後半攻撃陣爆発の川崎が開幕戦白星!4ゴール無失点の完璧さで長谷部監督のリーグ戦初陣飾る【明治安田J1第1節】
2025.02.15 17:10 Sat
初ゴールを記録した山内日向汰
明治安田J1リーグ第1節、川崎フロンターレvs名古屋グランパスが15日にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われ、ホームの川崎が4-0で勝利した。
昨季は8位とタイトル争いに加わることなくシーズンを終え、8シーズン続いた鬼木達監督体制に終止符を打った川崎。新たにアビスパ福岡から長谷部茂利監督を迎えたチームは、期待のストライカーである山田新や日本代表DF高井幸大が先発している。
一方、昨シーズンはYBCルヴァンカップを制したものの、リーグ戦は11位と上位争いに絡めなかった名古屋。キャスパー・ユンカーや新戦力であるシュミット・ダニエルがケガにより離脱してしまった中で、復帰したマテウス・カストロがスタメン起用となった。
試合はいきなりマルシーニョが警告を受けるなど激しい立ち上がりに。12分には川崎の攻撃から最後は左サイドのマルシーニョがシュートを放つも、この日先発となったGK武田がキャッチする。
15分には川崎にアクシデント発生。空中戦で競り合った際に佐々木が負傷によってプレーを続けられず、ファンウェルメスケルケン際が緊急出場となった。
後半も立ち上がりから睨み合いが続いたが58分、ついにスコアが動く。ピッチ左で川崎がFKを得ると、三浦の蹴ったボールに高井が高さを活かしたヘディングシュートを叩き込み先制に成功。VARの結果、オフサイドも認められなかった。
畳み掛ける川崎は67分、左サイドのマルシーニョがワンタッチで浮かしたパスに、三浦が反応。ボックス内に進入して絶妙のグラウンダークロスを送ると、走り込んだ山田が冷静に押し込み追加点を記録した。
後半攻めあぐねる名古屋は73分、山中と山岸を投入。打開を図るが勢いに乗る川崎を止められず、79分には橘田のクロスにボックス中央の山田が頭で合わせると、一度はポストに当たるもこぼれ球を拾った山内が落ち着いたボールコントロールからゴールに流し込み、自身にとってプロ初ゴール、チームにとって決定的な3点目を挙げた。
意気消沈の名古屋に対して攻め続ける川崎は88分、右サイドでボールを持った山内が切れ味鋭いドリブルでボックス内に進入。低いクロスに対して走り込んだ宮城がバックヒールで合わせて4点目となった。
その後も巧みにボールを動かす川崎は名古屋の反撃を許さず、4-0のままタイムアップ。長谷部監督がリーグ戦初陣の川崎にとって、これ以上ない完璧な勝利になった。一方の名古屋は最後まで思うような攻撃を披露できず、厳しい敗戦となっている。
川崎フロンターレ 4-0 名古屋グランパス
【川崎F】
高井幸大(後13)
山田新(後22)
山内日向汰(後34)
宮城天(後43)
昨季は8位とタイトル争いに加わることなくシーズンを終え、8シーズン続いた鬼木達監督体制に終止符を打った川崎。新たにアビスパ福岡から長谷部茂利監督を迎えたチームは、期待のストライカーである山田新や日本代表DF高井幸大が先発している。
一方、昨シーズンはYBCルヴァンカップを制したものの、リーグ戦は11位と上位争いに絡めなかった名古屋。キャスパー・ユンカーや新戦力であるシュミット・ダニエルがケガにより離脱してしまった中で、復帰したマテウス・カストロがスタメン起用となった。
15分には川崎にアクシデント発生。空中戦で競り合った際に佐々木が負傷によってプレーを続けられず、ファンウェルメスケルケン際が緊急出場となった。
23分には左サイドの攻撃から最後は河原が鋭いミドルシュートを狙ったが、惜しくも枠外へ。一方の名古屋も25分に分厚い攻撃から永井がコントロールシュートも、バー直撃となった。
後半も立ち上がりから睨み合いが続いたが58分、ついにスコアが動く。ピッチ左で川崎がFKを得ると、三浦の蹴ったボールに高井が高さを活かしたヘディングシュートを叩き込み先制に成功。VARの結果、オフサイドも認められなかった。
畳み掛ける川崎は67分、左サイドのマルシーニョがワンタッチで浮かしたパスに、三浦が反応。ボックス内に進入して絶妙のグラウンダークロスを送ると、走り込んだ山田が冷静に押し込み追加点を記録した。
後半攻めあぐねる名古屋は73分、山中と山岸を投入。打開を図るが勢いに乗る川崎を止められず、79分には橘田のクロスにボックス中央の山田が頭で合わせると、一度はポストに当たるもこぼれ球を拾った山内が落ち着いたボールコントロールからゴールに流し込み、自身にとってプロ初ゴール、チームにとって決定的な3点目を挙げた。
