神谷千菜 KAMIYA Chiina

ポジション FW
国籍 日本
生年月日 2001年03月19日(23歳)
利き足
身長 165cm
体重 54kg
ニュース
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清家貴子の11試合連続弾ならずも浦和がリーグ新記録の10連勝! 東京NBが大宮Vに7ゴール大勝、藤野あおばがハット達成【WEリーグ】

27日、2023-24WEリーグ第17節の2試合が行われた。 9連勝で首位を走る三菱重工浦和レッズレディースは7位のサンフレッチェ広島レジーナをホームに迎えた。 なでしこジャパンのFW清家貴子が10試合連続ゴールとJリーグ記録を追い抜く記録を作っている中、この試合では最初にS広島Rがチャンス。ボックス手前から柳瀬楓菜がミドルシュートを放つが枠を越えていく。 すると14分、右サイドで粘りを見せると、栗島朱里の高いボールのクロスに対し、伊藤美紀が飛び込んでヘッド。これが決まり、浦和が先制。伊藤は3試合連続ゴールとなった。 さらに25分には左サイドからの栗島のクロスをニアで清家が触れずも、GKの弾いたボールを遠藤優がゴール前に詰めていて、リードを2点に広げる。 浦和がリードして後半を迎えた中、47分にはCKから石川璃音がヘッドもわずかに枠の上。広島は中嶋淑乃を中心にゴールに迫っていくが、浦和GK池田咲紀子が好セーブを見せるなどしてゴールを許さない。 66分には中央をドリブルで持ち込んだ清家がボックス手前からミドルシュートもGK藤田七海がセーブ。清家の11試合連続ゴールはならなかったが、WEリーグ新記録の10連勝を達成し首位を守った。 もう1試合は4位の日テレ・東京ヴェルディベレーザと6位の大宮アルディージャVENTUSの一戦。試合は一方的な展開となった。 まずは24分、CKの流れからボックス内右で藤野あおばが右足ミドル。これが決まり東京NBが先制すると、36分には左サイドからのクロスを神谷千菜が気持ちでねじ込み追加点。38分には北村菜々美がこぼれ球を拾って蹴り込み、前半で3点のリードを奪う。 良いところがない大宮Vは55分にもミスから失点。GK望月ありさからのビルドアップがずれると、山本柚月が奪いパス。神谷の浮き球のパスに抜けた藤野がボックス内から決めてリードを4点に。58分には藤野のクロスをボックス中央で土方麻椰がヘッドで合わせる。 さらに68分には藤野がネットを揺らしてハットトリックを達成。75分には北村のクロスを土方が合わせて7点目。東京NBが完勝を収めた。 ◆2023-24WEリーグ第17節 ▽4/27(土) 三菱重工浦和レッズレディース 2-0 サンフレッチェ広島レジーナ 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 7-0 大宮アルディージャVENTUS ▽4/28(日) アルビレックス新潟レディース vs ジェフユナイテッド千葉レディース AC長野パルセイロ・レディース vs ちふれASエルフェン埼玉 INAC神戸レオネッサ vs マイナビ仙台レディース ノジマステラ神奈川相模原 vs セレッソ大阪ヤンマーレディース ◆順位表(4/27現在) 1位:三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点47/+33/18試合) 2位:INAC神戸レオネッサ(勝ち点37/+20/16試合) 3位:アルビレックス新潟レディース(勝ち点35/+10/17試合) 4位:日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点33/+23/17試合) 5位:ちふれASエルフェン埼玉(勝ち点22/-2/16試合) 6位:大宮アルディージャVENTUS(勝ち点21/-13/17試合) 7位:サンフレッチェ広島レジーナ(勝ち点19/-3/17試合) 8位:ジェフユナイテッド千葉レディース(勝ち点17/-5/16試合) 9位:セレッソ大阪ヤンマーレディース(勝ち点15/-9/16試合) 10位:マイナビ仙台レディース(勝ち点15/-14/16試合) 11位:AC長野パルセイロ・レディース(勝ち点14/-13/16試合) 12位:ノジマステラ神奈川相模原(勝ち点2/-27/16試合) <span class="paragraph-title">【動画】ベレーザが大宮V相手に圧巻の7ゴール!藤野あおばはハットトリック</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="WZ-Sejh98Sg";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.27 22:20 Sat

