【CLノックアウトフェーズPO2ndレグ・プレビュー②】敵地で先勝のマドリーが逃げ切りか、シティの逆転突破か
2025.02.19 18:00 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ残り4試合が19日に行われる。ここでは2日目の展望を紹介していく。
◆CLノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ②
▽2/19(水)
《26:45》
ドルトムントvsスポルティングCP
《29:00》
レアル・マドリーvsマンチェスター・シティ
パリ・サンジェルマンvsブレスト
PSVvsユベントス
先週行われた1stレグではレアル・マドリー、パリ・サンジェルマン、ドルトムントが敵地で先勝し、ラウンド16進出に大きく近づいた。迎える2ndレグ、プレーオフ最注目カードのマドリーvsマンチェスター・シティが決着する。
◆最注目カードを勝ち上がるのは
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4季連続の因縁対決。マドリーは敵地での1stレグを終盤の2発で3-2と打ち勝ち、ラウンド16進出に近づいた。しかし直近のオサスナ戦ではMFベリンガムが退場した中、引き分けに終わってラ・リーガではバルセロナに首位を奪還された。引き続き守備陣にケガ人が多くディフェンスが不安なところだが、ゴール量産体制に入っているFWムバッペの存在は心強い。ホームでもシティに打ち勝ってプレーオフ突破となるか。
一方、2度リードする展開としながらも終盤の2失点で惜しい敗戦となったシティ。しかしこちらは直近のニューカッスル戦を4発完勝とした。FWマーモウシュが初ハットトリックとシチズンズのハートを早くも鷲掴みにした中、好調FWハーランドと共にマドリー守備陣を翻弄し逆転突破を狙う。
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フランス勢対決となったブレストとの1stレグ、パリ・サンジェルマンが敵地で3発快勝とし格の違いを見せ付けた。今季のPSGを牽引する存在のFWデンベレが2ゴールを挙げるなどブレストを圧倒した。リーグ・アンで首位を快走するフランス王者がホームでブレストに苦戦するとは思えず、ここは連勝で突破が堅いか。
◆ブンデス連敗もドルトムント優位は揺らがず
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コバチ監督就任後2試合目の指揮となった1stレグ、後半の3発でスポルティングCPを敵地で破ったドルトムント。圧倒的アドバンテージを得た中、直近のブンデスリーガでは最下位ボーフムに主力を投入して敗戦と水を差してしまった。とはいえ、ホームで3点差をひっくり返されることは考えにくく、ここはドルトムントの勝ち上がりが規定路線か。1stレグで途中出場したスポルティングCPのMF守田英正は筋肉系の負傷で3~4週間の離脱となり欠場となる。
◆公式戦4連勝のユーベ、敵地で逃げ切りなるか
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ホームでの1stレグでは終盤の82分にMFバングーラの決勝弾が生まれて2-1と競り勝ったユベントス。直近のインテルとのイタリア・ダービーではやはり接戦をウノゼロで制して公式戦4連勝とした。ぎりぎりの試合をモノにしているここ4試合のユベントスだが、その勝負強さを2ndレグでも示せるか。PSVとしてはミランを下したフェイエノールトに続きたい。
◆CLノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ結果
▽2/18(火)
ミラン 1-1 フェイエノールト
バイエルン 1-1 セルティック
ベンフィカ 3-3 モナコ
アタランタ 1-3 クラブ・ブルージュ
◆CLノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ②
▽2/19(水)
《26:45》
ドルトムントvsスポルティングCP
《29:00》
レアル・マドリーvsマンチェスター・シティ
パリ・サンジェルマンvsブレスト
PSVvsユベントス
先週行われた1stレグではレアル・マドリー、パリ・サンジェルマン、ドルトムントが敵地で先勝し、ラウンド16進出に大きく近づいた。迎える2ndレグ、プレーオフ最注目カードのマドリーvsマンチェスター・シティが決着する。
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Getty Images
4季連続の因縁対決。マドリーは敵地での1stレグを終盤の2発で3-2と打ち勝ち、ラウンド16進出に近づいた。しかし直近のオサスナ戦ではMFベリンガムが退場した中、引き分けに終わってラ・リーガではバルセロナに首位を奪還された。引き続き守備陣にケガ人が多くディフェンスが不安なところだが、ゴール量産体制に入っているFWムバッペの存在は心強い。ホームでもシティに打ち勝ってプレーオフ突破となるか。