意気消沈の名古屋に対して攻め続ける川崎は88分、右サイドでボールを持った山内が切れ味鋭いドリブルでボックス内に進入。低いクロスに対して走り込んだ宮城がバックヒールで合わせて4点目となった。
その後も巧みにボールを動かす川崎は名古屋の反撃を許さず、4-0のままタイムアップ。長谷部監督がリーグ戦初陣の川崎にとって、これ以上ない完璧な勝利になった。一方の名古屋は最後まで思うような攻撃を披露できず、厳しい敗戦となっている。
川崎フロンターレ 4-0 名古屋グランパス
【川崎F】
高井幸大(後13)
山田新(後22)
山内日向汰(後34)
宮城天(後43)
山内日向汰
山田新
鬼木達
長谷部茂利
高井幸大
キャスパー・ユンカー
シュミット・ダニエル
マテウス・カストロ
マルシーニョ
マルシーニョ
マルシーニョ
マルシーニョ
ファンウェルメスケルケン際
宮城天
川崎フロンターレ
名古屋グランパス
J1
山内日向汰の関連記事
川崎フロンターレの関連記事
J1の関連記事
記事をさがす
|
山内日向汰の人気記事ランキング
1
欧州帰りの奥川雅也のJ1初ゴールが決勝点! 今季初勝利の京都が川崎Fに初黒星つける【明治安田J1第4節】
1日、明治安田J1リーグ第4節、川崎フロンターレvs京都サンガF.C.がUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われ、アウェイの京都が0-1で勝利した。 前節、アビスパ福岡に2-1と競り勝って開幕2勝1分けの無敗継続の川崎F。週明けの5日にACLEラウンド初戦、上海申花とのアウェイゲームを控えるなか、この一戦では橘田健人を除く先発10人を変更。GKチョン・ソンリョン、セサル・アイダル、車屋紳太郎をリーグ戦初起用。1トップにエリソンを配置した。 対して前節はヴィッセル神戸に1-1のドローも、開幕3戦未勝利の京都は今季初勝利を目指した中3日の一戦で先発3人を変更。パトリック・ウィリアム、川崎颯太、マルコ・トゥーリオに代えて宮本優太、ジョアン・ペドロ、奥川雅也を起用した。 立ち上がりはアウェイの京都が勢いを持って押し込む。その流れでジョアン・ペドロ、須貝英大のシュートで際どい場面も創出。さらに、13分にはセットプレー流れから奥川のクロスをボックス左の福岡慎平がダイビングヘッドで合わすが、これはGKチョン・ソンリョンのセーブに阻まれた。 15分を過ぎてようやく相手陣内でのプレーを増やした川崎F。19分には山内日向汰が枠のわずか右に外れる際どいミドルシュートを放つと、直後にもエリソンが枠内シュートを記録。ここから一気にリズムに乗りたいところだったが、京都のインテンシティの高い守備に対して攻撃のテンポを作れず。 前半半ばから終盤にかけて試合は完全に膠着。ホームチームがボールを握る展開にはなったが、セットプレー以外にゴールの匂いを感じさせる攻めは見せられなかった。 ゴールレスで折り返した後半、ハーフタイムに両ベンチが動く。川崎Fはセサル・アイダルを下げて高井幸大を、京都はジョアン・ペドロに代えて川﨑を投入した。 すると、試合は後半立ち上がりにいきなり動く。49分、川崎Fのビルドアップに対して京都が前から圧力をかけると、橘田の中途半端なバックパスをラファエル・エリアスがカット。2対1の数的優位のショートカウンターのシチュエーションで冷静に左でフリーの奥川にラストパスを送ると、ゴール前に走り込んだ奥川の左足シュートが無人のゴールネットに吸い込まれた。 10年ぶり帰還の奥川のJ1初ゴールによって敵地で先制に成功した京都。さらに、直後にもカウンターから背後に抜け出した川﨑にビッグチャンスが舞い込むが、ここはうまく間合いを潰したGKチョン・ソンリョンのビッグセーブに阻まれ、畳みかける2点目には至らなかった。それでも、以降もセットプレーから原大智が際どいシュートを放つなど、試合の主導権を握った。 一方、ビハインドに加えて流れも悪い川崎Fは57分に3枚替えを敢行。伊藤達哉、山内、パトリッキ・ヴェロンを下げて脇坂泰斗、脇坂泰斗、マルシーニョと2列目を総入れ替え、主力投入で同点・逆転を目指していく。 この交代によって攻撃がクオリティアップしたホームチームは、右サイドを起点にチャンスを作り出していく。70分には佐々木旭の絶妙な右クロスにファーで反応したマルシーニョがヘディングで合わすが、ここはGK太田岳志の好守に遭う。さらに、76分には左のマルシーニョを起点にボックス内へマイナスの折り返しが入ると、ファーでフリーの家長にビッグチャンスも左足コントロールシュートはわずかに枠を外れた。 