初勝利はお預けも…N相模原・GK池尻凪沙が見いだす光明「ここ数試合で一番手応え」「勝って連戦を締めたい」

ノジマステラ神奈川相模原のGK池尻凪沙は、敗戦の中にも確かな手応えを感じたようだ。 N相模原は18日、2023-24WEリーグ第15節で日テレ・東京ヴェルディベレーザとアウェイで対戦。1-3の逆転負けで4連敗となり、2分け13敗と初勝利はまたもお預けとなった。 ワンチャンスを生かして37分に南野亜里沙の一撃で先制。74分までリードを保ったが、追い付かれたのちに80分、84分と立て続けに失点を喫することに。「失点するまではチーム全体として、ゴール前の守備だったり、最後のところでやらせないとか、ここ数試合で一番守れていたと手応えを感じていたんですけど、失点してからちょっと崩れてしまったなと感じます」と、池尻も1つの分岐点だったと考えているようだ。 ただ、敗れはしたものの、守備では一定の手応えを感じる内容となった。前半は相手3バックとボランチに制限を掛け、後半もクロスやセットプレー攻勢を浴びる中で粘りの対応が続いた。 これまでクロスからの失点が多かったため、チームとしても対応には力を入れてきたことを明かし、「(クロスを上げられる前に)もうちょっとプレッシャーをかけられたらという部分はあるんですけど、跳ね返せていましたし、最後のところで守れれば問題はないかなと思っていました。試合を重ねるごとにすごく良くなっていると思っています」と口にする。 48分に神谷千菜のボレーを止めたのをはじめ、度々の好守を披露した守護神。「本当に失点するまではギリギリのところで触れていたので、今シーズン試合に結構出させてもらっている中で、試合感とか緊張感とか自分のものにしていけている気がします」と確かな手応えも感じている。 次節に相まみえるINAC神戸レオネッサも、個の能力は非常に高い。3日後に控える3連戦のラストへ向け、「チームとして堅い守備ができたら」と語った池尻は「この2日でしっかり準備して、次こそ無失点で、絶対勝って連戦を締めたいと思っています」と、初勝利への意欲を燃やした。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】南野亜里沙のゴールで先制も…逆転負けで初勝利はお預けに</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="z-82AU8q9-I";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.19 21:35 Fri

