグ・アン残留に導いたフレデリック・アントネッティ監督との契約を解消し、新指揮官探しに動いている。 現状では今シーズン限りでユニオン・サン=ジロワーズの指揮官を退任したカレル・ゲレツ氏が有力な候補に挙がっているが、クラブはその他の候補とも交渉を行っているようだ。 『RMC Sport』によると、『BlueCo』はこれまでニースやクリスタル・パレスを率いた元フランス代表MFと接触を図り、初期段階の交渉を行った模様だ。 クラブサイドはストラスブールを若手育成の場として捉えており、過去にニースやパレスで若手を独り立ちさせたヴィエラ氏との相性は悪くないはずだ。 一方、クラブはゲレツ氏とヴィエラ氏に加え、今シーズン終了までトゥールーズを指揮したフィリップ・モンタニエ氏、スタッド・レンヌやコートジボワール代表で指揮官を務めたサブリ・ラムシ氏もリストアップしているという。 ただ、両氏に関してはあくまでトップターゲットを逃した場合の保険のような立ち位置だという。 2023.06.29 13:54 Thu2
今夏チェルシー正式加入の逸材パエスは系列ストラスブール行きか…レンタルに向けた障害は両クラブの今季成績?
チェルシーの次代を担う逸材として注目されるエクアドル代表MFケンドリー・パエス(17)だが、ヨーロッパでのキャリアをストラスブールでスタートすることになるようだ。フランス『レキップ』が報じている。 10代前半から神童と評された177cmのクリエイティブな左利きのMFは、2023年2月に行われた国内リーグのムシュク・ルナ戦でファーストチームデビュー。同試合では15歳297日でのプリメーラ・カテゴリア・セリエA最年少デビュー記録に最年少ゴール記録を樹立。 2023年6月にはインデペンディエンテ・デル・バジェからチェルシーへの完全移籍が発表された。その後、同年10月に行われた北中米ワールドカップ(W杯)南米予選のボリビア代表戦ではA代表2キャップ目にしてゴールを記録し、W杯予選でゴールを決めた南米人史上最年少記録(16歳161日)も樹立した。 2007年5月4日生まれのパエスは、18歳の誕生日後に国際移籍が可能となり、2025-26シーズンのチェルシー入りが既定路線と見られていた。 エクアドル代表ですでに17キャップを誇り、イギリスの労働許可証取得は可能とみられるが、よりトップレベルでの経験を積ませたいクラブは『BlueCo』がマルチ・クラブ・オーナーシップ(MCO)で保有するフランスのストラスブールへ武者修行に出すことを検討。 すでにヨーロッパ入りしている17歳は8日からストラスブールのトレーニングに参加。リアム・ローゼナイアー監督からの評価も高いようだ。 ただ、レンタル移籍に向けた障害はストラスブールの予想外の躍進。今シーズンここまではリーグ・アン4位と上位に躍進しており、チャンピオンズリーグ(CL)かヨーロッパリーグ(EL)の出場権を獲得する可能性が高い。 これに対して、チェルシーもプレミアリーグでCL出場圏内の4位に位置しており、同様にCLかEL出場権獲得の可能性は高い。 仮に、両クラブが同じUEFAコンペティションに出場する場合、同じオーナーを持つクラブの同時参加の問題はルールが緩和されているものの、当該クラブ間でのレンタル移籍が認められない可能性は高い。その場合、パエスは別のレンタル先を選択することになる。 2025.04.09 19:20 Wed3
リーグ・アン所属クラブ参加のラウンド64の組み合わせが決定!《クープ・ドゥ・フランス》
フランスサッカー連盟(FFF)は21日、クープ・ドゥ・フランス・ラウンド64の組み合わせ抽選会が行われた。 リーグ・アン20クラブの参加するラウンド32では、現在リーグ・アンで首位に立つパリ・サンジェルマンがフランス全国選手権(3部)のシャトールーとアウェイで対戦。前回王者のナントはリーグ・ドゥ(2部)のカーンと対戦する。 また、日本人所属クラブでは、南野拓実の所属するモナコがリーグ・ドゥ(2部)のロデーズと、伊東純也の所属するスタッド・ランスが6部のロオン=プラージュと、オナイウ阿道の所属するトゥールーズが5部のランニオンと、川島永嗣の所属するストラスブールがアンジェと対戦する。 クープ・ドゥ・フランス・ラウンド64は来年1月6日、7日、8日に行われる。今回決定した組み合わせは以下の通り。 ◆クープ・ドゥ・フランス・ラウンド64 (※リーグ・アン勢と日本人所属クラブのみ抜粋) リモネストDSD(5部)orジュラ・スッド・フット(4部) vs アジャクシオ ポー(2部) vs モンペリエ モナコ vs ロデーズ(2部) ル・ピュイ(3部) vs ニース イエール(4部) vs マルセイユ ラニオン(5部) vs トゥールーズ アヴランシュ ゲネー(3部) vs スタッド・ブレスト ナント vs AFヴィロア (5部) or カーン(2部) ラ・シャテーニュレアイ(6部) vs ロリアン ボルドー(2部) vs スタッド・レンヌ ダンケルク(3部) vs オセール ロオン=プラージュ(6部) vs スタッド・ランス リナス=モンテリ(5部) vs RCランス リール vs トロワ コニッグショフェン(6部) vs クレルモン ストラスブール vs アンジェ リヨン vs メス(2部) シャトールー(3部) vs PSG 2022.11.22 07:15 Tue4
