1時間以上を10人で戦い抜いて白星のスペイン指揮官「誇りたいとすればこのチームのスピリット」

2024.09.09 12:55 Mon
スペインを率いるデ・ラ・フエンテ監督
Getty Images
スペインを率いるデ・ラ・フエンテ監督
ユーロ2024王者のスペイン代表が数的不利の試合をモノにした。
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スペインは8日のUEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA・グループ4第2節でスイス代表とアウェイで対戦。2-0の20分にロビン・ル・ノルマンの一発退場を余儀なくされ、41分に1点を返されたが、後半に2発で4-1と勝利した。10人の戦いを見事に勝利で飾ったスペインは0-0に終わったセルビア代表との前節を経て、2戦目で初白星。ルイス・デ・ラ・フエンテ監督はこう振り返る。スペイン『マルカ』が報じた。
「私が誇りたいことがあるとすれば、このチームのスピリットだ。こういう状況であれば、より誇らしく思う。あらゆる意味でチームだ。まさに文字どおりにね。そして、我々はもっと良くなっていくつもりだ。国のために重要なことをしているという興奮、誇り、そして感情。このチームは価値観と努力の一例だ」

また、先制弾のホセルに「彼はいつだって模範。彼は我々のところに来てから、最高の試合をしてくれた」と評すと、2発のファビアン・ルイスにも「私からすれば、彼はあのポジションで最高の選手の1人」と称賛の言葉を送っている。


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北中米W杯の欧州予選組み合わせ決定! 12カ国+POの4カ国が出場権獲得、来年3月からスタート【2026年北中米W杯欧州予選】

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オランダが3度追いつく粘りも王者スペインがPK戦制してベスト4進出! 準決勝ではフランスと対戦【UNL】

UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のファイナルズ・準々決勝2ndレグ、スペイン代表vsオランダ代表が23日に行われ、延長戦までもつれ込んだ一戦は2戦合計5-5で終了。その後、PK戦を5-4で制したスペインが準決勝進出を決めた。 敵地で行われた初戦を2-2のドローに持ち込んだスペイン。わずかながらのアドバンテージを持ち帰ったホームゲームでは先発4人を変更。負傷のクバルシに代えてハイセンを起用したほか、ペドロ・ポロ、ペドリ、モラタに代えてミンゲサ、ダニ・オルモ、オヤルサバルが起用された。 対してホームで一時逆転も先勝を逃したオランダは、敵地での勝利を目指した一戦で先発1人を変更。サスペンションのハトの代役に追加招集のマートセンを起用した。 立ち上がりから拮抗した展開となったが、思わぬ形で早い時間帯にスコアが動く。6分、ボックス内でルーズボールに反応したオヤルサバルがDFファン・ヘッケと交錯。微妙な判定ながらもスペインにPKが与えられる。これをオヤルサバルが自ら右隅へ蹴り込んで8分の先制点とした。 幸先よく先制に成功したスペインは直後にもラミン・ヤマルのスルーパスに抜け出したオヤルサバルがゴールネットを揺らすが、惜しくもオフサイド判定。さらに、13分にはボックス左に抜け出したニコ・ウィリアムズが決定的なシュートを放ったが、ここはGKフェルブルッヘンのビッグセーブに遭う。 何とか連続失点を回避したオランダは徐々にボール保持でイーブンに持ち込んだが、リードを得たスペインがあえて持たせて前線のスピードを活かしたカウンターを狙っている印象もあり、なかなか効果的な攻めを見せられない。 