後半半ば以降は完全にホームチームペースで進むなか、長谷部監督は橘田を下げて切り札の山田新を投入。[4-4-2]の攻撃的な布陣でゴールをこじ開けにかかる。これに対して京都は殊勲の奥川、平戸太貴に代えて平賀大空、米本拓司と中盤と前線の強度。運動量にテコ入れを図った。 後半最終盤はリスクを冒して攻める川崎F、専守防衛の構えを見せる京都という構図の下で白熱の攻防が繰り広げられた。ホームチームはエリソンや家長がボックス付近で足を振っていったが、決死の守備を見せるアウェイチームの堅守を最後までこじ開けることはできず。 この結果、長谷部新体制で絶好調だった川崎Fに初黒星を与えた京都が4戦目で待望の初勝利を挙げた。 川崎フロンターレ 0-1 京都サンガF.C. 【京都】 奥川雅也(後4) <span class="paragraph-title">【動画】奥川雅也が初勝利もたらすJ1初ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">海外での武者修行を経て<br><br>今季10年ぶりに京都復帰の <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%A5%A5%E5%B7%9D%E9%9B%85%E4%B9%9F?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#奥川雅也</a><br>カウンターから嬉しい自身J1初ゴール<br><br>明治安田J1第4節<br>川崎F×京都<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> LIVE配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jみようぜ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B7%9D%E5%B4%8EF%E4%BA%AC%E9%83%BD?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#川崎F京都</a> <a href="https://t.co/I2PsglUWZP">pic.twitter.com/I2PsglUWZP</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1895739612649439677?ref_src=twsrc%5Etfw">March 1, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.01 17:07 Sat2
【J1注目プレビュー|第4節:川崎Fvs京都】好スタートの川崎Fは連勝を、京都は早く白星が欲しい
【明治安田J1リーグ第4節】 2025年3月1日(土) 15:00キックオフ 川崎フロンターレ(2位/7pt) vs 京都サンガF.C.(17位/2pt) [Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu] <h3>◆悪くないスタート、無敗キープへ【川崎フロンターレ】</h3> AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)も戦っている川崎Fにとっては、今シーズンすでに6試合目。ミッドウィークにアビスパ福岡戦も戦い、まさに疲労困憊といったところだろう。 ただ、長谷部茂利監督が率いるチームはここまで無敗。柏レイソル戦こそ引き分けたが、すでに4勝を記録しており、メンバーを入れ替えながらも結果を残している。 サイド攻撃を軸に組み立てている中、長谷部スタイルが徐々に浸透中。来週には再びACLEが控えているだけに、今節もメンバーを入れ替えての戦いとなることが予想される。 京都はハイプレスをベースに戦ってくるだけに、いかに掻い潜って崩せるか。好調を維持するエリソンの爆発にも期待だ。 ★予想スタメン[4-2-3--1] GK:チョン・ソンリョン DF:佐々木旭、セサル・アイダル、車屋紳太郎、田邉秀斗 MF:河原創、橘田健人 MF:伊藤達哉、山内日向汰、宮城天 FW:エリソン 監督:長谷部茂利 <h3>◆悔しいドローを勝利で払拭したい【京都サンガF.C.】</h3> 開幕3試合で勝利はないものの、2試合連続ドローとまずまずと言えるだろう。前節は王者・ヴィッセル神戸をアウェイで土俵際まで追い込んだが、最後に失点しドロー。