J3入会の高知、25歳主将DF小林大智が契約更新! 「新たな歴史を作れるように挑戦し続けます!!」
2024.12.31 18:30 Tue
高知DF小林大智が来季継続
高知ユナイテッドSCは31日、DF小林大智(25)の契約更新を発表した。
小林は大阪府の出身で、作陽高校、桃山学院大学を経て2021年にヴァンラーレ八戸でプロ入り。2023年に高知へ移籍した。
加入2年目はキャプテンを務め、2位に終わった日本フットボールリーグ(JFL)で22試合に出場。大一番となったJ3・JFL入れ替え戦の2試合ともにフル出場し、第2戦ではJ3リーグ参入を手繰り寄せる貴重な先制点をアシストした。
来シーズンも高知で迎えることが決まり、個人としては八戸時代以来のJ3に再挑戦となる小林。クラブを通じてコメントしている。
「まずは今シーズン皆さんの素晴らしい声援とサポートのおかげで目標であった『昇格』を果たすことができました。本当にありがとうございました」
「厳しい戦いが続くシーズンになると思いますが、チャレンジャー精神を忘れずに、勇敢に立ち向かう姿で見ている人達に勇気を与えられるように頑張ります!! 来シーズンも応援よろしくお願いします! 良いお年を!」
小林は大阪府の出身で、作陽高校、桃山学院大学を経て2021年にヴァンラーレ八戸でプロ入り。2023年に高知へ移籍した。
加入2年目はキャプテンを務め、2位に終わった日本フットボールリーグ(JFL)で22試合に出場。大一番となったJ3・JFL入れ替え戦の2試合ともにフル出場し、第2戦ではJ3リーグ参入を手繰り寄せる貴重な先制点をアシストした。
「まずは今シーズン皆さんの素晴らしい声援とサポートのおかげで目標であった『昇格』を果たすことができました。本当にありがとうございました」
「高知県民の一体感とサッカー熱をもっと大きな盛り上がりに変えていけるように、しっかりと地に足をつけて、新たな歴史を作れるように挑戦し続けます!!」
「厳しい戦いが続くシーズンになると思いますが、チャレンジャー精神を忘れずに、勇敢に立ち向かう姿で見ている人達に勇気を与えられるように頑張ります!! 来シーズンも応援よろしくお願いします! 良いお年を!」
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関東サッカーリーグ2部のEDO ALL UNITEDは6日、4選手の加入を発表した。 まず、昨年11月にカマタマーレ讃岐との契約満了が発表されていたFW小山聖也(21)。山口県出身で、2022年に讃岐でトップ昇格後、J3リーグ通算29試合に出場した経験を持つ。 DF藪中海皇(23)は北海道出身で、2024シーズンに大卒でいわてグルージャ盛岡へ入団も、J3リーグ出場1試合、JFL降格で初年度を終え、1年での契約満了が発表されていた。 DF加藤成悟(22)は東京都出身で、2024シーズンに拓殖大学から高知ユナイテッドSCへ入団。JFLからJ3リーグへの入会を果たしたチームで公式戦出場はなく、1年での退団となっていた。 同じくJ3入会の栃木シティを離れたMF丹羽一陽(26)もEDO ALL UNITEDへ。2021〜23年にヴァンラーレ八戸でJ3通算72試合出場、昨季栃木C入りも1年での契約満了が発表されていた。 EDO ALL UNITEDは元日本代表MF本田圭佑が発起人となって設立された新興クラブで、2025シーズンから関東2部へ昇格する。 2025.01.06 14:40 Mon4
クラブ名変更にライバルとの統合…南国高知FCはアイゴッソ高知へ、そして高知ユナイテッドSCへ【JFL高知の歩み】
NPB(プロ野球)球団がなくとも「野球」が根付き、球史に名を残すスターを輩出してきた高知県。一方で「サッカー」では今や6県しかない“Jなし県”のひとつとなり、県出身の現役Jリーガーは1人だけ。2023年夏、「高知ユナイテッドSC」の躍進で、そんな高知県のサッカーに日本全国から注目が集まることとなる。【第2回/全3回|<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=452484" target="_blank">前編</a>、<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=452489" target="_blank">後編</a>に続く】 <span class="paragraph-subtitle">~天皇杯でJ1勢に2連勝~</span> 2023年6月7日、第103回天皇杯2回戦が全国各地で行われ、J1リーグのガンバ大阪は本拠地・パナソニックスタジアム吹田で高知ユナイテッドSC(高知県代表)と対戦。