「彼を適切に守らなかった」DFキム・ミンジェ負傷の韓国代表…指揮官はバイエルンへの怒り隠さず「兆候は昨年からずっとあった」

2025.03.18 11:45 Tue
数週間の離脱が予想されるDFキム・ミンジェ
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数週間の離脱が予想されるDFキム・ミンジェ
韓国代表ホン・ミョンボ監督は、DFキム・ミンジェの負傷についてバイエルンへの不満を露わにした。

今月のインターナショナルマッチウィークでは、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の2試合が行われる予定の韓国。今シーズン、バイエルンの主力センターバックとして公式戦37試合に出場するキム・ミンジェも順当に選出されていた。

しかし、ドイツ『スカイ・スポーツ』によるとキム・ミンジェはアキレス腱に問題を抱えており、バイエルンは今後数週間離脱することになると予想。そのため、20日のオマーン代表戦や25日のヨルダン代表戦も欠場する見込みとなっている。
これについて、ホン・ミョンボ監督はオマーン戦前の会見で不満を露わに。ケガの兆候はあったにも関わらず、強行出場を続けさせていたとクラブの決定を非難している。

「バイエルンは負傷を予防するという面で、彼を適切に守らなかった。キム・ミンジェは所属クラブのバイエルンだけでなく、我が国の代表チームにとっても極めて重要な選手だ」
「重要な試合があるからといって、キムをピッチに立たせるのが正しいということにはならない。負傷の兆候については昨年からずっとあったものであり、我々はこのことを十分に認識していたんだ」

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バイエルンがライバル主砲に関心? 来季に向けエースのバックアップ探す

バイエルンがレバークーゼンのチェコ代表FWパトリック・シック(29)獲得に興味を示しているようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。 今シーズンのブンデスリーガで2シーズンぶりの覇権奪還に成功したバイエルン。しかし、DFBポカール、チャンピオンズリーグ(CL)ではタイトル獲得を逃しており、新シーズンに向けては手薄なポジションにテコ入れを図る見込みだ。 そのなかでディフェンスラインとともに緊急性が高いポジションは、イングランド代表FWハリー・ケイン(31)のバックアップを担うセンターフォワード。今季は元ドイツ代表MFトーマス・ミュラーや2列目を本職とする選手をスクランブルで起用してきたが、ケインも今年7月に32歳を迎える点を鑑みれば、有事に備えたバックアッパーの補強は急務だ。 そんななか、現在候補の1人となっているのが、ライバルのレバークーゼンで主軸を担うチェコ代表FWだ。 以前にマンチェスター・ユナイテッドからの関心も伝えられたシックは、レバークーゼンとの現行契約が2027年夏までとなっているなか、今夏に移籍を選択する可能性があると言われている。 選手本人はプレミアリーグ行きに関心を示し、ケインのバックアップという部分もネックで獲得は非現実との見方もある。 ただ、バイエルンというブランドに加え、ケインの万能型のプレースタイルを考えれば、共存も十分に可能と見られている。 報道によれば、バイエルンはシックの代理人とすでに接触し、今夏の移籍の可能性を探っている段階にあるという。 バイエルンとレバークーゼンではドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ、同DFヨナタン・ターの移籍も噂されているが、今季リーグ戦29試合19ゴールの左利きCFもライバルへの移籍を考慮することになるのか。 2025.05.07 23:10 Wed

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