再開初戦黒星で未勝利続くも…N相模原に変化の兆し、大賀理紗子「きっかけは掴めている」 WEリーグデビューの大竹麻友「気持ちの変化はあった」
2024.03.05 16:30 Tue
体制新たにリーグ戦再開を迎えたノジマステラ神奈川相模原だったが、またしても今季初勝利はお預けとなった。
今節はこれまでの[4-3-3]ではなく、[3-4-3]の布陣で臨むと、東京NBの3バックに対し、立ち上がりは3トップのプレッシングが噛み合い、度々のショートカウンターも発動。だが、19分に先制を許すと、冷静さを取り戻した相手に主導権を握られ、終盤の反撃も及ばなかった。
就任から1カ月弱でチームを作ることとなった小笠原唯志暫定監督は試合後、「期間的にも詰め込む形にはなりましたが、選手たちはその中でよくやってくれたと思っています」と新たな試みにトライした選手を労うとともに、個々のさらなる成長にも期待を寄せた。
「(プレスを)1本外されたら逆にリスクにはなるので、ギリギリに感じたかもしれませんが、個人の能力を上げれば(剥がされたとしても最後は)破られないので、その力を上げたい育成の部分も兼ねているので。行けば行くほど外された側面もありますが、それを怖がっていると今後に繋がらないので、どこかでエネルギーを使って取ることを、リスクを負いながらでもやっていきたいと思っています」
ゲームキャプテンを務めた大賀理紗子は、「後半は後手後手になったかなと感じました」と、東京NBの対応力に上回られたことを認めながらも、「迷いなくできたのは成果で、チームとしてはきっかけをつかめてきている」との感触も口にしている。
「チームとして変化があった中で、役割がはっきりした分、前から行くところでは、迷いなくできたのは成果です。前半戦は前から行きたくても、はまらないことがたくさんあったので、今日の前半の最初は、前がコースを限定してくれた中で後ろが強くいけたのは良かったと思います。チームとしてはきっかけをつかめてきているとは思います」
パスコースを限定させ、受け手への強いアプローチで奪い切れていた序盤から、徐々にセカンドボール争いでも後れを取る場面が散見され始めた。「流れの悪い時間帯は、こぼれたボールが相手に行く回数が多いと感じていた」という点については、「こぼれたあとに全体の重心が後ろになっていたので、そこでもう1つ詰められていたら、取り切れたかもしれない。前半の最初は、どっちのボールかという場面で、もう一歩が詰められていたと思うので、そういう一歩の差で、セカンドボールの回収率も上がるのかなとは思いました」との見解を示した。
3トップの中央で先発出場した新加入の大竹は「立ち上がりから行こうという話はしていたので、そこはしっかりハマったと思いますけど、そこで決め切れないと、苦しい展開になるんだなと改めて思いました」とゲームを振り返る。
この試合では大竹以外にも、片山、根府桃子、東京NBの神谷千菜、鈴木陽と、今冬になでしこリーグのチームから加入した各選手がWEリーグデビューを果たしている。
「よりサッカーに打ち込める環境を作ってもらって、サッカー以外のときもサッカー以外のことを考えるようになりました。(東京NBを含めてWEリーグチームとは)皇后杯などで戦ってきましたけど、自分自身がプロサッカー選手になったという、気持ちの変化はありました」
周囲が"なでしこリーグを代表する選手"との目で期待を寄せるなかで、大竹は「なでしこリーグ、WEリーグ関係なく、自自身のプレーをすることがチームのためになると思うので、まずは初勝利と初ゴールを挙げられるように頑張ります」と、次戦以降への意気込みを語った。
N相模原は次節、10日にちふれASエルフェン埼玉とアウェイで対戦する。新たな戦い方での公式戦を1つ経て、この1週間でどれだけブラッシュアップを図れるだろうか。
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N相模原は3日、ウインターブレイクが明けての再開初戦、2023-24 WEリーグ第8節で日テレ・東京ヴェルディベレーザとホームで対戦。0-2で敗れた。中断前の戦績は1分け6敗の最下位。リーグワーストの得点数「4」にとどまった攻撃面を補うべく、なでしこリーグ1部で3年連続二桁得点の大竹麻友や、昨季12ゴールを挙げた片山由菜を補強し、2月5日には監督交代も決断した。就任から1カ月弱でチームを作ることとなった小笠原唯志暫定監督は試合後、「期間的にも詰め込む形にはなりましたが、選手たちはその中でよくやってくれたと思っています」と新たな試みにトライした選手を労うとともに、個々のさらなる成長にも期待を寄せた。