開始4分で先制点を奪われると、41分には追加点も献上し、試合終盤に1点を返すも1-2の敗戦となった。 そう、天皇杯の風物詩“ジャイアントキリング”が成立した瞬間だ。G大阪はJ1制覇2回、アジア制覇1回を誇る関西随一の名門。その本拠地へと乗り込んできた「高知ユナイテッドSC」は県予選を勝ち抜いて天皇杯に出場する日本フットボールリーグ(JFL)所属の社会人チームだ。 「高知から本気でJリーグ!」を合言葉に県勢初のJリーグ参入を掲げる彼らは、2023シーズンのJFLで第26節を終えて6位。来季のJ3参入が「継続審議」とされているなかでも、残り4試合でJ3参入の最低ラインとなる「2位以内確保」を目指して奮闘しているところである。 話を天皇杯での躍進に戻そう。 G大阪撃破という快挙に沸いた高知県。高知は続く3回戦の横浜FC(J1)戦を本拠地・高知県立春野総合運動公園陸上競技場で戦い、この一戦には3000人超が来場。J1クラブのファンにはピンとこないかもしれないが、高知県でサッカーに3000人という集客は大きな数字なのだ。 結果、高知はG大阪に続いて横浜FCも1-0と撃破し、さらに沸き上がる高知県。3試合連続のJ1勢撃破を狙ったラウンド16では川崎フロンターレに敗れたが、今度は春野陸上競技場に7243人が来場。高知県の人口は66万6293人(令和5年10月1日現在)なので、川崎Fファンの存在を考慮しても、高知県民90〜100人に1人は来場した計算となる。 <span class="paragraph-subtitle">〜高知ユナイテッドSCって?〜</span> このように、今シーズンの天皇杯を大いに盛り上げ、地元のファンを大いに沸かせた高知ユナイテッドSC。しかし、彼らはどのような道のりを歩んできたクラブなのか、詳しく知るサッカーファンはあまりいないはずだ。 それもそのはず、高知ユナイテッドSCは前身時代を含め、Jリーグ誕生前の1977年から2018年にかけて40年以上も四国サッカーリーグに所属。この間、四国を代表する社会人の強豪であり続けてきたかと言えばそうでもなく、42年間でリーグ制覇は9回となっている。 それでも、四国から3番目のJクラブとしてカマタマーレ讃岐がJ2参入を果たし、いよいよ高知県が四国4県で唯一の“Jなし県”となった2014年、クラブは「南国高知FC」から「アイゴッソ高知」へと名称を変更。高知県のサッカー界全体がJリーグへの想いを強めるなか、四国リーグ優勝を争うライバルクラブを巻き込んだ変革期へと突入していく。 新生「アイゴッソ高知」は2014年の四国リーグで2位、2015年は3位に終わり、2005年以来の栄冠を逃すことに。2014年は同じ高知県の「高知UトラスターFC」が四国リーグ初制覇を成し遂げ、2015年もアイゴッソ高知を上回る2位という成績を収めている。 この2015年ごろから「アイゴッソ高知」と「高知UトラスターFC」の統合話が持ち上がり、年が明けた16年1月に統合が正式発表。新クラブの母体はアイゴッソ高知側が引き継ぐ(※1)こととなり、ともにJFL参入、Jリーグ参入を目指した高知県の2大クラブが1つになった新しいクラブは「高知ユナイテッドSC」と名付けられた。 (※1)高知UトラスターFCは活動を終え、「KUFC南国」が後継クラブとして四国サッカーリーグに参戦(2016〜) その後、「高知ユナイテッドSC」は1年目の2016年こそ四国リーグ2位に甘んじるも、優勝したFC今治のJFL昇格にも助けられ、2017〜19年にかけて3連覇を達成。四国における地位を確固たるものとする。 そして3連覇達成の2019年、高知は毎年11月に開催される全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)で2位となり、JFL昇格が決定。高知県は、長い長い年月をかけ、とうとう令和元年に全国リーグ(JFL)の舞台までクラブを送り込んだ。 ◆「高知県にJリーグを」目指すは来季のJ3参入!「残り4試合戦い抜きます」【JFL高知の歩み/第3回(全3回)】に続く 2023.11.02 21:00 Thu5
