ウディネーゼに引き分け止まりも首位に立つ現状をコンテ監督は「並外れたこと」と特別視
2025.02.10 10:45 Mon
ナポリのアントニオ・コンテ監督が9日に行われ、1-1で引き分けたセリエA第24節ウディネーゼ戦を振り返った。
2戦連続ドローで足踏みとなった中、コンテ監督は首位に立つ現状を特別視した。
「我々が苦労したのは大きなチャンスを生かせなかったこと。そしてリードを奪った後、すぐにウディネーゼに点を取られて巻き返されたことだ。今日の試合は勝ち点1以上に値するものだった。後半は徐々に勢いがなくなったが、前半は多くのチャンスを作り、試合をコントロールしていた。そのチャンスを生かせないと問題が起きる。とはいえ、ウディネーゼはとてもフィジカルの強いチームで、質の高い選手も居る。おそらくすぐにビッグクラブへ移籍する選手が居るだろう。ルッカのような空中戦を支配し、常に脅威となる選手が居た」
PR
前節ローマとの太陽ダービーを引き分けに持ち込まれて連勝が7でストップした首位ナポリ。勝利を取り戻すべく臨んだウディネーゼ戦では立ち上がりから押し込むと、37分にMFスコット・マクトミネイのヘディングシュートで先制した。しかし3分後にMFユルゲン・エケレカンプのゴラッソミドルで追いつかれると、後半は好機を作りきれず1-1のままタイムアップとなった。「我々が苦労したのは大きなチャンスを生かせなかったこと。そしてリードを奪った後、すぐにウディネーゼに点を取られて巻き返されたことだ。今日の試合は勝ち点1以上に値するものだった。後半は徐々に勢いがなくなったが、前半は多くのチャンスを作り、試合をコントロールしていた。そのチャンスを生かせないと問題が起きる。とはいえ、ウディネーゼはとてもフィジカルの強いチームで、質の高い選手も居る。おそらくすぐにビッグクラブへ移籍する選手が居るだろう。ルッカのような空中戦を支配し、常に脅威となる選手が居た」
「繰り返すが、自分たちの進歩だけに集中すべきだ。そして我々がここまでやって来たことと現実を混同してはいけない。我々は並外れたことをやっている。本当に並外れたことだ。今日は引き分けたが、9試合負けなしだ。自信を持つべきだ」
PR
アントニオ・コンテの関連記事
ナポリの関連記事
セリエAの関連記事
記事をさがす
|
アントニオ・コンテの人気記事ランキング
1
長年ナポリを支えるも契約解除…33歳マリオ・ルイの新天地は欧州外か 別大陸で2クラブが契約を争う
元ポルトガル代表DFマリオ・ルイ(33)との契約を巡り、2クラブが激しく競っているという。 2011年にベンフィカからパルマへ移籍して以降、長らくカルチョでキャリアを紡いできたマリオ・ルイ。一時期ローマにも在籍したが、ナポリ歴が最も長く、17-18シーズンの加入から昨年12月まで7シーズン半プレーした。 その過程でクラブ33年ぶりスクデットに貢献し、通算227試合出場。しかし、今季のアントニオ・コンテ体制で構想外となり、年末に契約を解除…どうやら欧州を離れ、米国メジャーリーグ・サッカー(MLS)へ向かうという。 イタリア『カルチョメルカート』によると、イースタン・カンファレンス(東地区)のアトランタ・ユナイテッド、ウェスタン・カンファレンス(西地区)のダラスが、マリオ・ルイとの契約を巡って争奪戦の最中。現段階ではどちらに転ぶかまだ判断材料がないとのことだ。 2025.02.06 20:30 Thu2
