ライプツィヒに逆転勝利のマインツが3連勝で暫定4位浮上! フル出場の佐野海舟は八面六臂の躍動【ブンデスリーガ】
2025.03.02 01:31 Sun
マインツが3連勝
ブンデスリーガ第21節、RBライプツィヒvsマインツが1日にレッドブル・アレナで行われ、アウェイのマインツが1-2で逆転勝利した。なお、マインツのMF佐野海舟はフル出場した。
リーグ連勝で5位と上位争いに身を置くマインツは、同じ38ポイントで6位に位置するライプツィヒとの上位争いに挑んだ。佐野はこの一戦で引き続きスタメン起用となった。
試合はキックオフ直後にいきなり動く。開始1分、シェシュコのスルーパスで右のポケットを取ったオペンダの折り返しがゴール前に流れると、ハイダラのシュートがブロックされたこぼれをシャビ・シモンズが豪快に蹴り込んだ。
電光石火の先制点で勢いづくホームチームは直後にもシェシュコ、ハイダラと畳みかけるシュートで2点目に迫る。これに対して、マインツも徐々に落ち着きを取り戻してカウンターを軸に反撃に出ていく。
なかなか効果的にフィニッシュまで持ち込むことはできないアウェイチームだが、中盤と前線を縦横無尽に駆け回る佐野がボールを奪い切り、機動力を活かしたリンクマンの動きで後方支援。さらに、30分過ぎにはボックス左をえぐってのプルバックにミドルシュートと、より多彩な働きでリズムを作る。
ハーフタイムでアタッキングサードでの崩しに修正を施したマインツが、後半はライプツィヒを圧倒していく。立ち上がりの52分にはボックス右のライン際に抜け出したネベルがDFの股を抜くマイナスの折り返しを入れると、これをアミリが右足でゴール左隅へ流し込んだ。
早い時間帯の同点ゴールで勢いに乗ったマインツは攻勢を継続。58分、ボックス付近でイ・ジェソン、アミリ、ブルカルトと足元でパスが繋がると、ボックス左でDFビチャーブと対峙したブルカルトが巧みなステップワークから股間を抜く左足シュートを突き刺し、逆転に成功した。
一方、前半終盤から流れが悪いライプツィヒは積極的にメンバーを入れ替えながら、何とか流れを好転させようとするが、後半は3失点目を凌ぐのが精いっぱいの状況で攻撃に出られない。
以降は躍動する佐野がミドルシュートで見せ場を作るなどマインツ優勢の状況が続く。ただ、アミリのシュートがポストを叩き、佐野の絶妙なラストパスに反応したブルカルトがドッペルパックのチャンスを逃し、ホームチームにトドメを刺せない。
そのため、後半最終盤にはポウルセン、シェシュコに長身DFを前線に上げたライプツィヒのパワープレー気味の攻めに押し込まれたが、守備陣を中心に冷静な守備で撥ね返したマインツが敵地で2-1の勝利。リーグ3連勝で暫定4位に浮上した。
RBライプツィヒ 1-2 マインツ
【ライプツィヒ】
シャビ・シモンズ(前1)
【マインツ】
ナディーム・アミリ(後7)
ヨナタン・ブルカルト(後13)
リーグ連勝で5位と上位争いに身を置くマインツは、同じ38ポイントで6位に位置するライプツィヒとの上位争いに挑んだ。佐野はこの一戦で引き続きスタメン起用となった。
試合はキックオフ直後にいきなり動く。開始1分、シェシュコのスルーパスで右のポケットを取ったオペンダの折り返しがゴール前に流れると、ハイダラのシュートがブロックされたこぼれをシャビ・シモンズが豪快に蹴り込んだ。
なかなか効果的にフィニッシュまで持ち込むことはできないアウェイチームだが、中盤と前線を縦横無尽に駆け回る佐野がボールを奪い切り、機動力を活かしたリンクマンの動きで後方支援。さらに、30分過ぎにはボックス左をえぐってのプルバックにミドルシュートと、より多彩な働きでリズムを作る。
その後、43分にはボックス内にタイミング良く走り込んだイ・ジェソンに決定機が訪れたが、ヘディングシュートは枠を捉え切れず。1点ビハインドで試合を折り返した。
ハーフタイムでアタッキングサードでの崩しに修正を施したマインツが、後半はライプツィヒを圧倒していく。立ち上がりの52分にはボックス右のライン際に抜け出したネベルがDFの股を抜くマイナスの折り返しを入れると、これをアミリが右足でゴール左隅へ流し込んだ。
