17シーズンぶり決勝進出のベティス、ペジェグリーニ監督も歓喜 「成熟したチームをピッチで見られた」

2022.03.04 11:09 Fri
Getty Images
ベティスのマヌエル・ペジェグリーニ監督がコパ・デル・レイ決勝進出を喜んだ。スペイン『マルカ』が伝えている。

ベティスは3日にホームで行われた準決勝2ndレグでラージョ・バジェカーノと対戦した。アウェイでの1stレグを2-1で勝利したチームはこの日もボールを支配する展開こそ続いたものの、なかなかゴールを奪えない展開に。すると、80分に先制点を許したが、延長戦突入が近づいた後半アディショナルタイムにFWボルハ・イグレシアスの劇的ゴールで1-1の引き分けに持ち込んだ。

この結果、2戦合計3-2のベティスは優勝を飾った2004-05シーズン以来となるコパ・デル・レイ決勝進出。試合後のペジェグリーニ監督も17シーズンぶりとなる決勝進出に歓喜し、週末のラ・リーガに向けても気を引き締めた。
「今日、この結果に値するファンが喜んでくれていることに、私は非常に満足している。バレンシアのような良きライバルを相手に、優勝を目指したいね。ラ・リーガで3位、ヨーロッパリーグで準々決勝進出のためプレーしていることは選手たちの功績であり、3つの大会でチームを維持できることはさらに喜ばしい」

「非常に成熟したチームをピッチで見られたと思う。我々は最初から責任を持ち、危険なアプローチで相手ゴールに迫り、0-1の時点でも絶望することなく、突破の手助けをしてくれた。チームは成長しており、祝杯をあげた後はリーグ戦に集中する必要がある」
「我々は自分たちのシーズンを進めていきたい。17年間、何もタイトルがなかったのは長いことだったが、チームやファンは今日の結果にふさわしいだろう。だが、シーズンは終わっていない。コパ・デル・レイの決勝とスーパーカップを戦うことになるが、明日からはそれを忘れて、リーグ戦とELラウンド16の戦い、ELに続く12試合に向かう必要がある」

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