後半AT被弾で追いつかれたナポリ、コンテ監督は「92分までノープレッシャーだった」と悔やむ
ナポリのアントニオ・コンテ監督が2日に行われ、1-1で引き分けたセリエA第23節ローマ戦を振り返った。 7連勝で迎えたローマとの太陽ダービー。敵地に乗り込んだナポリがボールを持つ流れとなった中、29分にDFレオナルド・スピナッツォーラの恩返し弾で先制に成功した。 後半も主導権を握っていたナポリだったが、後半追加タイムにDFアンヘリーニョに同点弾を決められ引き分けに終わってしまった。 勝ち点2を逃した中、コンテ監督はこの試合を今後の教訓としたいと悔やんだ。 「ローマとのアウェイ戦であり、引き分けは悪い結果ではない。ここで彼らは7連勝していたからね。しかし我々は92分までノープレッシャーだった。だから苦い思いをしてここを去るのは当然だ。ローマが終盤の同点弾で狂ったように喜んでいた姿を見れば、我々がここで重要なことをしていたと理解できる。あの状況ではもっとうまくやれた。アンヘリーニョはフランクフルト戦で同じようなゴールを決めており、ビデオで研究していたからだ。とはいえ、こういうことは起こるものだ。これは選手たちの成長過程の一部だ。我々は自分たちのやっていることを徐々に改善し、満足しながら前進する」 勝ち点1獲得に留まったナポリは1試合消化の少ないインテルとの3ポイント差を広げることができなかった。 2025.02.03 11:30 Mon3
古巣ユーベにリーグ初黒星を与えたコンテ監督「自信が高まった」
ナポリのアントニオ・コンテ監督が25日に行われ、2-1で逆転勝利したセリエA第22節ユベントス戦を振り返った。 前節アタランタとの上位対決を制して6連勝とした首位ナポリ。迎えたコンテ監督の古巣ユベントス戦ではハーフタイム間際の43分にFWランダル・コロ・ムアニにゴールを許して追う展開に。 それでも後半に攻勢を仕掛けると、57分にMFアンドレ=フランク・ザンボ・アンギサのヘディングシュートで同点に。そして69分、MFスコット・マクトミネイがボックス内で倒されてPKを獲得。これをFWロメル・ルカクが決めて逆転勝利とした。 ユベントスに今季のリーグ戦初黒星を与え、7連勝として首位を堅守したコンテ監督は現在のチームに自信を深めている。 「無敗で優秀な選手を揃え、1月の移籍市場でも強化を続ける素晴らしいチームを相手にエクセレントなパフォーマンスだった。この勝利は我々に大きな満足感を与えてくれる。ハードワークが報われることを証明できた。昨日、オリベラを負傷で失ったが、ハードワークとメンタルで埋めることができる。絶対的な信頼を寄せられる選手たちが居るのは幸運だ」 「アタランタとユベントスに連勝したことで自信が高まった。致命傷になりかねない事態(クワラツヘリアの移籍)だったが、我々は憐れむことなく状況に対応した。選手たちは自分たちがやっていることに絶対の自信を持っている。昨季のナポリとの違いはスタッツを見れば明らかだ。インテルやアタランタ、ユベントスとは大きな差があったはずだ。しかし我々はその状況を逆転させた」 2025.01.26 11:00 Sun4
トッテナムが24歳DFスペンスとの契約を2028年まで延長!