粘り強さは評価されるが、勝ちきれなかったとも言えるだけに、この辺りが残留争いをしないためには必要になりそうだ。 中2日での試合となり、メンタル面のダメージは簡単には回復しないだろう。また、ハイプレスを軸にしているスタイルだけに、選手たちの疲労度も気になるところだ。 チームとしてはやることは変わらず。しっかりとプレスをかけ続け、川崎Fに良い形で攻撃させないことが重要となる。しっかりとした守備をベースに、FWラファエル・エリアスが仕留めていきたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:太田岳志 DF:須貝英大、パトリック・ウィリアム、鈴木義宜、佐藤響 MF:川﨑颯太、福岡慎平、平戸太貴 FW:奥川雅也、ラファエル・エリアス、原大智 監督:曺貴裁 2025.03.01 12:50 Sat3
後半攻撃陣爆発の川崎が開幕戦白星!4ゴール無失点の完璧さで長谷部監督のリーグ戦初陣飾る【明治安田J1第1節】
明治安田J1リーグ第1節、川崎フロンターレvs名古屋グランパスが15日にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われ、ホームの川崎が4-0で勝利した。 昨季は8位とタイトル争いに加わることなくシーズンを終え、8シーズン続いた鬼木達監督体制に終止符を打った川崎。新たにアビスパ福岡から長谷部茂利監督を迎えたチームは、期待のストライカーである山田新や日本代表DF高井幸大が先発している。 一方、昨シーズンはYBCルヴァンカップを制したものの、リーグ戦は11位と上位争いに絡めなかった名古屋。キャスパー・ユンカーや新戦力であるシュミット・ダニエルがケガにより離脱してしまった中で、復帰したマテウス・カストロがスタメン起用となった。 試合はいきなりマルシーニョが警告を受けるなど激しい立ち上がりに。12分には川崎の攻撃から最後は左サイドのマルシーニョがシュートを放つも、この日先発となったGK武田がキャッチする。 15分には川崎にアクシデント発生。空中戦で競り合った際に佐々木が負傷によってプレーを続けられず、ファンウェルメスケルケン際が緊急出場となった。 23分には左サイドの攻撃から最後は河原が鋭いミドルシュートを狙ったが、惜しくも枠外へ。一方の名古屋も25分に分厚い攻撃から永井がコントロールシュートも、バー直撃となった。 後半も立ち上がりから睨み合いが続いたが58分、ついにスコアが動く。ピッチ左で川崎がFKを得ると、三浦の蹴ったボールに高井が高さを活かしたヘディングシュートを叩き込み先制に成功。VARの結果、オフサイドも認められなかった。 畳み掛ける川崎は67分、左サイドのマルシーニョがワンタッチで浮かしたパスに、三浦が反応。ボックス内に進入して絶妙のグラウンダークロスを送ると、走り込んだ山田が冷静に押し込み追加点を記録した。 後半攻めあぐねる名古屋は73分、山中と山岸を投入。打開を図るが勢いに乗る川崎を止められず、79分には橘田のクロスにボックス中央の山田が頭で合わせると、一度はポストに当たるもこぼれ球を拾った山内が落ち着いたボールコントロールからゴールに流し込み、自身にとってプロ初ゴール、チームにとって決定的な3点目を挙げた。 意気消沈の名古屋に対して攻め続ける川崎は88分、右サイドでボールを持った山内が切れ味鋭いドリブルでボックス内に進入。低いクロスに対して走り込んだ宮城がバックヒールで合わせて4点目となった。 その後も巧みにボールを動かす川崎は名古屋の反撃を許さず、4-0のままタイムアップ。長谷部監督がリーグ戦初陣の川崎にとって、これ以上ない完璧な勝利になった。一方の名古屋は最後まで思うような攻撃を披露できず、厳しい敗戦となっている。 川崎フロンターレ 4-0 名古屋グランパス 【川崎F】 高井幸大(後13) 山田新(後22) 山内日向汰(後34) 宮城天(後43) 2025.02.15 17:10 Sat川崎フロンターレの人気記事ランキング
1
ACLEのベスト8が決定!日本からは横浜FMと川崎F、サウジアラビアの3強も勝ち上がり…準々決勝以降はサウジアラビアで集中開催【ACLE2024-25】
AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)のラウンド16の全日程が終了。ベスト8が出揃った。 新フォーマットで行われたACLE。西地区、東地区のラウンド16が全て終了した。 Jリーグ勢では、リーグ連覇中のヴィッセル神戸、2023年の天皇杯王者の川崎フロンターレ、2023年のリーグ2位の横浜F・マリノスが出場していた。 11日、横浜FMはひと足先に上海海港(中国)と対戦。1stレグをアウェイで0-1と制していた中、ホームで行われた2ndレグでも強さを見せ、4-1で快勝。2戦合計5-1でベスト8に駒を進めた。なお、アンデルソン・ロペスは現在得点ランキングでトップに立っている。 12日、川崎Fはホームで上海申花(中国)と対戦。アウェイでの1stレグで1-0と敗れていたが、この試合では攻撃陣が躍動。佐々木旭のゴールで追いつくと、エリソンのゴールで後半に逆転。その後2点を追加し、4-0で勝利。2戦合計4-1で、逆転でのベスト8入りを果たした。 一方で神戸は1stレグをホームで2-0と勝利していた中、アウェイで光州FC(韓国)と対戦。シーズン開幕前からケガ人が続出し、リーグ戦では未だに勝利がない苦しいシーズンのスタートとなった中、前半に先制を許すと終盤の85分には岩波拓也が痛恨のハンド。PKを相手に与えると決められ2戦合計2-2の同点に。延長戦に入ると、118分にミドルシュートを決められ3-0。2戦合計3-2で敗れ、ベスト16で敗退となった。 東地区の残り1チームはジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)を下したブリーラム・ユナイテッド(タイ)がベスト8に進出した。 一方で西地区ではサウジアラビア勢が躍動している。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド擁するアル・ナスルがイランのエステグラルと対戦。1stレグはゴールレスドローだったが、ホームでの2ndレグではジョン・デュランの2ゴール、C・ロナウドのゴールで3-0と勝利。2戦合計3-0でベスト8に進出した。 また、サウジアラビア王者であるアル・ヒラルはウズベキスタンのパフタコールと対戦。1stレグはアウェイで1-0と敗れていたが、2ndレグでは4-0と圧勝。2戦合計4-1でこちらもベスト8入りを果たした。 さらに、アル・アハリ・サウジはカタールのアル・ラーヤンと対戦。1stレグで1-3と快勝すると、2ndレグでもリヤド・マフレズの2ゴールで2-0と勝利し、2戦合計5-1でベスト8入り。残りの1枠は、UAEのアル・ワスルを下したカタールのアル・サッドが2戦合計4-2で勝利し、ベスト8に進出した。 なお、準々決勝以降はサウジアラビアでの集中開催に。2025年4月25日から5月4日まで行われ、東西関係なく1試合制のノックアウト方式で開催となる。 <h3>◆ACLエリート 準々決勝進出チーム</h3> 【東地区】 川崎フロンターレ(日本) 横浜F・マリノス(日本) 光州FC(韓国) ブリーラム・ユナイテッド(タイ) 【西地区】 アル・ヒラル(サウジアラビア) アル・ナスル(サウジアラビア) アル・アハリ・サウジ(サウジアラビア) アル・サッド(カタール) 2025.03.12 23:45 Wed2
雨降りしきる中、攻勢に出た川崎Fが4ゴールで逆転ベスト8! 佐々木旭の1G1Aなど上海申花を退け、2017年以来の8強【ACLE2024-25】
12日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)ラウンド16・2ndレグの川崎フロンターレvs上海申花(中国)が等々力陸上競技場で行われ、4-0で勝利。2戦合計4-1で勝利し、ベスト8に駒を進めた。 1stレグは、オウンゴールにより上海申花が1-0で勝利していた中、川崎Fは逆転のためには最低でも90分での勝利が必要となる状況でホームゲームを迎えた。 川崎Fは1stレグから3名を変更。ファンウェルメスケルケン際、山本悠樹、山田新に代わり、佐々木旭、大島僚太、エリソンを起用した。大島は2024年11月以来の復帰戦となる。 雨が降る中で迎えた一戦。立ち上がりから川崎Fはボールを保持し、上海申花ゴールに迫っていく展開に。相手にボールを持たせず、すぐにプレスをかけて回収し、攻撃の時間を長くしていく。 すると18分、左サイドから中央へパスを送ると。伊藤達哉からのパスを受けた脇坂泰斗がボックス手前で右足シュート。ゴール左に飛ぶが、GKバオ・ヤーションがわずかに触ってセーブ。ただ、CKではなくゴールキックとなる。 スリッピーなピッチだが、逆にボールを繋ぐ川崎Fにとってはスピードが出て良いリズムを産むことに。21分には右サイドを仕掛けた佐々木がグラウンダーのクロス。これを走り込んだ大島がボックス内でダイレクトシュートも、GKがセーブする。 