途中出場選手の躍動で東京NBが未勝利続くN相模原に逆転勝ち!松田紫野が同点ゴール演出、山本柚月がダメ押し弾【WEリーグ】

18日、2023-24 WEリーグ第15節の日テレ・東京ヴェルディベレーザvsノジマステラ神奈川相模原が味の素フィールド西が丘で行われ、ホームの東京NBが3-1で勝利を収めた。 前節は2位のINAC神戸レオネッサと好ゲームを展開するも、ドローで上位追走へは足踏みとなった4位の東京NB。一方のN相模原も3試合連続無得点の3連敗で、未だ今季勝利なしと、苦しい戦いが続いている。 3連戦の中日へは両チームともに前節からスタメンをいじり、東京NBは6人、N相模原は4人を入れ替えた。 両者はウインターブレイク明け直後に対戦し、東京NBが2-0で勝利。リーグ戦では対N相模原戦5戦5勝、いずれも複数得点と好相性を誇る。 序盤は東京NBのボール保持が続き、3分には[3-4-1-2]のトップ下に入った藤野あおばが、切れ込んでの右足を見せる。[4-4-1-1]のN相模原も前2人、笹井一愛と南野亜里沙が、東京NBのボランチに睨みを効かせ、徐々にパスを引っ掛け始めるが、東京NBも切り替えが早く、奪ったボールをつなげない。 そのプレスにも慣れ始めた東京NBのポゼッションが再び増加するも、アタッキングサードでのアイデアを欠いてこう着状態が続くと、ワンチャンスを生かしたN相模原が37分に試合を動かす。 機を見て攻撃参加した大賀理紗子が持ち運び、浜田芽来、榊原琴乃を経由して再び右に開いた大賀へ。クロスに浜田が頭で触り、シュートにはならなかったが、クリアされたボールをゴール正面から南野が蹴り込み、ネットを揺らした。 追い掛ける展開となった東京NBはハーフタイムに3枚替えを決行。池上聖七、柏村菜那、土方麻椰に代わり、松田紫野、松永未夢、山本柚月がピッチに立つ。 48分には神谷千菜のボレーがGKを強襲し、53分には相手CKをしのいでカウンターから藤野のクロスに山本が飛び込む。鈴木陽も投入し、さらにクロス攻勢の圧力を高めると74分、松田のクロスが相手のオウンゴールを誘発し、ついに試合を振り出しに戻す。 さらにその6分後、松永がドリブルでのボックス侵入を図ると、これは阻まれるも、こぼれ球を拾った藤野がボックス手前で相手をかわし、右足を一閃。左隅へと逆転ゴールを突き刺した。 勢いの止まらないホームチームは84分、右サイド深い位置でボールを受けた山本がカットインからの技あり左足フィニッシュを流し込み、一気呵成にリードを広げてそのままタイムアップ。交代選手が役割を果たし、逆転勝ちで優勝へ望みをつなげた。 一方、急転の劣勢となったN相模原は育成組織ドゥーエ出身の木竜有姫がWEリーグデビューを果たしたものの、流れを変えることはできず。失意の逆転負けでまたもトンネルを抜け出せなかった。 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 3-1 ノジマステラ神奈川相模原 【東京NB】 オウンゴール(74分) 藤野あおば(80分) 山本柚月(84分) 【N相模原】 南野亜里沙(37分) <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】途中出場選手が絡み東京NBがN相模原に逆転勝ち!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="z-82AU8q9-I";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.18 20:05 Thu

東京NBがマイ仙台に3発快勝で今季初の3連勝!先発返り咲きの鈴木陽が2試合連続弾【WEリーグ】

2023-24 WEリーグ第13節、日テレ・東京ヴェルディベレーザvsマイナビ仙台レディースが30日に味の素フィールド西が丘で行われ、ホームの東京NBが3-0で勝利を収めた。 今季初の3連勝を狙う4位東京NB(勝ち点22)と、こちらも今季初の連勝を目指す6位マイ仙台(勝ち点14)。 東京NBは序盤、前節途中出場で決勝点を挙げ、2試合ぶりに先発復帰の鈴木陽が、山本の斜めのスルーパスに飛び込むが、わずかに届かず。36分にも右サイドを攻略して藤野あおばがクロスを送ると、ニアで神谷千菜が惹きつけ、ファーの鈴木がダイビングヘッドで合わせるが、枠を捉えられない。 ボールを握る東京NBは42分に試合を動かす。センターサークル右でパスを受けた木下桃香が長い距離をドリブルで運び、ボックス右まで侵入すると、右外を追い越した坂部幸菜を囮にして、自らシュート。果敢な一振りは相手に当たってコースが変わり、ゴール右隅へ吸い込まれた。 折り返しての60分には、この日再三好機が訪れていた32番についにゴールが生まれる。 東京NBは、相手GKのフィードをセンターサークル内で跳ね返し、木下がシンプルに縦へ付けると、ワンタッチで前を向いた鈴木が1つ持ち出してバイタルエリアから右足を一閃。シュートは左ポストを叩いてゴールに吸い込まれた。 リードを広げたホームチームは、68分にも波状攻撃から加点する。鈴木がボックス内で粘り、途中出場の岩﨑心南が引き取って左足の一撃。今季初得点をマークする。 3試合連続で途中出場選手がゴールを記録した東京NBは、84分にも岩﨑のループシュートがクロスバー、追加タイム3分には岩清水梓、土方麻椰のシュートが枠を叩くなど、攻撃の手を緩めず。守ってもマイ仙台のシュートを後半はゼロに抑え、快勝で今季初の3連勝を飾っている。 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 3-0 マイナビ仙台レディース 【東京NB】 木下桃香(42分) 鈴木陽(60分) 岩﨑心南(68分) <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】東京NBが3得点を奪いマイ仙台に快勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="XWEz6j9HEAw";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.30 17:05 Sat