一方、2度リードする展開としながらも終盤の2失点で惜しい敗戦となったシティ。しかしこちらは直近のニューカッスル戦を4発完勝とした。FWマーモウシュが初ハットトリックとシチズンズのハートを早くも鷲掴みにした中、好調FWハーランドと共にマドリー守備陣を翻弄し逆転突破を狙う。
◆貫禄のPSGが同国対決連勝へ
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Getty Images
フランス勢対決となったブレストとの1stレグ、パリ・サンジェルマンが敵地で3発快勝とし格の違いを見せ付けた。今季のPSGを牽引する存在のFWデンベレが2ゴールを挙げるなどブレストを圧倒した。リーグ・アンで首位を快走するフランス王者がホームでブレストに苦戦するとは思えず、ここは連勝で突破が堅いか。
◆ブンデス連敗もドルトムント優位は揺らがず
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Getty Images
コバチ監督就任後2試合目の指揮となった1stレグ、後半の3発でスポルティングCPを敵地で破ったドルトムント。圧倒的アドバンテージを得た中、直近のブンデスリーガでは最下位ボーフムに主力を投入して敗戦と水を差してしまった。とはいえ、ホームで3点差をひっくり返されることは考えにくく、ここはドルトムントの勝ち上がりが規定路線か。1stレグで途中出場したスポルティングCPのMF守田英正は筋肉系の負傷で3~4週間の離脱となり欠場となる。
◆公式戦4連勝のユーベ、敵地で逃げ切りなるか
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Getty Images
ホームでの1stレグでは終盤の82分にMFバングーラの決勝弾が生まれて2-1と競り勝ったユベントス。直近のインテルとのイタリア・ダービーではやはり接戦をウノゼロで制して公式戦4連勝とした。ぎりぎりの試合をモノにしているここ4試合のユベントスだが、その勝負強さを2ndレグでも示せるか。PSVとしてはミランを下したフェイエノールトに続きたい。
◆CLノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ結果
▽2/18(火)
ミラン 1-1 フェイエノールト
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レアル・マドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムが主審の誤解により一発退場になったと主張した。 ベリンガムは15日に行われたラ・リーガ第24節オサスナ戦に先発。40分にムヌエラ・モンテロ主審とやり取りした後、一発レッドカードを提示されていた。 ベリンガムは試合後、退場したシーンを振り返って主審が誤解していたと述べた。 「彼がミスを犯したのは明らかだ。コミュニケーション不足があった。あの場面をよく覚えているが、ビデオでも確認した。そのビデオと審判の報告書は一致していない。僕が意図的に10人にするほど無責任ではないことをチームには知ってもらいたい。映像が検証されて報告書と同じでないことがわかり、今後考慮されることを願っている。これは大きな証拠だ。この試合の結果を変えることはできないが、今後変化があると信じたい」 また、カルロ・アンチェロッティ監督もベリンガムの主張に賛同した。 「審判は英語をよく理解していなかったと思う。『fuck you』ではなく『fuck off』と言った。つまり『それがファウルならPKだ。消えろ』と言った。不快な意味ではないと思う。審判が緊張していたことがわかる。ベリンガムは今日、退場させられるようなことは何もしていない。審判は翻訳を間違えたのだ」 なお、ベリンガムの退場に不服のマドリーは懲戒委員会に異議を申し立てる予定とのことだ。 2025.02.16 09:30 Sun3
マドリーがリーグ3戦未勝利で首位陥落の危機…ムバッペ3戦連発もベリンガム退場&2戦連続の不運PKでドロー【ラ・リーガ】
ラ・リーガ第24節、オサスナvsレアル・マドリーが15日にエル・サダールで行われ、1-1のドローに終わった。 マドリーは前節、ホーム開催となったマドリード・ダービーを1-1のドローで終えて辛くも首位をキープ。それでも、チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグではマンチェスター・シティ相手に後半終盤の連続ゴールによって3-2の劇的逆転勝利を収めた。 19日にホームでの2ndレグを控えるなか、今節は9位のオサスナとのアウェイゲームに臨んだ。ライバルとの勝ち点接近によって取りこぼしが許されない状況で臨んだ一戦でアンチェロッティ監督は、シティ戦から先発3人を変更。メンディ、セバージョス、ロドリゴに代えてフラン・ガルシア、モドリッチ、ブラヒム・ディアスを起用した。 シティ戦へ余裕を持って臨むべく立ち上がりから積極的にゴールを目指していくマドリー。開始3分にはボックス左ライン際でムバッペが上げた完璧なクロスをファーのヴィニシウスが頭で合わせるが、これを枠に飛ばせない。さらに、9分にはモドリッチの絶妙なスルーパスに抜け出したムバッペに決定機も、ここはGKセルヒオ・エレーラの足を使った好守に遭う。 