攻撃を続ける川崎Fは24分、右サイドでパスを受けた佐々木がパスの出しどころを探しながらカットイン。ボックス手前で左足を振り抜くと、ニアサイドに無回転の強烈なシュートが突き刺さり先制。2戦合計で追いつくことに成功する。 押し切った川崎Fはその後も攻撃の手を緩めず。34分には右CKからの脇坂のクロスをエリソンがヘッド。こぼれ球にマルシーニョが詰めるとGKがセーブ。ただ、こぼれ球を高井幸大が詰めるが、エリソンが競った際にチャン・シンイチに乗っかってしまったところがファウルを取られてゴールは認められない。 2戦合計タイスコアで迎えた後半。前半は川崎Fに押し込まれていた上海申花だが、後半は打って変わって後世に。63分には右サイドを仕掛けたジョアン・カルロス・テイシェイラがボックス内右からグラウンダーのクロス。これをサウロ・ミネイロが合わせにいくが、高井がブロックする。 すると64分、佐々木が右サイドを持ち上がり、周りを見ながら時間を作ると浮き球のパス。これをボックス内でエリソンがダイレクトで合わせてゴール。川崎Fが2-0とし、2戦合計2-1と逆転に成功する。 リードを奪った川崎Fは68分、左サイドでマルシーニョ、脇坂、大島が絡んで崩すと、大島のスルーパスに反応したマルシーニョがボックス内左を抉って折り返し、最後は伊藤がダイレクトで流し込み、リードを2点に広げた。 さらに攻勢を止めない川崎F。74分には左サイドから攻め込むと、ファーに流れたボールを繋いで佐々木がボックス内右からクロス。これをファーサイドで脇坂がダイレクトボレーで合わせるが、シュートは左ポストに嫌われる。 川崎Fは大島、伊藤、エリソンを下げて山本、家長昭博、山田を投入。すると78分、上海申花は左サイドからチャン・シンイチがグラウンダーの鋭いクロスを入れると、ニアでサウロ・ミネイロが合わせるが、GK山口瑠伊がセーブする。 84分、川崎Fは右サイドから崩すことに。佐々木がボックス右でキープすると、ヒールパスで家長を使う。家長は得意のボディフェイントで相手DFを翻弄。家長は右足でシュートを狙うが、右隅に飛んだシュートをセーブされてしまう。 それでも攻勢を止めない川崎Fは後半アディショナルタイムに右サイドから崩すと、マルシーニョがボックス内でコントロールが乱れるもしっかりと決めて4点目。終わってみれば、川崎Fが4ゴールで快勝を収め、2戦合計4-1と逆転勝利で2017年以来のベスト8進出を決めた。 川崎フロンターレ 4-0(AGG:4-1) 上海申花 【川崎F】 佐々木旭(前24) エリソン(後19) 伊藤達哉(後23) マルシーニョ(後46) <span class="paragraph-title">【動画】佐々木旭の強烈ミドル、エリソンのボレー、川崎Fらしい崩しから伊藤達哉</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1899770843061772622?ref_src=twsrc%5Etfw">March 12, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1899784886094839900?ref_src=twsrc%5Etfw">March 12, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1899786702069145626?ref_src=twsrc%5Etfw">March 12, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1899791406924759146?ref_src=twsrc%5Etfw">March 12, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.12 20:54 Wed3
「やっと出せた」らしさが全面に出たフロンターレがベスト8進出、長谷部茂利監督「このまま前進、上り詰めたい」