鈴木陽の加入後初ゴールで東京NBがS広島Rに劇的勝利!前節に続き途中出場選手が結果残す【WEリーグ】

24日、2023-24 WEリーグ第12節の日テレ・東京ヴェルディベレーザvsサンフレッチェ広島レジーナが味の素フィールド西が丘で行われ、ホームの東京NBが2-1で勝利を収めた。 互いに前節は勝利を収め、連勝を期して臨んだ4位・東京NB(勝ち点19)と8位・S広島R(勝ち点12)。藤野あおばと中嶋淑乃、なでしこジャパンのアタッカーを擁する両チームの一戦は、序盤から東京NBがボールを握って押し込み続け、8分には縦パス2本で試合を動かす。 坂部幸菜がインターセプトから持ち上がり、下りてきた藤野へ預けると、続く縦パスを受けた北村菜々美がペナルティアーク右からコースを突いた右隅への一撃を沈め、東京NBがリードを奪った。 なおも攻勢続く東京NBは15分、右からのクロスに宮川麻都が飛び込むが、渾身のヘディングシュートはGK木稲瑠那にセーブされる。以降も怒涛の攻撃を見せた東京NBだったが、追加点を奪えずにいると、63分にはインターセプト後に中嶋の残り足に引っ掛かった宮川が、転倒時に左肩を負傷。プレー続行不可能となり、岩﨑心南との交代を余儀なくされ、不穏な空気が漂うと、76分に試合は振り出しに戻る。 S広島Rは右ポケットへ抜け出した上野真実がGK野田になに倒されてPKを獲得すると、これを短い助走から上野自らGKの逆を突いて沈めた。 追い付かれた東京NBは79分、神谷千菜に代えて鈴木陽を投入。この策が的中する。 88分、藤野が右へ散らして岩﨑がクロスを送ると、U20 AFC女子アジアカップ帰りの土方麻椰が胸トラップからのボレーシュート。GKがこぼしたボールに鈴木が頭から飛び込み、値千金の勝ち越しゴールをマークした。 今冬にオルカ鴨川から加入した昨季のなでしこリーグの最優秀選手、板橋区出身・鈴木のゴールで再びリードを奪った東京NB。2試合連続で途中出場選手が結果を残し、2連勝を飾っている。 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 2-1 サンフレッチェ広島レジーナ 【東京NB】 北村菜々美(8分) 鈴木陽(88分) 【S広島R】 上野真実(76分)[PK] <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】鈴木陽のWE初ゴールで東京NBがS広島Rに劇的勝利!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="bq-Q9IBbN5E";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.24 16:35 Sun