早い時間帯の同点ゴールで勢いに乗ったマインツは攻勢を継続。58分、ボックス付近でイ・ジェソン、アミリ、ブルカルトと足元でパスが繋がると、ボックス左でDFビチャーブと対峙したブルカルトが巧みなステップワークから股間を抜く左足シュートを突き刺し、逆転に成功した。
一方、前半終盤から流れが悪いライプツィヒは積極的にメンバーを入れ替えながら、何とか流れを好転させようとするが、後半は3失点目を凌ぐのが精いっぱいの状況で攻撃に出られない。
以降は躍動する佐野がミドルシュートで見せ場を作るなどマインツ優勢の状況が続く。ただ、アミリのシュートがポストを叩き、佐野の絶妙なラストパスに反応したブルカルトがドッペルパックのチャンスを逃し、ホームチームにトドメを刺せない。
そのため、後半最終盤にはポウルセン、シェシュコに長身DFを前線に上げたライプツィヒのパワープレー気味の攻めに押し込まれたが、守備陣を中心に冷静な守備で撥ね返したマインツが敵地で2-1の勝利。リーグ3連勝で暫定4位に浮上した。
RBライプツィヒ 1-2 マインツ
【ライプツィヒ】
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【マインツ】
ナディーム・アミリ(後7)
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前節はチャンピオンズリーグ(CL)決戦狭間の影響で首位バイエルン、2位レバークーゼンが揃って格下に敗れる波乱があったブンデスリーガ。8ポイント差に変動がなかった中、火曜に行われたCL決戦はバイエルンに軍配が上がった。迎える第26節、MF佐野海舟の3位マインツ(勝ち点44)とMF堂安律の5位フライブルク(勝ち点41)による日本人所属チームによる上位対決が行われる。 マインツは前節ボルシアMG戦、敵地でありながら3-1の快勝。4連勝としてついに3位まで浮上した。一戦一戦チーム力を増している印象がある中、その中で佐野も攻守における活躍を継続中。代表には呼ばれなかったが、フライブルクとのCL出場権争い直接対決でも存在感を示せるか。 一方、前節ライプツィヒ戦をゴールレスドローで終えたフライブルクは6試合連続無失点としクラブ記録を樹立。堅守が光る中、主砲FWブルカルト擁するマインツを封じ、堂安はゴールに絡むプレーを見せられるか。カットインプレーの際には佐野とのマッチアップが見られるかもしれない。 ドイツ決戦を制してCLベスト8進出を決めた首位バイエルン(勝ち点61)は14位ウニオン・ベルリン(勝ち点26)と対戦。前節ボーフム戦ではレバークーゼンとのCL決戦狭間により大胆なターンオーバーを敢行した中、MFパリーニャの退場が響いて逆転負けとなったバイエルン。しかし火曜に行われたレバークーゼンとのリターンマッチではきっちりと連勝してベスト8に進出した上、レバークーゼンも前節は敗戦してお付き合いしてくれことでノーダメージに。良い流れが続く中、ここはしっかりと勝利を取り戻して代表ウィークに入りたい。ボーフム戦で2点に絡む活躍を見せたDF伊藤洋輝はベンチスタート予想だ。 一方、CLではバイエルンの前に力の差を見せ付けられた2位レバークーゼン(勝ち点53)は8位シュツットガルト(勝ち点37)と対戦。前節ブレーメン戦ではMFヴィルツが負傷するアクシデントに見舞われるなど負の流れが続くが、難敵シュツットガルト相手に断ち切れるか。 前節シュツットガルト戦を数的優位になりながらも2-2で引き分け、勝ちきれなかった17位ホルシュタイン・キール(勝ち点17)は最下位ハイデンハイム(勝ち点16)と裏天王山に臨む。町野はトレードマークとなっているロングスローで同点弾を演出した中、引き続きスタメン予想。ゴールに絡むプレーでキールを降格圏から救い出せるか。 MF三好康児に出番はなかったものの、バイエルン相手に大金星を挙げた16位ボーフム(勝ち点20)は、ヨーロッパリーグ8強入りを決めた4位フランクフルト(勝ち点42)と対戦。