17年ぶりにカップ制覇のベティス、ペジェグリーニ監督も歓喜「観客を見て負けられないと…」

2022.04.24 10:30 Sun
©︎RFEF
レアル・ベティスマヌエル・ペジェグリーニ監督が、コパ・デル・レイの優勝を振り返った。スペイン『アス』が伝えた。
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23日、コパ・デル・レイ決勝のベティスvsバレンシアが行われた。2004-05シーズン以来3度目の優勝を目指すベティスと、2018-19シーズン以来9度目の優勝を目指すバレンシアの対戦。慎重な入りを見せた中、先にスコアを動かしたのはベティスだった。11分、ボルハ・イグレシアスがゴールをこじ開けて先制。しかし、バレンシアも30分にウーゴ・ドゥロがゴールを奪い同点に追いつく。
互いに譲らないまま試合は進み、延長戦へ。延長戦では互いに崩せず、PK戦にもつれ込んだ。

運命のPK戦では互いに3人目まで全員が成功。しかし、4人目のキッカーでは先攻のバレンシアのユヌス・ムサが枠の右に外してしまい痛恨の失敗。ベティスはミスなく、5-4で勝利。17年ぶりの優勝を遂げた。
試合後、ペジェグリーニ監督はコパ・デル・レイ制覇に喜びを露わにし、ファンのおかげだとした。

「みなさんのサポートとチームのクオリティを両立させることが重要だった。観客を見た時、この試合に負けることはとても難しいだろうと思った」

「チームは常に冷静で、我々が決して失うことのなかったプレーを続けた。我々は優勝に値する」

過去にはマンチェスター・シティでプレミアリーグとリーグカップを制するなど、タイトルを獲得してきたペジェグリーニ監督だが、この日も特別な1日であると語った。

「比較するのは好きではない。とても幸せな日だ。他のチームでも良いシーズンを過ごしたことはある。ただ、今日は確かに、私にとってとても特別な日になる」

ラ・リーガでは現在5位。チャンピオンズリーグ(CL)出場権を掴める可能性もあるなか、残りのシーズンに向けても意気込みを語った。

「チャンピオンズリーグを戦いたい。すでに、実績として1つのタイトルがあるが、チームはリーグの残りの戦いに集中している。トップに追いつけるように努める」

また、17年ぶりの優勝については改めてコメント。喜びを噛み締めた。

「勝てないまま17年が経ったんだから、さらにその喜びを味わうべきだ。久々に二重の喜びだ。これだけの人気クラブが、こんなに長く勝てないはずはないんだ」



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