「前からプレッシングに行くのは準備期間でやってきたことなので、臆病にならずに10分から15分は行けたと思っています。90分ずっと行ってほしいですが、体力的な部分もあるので(それが難しいのは理解している)。ただ、立ち上がりの部分はこれからも継続していきたい」
「(プレスを)1本外されたら逆にリスクにはなるので、ギリギリに感じたかもしれませんが、個人の能力を上げれば(剥がされたとしても最後は)破られないので、その力を上げたい育成の部分も兼ねているので。行けば行くほど外された側面もありますが、それを怖がっていると今後に繋がらないので、どこかでエネルギーを使って取ることを、リスクを負いながらでもやっていきたいと思っています」
ゲームキャプテンを務めた大賀理紗子は、「後半は後手後手になったかなと感じました」と、東京NBの対応力に上回られたことを認めながらも、「迷いなくできたのは成果で、チームとしてはきっかけをつかめてきている」との感触も口にしている。
「チームとして変化があった中で、役割がはっきりした分、前から行くところでは、迷いなくできたのは成果です。前半戦は前から行きたくても、はまらないことがたくさんあったので、今日の前半の最初は、前がコースを限定してくれた中で後ろが強くいけたのは良かったと思います。チームとしてはきっかけをつかめてきているとは思います」
パスコースを限定させ、受け手への強いアプローチで奪い切れていた序盤から、徐々にセカンドボール争いでも後れを取る場面が散見され始めた。「流れの悪い時間帯は、こぼれたボールが相手に行く回数が多いと感じていた」という点については、「こぼれたあとに全体の重心が後ろになっていたので、そこでもう1つ詰められていたら、取り切れたかもしれない。前半の最初は、どっちのボールかという場面で、もう一歩が詰められていたと思うので、そういう一歩の差で、セカンドボールの回収率も上がるのかなとは思いました」との見解を示した。
3トップの中央で先発出場した新加入の大竹は「立ち上がりから行こうという話はしていたので、そこはしっかりハマったと思いますけど、そこで決め切れないと、苦しい展開になるんだなと改めて思いました」とゲームを振り返る。
この試合では大竹以外にも、片山、根府桃子、東京NBの神谷千菜、鈴木陽と、今冬になでしこリーグのチームから加入した各選手がWEリーグデビューを果たしている。
「よりサッカーに打ち込める環境を作ってもらって、サッカー以外のときもサッカー以外のことを考えるようになりました。(東京NBを含めてWEリーグチームとは)皇后杯などで戦ってきましたけど、自分自身がプロサッカー選手になったという、気持ちの変化はありました」
周囲が"なでしこリーグを代表する選手"との目で期待を寄せるなかで、大竹は「なでしこリーグ、WEリーグ関係なく、自自身のプレーをすることがチームのためになると思うので、まずは初勝利と初ゴールを挙げられるように頑張ります」と、次戦以降への意気込みを語った。
N相模原は次節、10日にちふれASエルフェン埼玉とアウェイで対戦する。新たな戦い方での公式戦を1つ経て、この1週間でどれだけブラッシュアップを図れるだろうか。
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17日、2024-25 SOMPO WEリーグ第9節の3試合が行われた。 消化が2試合少ないながら4位につける女王・三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点13)。未だ勝利がない最下位大宮アルディージャVENTUS(勝ち点3)との“さいたまダービー”に臨んだ。 ホームの浦和は34分、右サイドのスローインから遠藤優がカットインすると、グラウンダーのクロスに走り込んだのは栗島朱里。2分後には再び遠藤が右サイドで仕掛け、折り返しが大宮Vのオウンゴールを誘発する。 2点リードの後半には、途中出場の藤﨑智子がドリブルからのフィニッシュやGKとの一対一から2点を追加。上位3チームが軒並み引き分けたなか、浦和は4-0の大勝で2連勝とした。 前節勝利の7位アルビレックス新潟レディース(勝ち点10)は、11位に沈むマイナビ仙台レディース(勝ち点4)とホームで対戦。先手を取ったのは34分の新潟。左サイドで落としを受けた山本結菜がクロスを上げ、山谷瑠香がドンピシャヘッドで合わせる。 38分には、ショートカウンターから右サイドを抜け出した川澄奈穂美が、ニアを抜くシュートで今シーズン初得点。後半立ち上がりにも川澄が右CKからゴールを奪い、新潟がそのまま3-0で勝利。2連勝で6位に浮上している。 首位INAC神戸レオネッサとの前節をドローで終えた8位ちふれASエルフェン埼玉(勝ち点7)は、土壇場の初勝利で最下位を脱した10位ノジマステラ神奈川相模原(勝ち点5)とのアウェイゲーム。