トッテナムは16日、イングランド代表DFジェド・スペンス(24)と新契約を締結したことを発表した。新たな契約期間は2028年6月30日までとなる。 ノッティンガム・フォレストで台頭したアスリート型のサイドバックであるスペンスは、2022年夏にミドルズブラから完全移籍で加入。しかし、守備の貢献や戦術理解度の問題で適応に苦戦し、当時指揮を執っていたアントニオ・コンテ監督の信頼を得られず、昨年1月にはスタッド・レンヌへレンタル移籍に出された。 また、アンジェ・ポステコグルー監督の下でもプレシーズンで良いアピールができず、2023-24シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズ・ユナイテッドへ武者修行に出たが、負傷もあって主軸の座は掴めず。今冬にレンタル先をジェノアへ変更すると、公式戦16試合に出場した。 今夏にはジェノアが買い取りを検討していると噂されたが、トッテナム残留となったスペンスは、今季ここまで4試合に出場。9月19日に行われたEFLカップ3回戦のコヴェントリー戦では、移籍後初ゴールを記録していた。 2024.10.17 07:30 Thu5
ペッレグリーニはローマ退団へ? ラニエリ監督「オファーがあれば、我々はそれを評価するつもり」
ローマのイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニ(28)に退団の可能性が浮上している。 ローマ生まれでローマの下部組織出身のペッレグリーニは、サッスオーロから完全移籍で帰還後は中盤の主力に定着。さらに、DFアレッサンドロ・フロレンツィ、FWエディン・ジェコの退団後にはジャッロロッシのカピターノを務めてきた。 しかし、近年は細かい負傷や一貫性のないパフォーマンスに加え、その内向的な性格は強烈なリーダーシップを有したフランチェスコ・トッティ、ダニエレ・デ・ロッシといったローマ人の偉大なカピターノを求めるロマニスタの不興を買うことが多く、指揮官交代やチームの不振時にたびたび強い反発を招いてきた。 今シーズンに関してはクラウディオ・ラニエリ監督の就任後に主力としての活躍が期待されたが、コンディションが上がってきた現状においても同じローマ人の指揮官はカピターノの起用に消極的な姿勢を示している。 そんななか、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はナポリのイタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリ(24)の獲得レースに参戦中のローマは、アントニオ・コンテ監督が評価するペッレグリーニを交渉材料に、獲得レースを優位に進める考えがあると報じる。 29日に行われるセリエA第18節のミラン戦に向けた会見に出席したラニエリ監督は、その場でメルカートについて言及。 「フンメルス、ディバラ、パレデスは将来ローマに残り、重要な役割を果たすだろうと確信している」、「我々はアレクシス・サーレマーケルスを残したい」と現有戦力の重要性を強調した。 一方で、ペッレグリーニに関しては「ロレンツォ・ペレグリーニはローマを去るかもしれない。彼が我々と一緒にいてくれることを願っているし、彼はここに留まって幸せであるはずだ。ただ、オファーがあれば、我々はそれを評価するつもりだ」と適切なオファーが届いた場合、クラブとしてそれを評価する意思があることを認めた。 なお、2026年までの現行契約で年俸600万ユーロ(約9億8000万円)を受け取っているとされる同選手に対して、ローマは現時点で半額程度の条件の延長オファーを受け入れない場合、売却に踏み切る姿勢を示している模様。 また、ナポリ以外ではフィオレンティーナといった国内クラブが興味を示しており、今冬あるいは来夏に永遠の都を離れる可能性は高い。 2024.12.27 22:40 Friナポリの人気記事ランキング
1
ナポリがミランFWオカフォーを買取OP付きレンタルで獲得
ナポリは3日、ミランのスイス代表FWノア・オカフォー(24)を買い取りオプション付きレンタルで獲得したことを発表した。レンタル料は150万ユーロ(約2億4000万円)、今季終了後に買い取る際の移籍金は2350万ユーロ(約37億6000万円)となっている。 2023年夏にザルツブルクからミランに加入したオカフォーは昨季、セリエA28試合6ゴール2アシストとバックアッパーながらまずまずのスタッツを記録。しかし今季はパウロ・フォンセカ前監督、セルジオ・コンセイソン現監督に評価されず、ここまで公式戦17試合(うち先発は7試合)出場1ゴール2アシストに終わっていた。 この冬にはライプツィヒへの移籍が決まりかけていたが、メディカルチェックに引っかかり破談となっていた。 ナポリではFWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)がパリ・サンジェルマン(PSG)に旅立った中、さまざまなターゲットが浮上していたが、オカフォーが後釜となった。 2025.02.04 08:00 Tue2