攻勢続いた東京NB、途中出場・神谷千菜のヘディング弾で大宮Vを下し3試合ぶり白星!【WEリーグ】

20日、2023-24 WEリーグ第11節の大宮アルディージャVENTUS vs 日テレ・東京ヴェルディベレーザがNACKスタジアム大宮で行われ、アウェイの東京NBが1-0で勝利を収めた。 前節の勝利で5位まで浮上した大宮V(勝ち点14)と、2試合未勝利で4位に足踏みの東京NB(勝ち点16)。 大宮Vは勝てば順位をひっくり返せる一戦だったが、戦前の予想通り、ボール保持の時間が続くのは東京NB。新たな[3-5-2]をマイナーチェンジした[3-4-2-1]を採用した今節は、サイドにおける攻守の役割も明確となった。 前半も半ばを過ぎるとハーフコートゲームの様相を呈し、23分には細かいパスワークから、その1分後には宮川麻都のクロスから、2試合ぶりの先発となった鈴木陽に好機が訪れる。 大宮Vはコンパクトな守備ブロックで粘り強く対応し、時には前線2枚も下がるなど割り切ることで、カウンターの数は限られたが、無失点で前半を切り抜けた。 折り返しての後半も東京NBが主導権を握り、51分には木下桃香が左ポスト直撃のミドルシュート。欠けていた選択肢を提示する。 さらに選手交代も駆使して攻勢を強める東京NBは78分、ついに均衡を破る。右サイドでボールを持った藤野あおばが対峙相手をずらしてシンプルにクロスを送ると、途中出場の神谷千菜が乗松瑠華と競り合ながら体を倒しながらのヘディングシュート。難しい体勢ながらもきれいに合わせ、ネットを揺らした。 先制を許した大宮Vも87分、仲田歩夢のFKに途中出場の平井杏幸が頭で合わせるが、わずかに右へ逸れる。 東京NBは追加点こそ奪えなかったものの、クリーンシートでタイムアップを迎え、3試合ぶりの白星を手にして前半戦を折り返すこととなった。一方の大宮Vはトップ4入りの機会を逃し、4勝2分け5敗での折り返しとなった。 大宮アルディージャVENTUS 0-1 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 【東京NB】 神谷千菜(78分) <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】神谷千菜の技ありヘディング弾で東京NBが大宮Vを下す!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="I55bhx_jAG4";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.20 15:10 Wed

連戦初戦はC大阪が先制も東京NBが山本柚月のゴールで追い付きドロー、勝ち点1を分け合う【WEリーグ】

16日、2023-24 WEリーグ第10節の日テレ・東京ヴェルディベレーザvsセレッソ大阪ヤンマーレディースが味の素フィールド西が丘で行われ、1-1の引き分けに終わった。 4位・東京NB(勝ち点15)は前節、アルビレックス新潟レディースとの上位対決を0-1で落とし、10位・C大阪(勝ち点10)も三菱重工浦和レッズレディースに0-4で敗れた。 互いにリバウンドメンタリティが試されるなかで、東京NBは岩清水梓が今季リーグ戦初先発を飾り、なでしこジャパンのGK田中桃子も7試合ぶりにスタメン復帰。C大阪も田中智子が3試合ぶりにスタメンに名を連ねた。 序盤から果敢なプレッシングを披露したのはC大阪。前節の悪いイメージを払拭する立ち上がりで、6分には左クロスから、15分には相手のパスミスを誘発して百濃実結香が連続してのシュートを放つ。対する東京NBもその3分後、木下桃香とのワンツーから右ポケットをとった宮川麻都、荻久保優里にブロックされたこぼれ球を山本柚月と、両チームが色を出してゴール前でのシーンを作り出す。 試合が動いたのは21分、C大阪は田中智子が先発起用に応える。脇阪麗奈のスルーパスに中央から斜めのランニングで反応し、ボックス右へ侵入すると、GKとの一対一を制し、右隅へと流し込んだ。 今季のリーグ戦で初めて前半に失点を喫した東京NBだが、徐々に相手陣内でのプレーを増やし、23分には古巣対戦となる北村菜々美の鋭いクロスに神谷千菜と山本が飛び込むも、わずかに合わず。対するC大阪も36分、田中智子が右の高い位置で粘ってボールを残し、脇阪がつないで矢形海優に好機が到来するも、右足のシュートはかかってしまい、左へ外れた。 追い掛ける東京NBは後半、岩清水に代わって投入された池上聖七がスリーセンターの左に入り、ポゼッション時に意識的に高い位置を取ることで左から攻撃を活性化。後半開始直後の神谷のフィニッシュはGK山下の好セーブに阻まれ、51分の北村のシュートも荻窪にカバーされたが、61分にその池上の突破から同点弾を挙げる。 対角のフィードを敵陣左サイドで収めた池上は縦に仕掛け、中西ふうを振り切って低い弾道で折り返すと、山本が滑り込みながら合わせてネットを揺らした。 試合を振り出しに戻した東京NBはなおも攻勢が続き、74分には藤野あおばの右足ミドルがクロスバーを叩く。さらには板橋区出身、途中出場の鈴木陽にも波状攻撃から81分、池上のクロスから83分と決定機が訪れたが、シュートは枠を捉えらない。 追い付いて以降は圧倒した東京NBだったが、桜色の壁の前にあと一歩が遠く、C大阪も後半のアディショナルタイムに和田麻希がビッグチャンスを迎えたが、ヘディングは枠の左に外れ、同点のまま試合終了。両者勝ち点「1」を分け合っている。 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 1-1 セレッソ大阪ヤンマーレディース 【東京NB】 山本柚月(61分) 【C大阪】 田中智子(21分) <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】C大阪が先制も後半攻勢の東京NBが追い付いてドロー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="IAjC3lKmbc4";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.16 15:02 Sat