調子を上げる相模原は開始3分、波状攻撃から平田ひかりが右足シュートを決めて先制する。 一方のEL埼玉も8分、右クロスのセカンドボールを園田悠奈が蹴り込みすぐさま振り出しとするが、22分に再び相模原が勝ち越し。浜田芽来のシュート性のボールを南野亜里沙が押し込んだ。 相模原が1点リードで折り返したが、EL埼玉が66分に再度追いつく。ロングボールをボックス内の松久保明梨がワンタッチで落とし、吉田莉胡が右足ダイレクト。その後はスコア動かず、2-2のドローで決着した。 <h3>◆2024-25 SOMPO WEリーグ第9節</h3> ▽11/17(日) アルビレックス新潟レディース 3-0 マイナビ仙台レディース 【新潟L】 山谷瑠香(前34) 川澄奈穂美(前38、後7) 三菱重工浦和レッズレディース 4-0 大宮アルディージャVENTUS 【浦和】 栗島朱里(前34) OG(前36) 藤﨑智子(後3、後27) ノジマステラ神奈川相模原 2-2 ちふれASエルフェン埼玉 【相模原】 平田ひかり(前3) 南野亜里沙(前22) 【EL埼玉】 園田悠奈(前8) 吉田莉胡(後21) ▽11/16(土) セレッソ大阪ヤンマーレディース 1-3 AC長野パルセイロ・レディース 【C大阪】 田中智子(前31) 【AC長野】 川船暁海(前43、後21) 菊池まりあ(後5) サンフレッチェ広島レジーナ 0-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース INAC神戸レオネッサ 0-0 日テレ・東京ヴェルディベレーザ <span class="paragraph-title">【動画】右サイドを駆け上がった川澄奈穂美! ニアを狙い今季初得点</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="zC-2L6hvDWk";var video_start = 38;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.17 22:52 Sun2
約1カ月ぶりのリーグ戦となった浦和はアウェイで快勝、S広島RがI神戸から首位奪還【SOMPO WEリーグ】
19日、20日にかけて、2024-25 SOMPO WEリーグ第6節が行われた。 開幕無敗をキープし4連勝中のサンフレッチェ広島レジーナ(2位/勝ち点13)は、アウェイでセレッソ大阪ヤンマーレディース(5位/勝ち点7)と対戦した。 勝ち点で並ぶ2位につけるS広島R。試合は18分、脇阪麗奈のFKからのクロスがこぼれると矢形海優が押し込みC大阪が先制。3試合連続ゴールを記録した。 先制されたS広島Rだったが、41分に瀧澤千聖がPKを獲得すると、自らしっかりと決めて同点に追いつく。 1-1で迎えた後半はC大阪が攻め込んでいくもゴールは奪えず。百濃実結香が何度もゴールに迫るが得点は奪えなかった。すると75分、中嶋淑乃の浮き球のパスに反応した小川愛が折り返すと、ボックス内で混戦となった中で早間美空が押し込み逆転。85分には李誠雅がダメ押しの3点目を奪うと、89分にはクロスから李誠雅が決めて勝利。1-4でS広島Rが勝利し、首位を奪い返した。 首位に立っていたINAC神戸レオネッサ(1位/勝ち点13)は、大宮アルディージャVENTUS(10位/勝ち点3)とアウェイで対戦した。 I神戸は16分に右CKを獲得すると、桑原藍のクロスをカルロタ・スアレスが合わせてゴール。3試合連続でのゴールとなった。 前日にトップチームがJ3優勝を決めたNACK5スタジアム大宮での試合となった大宮V。しかし、今シーズンは苦しい試合が続いており、この日もI神戸に押され続ける試合に。そのまま0-1でI神戸が勝利し、勝ち点で並ぶも得失点差でS広島Rに首位の座を明け渡した。 AFC女子チャンピオンズリーグ(AWCL)に参加していた三菱重工浦和レッズレディース(6位/勝ち点6)は、2試合消化が少ない中で久々のリーグ戦。アウェイでジェフユナイテッド市原・千葉レディースと対戦した。 なでしこジャパンに初招集されたDF遠藤優も先発した試合は、16分に敵陣でボールを奪った浦和は、伊藤美紀のパスを受けた塩越柚歩がネットを揺らして先制に成功する。 さらに25分には左CKからのクロスを高橋はながファーサイドでダイビングヘッド。これが決まり、0-2とし、そのまま逃げ切って勝利を収めた。 その他、日テレ・東京ヴェルディベレーザはノジマステラ神奈川相模原に1-2でアウェイで勝利。アルビレックス新潟レディースはホームでちふれASエルフェン埼玉に勝利。