逆転残留決めてピッチサイドで頭からビールぶっかけられたケルン指揮官が安堵「ここでの7週間は楽しかった」
2021.05.30 16:30 Sun
ケルンのフリートヘルム・フンケル監督が、クラブの1部残留を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。ケルンは、今シーズンのブンデスリーガを16位で終え、昇格・降格プレーオフに回ることに。ブンデスリーガ2(ドイツ2部)のホルシュタイン・キールとの対戦となった。
ホームでの1stレグを0-1で落としていたケルン。2部降格のピンチが迫る中、チームは2ndレグの立ち上がりからパワーを発揮。3分にヨナス・ヘクターのゴールで先制するが、4分にイ・ジェソンのゴールで追いつかれ、2戦合計2-1とされてしまう。
しかし、6分にセバスティアン・アンデションが勝ち越しゴールを決めると、13分にもアンデションがゴール。これで2戦合計でも勝ち越すと、その後も2点を追加。1-5で2ndレグを制し、2戦合計2-5で1部残留をつかんだ。
なんとかチームを残留に導いたフンケル監督は、2ndレグを振り返りコメント。プレッシャーはなかったとしながらも、チームの立ち上がりからのパフォーマンスを評価した。
「チャンスがあることを知っていた。ただし、アウェイでの試合に勝たなければいけなかった。でも、チームはブンデスリーガで何度もこれを示してきた」
「チームがとても印象的なパフォーマンスを見せ、すぐに1-1としたことに感銘を受けた」
「いつもとは違う行動を見せたかったので、最初から攻撃を仕掛け、素早くリードしたかった。チームのプレーは素晴らしかったし、大きな成果だ」
また、シーズン途中で解任されたマルクス・ギズドル監督についても語り、主力がケガをしていなければこの事態は迎えなかっただろうと語った。
「また、マルクス・ギズドル前監督を称賛しなければいけない。チームをキープすることを助けていた。もし彼が、セバスティアン・アンデションやヨナス・ヘクターのような選手をもっと起用できれば、私は今日ここに監督としていないかもしれない。彼にとっては不幸なことだった」
「ここでの7週間は楽しかった。たとえそれが、私の体力を奪うものであってもだ。疲れているが、幸せだ。コーチングチーム、スタッフ、ケルン全体、ファン、ケルンの街に住む人にとっても嬉しいことだ」
ホームでの1stレグを0-1で落としていたケルン。2部降格のピンチが迫る中、チームは2ndレグの立ち上がりからパワーを発揮。3分にヨナス・ヘクターのゴールで先制するが、4分にイ・ジェソンのゴールで追いつかれ、2戦合計2-1とされてしまう。
なんとかチームを残留に導いたフンケル監督は、2ndレグを振り返りコメント。プレッシャーはなかったとしながらも、チームの立ち上がりからのパフォーマンスを評価した。
「プレッシャーは感じなかったが、もちろん緊張した。しかし、我々はみんな準備万端だった」
「チャンスがあることを知っていた。ただし、アウェイでの試合に勝たなければいけなかった。でも、チームはブンデスリーガで何度もこれを示してきた」
「チームがとても印象的なパフォーマンスを見せ、すぐに1-1としたことに感銘を受けた」
「いつもとは違う行動を見せたかったので、最初から攻撃を仕掛け、素早くリードしたかった。チームのプレーは素晴らしかったし、大きな成果だ」
また、シーズン途中で解任されたマルクス・ギズドル監督についても語り、主力がケガをしていなければこの事態は迎えなかっただろうと語った。
「また、マルクス・ギズドル前監督を称賛しなければいけない。チームをキープすることを助けていた。もし彼が、セバスティアン・アンデションやヨナス・ヘクターのような選手をもっと起用できれば、私は今日ここに監督としていないかもしれない。彼にとっては不幸なことだった」
「ここでの7週間は楽しかった。たとえそれが、私の体力を奪うものであってもだ。疲れているが、幸せだ。コーチングチーム、スタッフ、ケルン全体、ファン、ケルンの街に住む人にとっても嬉しいことだ」
1
2
フリートヘルム・フンケルの関連記事
ケルンの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
記事をさがす
|
ケルンの人気記事ランキング
1
シュツットガルト、ケルンから左利きの大型CBシャボーを獲得!