上位対決は新潟Lが東京NBを下し首位追走!途中出場・川澄奈穂美が値千金の決勝ヘッド【WEリーグ】

10日、2023-24 WEリーグ第9節のアルビレックス新潟レディースvs日テレ・東京ヴェルディベレーザがデンカビッグスワンスタジアムで行われ、ホームの新潟Lが1-0で勝利を収めた。 再開初戦となった前節は互いに白星を掴み、逆転優勝へ弾みを付けた3位新潟L(勝ち点16)と4位東京NB(勝ち点15)の直接対決。昨日のゲームで首位のINAC神戸レオネッサが勝利したため(勝ち点18→21)、両チームともに3ポイントを欲する一戦となった。 新潟Lは3分に杉田亜未、東京NBも直後に池上聖七と距離のある中で足を振っていく。さらに、前節のノジマステラ神奈川相模原戦でWEリーグデビュー即2得点の結果を残した東京NBの神谷千菜が得意のヘディングを放てば、こちらも前節のサンフレッチェ広島レジーナ戦でゴールを決めた滝川結女が強烈な左足のミドルと、果敢にゴールを狙う。 互いにボールを保持する時間を作った序盤から中盤を経て、徐々に保持率は東京NBに傾向する。2トップ2ウイングの新布陣、[3-3-4]でボゼッションとサイド攻撃を両立させる東京NBに対し、新潟Lは徐々に守備ラインが後退し、前線が孤立。奪ったあとのボールをつなげなくなっていく。 橋川和晃監督は流れを変えようと、後半頭から川澄奈穂美を投入し、右のサイドハーフへ。滝川を左に回す。 だが、後半も東京NBのペースが続き、開始直後には北村菜々美が一対一を迎えたが、なでしこジャパンのGK平尾知佳に阻まれ、59分には速攻からチャンスを迎えたが、慎重過ぎる選択が続き、シュートまでは持ち込めない。 すると、少ない好機を生かし、新潟Lが試合を動かす。61分、石田千尋のスルーパスで左のスペースを突くと、石淵萌実のクロスに飛び込んだのは途中出場の川澄。ニアへ入り込み頭で合わせ、WEリーグ初ゴールをマークした。 以降は新潟Lの中盤の圧力も高まり、東京NBは窮屈なパスワークを強いられる。ならばとウイングを使っての攻撃を試みる東京NBだが、明確なシュートシーンを作れず、終盤にはセットプレーのこぼれ球から神谷、北村が立て続けに狙うも、新潟L守備陣の集中力が勝り、そのままタイムアップ。 連勝を飾った新潟LがI神戸を追走し、東京NBは足踏みとなった。 アルビレックス新潟レディース 1-0 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 【新潟L】 川澄奈穂美(61分) <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】川澄奈穂美の決勝ヘッドで新潟Lが東京NBとの上位対決制す!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="rvJuWnwNpB8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.10 14:57 Sun