前半半ばから終盤にかけて試合は膠着状態に陥ったが、全体的にスペインがうまくゲームコントロール。2戦合計3-2で試合を折り返した。 後半も拮抗した展開が続いたが、オランダが早い時間帯に追いつく。53分、ボックス内での競り合いの際にDFル・ノルマンからホールディングのファウルを受けたデパイが微妙な判定ながらPKを獲得。これをデパイ自ら豪快にゴール左上に蹴り込んだ。 この直後にはデパイが鋭いミドルシュートでGKウナイ・シモンにファインセーブを強いるなど、アウェイチームが俄然勢いを出すが、スペインもヤマルやニコのシュートで応戦。よりオープンな展開のなかでゴールを目指し合う。 そんななか、67分にはスペインの鮮やかなロングカウンターがスコアを動かす。自陣中央を持ち上がったヤマルが左サイドで背後を狙うニコへスルーパスを通す。中央にドリブルで切り込んだニコが冷静に自身の背後へクロスしたオヤルサバルへラストパス。1本目の左足シュートはGKフェルブルッヘンのセーブに遭うが、撥ね返りをへディングでゴール左隅へ流し込んだ。 この直後に殊勲のオヤルサバルを下げてフェラン・トーレスを投入したスペイン。これに対してオランダは78分に3枚替えを敢行。ヘールトライダ、クライファート、ガクポに代えてマレン、シャビ・シモンズ、ラングを投入。フリンポンを右サイドバックに移してより攻撃的な布陣に変更した。 すると、オランダのこの交代策が見事に機能。79分、左サイドを起点とした崩しからカウンタープレスの形でラングがボックス付近でボール奪取。ペナルティアークのシャビ・シモンズが絶妙なラストパスをボックス左のマートセンに繋ぐと、アストン・ビラDFが鋭い左足シュートをゴール右隅に突き刺し、値千金の代表デビューゴールを奪った。 これで2戦合計4-4のイーブンとなった試合はホームのスペインがよりリスクを冒してゴールを目指したが、90分間で勝負を決めるゴールを奪うことはできず。準決勝の行方は延長戦以降の戦いに委ねられた。 延長戦の前半ではスペインがポロ、オランダがブロビーと交代カードを切っていくが、試合は膠着。だが、103分にはラ・ロハの若きエースが決定的な仕事を果たした。ハーフウェイライン手前の最後尾でボールを持ったハイセンが狙いすました浮き球フィードを前線に供給。これを絶妙なファーストタッチで収めてボックス内に持ち込んだヤマルがカットインから完璧な左足シュートをゴール左隅に突き刺した。 このゴラッソで勝負ありかに思われたが、オランダが驚異の粘りで三度追いつく。延長後半立ち上がりの108分にボックス内に抜け出したシャビ・シモンズがGKウナイ・シモンに倒されてPKを獲得。これをシャビ・シモンズ自らゴール右隅に突き刺した。 その後、両者は最後までゴールを目指し合ったが、延長後半終了間際のマレンの決定的なシュートはGKウナイ・シモンの好守に阻まれた。この結果、延長戦でも決着は付かずにPK戦へ突入となった。 そのPK戦では4人目でオランダがラング、スペインがヤマルの失敗したなかでサドンデスに突入。6人目では先攻のオランダのマレンの右を狙ったシュートをGKウナイ・シモンが見事にセーブすると、後攻のスペインはペドリが冷静に右隅へ蹴り込んで決着。 オランダとの激闘を制した王者スペインは6月に行われる準決勝でフランス代表と対戦する。 スペイン代表 3-3(PK:5-4) オランダ代表 【スペイン】 ミケル・オヤルサバル(前8[PK]、後22) ラミン・ヤマル(延前13) 【オランダ】 メンフィス・デパイ(後9[PK]) イアン・マートセン(後34) シャビ・シモンズ(延後3[PK])】 <span class="paragraph-title">【動画】激闘!スペインvsオランダの強豪対決</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="kDfIgfuRrmM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.24 07:41 Mon