シュツットガルトは25日、ケルンからドイツ人DFジェフ・シャボー(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月30日までの4年となる。 U-21ドイツ代表歴を持つ、195cmの左利きのセンターバックであるシャボーは、スパルタ・ロッテルダムやフローニンヘンでのプレーを経て、2019年の夏にサンプドリアへ加入。だが、イタリアの地では思うように出場機会を得られず、2022年1月から1年半のレンタルで母国のケルンに加入。その後、完全移籍に移行した。 その新天地では公式戦61試合に出場。今シーズンはブンデスリーガ32試合に出場し、チームは17位で降格したものの、個人としては優れた対人プレーを中心にインパクトを残していた。 新シーズンからのシュツットガルト加入が決定した26歳DFは、新天地での意気込みを語っている。 「シュツットガルトで新たな挑戦をし、チャンピオンズリーグというヨーロッパの最高レベルでプレーする機会を得ることを楽しみにしているよ」 「それは僕が常に望んでいたことであり、素晴らしい歴史を持つクラブで、その夢が実現することを嬉しく思う。すべてが形になり、新しいチームメイトと出会い、ファンと知り合うということも含め、新たな挑戦が待ち切れないよ」 2024.05.26 06:30 Sun2
ヴォルフスブルク、ケルンのベルギー代表DFボルナウを獲得
ヴォルフスブルクは16日、ケルンのベルギー代表DFセバスティアン・ボルナウ(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月までの5年間となっている。移籍金はドイツ『キッカー』によればボーナス込みで1700万ユーロ(約22億円)とのことだ。 2019年夏にアンデルレヒトからケルンに加入したセンターバックのボルナウ。ケルンでは在籍2年間で公式戦57試合に出場し、主力として活躍していた。 新シーズン、チャンピオンズリーグに出場するヴォルフスブルクへの移籍についてボルナウは以下のように述べている。 「ヴォルフスブルクへの移籍は僕のキャリアにとってステップアップになると思う。ヴォルフスブルクはドイツでトップレベルのクラブだし、ブンデスリーガだけでなく欧州での戦いがある。この挑戦をとても楽しみにしているよ」 2021.07.17 00:30 Sat3
新監督探しが難航するケルン、ラッバディア氏に続きダルダイ氏の招へいにも失敗…
ケルンの新監督探しが難航しているようだ。ドイツ『キッカー』が報じている。 8日に行われたブンデスリーガ第11節のホッフェンハイム戦(1-2で敗戦)後にアルミン・フェーSD(スポーツディレクター)とアヒム・バイエルロルツァー監督がチームを離れたケルン。暫定でディレクターを務めるフランク・エーリヒ氏は、インターナショナルウィーク明けから新監督での再出発を目指していると明かしていたが、新監督探しが難航しておりその実現は難しいようだ。 『キッカー』によれば、ケルンは昨季までヘルタ・ベルリンで監督を務めていたパル・ダルダイ氏(43)の招へいに動いていたが、1年間の休養期間を経てヘルタの育成組織復帰を目指す同氏に断りを受けたという。 昨季までヴォルフスブルクを指揮したブルーノ・ラッバディア氏(53)に続き、ダルダイ氏の招へいにも失敗したケルンは、新たな候補としてハンブルガーSV時代にDF酒井高徳を指導したマルクス・ギズドル氏(50)やシャルケ時代にDF内田篤人を指導したマルクス・ヴァインツィアル氏(44)、ハノーファー時代にMF清武弘嗣とDF酒井宏樹を指導したタイフン・コルクト氏(45)をリストアップしているようだ。 なお、公式戦4連敗中のケルンはインターナショナルウィーク明けのブンデスリーガ第12節で2位のライプツィヒと対戦する。 2019.11.19 02:10 Tue4
途中出場ハーランドがデビュー戦ハットに続きドッペルパック!ドルトムントが5発圧勝で連勝!《ブンデスリーガ》
ドルトムントは24日、ブンデスリーガ第19節でケルンをホームに迎え、5-1で圧勝した。 後半戦スタートとなった前節アウグスブルク戦を途中出場ハーランドのデビュー戦ハットトリックによって5-3と打ち勝った4位ドルトムント(勝ち点33)は、アウグスブルク戦と同じスタメンで臨み、ハーランドは引き続きベンチスタートとなった。 4連勝中の13位ケルン(勝ち点20)に対し、引き続きロイスを最前線とする[3-4-3]で臨んだドルトムントが開始50秒に先制する。ロングボールをロイスが収め、ボックス右のサンチョへ展開。サンチョが折り返したグラウンダーのクロスをラファエウ・ゲレイロが右足ダイレクトで合わせた。 さらに11分にはハキミがボックス内ぎりぎりの位置でボルナウに倒されたプレーでPKを獲得しかけたが、VARの末にFKに切り替わった。このFKをロイスが直接狙ってGKを強襲したドルトムントは、直後のCKからフンメルスの放ったヘディングシュートがバーを直撃した。 その後も主導権を握るドルトムントは29分、フンメルスのロングフィードに抜け出したロイスがGKとの一対一を制すと一度はオフサイド判定が下されるも、VARの末にオンサイドと判定され追加点が決まった。 40分にもT・アザールがGKと一対一の局面を作ったドルトムントが2点をリードして迎えた後半、開始3分にドルトムントが3点目を奪う。ロイスのパスをボックス右で受けたサンチョがDFに正対された中、一瞬の隙を突いて右足を振り抜きネットを揺らした。 その後、65分にCKの流れからウートにゴールを許したドルトムントは、T・アザールに代えてハーランドを投入。そのハーランドが投入直後に決定的なシュートを浴びせると、77分にハーランドがダメを押した。 分厚い攻めを見せた流れからラファエウ・ゲレイロのシュートをGKが弾いたルーズボールをハーランドが押し込んだ。 ハーランドの2試合連続ゴールで勝負を決定付けたドルトムントは、87分にもハーランドが決める。ダフードのスルーパスに抜け出したハーランドがボックス右に侵入。飛び出したGKをかわし、角度のない位置からゴールに流し込んだ。 ハーランドのドッペルパックで5-1としたドルトムントが圧勝で後半戦再開後、2連勝としている。 2020.01.25 06:30 Sat5