再開初戦黒星で未勝利続くも…N相模原に変化の兆し、大賀理紗子「きっかけは掴めている」 WEリーグデビューの大竹麻友「気持ちの変化はあった」

体制新たにリーグ戦再開を迎えたノジマステラ神奈川相模原だったが、またしても今季初勝利はお預けとなった。 N相模原は3日、ウインターブレイクが明けての再開初戦、2023-24 WEリーグ第8節で日テレ・東京ヴェルディベレーザとホームで対戦。0-2で敗れた。 中断前の戦績は1分け6敗の最下位。リーグワーストの得点数「4」にとどまった攻撃面を補うべく、なでしこリーグ1部で3年連続二桁得点の大竹麻友や、昨季12ゴールを挙げた片山由菜を補強し、2月5日には監督交代も決断した。 今節はこれまでの[4-3-3]ではなく、[3-4-3]の布陣で臨むと、東京NBの3バックに対し、立ち上がりは3トップのプレッシングが噛み合い、度々のショートカウンターも発動。だが、19分に先制を許すと、冷静さを取り戻した相手に主導権を握られ、終盤の反撃も及ばなかった。 就任から1カ月弱でチームを作ることとなった小笠原唯志暫定監督は試合後、「期間的にも詰め込む形にはなりましたが、選手たちはその中でよくやってくれたと思っています」と新たな試みにトライした選手を労うとともに、個々のさらなる成長にも期待を寄せた。 「前からプレッシングに行くのは準備期間でやってきたことなので、臆病にならずに10分から15分は行けたと思っています。90分ずっと行ってほしいですが、体力的な部分もあるので(それが難しいのは理解している)。ただ、立ち上がりの部分はこれからも継続していきたい」 「(プレスを)1本外されたら逆にリスクにはなるので、ギリギリに感じたかもしれませんが、個人の能力を上げれば(剥がされたとしても最後は)破られないので、その力を上げたい育成の部分も兼ねているので。行けば行くほど外された側面もありますが、それを怖がっていると今後に繋がらないので、どこかでエネルギーを使って取ることを、リスクを負いながらでもやっていきたいと思っています」 ゲームキャプテンを務めた大賀理紗子は、「後半は後手後手になったかなと感じました」と、東京NBの対応力に上回られたことを認めながらも、「迷いなくできたのは成果で、チームとしてはきっかけをつかめてきている」との感触も口にしている。 「チームとして変化があった中で、役割がはっきりした分、前から行くところでは、迷いなくできたのは成果です。前半戦は前から行きたくても、はまらないことがたくさんあったので、今日の前半の最初は、前がコースを限定してくれた中で後ろが強くいけたのは良かったと思います。チームとしてはきっかけをつかめてきているとは思います」 パスコースを限定させ、受け手への強いアプローチで奪い切れていた序盤から、徐々にセカンドボール争いでも後れを取る場面が散見され始めた。「流れの悪い時間帯は、こぼれたボールが相手に行く回数が多いと感じていた」という点については、「こぼれたあとに全体の重心が後ろになっていたので、そこでもう1つ詰められていたら、取り切れたかもしれない。前半の最初は、どっちのボールかという場面で、もう一歩が詰められていたと思うので、そういう一歩の差で、セカンドボールの回収率も上がるのかなとは思いました」との見解を示した。 3トップの中央で先発出場した新加入の大竹は「立ち上がりから行こうという話はしていたので、そこはしっかりハマったと思いますけど、そこで決め切れないと、苦しい展開になるんだなと改めて思いました」とゲームを振り返る。 この試合では大竹以外にも、片山、根府桃子、東京NBの神谷千菜、鈴木陽と、今冬になでしこリーグのチームから加入した各選手がWEリーグデビューを果たしている。 「よりサッカーに打ち込める環境を作ってもらって、サッカー以外のときもサッカー以外のことを考えるようになりました。(東京NBを含めてWEリーグチームとは)皇后杯などで戦ってきましたけど、自分自身がプロサッカー選手になったという、気持ちの変化はありました」 周囲が"なでしこリーグを代表する選手"との目で期待を寄せるなかで、大竹は「なでしこリーグ、WEリーグ関係なく、自自身のプレーをすることがチームのためになると思うので、まずは初勝利と初ゴールを挙げられるように頑張ります」と、次戦以降への意気込みを語った。 N相模原は次節、10日にちふれASエルフェン埼玉とアウェイで対戦する。新たな戦い方での公式戦を1つ経て、この1週間でどれだけブラッシュアップを図れるだろうか。 2024.03.05 16:30 Tue