川崎フロンターレの長谷部茂利監督が上海申花戦を振り返った。 12日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)ラウンド16・2ndレグの川崎フロンターレvs上海申花(中国)が等々力陸上競技場で行われ、4-0で勝利。2戦合計4-1で勝利し、ベスト8に駒を進めた。 ビハインドでスタートした試合。佐々木旭の強烈なシュートで同点に追いつくと、後半はエリソンのゴールで逆転。さらに見事な崩しから伊藤達哉が3点目を決めると、後半アディショナルタイムにはマルシーニョがダメ押しゴール。4-0で勝利し、2戦合計4-1で2017年以来となるベスト8に進出した。 試合後、『DAZN』のフラッシュインタビューに応じた長谷部監督は「やっと出せました。彼ららしいプレー、質、そして結果を出せたと思っています」と、フロンターレらしさを出して戦えたと語った。 具体的には「4点取ったので攻撃面は良かったですが、今年取り組んでいる守備のところ、また切替のところと、あらゆる局面で自分たちの良さを出せました」と攻守にわたって良いポイントがあったとし。 1点目の佐々木のゴールのシーンではガッツポーズもしていた長谷部監督。「1点目というのと、私の目から重なってシュートが見えてすごいシュートだったので、少し驚きもありました」と、驚くシュートだったと振り返った。 これで2017年以来となるベスト8。鬼木達監督(鹿島アントラーズ)が積み上げ、昨シーズンまで在籍した選手たちが積み上げたものを生かして、進んでいきたいとした。 「前監督、前所属選手、結果に至る前の段階で作っていただいたことに感謝しつつ、それを無駄にせずに前進できているので、このまま前進、上り詰めたいという思いです」 <span class="paragraph-title">【動画】フロンターレらしさ溢れる4ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1899770843061772622?ref_src=twsrc%5Etfw">March 12, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1899784886094839900?ref_src=twsrc%5Etfw">March 12, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1899786702069145626?ref_src=twsrc%5Etfw">March 12, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1899791406924759146?ref_src=twsrc%5Etfw">March 12, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.12 22:10 Wed4
「全員の力のおかげ」見事なダイレクトシュートでチームをベスト8に導いた川崎Fのエリソン、上海申花戦の勝利を喜ぶ「大きな勝利を掴めた」
川崎フロンターレのFWエリソンが上海申花戦を振り返った。 12日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)ラウンド16・2ndレグの川崎フロンターレvs上海申花(中国)が等々力陸上競技場で行われ、4-0で勝利。2戦合計4-1で勝利し、ベスト8に駒を進めた。 この試合で先発したエリソンは前半から攻守にわたって積極的なプレーを見せていた中、1-0で迎えた64分に佐々木旭のクロスをダイレクトで合わせて追加点。2戦合計2-1と逆転するゴールを決める活躍を見せた。 チームは4-0で勝利し、2戦合計4-1で2017年以来となるベスト8進出が決定した。 試合後、『DAZN』のフラッシュインタビューに応じたエリソンは、「勝利はすごく嬉しいし、チーム全員がこの勝利に値すると思う。ベスト8進出とということで、大きな勝利を掴むことができた」とコメント。「ここにいる皆さん全員の力のおかげだと思う」と、寒空で雨も激しく降る中で応援を続けたファン・サポーターへもメッセージを送った。 逆転突破が必要だった試合。エリソンはこの試合への思いも語った。 「監督から立ち上がりからとにかく行こうと言われていた。自分もそこに集中してうまく入ることができた。自分はチームメイトのため、チームのためにできることをやって戦っている」 「チームメイトを鼓舞して、チームメイトもより強い気持ちで走って戦ってくれたと思う。全員の力が結果につながったと思う」 <span class="paragraph-title">【動画】佐々木旭の浮き球パスをエリソンがダイレクトで蹴り込む</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1899784886094839900?ref_src=twsrc%5Etfw">March 12, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.12 21:35 Wed5