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PK戦は運が強い方が勝つ…/原ゆみこのマドリッド

「ホントに8連休だったんだ」そんな風に私が驚いていたのは火曜日、リーガ28節でオサスナに勝った後、休眠状態に入ったヘタフェがようやく練習を開始したという記事を見つけた時のことでした。いやあ、確かにボルダラス監督のチームは、降格圏18位で各国代表戦週間を過ごす羽目になったお隣さんのレガネスとは違い、勝ち点9差の余裕ある11位ではあるんですけどね。下手したら、クリスマス休暇より長い1週間以上のお休みを今の時期に取るチームなんて、今だかつて聞いたことがなかったため、まさかと思っていたところ、本当に練習していなかったとは! いえまあ、ジェネ(トーゴ)、アルデレテ(パラグアイ)、ペテル(ドミニカ)の3人だけはまだ各国代表のお勤め中なんですけどね。Paron(パロン/リーガの停止期間)明けの試合、ビジャレアル戦も日曜にコリセウムで開催とあって、焦る必要もないんですが、ボルハ・ヒメネス監督のチームなど、先週は木曜までバッチリ練習して、金土日を休んだだけ。それ以外は土曜午後9時(日本時間翌午前5時)のサンティアゴ・ベルナベウでの兄弟分ダービーに向けて、歯を食いしばって練習を続けているのとはあまりに対照的だったかと。 実際、相手のレアル・マドリーだって、お休みは土日月だけで、いえ、先週はリハビリ組に加え、大量16人が各国代表に出向していたため、バルデベバス(バラハス空港の近く)の練習場でRMカスティージャとの合同セッションに参加したのはルーカス・バスケスとバジェホだけだったんですけどね。この火曜からは最後のリーガ戦で負傷したフラン・ガルシアも加わり、日曜に各国代表のお務めが終わったアセンシオ(スペイン)、ルニン(ウクライナ)、クルトワ(ベルギー)も合流することに。 ちなみにこのGK2人はネーションズリーグのリーグAとBの入れ替えプレーオフで対戦し、ウクライナが3-1で勝った1stレグでは両者共、ゴールを守っているんですが、うーん、何か皮肉ですよね。1年ぶり以上で代表復帰したクルトワがgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)を浴びた後、2ndレグでは試合前のアップ中に筋肉の痛みを覚え、急遽、スタメン落ち。そしたらチームメートが奮起して、今度はルニンにゴール3本を浴びせて、総合スコア4-3でベルギーがリーグA降格を免れたなんてことも。 え、それよりもっと気まずいのは、ネーションズリーグ準々決勝で対決し、1stレグで2-0と勝ちながら、スタッド・デ・フランスでの2ndレグでは総合スコアを2-2にされた上、PK戦でファイナルフォー進出の夢を断たれたクロアチアのモドリッチとエムパペ、チュアメニ、カマビンガのフランス勢じゃないかって?うーん、結局、この2試合でエムバペの挙げたゴールはPK戦第1キッカーとしてのものだけで、もうその時はモドリッチも交代していたため、まあ仕方ないかって感じもしますけどね。 その一方でアトレティコは土曜から月曜夕方までの2日半がお休みだったんですが、その今週最初のマハダオンダ(マドリッド近郊)でのセッションには、ようやくケガが治ったコケが参加。火曜にはもう、ネーションズリーグでそれぞれ延長戦を戦ってお疲れ、でも満足ゆく結果を出してきたオブラク(スロベニア、ネーションズリーグ入れ替えプレーオフでスロバキアに1-0で勝利してグループBに残留)とル・ノルマン(スペイン)もシメオネ監督と共に復帰していたんですが、やっぱり、気になるのは各国代表選手10人のうち、5人を占めるアルゼンチン勢の2試合目でしょうか。 