残留へ向けて大きな勝利を手にした中、その勢いを持続できるか。 前節はDF板倉滉が出場停止だった中、マインツに敗れた9位ボルシアMG(勝ち点37)は12位ブレーメン(勝ち点33)と対戦。マインツ戦で7試合ぶりに登場したFW福田師王の出場にも期待だ。そしてリールを下してCLベスト8に進出した10位ドルトムント(勝ち点35)は6位ライプツィヒ(勝ち点39)と対戦する。 ◆ブンデスリーガ第26節 ▽3/14(金) 《28:30》 ザンクト・パウリvsホッフェンハイム ▽3/15(土) 《23:30》 ブレーメンvsボルシアMG アウグスブルクvsヴォルフスブルク マインツvsフライブルク ウニオン・ベルリンvsバイエルン 《26:30》 ライプツィヒvsドルトムント ▽3/16(日) 《23:30》 ボーフムvsフランクフルト 《25:30》 ハイデンハイムvsホルシュタイン・キール 《27:30》 シュツットガルトvsレバークーゼン 2025.03.14 18:01 Fri4
ライプツィヒに逆転勝利のマインツが3連勝で暫定4位浮上! フル出場の佐野海舟は八面六臂の躍動【ブンデスリーガ】
ブンデスリーガ第21節、RBライプツィヒvsマインツが1日にレッドブル・アレナで行われ、アウェイのマインツが1-2で逆転勝利した。なお、マインツのMF佐野海舟はフル出場した。 リーグ連勝で5位と上位争いに身を置くマインツは、同じ38ポイントで6位に位置するライプツィヒとの上位争いに挑んだ。佐野はこの一戦で引き続きスタメン起用となった。 試合はキックオフ直後にいきなり動く。開始1分、シェシュコのスルーパスで右のポケットを取ったオペンダの折り返しがゴール前に流れると、ハイダラのシュートがブロックされたこぼれをシャビ・シモンズが豪快に蹴り込んだ。 電光石火の先制点で勢いづくホームチームは直後にもシェシュコ、ハイダラと畳みかけるシュートで2点目に迫る。これに対して、マインツも徐々に落ち着きを取り戻してカウンターを軸に反撃に出ていく。 なかなか効果的にフィニッシュまで持ち込むことはできないアウェイチームだが、中盤と前線を縦横無尽に駆け回る佐野がボールを奪い切り、機動力を活かしたリンクマンの動きで後方支援。さらに、30分過ぎにはボックス左をえぐってのプルバックにミドルシュートと、より多彩な働きでリズムを作る。 その後、43分にはボックス内にタイミング良く走り込んだイ・ジェソンに決定機が訪れたが、ヘディングシュートは枠を捉え切れず。1点ビハインドで試合を折り返した。 ハーフタイムでアタッキングサードでの崩しに修正を施したマインツが、後半はライプツィヒを圧倒していく。立ち上がりの52分にはボックス右のライン際に抜け出したネベルがDFの股を抜くマイナスの折り返しを入れると、これをアミリが右足でゴール左隅へ流し込んだ。 早い時間帯の同点ゴールで勢いに乗ったマインツは攻勢を継続。58分、ボックス付近でイ・ジェソン、アミリ、ブルカルトと足元でパスが繋がると、ボックス左でDFビチャーブと対峙したブルカルトが巧みなステップワークから股間を抜く左足シュートを突き刺し、逆転に成功した。 一方、前半終盤から流れが悪いライプツィヒは積極的にメンバーを入れ替えながら、何とか流れを好転させようとするが、後半は3失点目を凌ぐのが精いっぱいの状況で攻撃に出られない。 以降は躍動する佐野がミドルシュートで見せ場を作るなどマインツ優勢の状況が続く。ただ、アミリのシュートがポストを叩き、佐野の絶妙なラストパスに反応したブルカルトがドッペルパックのチャンスを逃し、ホームチームにトドメを刺せない。 そのため、後半最終盤にはポウルセン、シェシュコに長身DFを前線に上げたライプツィヒのパワープレー気味の攻めに押し込まれたが、守備陣を中心に冷静な守備で撥ね返したマインツが敵地で2-1の勝利。リーグ3連勝で暫定4位に浮上した。 RBライプツィヒ 1-2 マインツ 【ライプツィヒ】 シャビ・シモンズ(前1) 【マインツ】 ナディーム・アミリ(後7) ヨナタン・ブルカルト(後13) 2025.03.02 01:31 Sun5