劇的勝利でFAカップ勝ち上がりも、アモリム監督「良い結果だが、良いパフォーマンスではなかった」

2025.02.08 15:14 Sat
勝利も内容に不満示したアモリム監督
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勝利も内容に不満示したアモリム監督
マンチェスター・ユナイテッドルベン・アモリム監督が、劇的勝利を飾ったレスター・シティ戦を冷静に振り返った。プレミアリーグでは直近のクリスタル・パレス戦で完敗し、13位と低空飛行が続くユナイテッド。7日に行われたFAカップ4回戦ではここ最近結果が出ていないオールド・トラッフォードにレスターを迎え撃ち、2-1の逆転勝利を収めた。

新戦力のMFパトリック・ドルグをデビューさせた一方、守護神アンドレ・オナナの起用を含めほぼベストメンバーを起用して臨んだなか、前半終盤に先制点を許す厳しい入りに。それでも、68分には途中投入のFWジョシュア・ザークツィーのゴールで同点に追いつくと、延長戦突入濃厚化に思われた後半アディショナルタイムには完全にオフサイドに見えたものの、VAR不採用のレギュレーションにも救われたDFハリー・マグワイアの逆転ゴールが決まって劇的勝利を収めた。
同試合後、アモリム監督はクラブ公式チャンネルのインタビューを通じてこの一戦を振り返った。

後半アディショナルタイムでの劇的ゴールを受け、インタビュアーからサー・アレックス・ファーガソン監督時代の“ファギータイム”というワードも投げかけられたが、試合内容に不満だったポルトガル人指揮官はつれない様子で勝って反省の弁を述べた。
「最後まで信じなければならないが、これは“ファギータイム”とは何の関係もない。ボールを持っていても持っていなくても、もっと頑張らなければならないと思う。序盤、特に前半はエネルギーがなかった。後半は少しスピードを上げてセカンドボールを奪い、少しだけいいプレーができた。その後、なんとか形勢を逆転させ、良い結果にはなったが、良いパフォーマンスではなかった」

その原因については「すべて」と自身の采配を含めチーム全体の問題だと強調。

「監督が第一の責任を負う。チームがパフォーマンスを発揮せず、改善しない場合は、監督の責任だ。しかし、我々は試合を見て、分析し、次の試合に向けて改善しようとするためにここにいる」

「(ガルナチョが本来のポジションに戻ったことで状態が改善された)という意見には同意しない。ガルナチョはダロトと時々ポジションを入れ替えた。ダロトは内側でプレーし、ガルナチョは外側でプレーした。試合を見れば、ボールコントロール、ボールを持つこと、そして最初のプレッシャーでボールを手放さないことが大事な場合がある。小さなこと、大きなこと、それがすべてだ」

さらに、昨シーズンのエリク・テン・ハグ前体制同様にFAカップのタイトルが厳しいシーズンを救うことになるかとの意見に対しても、苛立ち気味の指揮官は真っ向から否定。チームとしてすべての局面での改善が必要だと語った。

「(FA)カップの勢いでシーズンを救うことだけに集中することはできない。それは私のフットボール観ではないし、マンチェスター・ユナイテッドの見方でもない」

「すべてだ。パフォーマンス、結果だ。今シーズンの終わりのことは考えていない。決勝戦はシーズンの終わりだから。そんなことは気にしない。その瞬間が大事だ」

「その瞬間は明らかに十分ではない。良い結果だ。次の段階に進む。準備する時間は1週間あるが、今日は良い日ではなかった」

なお、ユナイテッドは次節、同じく低空飛行が続くトッテナムとの不調対決に臨む。

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