そう、フリアン・アルバレス、デ・パウル、ジュリアーノ、モリーナ、コレアらが火曜の深夜、お隣さんのビニシウス、ロドリゴ、エンドリックのいるブラジル代表とW杯予選で対戦してから、戻って来るからですが、果たしてCLマドリーダービーのリベンジはできるのかどうか。それ以上に誰もケガせず、5試合出場停止処分の消化2試合目となるコレアはともかく、土曜午後4時15分(日本時間翌午前0時15分)からのエスパニョール戦に出られる状態で帰って来てくれるといいんですが、はあ。マルカ(スポーツ紙)などはファンを慰めようとしてか、もう1度、昨年10月末から1月半ばまで続いた奇跡の15連勝状態になれば、バルサに負けて、勝ち点4差となったリーガにもまだ優勝のチャンスはあると言っていても、信じるのはかなり難しいですよね。 まあ、そんなことはともかく、日曜に行われたネーションズリーグ準々決勝オランダ戦2ndレグがどうだったかもお伝えしていかないと。木曜にロッテルダムでの1stレグで土壇場にミケル・メリーノ(アーセナル)のゴールで2-2と引き分けた後、チームは直接バレンシアに移動。金曜にメスタジャで実施した公開練習は1万人のファンを集める大盛況だった上、もちろん日曜の試合も満員御礼で、チケット収入全てを昨年10月末に起きたバレンシア地方の洪水災害復興基金に充てるという目論見も成功だったんですが、試合の方は最後までヒヤヒヤさせられる展開に。 そう、1stレグから、モラタ(ガラタサライ)、ペドリ(バルサ)、ペドロ・ポロ(トッテナム)をオジャルサバル(レアル・ソシエダ)、ダニ・オルモ(バルサ)、ミンゲサ(セルタ)に代えてスタートしたスペインは、この日も前半8分にはファビアン・ルイス(PSG)のパスをエリア内で受けたオジャルサバルがファン・ヘッケ(フライトン)に倒され、PKをゲット。ソシエダのキャプテンがこれをしっかり決めて早々に先制したんですけどね。でも残念ながら、その3分後に再びオジャルサバルがゴールを入れたものの、オフサイドで認められなかったのが災いしたんでしょうか。 他にもジャマル(バルサ)やニコ・ウィリアムス(アスレティック)らのシュートはあったんですが、前半はそのまま1-0で終わったところ、まさか後半9分にル・ノルマンがやらかしてくれるとは。というのもゴール前で昨夏までアトレティコにいたデパイ(コリンチャンス)と争った時に相手が倒れ、ペナルティを吹かれてしまったからで、デパイも自らPKを決めて、スコアは1-1の同点に。それでも22分にはまた、オジャルサバルが発奮して、ニコからのラストパスからシュート。最初はGKフェルブルッヘン(ブライトン)の頭に当たって跳ね返ったものの、そのボールをヘッドで押し込んで、スペインは再び2-1とリードを奪ったんですが…。 いやあ、34分、オルモが自陣エリア前でボールを奪われ、1stレグで退場したハト(アヤックス)の代わりに追加招集されていたマートセン(アストン・ビラ)に同点ゴールを決められてしまうとは、これ如何に。そこで時間内に決着をつけようと、ファビアン、オルモをペドリ、ミケル・メリーノに代えたデ・ラ・フエンテ監督でしたが、結局、後半も2-2で終わり、延長戦に突入しているんですから、困ったもんじゃないですか。 そして延長戦でもこのパターンはリピートされ、ええ、前半13分、1stレグでクバルシ(バルサ)の負傷を受け、アセンシオに先んじてデビュー。この日は先発に入ったフイセン(ボーンマス)がセンターから送ったロングボールをジャマルが受け取り、マートセンをかわして、golazo(ゴラソ/スーパーゴール)を決めた時には、先日のアトレティコvsバルサ戦の彼の勝ち越しゴールを思い出して、ブルーになりながらも、これで準決勝進出はスペインと私も喜んだんですけどね。あにはからんや、後半4分にはGKウナイ・シモン(アスレティック)がシャビ・シモンズ(ボーンマス)を倒し、またしてもPKを献上。