AC長野パルセイロ・レディースはマイナビ仙台レディースにホームで2-1と勝利を収めた。 ◆2024-25 SOMPO WEリーグ第6節 ▽10/19(土) アルビレックス新潟レディース 2-1 ちふれASエルフェン埼玉 【新潟L】 山谷瑠香(後22) 滝川結女(後43) 【EL埼玉】 吉田莉胡(後37) ノジマステラ神奈川相模原 1-2 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 【N相模原】 大竹麻友(後43) 【東京NB】 松田紫野(前6) 土方麻椰(前25) ▽10/20(日) ジェフ千葉レディース 0-2 三菱重工浦和レッズレディース 【浦和】 塩越柚歩(前16) 高橋はな(前25) 大宮アルディージャVENTUS 0-1 INAC神戸レオネッサ 【I神戸】 カルロタ・スアレス(前16) AC長野パルセイロ・レディース 2-1 マイナビ仙台レディース 【AC長野】 安倍乃花(後4) 川船暁海(後38) 【マイ仙台】 石坂咲樹(後29) セレッソ大阪ヤンマーレディース 1-4 サンフレッチェ広島レジーナ 【C大阪】 矢形海優(前18) 【S広島R】 瀧澤千聖(前41) 早間美空(後30) 李誠雅(後40、後44) 2024.10.20 20:50 Sun3
インカレ初優勝の山梨学院大学、MVP受賞のMF嶋田華が芸術的FKを回想「夢で見たなと思って蹴ったら…」
山梨学院大学の3年生MF嶋田華が試合を終えての心境を言葉にした。 6日、第32回全日本大学女子サッカー選手権大会(インカレ)決勝の山梨学院大学vs早稲田大学が味の素フィールド西が丘で行われ、山梨学院は延長戦の末に3-2で早稲田を下し、創部10年目にして悲願の初優勝を飾った。 前回大会の決勝も経験している嶋田は最終ラインの一角で先発出場し、ビハインドの後半終盤にはパワープレー要因として前線へ。85分には同点弾となる鮮やかな直接FKを沈め、延長戦での逆転後には再び最終ラインへ戻り、5バックで守備を固めた。 試合後の取材では、真っ先に「地震があって、サッカーができる環境が当たり前ではない中で、試合を運営してくださった方々に感謝したいのと、自分たちのプレーを見て元気出してもらい、少しでも復興の力になれたらというのが一番に思うことです」と、運営や能登半島地震による被災地への想いを言葉にした。 この1年では「うまくいかないときこそ何をすればいいのか、何を考えればいいのかを、少し掴めたのかな」と、考える力が培われたと述べた嶋田。昨季の決勝、0-1で敗れた東洋大学戦と同様に追いかける展開となったが、焦りはまったくなかったと話す。 「1点2点取られても『全然大丈夫でしょ』と、自分でも思っていたし、みんなからもしていたので、慌てることはなかったですし、みんな決勝の舞台が楽しくて嬉しくて、『あ、失点しちゃったね』くらいの感覚でした」 同点弾となった見事なFKについては、狙い通りと語ったほか、驚きの事実も明かしてくれた。 「ずっと練習していて、狙い通りだったんですけど、(今日)夢でも見たんですよ。なので、『夢で見たな』くらいの感じで蹴ったら入りました。言ったら正夢にならないと思ったので、『言わないでおこう』と。ここで初めて言いました」 「(MVP受賞は)嬉しかったです。この大会、自分の納得するプレーが全然できていなくて。もらえて嬉しい反面、受賞する選手としてもっとやらないといけないし、もっと考えないといけないし、やることが山積みだなというのが、今落ち着いてからの気持ちです」 山梨学院はこれで関東大学女子サッカーリーグ戦との2冠を達成し、来季は追われる立場に。 最高学年となる嶋田は「4年生になるで、下の子が楽しくやりやすい環境を作れればと、今は考えています」とコメント。また、嶋田はノジマステラ神奈川相模原の特別指定選手としても承認されており、すでにWEリーグでも3試合に出場している。 山梨学院とは対照的に今季未勝利と苦境が続いているN相模原だが、嶋田はインカレでのエネルギーをWEリーグへも還元できればと、意気込みを残した。 「ノジマの選手はみんなレベルも高くて、優しくて、すごく余裕があって、こんな人たちに囲まれてサッカーができるのは幸せだなという想いが本当に強いです。だからこそ、チームの力になれたらと思いますし、今は勝てていない状況ですけれど、この優勝のエネルギーを持ち帰って、若い力で頑張ろうかなと思います」 <span class="paragraph-title">【動画】山梨学院MF嶋田華が同点弾となる見事な直接FK!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="-A2hdczD_7c";var video_start = 422;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.01.07 17:30 Sun4