森保監督の訪問で刺激。パリ五輪世代の星・鈴木唯人のフランスデビューはいつ?【新しい景色へ導く期待の選手/vol.3】
今年1月の欧州移籍市場で何人かの日本人若手選手が海外挑戦に踏み切ったが、その筆頭が2024年パリ五輪世代の主力アタッカー・鈴木唯人(ストラスブール)だ。 彼はご存じの通り、高校サッカーの名門・市立船橋高校出身。コロナ禍の2020年に清水エスパルス入りすると、ルーキーイヤーから30試合に出場。ゴールこそなかったが、ピーター・クラモフスキー(現山形)、平岡宏章(現新潟アカデミーダイレクター)両監督から才能を買われ、攻撃陣の一翼を担うことができた。 翌2021年も33試合出場2ゴール。その活躍ぶりには日本代表の森保一監督も注目し、2022年1月の国内組合宿に追加招集。長友佑都(FC東京)や大迫勇也(神戸)らW杯経験者とともにトレーニングする機会に恵まれた。 「代表に行ってできると思いました。いろんな選手とやることで、それぞれのよさを学ぶことはありましたけど、特別何を変える必要はないと。自分のサッカーに対する意識や自信を持って、帰ってこれたのは大きかった」と本人も手ごたえをつかんでクラブに戻った。 その成果もあり、2022年は開幕のコンサドーレ札幌・ジュビロ磐田戦で連続ゴールをゲット。「清水のエース」と言っても過言ではないほどの輝きを見せ、2022年カタール・ワールドカップ(W杯)滑り込みもあり得るのではないかと見られるほどだった。 ところが、6月に平岡監督が解任され、ゼ・リカルド監督が後を引き継ぐと、鈴木の立場は一変する。ブラジル人指揮官が乾貴士や北川航也、ヤゴ・ピカチュウらを重用し始めたこともあり、彼の出番が激減。シーズン終盤にジョーカーとしてわずかな時間プレーするだけになってしまった。 6月のAFC・U-23アジアカップ(ウズベキスタン)で日本の得点源として異彩を放ち、さらなる自信をつけて戻った直後のチームでの環境の変化には、彼自身も戸惑いや焦りを覚えただろう。 それでも、鈴木は自らに矢印を向けることを忘れなかった。 「僕自身は大丈夫でしたよ。自分にフォーカスすることだけを考えていたんで。フィジカル強化はもちろん、一歩目を早くする走り方とかいろんなことに取り組んでいました。それにサッカー選手をやっていれば、つねに出られる保証はない。やはり監督の要求に適応できるかどうか。その厳しさは再認識しました」と本人はしみじみと語っていた。 悔しさを糧に新たな飛躍を誓った2023年。鈴木唯人のところに届いたのが、フランス1部・ストラスブールからのオファーだった。同じパリ五輪世代の斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム)や田中聡(コルトレイク)らが一足先に欧州挑戦に踏み切っていたこともあり、「いずれは自分も」と考えていたはずの彼にしてみれば、願ってもない話。しかも、欧州5大リーグのクラブである。目下、今季ストラスブールは23試合終了時点で17位と2部降格圏に沈んではいるが、それでもチャレンジしたいという気持ちは変わらなかったはずだ。 そして、1月末から合流。その翌週には森保監督も視察に訪れた。 「2月5日にシュツットガルトの試合に行き、地理的に行ける範囲だったストラスブールの練習を視察できるということで行ってきました」と今月8日にオンライン取材に応じた指揮官は説明したが、それでも鈴木唯人の動向が気にならなかったら、わざわざ足を運ばないはずがない。「近未来のA代表選手」という期待があるからこそ、そういった行動に出たのだろう。 だからこそ、いつ彼が新天地デビューを果たすか気になるところ。2月1日のレンヌ、5日のモンペリエ、12日のリールと3試合連続ベンチ入りはしているものの、まだピッチに立つ機会には恵まれていない。 しかしながら、大先輩の川島永嗣が「彼はすごくオープンな性格。フランス語は分からないだろうけど、その環境の中でできることをやって味方とコミュニケーションを取っている。自分からアクションを起こせる分、適応はすごく早そうですね」と押していただけに、そう遠くない段階にチャンスが巡ってくる可能性は高そうだ。 加えて言うと、ストラスブールの指揮官にかつてガンバ大阪を率いたフレデリック・アントネッティ監督就任したことも追い風と言える。アントネッティ監督は日本人の気質や勤勉さ、技術の高さを熟知しているだけに、鈴木唯人を高く評価することが十分、考えられるからだ。 「海外に行けばいろんな監督がいると乾君にも言われましたけど、とにかく要求にしっかり応えられるかどうかが大事」と本人もやるべきことを冷静に見据えている。その言葉通り、今は新指揮官の下で自分のストロングを発揮することに全神経を注ぐべきである。 21歳の日本人アタッカーが苦境にあえぐフランスの名門を救うような大仕事を果たすことができるか否か。ここからが鈴木唯人の本当の勝負だ。 2023.02.15 21:30 Wed5