シモンズのゴールで3-3って、開いた口が塞がらないとはまさにこのこと? その後はどちらも点が入らず、とうとう勝負はPK戦に持ち込まれたんですが、先攻のオランダはファン・ダイク(リバプール)、コープマイネルス(ユベントス)、シモンズ、スペインもメリーノ、フェラン・トーレス(バルサ)、アレイチェ・ガルシア(レバークーゼン)と3人続けて成功した後、4人目のラング(PSV)がゴールバーに当てて失敗。でもねえ、続くジャマルが実は止まったボールを蹴るのは苦手だったか、フェルブルッヘンに弾かれちゃったんですよ。第5キッカーのテイラー(アヤックス)とPK要員で延長戦後半にピッチに入ったアレックス・バエナ(ビジャレアル)は決めたため、サドンデスに入ったところ、何とウナイ・シモンがマーレン(アストン・ビラ)を止めてくれたから、ビックリしたの何のって! いやあ、彼は2年前のネーションズリーグ決勝クロアチア戦でもPK戦で活躍して、スペインにトロフィーをもたらした功労者で、確かに当人も「Estudiamos a los rivales/エスティアモス・ア・ロス・リバレス(相手チームの選手たちについて学んでいる)」と言っていた通り、止められなかったPKも大体、方向は当たっていましたからね。そしてスペイン最後のキッカー、ペドリも責任を果たし、PK戦5-4で勝ったんですが、試合後、クーマン監督も「ウチのGKも5人は止める寸前だったが、la fortuna es así. Unai paró uno y fue decisivo/ラ・フォルトゥーナ・エス・アシー。ウナイ・パロ・ウノ・イ・フエ・デシシボ(運とはそういうもの。ウナイが1本止めて、それが決定的だった)」と言っていたように、スペインがラッキーだったのは否めなかったかと。 いえ、もちろん、デ・ラ・フエンテ監督は、「何より自分が気に入ったのは選手たちの態度。Están educados para ganar/エスタン・エドゥカードス・パラ・ガナール(彼らは勝つように教育されている)」と満足していたんですけどね。ただ、「Hoy tuvimos sensaciones parecidas a las de la Eurocopa/オイ・トゥビモス・センサシオネス・パレシーダス・ア・ラス・デ・ラ・エウロコパ(今日はユーロの時に似た感覚があった)」というのはちょっと、どうかと思うんですが、だってえ、この2試合で5失点もしているんですよお。今はユーロでの主軸だったロドリ(マンチェスター・シティ)やカルバハル(マドリー)が長期離脱中で、常連のラポール(アル・ナスル)、ビビアン(アスレティック)もケガで今回いなかったのもあるんでしょうが、もう少し守備はしっかりやらないと準決勝で痛い目に遭いそうな。 何せ、6月5日、シュツットガルトでのファイナルフォー準決勝の相手はまさに同じ時間、パリでPK戦の死闘を勝ち抜いたフランスですからね。一応、昨夏のユーロでは準決勝で2-1と下してはいるんですが、一筋縄ではいかないのは火を見るよりも明らかかと。といっても、まだかなり先のことなので、色々、状況は変わるかと思いますが、メスタジャで次戦出場停止となるイエローカードをもらったル・ノルマンが、この時点でUEFAが累積枚数をチャラにするため、出られるのは良かったかと。 ちなみにもう1つの準決勝はデンマークに2ndレグで5-2と勝って、1stレグの1-0負けを逆転したポルトガルと、1-2と先勝しながら、2ndレグではイタリアに3-3まで追い上げられたドイツの対戦。決勝は8日にミュンヘンのアリアンツ・アレナで開催なんですが、ネーションズリーグ・ファイナルフォーでは3位決定戦もありますからね。6月14日には初開催の大規模クラブW杯も始まるため、ル・ノルマンやファビアンを始め、ククレジャ(チェルシー)、サム(ポルト)らは長い夏を送ることになりそうです。 2025.03.26 21:00 Wed

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