新潟Lが逆転でベスト4入り! S広島R、I神戸と共に浦和が待つ準決勝へ【WEリーグ クラシエカップ】
6日、2024-25WEリーグ クラシエカップのグループステージ第6節が行われた。 3つのグループに分かれて行われるグループステージ。AFC女子チャンピオンズリーグ(AWCL)を戦う三菱重工浦和レッズレディースはグループステージは免除となっている。 <h3>【グループA】S広島Rが準々決勝進出</h3> 最終節では勝ち点差1の首位サンフレッチェ広島レジーナと2位の日テレ・東京ヴェルディベレーザが直接対決となった。 勝った方がベスト4行きが決まる中、前半はゴールレスに。それでも50分、S広島Rはカウンターを仕掛けると柳瀬楓菜のパスを李誠雅がダイレクトで蹴り込みS広島Rが先制する。 負けられない東京NBは、62分にボックス左から北村菜々美がクロス。低いクロスとなった中、オウンゴールとなり1-1の同点に。東京NBは勝利しか道がない中、1-1のドローに終わりS広島Rが首位でグループステージを終えた。 3位のAC長野パルセイロ・レディースと大宮アルディージャVENTUSの試合は、2-0でAC長野が勝利。41分、66分と川船暁海がゴールを奪い、新チーム名とエンブレムが発表された大宮Vに快勝し3位でグループステージを終えた。 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 1-1 サンフレッチェ広島レジーナ AC長野パルセイロ・レディース 2-0 大宮アルディージャVENTUS ◆順位表 ★1.サンフレッチェ広島レジーナ/勝ち点11/+2 2.日テレ・東京ヴェルディベレーザ/勝ち点10/+4 3.AC長野パルセイロ・レディース/勝ち点5/-3 4.大宮アルディージャVENTUS/勝ち点4/-3 <h3>【グループB】新潟が勝利で逆転首位通過</h3> 3チームで行われているグループBは3勝の首位・ノジマステラ神奈川相模原と2勝の2位・アルビレックス新潟レディースの対戦となった。 勝たなければいけない新潟Lだったがゴールレスで前半を終えることに。それでも後半に新潟Lが試合を動かす。53分、左サイドからの園田瑞貴のクロスが流れると、ボックス内右で拾った有吉佐織がクロス。これを最後は山本結菜が豪快に蹴り込み、新潟Lが先制する。 さらに59分、左CKからの石田千尋のクロスを山谷瑠香がファーサイドでヘッド。これが決まり2-0。新潟Lが2-0で勝利し、N相模原と勝ち点9で並んだが、得失点差で上回り首位に。ベスト4入りを果たした。 アルビレックス新潟レディース 2-0 ノジマステラ神奈川相模原 ◆順位表 ★1.アルビレックス新潟レディース/勝ち点9/+3 2.ノジマステラ神奈川相模原/勝ち点9/+1 3.マイナビ仙台レディース/勝ち点0/-4 <h3>【グループC】最終節は共にドローでI神戸がベスト4</h3> グループCは逆転での首位浮上を目指す2位のちふれASエルフェン埼玉が3位のジェフユナイテッド市原・千葉レディースと対戦した。 試合は開始11分、右サイドで得たFKからライナー性のクロス。これを大沼歩加がヘッドで合わせて先制する。しかし15分、ボックス手前から浮き球のパスが入ると、ボックス内で大澤春花が回転しながらわずかに触ってゴール。1-1となると、その後はゴールが生まれずに勝ち点1を積み上げるにとどまった。 首位のINAC神戸レオネッサは最下位のセレッソ大阪ヤンマーレディースと対戦。勝てば首位を守れる中、この試合はなかなかゴールが生まれず。互いにゴールがないまま0-0のドロー。ただ、I神戸はそのまま首位を守り、ベスト4進出を決めた。 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 1-1 ちふれASエルフェン埼玉 INAC神戸レオネッサ 0-0 セレッソ大阪ヤンマーレディース ◆順位表 ★1.INAC神戸レオネッサ/勝ち点9/+2 2.ちふれASエルフェン埼玉/勝ち点8/0 3.ジェフ千葉レディース/勝ち点7/-1 4.セレッソ大阪ヤンマーレディース/勝ち点6/-1 ノックアウトステージ準決勝は、S広島R、新潟L、I神戸、そしてAWCLを戦っていた浦和が進出。12月8日(日)にPEACE STADIUM Connected by SoftBankで準決勝がダブルヘッダーで行われる。 2024.11.06 23:00 Wed5