長年ナポリを支えるも契約解除…33歳マリオ・ルイの新天地は欧州外か 別大陸で2クラブが契約を争う
元ポルトガル代表DFマリオ・ルイ(33)との契約を巡り、2クラブが激しく競っているという。 2011年にベンフィカからパルマへ移籍して以降、長らくカルチョでキャリアを紡いできたマリオ・ルイ。一時期ローマにも在籍したが、ナポリ歴が最も長く、17-18シーズンの加入から昨年12月まで7シーズン半プレーした。 その過程でクラブ33年ぶりスクデットに貢献し、通算227試合出場。しかし、今季のアントニオ・コンテ体制で構想外となり、年末に契約を解除…どうやら欧州を離れ、米国メジャーリーグ・サッカー(MLS)へ向かうという。 イタリア『カルチョメルカート』によると、イースタン・カンファレンス(東地区)のアトランタ・ユナイテッド、ウェスタン・カンファレンス(西地区)のダラスが、マリオ・ルイとの契約を巡って争奪戦の最中。現段階ではどちらに転ぶかまだ判断材料がないとのことだ。 2025.02.06 20:30 Thu3
クワラツヘリアの後釜確保が難航のナポリ、ミランFWオカフォーを代案に準備か
ナポリがミランのスイス代表FWノア・オカフォー(24)に迫っているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じた。 ジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)をパリ・サンジェルマン(PSG)へ放出したものの、いまだ後釜を確保できていないナポリ。さまざまなターゲットが浮かび上がったなか、移籍市場閉幕が迫りアル・アハリからフェネルバフチェへレンタル移籍中のフランス人FWアラン・サン=マクシマン(27)と個人合意に達したという報道が出た。 レンタル加入を目論むものの、保有元のアル・アハリ、現レンタル先のフェネルバフチェを巡って事態は複雑化。代わる選択肢としてオカフォーに目をつけたようで、同じく興味を示していたアタランタを上回って個人間合意に達したという。 ミランとは移籍方式について交渉中。買い取りオプション付きのレンタル移籍で話を進め、他の取引が成立しなかった場合の準備を進めているようだ。 今冬はRBライプツィヒ移籍へと迫ったオカフォーだが、メディカルチェックをパスできず白紙に。ミランは引き続き放出する意向で、前線補強を望むトッテナムなどからの関心も報じられた。 2023年7月にザルツブルクからミランへと加わった24歳FW。加入してから序列を覆すことはできておらず、今シーズンは公式戦17試合で1ゴール2アシストにとどまっている。 2025.02.03 23:00 Mon4
ターンオーバー敢行で首位ナポリに土壇場ドローのローマ、ラニエリ監督は「疲れ切ってしまう」と主力ベンチスタートを説明
ローマのクラウディオ・ラニエリ監督が2日に行われ、1-1で引き分けたセリエA第23節ナポリ戦を振り返った。 ヨーロッパリーグのフランクフルト戦から中2日のローマは、FWパウロ・ディバラやFWアルテム・ドフビクをベンチスタートに。ターンオーバーを敢行した中、ナポリに押し込まれる展開で推移すると、29分にDFレオナルド・スピナッツォーラに恩返しゴールを被弾してしまう。 後半に入って半ばにドフビクを、終盤にディバラを投入すると、後半追加タイムにワンチャンスで追いつき引き分けに持ち込んだ。 値千金の勝ち点1獲得としたラニエリ監督はターンオーバー採用の理由を説明した。 「木曜の夜に試合をしていて同じ選手を使うことはできない。そうしないと選手たちが疲れ切ってしまう。私は全選手に全幅の信頼を置いている。多くの選手が入れ替わることでチームの仕組みは同じにはならない。トレーニングで改善する時間もないが、フレッシュさを保つために6選手を入れ替えたのは正しいことだと思った」 また、3日後のコッパ・イタリア準々決勝ミラン戦を見据えてのことかと聞かれると、「我々は毎試合頑張らなければならない。この大会を狙っていると言ってファンを騙すわけにはいかない。我々が約束できるのは毎試合ベストを尽くすということだけだ」とナポリ戦に照準を当てていなかったわけではないと断言した。 2025.02.03 11:10 Mon5