直近16試合で13ゴール、得点力爆発中のFW前田大然は今季MVPの可能性も? 地元記者が絶賛「無慈悲さが今の彼にはある」

2025.02.25 14:30 Tue
前田大然は現在覚醒中、ゴールを一気に量産している
Getty Images
前田大然は現在覚醒中、ゴールを一気に量産している
圧倒的な得点力を見せつけセルティックを牽引する日本代表FW前田大然が絶賛されている。そのスピードを武器に、セルティックでは左ウイングで攻撃を牽引している前田。冬にエースの日本代表FW古橋亨梧がスタッド・レンヌに完全移籍すると、直後からゴールを量産している。

今シーズンのスコティッシュ・プレミアシップでは24試合で9ゴール7アシストを記録すると、すでに敗退したもののチャンピオンズリーグ(CL)では9試合で4ゴール1アシストを記録。公式戦では38試合で23ゴール9アシストを記録している。
直近16試合では13ゴールと大暴れ中だが、イギリス『ザ・ヘラルド』では今シーズンのMVPに前田を推す声が出ている。

クレイグ・ファウラー氏は「今シーズンが今日で終了するなら」とした中で「前田が年間最優秀選手賞を受賞する可能性が高い」と主張。ここまでの活躍ぶりを称えた。
「以前のシーズンにはなかった無慈悲さが今シーズンの彼のプレーにはある。判断のミスやチャンスでのシュートミスでファイナルサードで頻繁に結果を残せなかった。しかし、彼は決定力をつけ、ファンからの不満の声も聞こえなくなった」

「今、ゴールを奪うことを彼に託すことができる。フィニッシュ面の改善も見られる。カットインからファーポストにシュートを放ち、ただの点取り屋ではなく、スーパーゴールを決められる選手になった」

また、国内リーグ以外での活躍も称え、ブレンダン・ロジャーズ監督にとって重要なピースであると主張した。

「チャンピオンズリーグでも重要な4ゴールを挙げ、バイエルン戦でのパフォーマンスは大番狂わせに限りなく近づいたブレンダン・ロジャーズのチームの中で不可欠なものだった。彼は、疲れ知らずの走りによって常に監督から信頼されている。今シーズンの彼の成長はロジャーズのセルティックでの最高の仕事の1つとも言っても良い」

「また、前田はグラスゴーのビッグ2以外のサポーターからは、この数年間で最も好かれているセルティックの選手かもしれない。彼のプレースタイルはスコットランドフットボールのファンにとって簡単に応援できるものだ。彼は走り続けている。この国で我々は全力を出す選手のことをいつも気に入っている」

献身的な姿勢を貫き続ける前田。そこにスコアラーとしての結果がついてきたことにより、ヒーローになりつつある。かつての古橋がそうであったように、セルティックでの重要なピースとなりかけている今、その地位をしっかりと掴んで功績を残したいところだろう。

なお得点ランキングは現在5位タイ。トップのサム・ダルビーとの差は3ゴールであり、今のペースで決め続ければ得点王もない話ではなさそうだ。



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CLセルティック戦控えるバイエルン、前日練習をケインが欠席…顔面負傷の影響か?

チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトステージプレーオフを戦うバイエルン。セルティック戦を控える中、イングランド代表FWハリー・ケインが前日トレーニングを欠席したようだ。 アウェイでのプレーオフ1stレグは1-2で勝利していたバイエルン。ケインはチームの2点目を記録していたが、その後に日本代表FW前田大然にゴールを許し、1点のリードで2ndレグを迎えることとなる。 18日にホームで2ndレグを迎えるバイエルンだが、試合に向けた前日のトレーニングにケインの姿がなかったという。 ケインは、15日に行われたブンデスリーガ第22節のレバークーゼン戦に出場。試合は0-0で終了したが、ケインは試合中に顔面を強打したものの、フル出場していた。 今シーズンは公式戦30試合で29ゴールと相変わらずの得点力を見せつけているケイン。試合出場に影響するのかどうかは現時点で不明だが、ヴァンサン・コンパニ監督から何か語られる可能性もありそうだ。 2025.02.17 23:45 Mon
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バイエルンを苦しめたセルティック、ロジャーズ監督は「英雄的なパフォーマンスだった」と奮闘した選手たちを労う

セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が18日に行われ、1-1で引き分けたチャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ、バイエルン戦を振り返った。 先週行われたホームでの1stレグを1-2で敗れたセルティックは、守勢を凌いで迎えた63分にFW前田大然のアシストからFWニコラス・キューンが決めて2戦合計スコアで試合を振り出しに戻した。 その後のバイエルンの攻勢を凌いで延長戦に持ち込めるかと思われたが、ほぼラストプレーの追加タイム4分に失点して引き分けとなり、2戦合計スコアの差で敗退となった。 格上バイエルン相手に2試合を通して奮闘した中、ロジャーズ監督は選手たちを労った。 「我々は全力を尽くし、自信を持ってプレーした。多くを譲らなかったし、集中力は良かった。相手にスペースを与えず、質の高い動きを見せた。そして実際、この試合で最高のチャンスを掴んだと感じた。本当に英雄的なパフォーマンスだったが、最後は残念だった。失点しないことを優先的にプレーし、ボールを持っていない時も攻撃的かつコントロールをするプレーを狙っていた。試合に負けたわけではないのに大会から敗退することになるのは本当に残酷なことだ」 一方で今季のCLの戦いぶりには一定の満足感を得ている。 「今季、我々のヨーロッパでの信頼性は回復したと思う。昨季からの積み上げで、今季の収穫となった。前回のドイツでの対戦や今の我々が成し遂げた進歩を考えれば、今季は我々の本当の実力を発揮できたと思う」 2025.02.19 09:15 Wed

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