東京NBの心臓、木下桃香が感じる新システムの手応えは「ボールに関われる開放感」「そういう状況をもっと作りたい」

リーグ戦の再開初戦を勝利で終えた日テレ・東京ヴェルディベレーザのMF木下桃香が、新システムの手応えについて語った。 東京NBは3日、相模原ギオンスタジアムで行われた2023-24 WEリーグ第8節ノジマステラ神奈川相模原戦に臨み、2-0で勝利を収めた。 松田岳夫監督はこの日、これまでの[4-4-2]ではなく、新加入選手2人を最前線に置いた攻撃的布陣、[3-3-4]を採用。3人のセンターバックの前にアンカー的に木下が位置し、ボール保持時は菅野奏音と、岩﨑心南が中盤へ。北村菜々美と山本柚月が前線のワイド、ウイング的な立ち位置を取り、神谷千菜が最前線、鈴木陽はセカンドトップのような動きを果たした。 立ち上がり15分ほどはN相模原のプレッシングに手を焼くなど、始めたばかりのシステムゆえに課題は出たものの、先制して以降は、代名詞ともいえるパスワークを生かして東京NBがゲームを支配。新システムでの初陣を終えて木下は、「まだまだ始めたばかりなので、詰めていかなければならないところは多いなとは思いましたが、まずは新しい布陣で勝てたことは良かったです」と、試合を振り返った。 今まで足りなかったクロス攻撃を増やし、ゴールに近づくための幅を広げる狙いで採用した新布陣。目論み通り、クロスから神谷がヘディングで2ゴールを挙げた。 中断期間で取り組んできた新システムを、木下は「前の枚数を増やして、2トップがクロスにも入っていけて、アタッカータイプの選手も置けて、後ろから中盤が関わっていける、強みのあるフォーメーション。その分、後ろはより運動量を増やして、リスク管理も必要」と評する。 「自分にマンツーマンで付かれた時に、ボールが回らなくなるのは課題だなと、改めて感じたので、その時どう攻略していくか、(ビルドアップの)逃げ道のようなものを、個人でもチームとしても、持っておかないといけないと思います」 「ウイングをやる選手は一対一をさせたらがんがんいけるので、(その選手たちを)まだまだ生かし切れていないなと。中盤でボールを回して展開することで、そういう(仕掛けられる)状況をもっと、自分たちのところから作っていきたいです」 2人のセンターフォワードやクロス攻撃に強みを持たせるシステムである一方、ボール捌きや展開力に長けた木下に自由を与え、その能力をより生かすための形にも見えた。 その問いに対し、当人は謙遜したものの、盤面上でも、配給の面でも中心に位置し、タクトを振っている。34分には中盤で相手を1枚剥がしてのスルーパス、後半にはボックスへ顔を出すシーンも見られた。 相手の寄せをプレッシャーと感じさせず、自由に攻撃を彩る10番は、「ボールに関われる開放感のようなものはあります。スペースにタイミング良く顔を出してくれる選手が囲っているので、そこはすごくやりやすいと感じます」との声も残す。 東京NBは次節、3位・アルビレックス新潟レディースとアウェイで対戦。互いに逆転優勝を目指すためには落とせない一戦となる。 「久しぶりに押し込んだところでボールの出し入れができましたが、相手次第なところもあるのかなと思うので、次の試合がどうなるか楽しみです」と、21歳のMFは次戦への期待感を覗かせた。 2024.03.05 15:50 Tue
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