開始早々の先制点には至らずも、15分には右サイド深くに侵攻したバルベルデがグラウンダーの高速クロスを供給。これに快足を飛ばしてニアへ飛び込んだムバッペが右足ワンタッチで合わせ、公式戦3試合連続ゴールとした。 先制後も攻撃の手を緩めないエル・ブランコは、ムバッペとヴィニシウスの2トップで背後を突いて2点目を狙っていく。その一方で、徐々にオサスナの反撃を受けると、28分にはボックス内でアイマル・オロスに枠の右隅を捉えた決定的なシュートを打たれるが、ここはGKクルトワの圧巻のパラドンで事なきを得た。 前半終盤にかけては再びマドリーペースで試合が進んでいたが、思わぬアクシデントが発生。主審に対して執拗に抗議を行ったベリンガムが侮辱的な発言でもあったのか、まさかのレッドカードを掲示されて退場処分に。数的不利を背負うことに。この退場直後にはブディミルにボックス内への侵入を許したが、ここはDFアセンシオの好守でピンチを凌いだ。 1点リードも10人の状況で試合を折り返したマドリー。押し込まれる入りを強いられると、再びのアクシデントに見舞われた。 55分、モンカジョーラの決定的なシュートをGKクルトワがパラドンで防いだ直後にブディミルとカマヴィンガがボックス内で交錯。オンフィールド・レビューの末に前節ダービーに続く不運な形でのスタンプとの判定でPKを献上。これをブディミルに決められて追いつかれた。 オサスナがこの直後にカードをもらっていた2選手を下げる、したたかな采配を見せたなか、マドリーは69分にブラヒム・ディアスを下げてロドリゴを投入。 以降は1-1のドローもやむなしというバランス重視のホームチームに対して、ムバッペ、ヴィニシウス、ロドリゴと圧倒的な個の力を活かしたアウェイチームがやや優勢に進めていく。だが、モドリッチやバルベルデらの際どいフィニッシュは勝ち越しゴールには至らず。 後半最終盤にはロングカウンターからボックス右に抜け出したムバッペにビッグチャンスが訪れたが、ここはGKセルヒオ・エレーラのビッグセーブに阻まれてメスタージャでのバレンシア戦のような劇的勝利とはならず。 この結果、ベリンガム退場に2戦連続の不運なPK献上とツキに見放されたマドリーはリーグ3戦未勝利で首位陥落の危機。小さくない疲労感を抱えてシティとの大一番に臨むことになった。 オサスナ 1-1 レアル・マドリー 【オサスナ】 アンテ・ブディミル(後13[PK]) 【レアル・マドリー】 キリアン・ムバッペ(前15) <span class="paragraph-title">【動画】ムバッペが公式戦3試合連続ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">バルベルデのピンポイントクロスに<br>エンバペが飛び込みマドリーが先制<br>これで公式戦3戦連発<br><br>ラ・リーガ 第24節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AA%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%8A?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#オサスナ</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#レアル・マドリー</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/E8mZ17C3PA">pic.twitter.com/E8mZ17C3PA</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1890788477433937959?ref_src=twsrc%5Etfw">February 15, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.16 02:31 Sun4
ヴィニシウスがサウジ・プロリーグの副会長と会談、5年総額約1600億円のビッグオファーを検討へ
レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール(24)がサウジアラビア方面からの破格オファーを検討しているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。 『マルカ』によればヴィニシウスはサウジ・プロ・リーグの副会長であるサード・アル・ラジーズ氏とオンラインで15分ほど会談を持ったようで、その際に年俸2億ユーロ(約321億円)、総額10億ユーロ(約1600億円)の5年契約を提示されたとのこと。 移籍先はアル・アハリが有力とされる中、サウジ・プロリーグとしてはヴィニシウスを2034年ワールドカップの大使にも据えたいとしている。この前例のない巨額オファーをヴィニシウスの側近たちは拒否できないオファーと考えているとのこと。 なお、2027年6月までマドリーとの契約があるヴィニシウスの契約解除金は10億ユーロ。そのヴィニシウスは11日のマンチェスター・シティ戦後、サウジ・プロリーグとの接触を否定し、「マドリーで歴史を作りたい」と白い巨人への忠誠を誓っていた。 2025.02.13 11:30 Thu5