前回王者・青森山田が初戦敗退…大森風牙の2発で逃げ切った高川学園が3回戦進出【全国高校サッカー選手権大会】
2024.12.31 13:48 Tue
第103回全国高校サッカー選手権大会2回戦、青森山田(青森)vs高川学園(山口)が31日にNACK5スタジアム大宮で行われ、1-2で高川学園が勝利した。
2回戦から登場の前回王者・青森山田と、同じく2回戦から登場の高川学園による一戦。
青森山田が押し込む立ち上がりとなった中、10分を過ぎて高川学園が反撃に転じると、20分にはDF柿本陽佑のボレーで枠内シュートをマーク。
それでも26分にストロングポイントであるDF小沼蒼珠のロングスローで流れを引き戻した青森山田がハーフタイムにかけては一進一退の攻防に持ち込み、ゴールレスで前半を終えた。
迎えた後半開始1分過ぎ、青森山田がゴールに近づく。ボックス手前右からMF別府育真の放ったミドルシュートが左ポストに直撃した。
失点を受けて10番MF谷川勇獅を投入した青森山田だったが攻めあぐねると、高川学園は69分に大森がボックス左から際どいシュートを放って牽制。そして77分、ボックス左で仕掛けたMF行友祐翔が倒されてPKを獲得。このPKを大森が決め、リードを広げた。
その後、パワープレーに出た青森山田は81分に1点差とする。ボックス左で縦に仕掛けた味方のクロスをMF麓萊凜が押し込んだ。
そして追加タイムには遅延行為により柿本が2枚目のイエローカードを受けて10人となった高川学園だったが、2-1で逃げ切り。前回王者・青森山田を下して3回戦へ進出した。
青森山田 1-2 高川学園
【青森山田】
麓萊凜(後36)
【高川学園】
大森風牙(後7)
大森風牙(後33[PK])
2回戦から登場の前回王者・青森山田と、同じく2回戦から登場の高川学園による一戦。
青森山田が押し込む立ち上がりとなった中、10分を過ぎて高川学園が反撃に転じると、20分にはDF柿本陽佑のボレーで枠内シュートをマーク。
迎えた後半開始1分過ぎ、青森山田がゴールに近づく。ボックス手前右からMF別府育真の放ったミドルシュートが左ポストに直撃した。
しかし52分、高川学園がデザインされたセットプレーから先制する。ショートコーナーとトルメンタ(複数の選手がゴール付近で輪になること)を使って揺さぶると、最後はFW大森風牙が押し込んだ。
失点を受けて10番MF谷川勇獅を投入した青森山田だったが攻めあぐねると、高川学園は69分に大森がボックス左から際どいシュートを放って牽制。そして77分、ボックス左で仕掛けたMF行友祐翔が倒されてPKを獲得。このPKを大森が決め、リードを広げた。
その後、パワープレーに出た青森山田は81分に1点差とする。ボックス左で縦に仕掛けた味方のクロスをMF麓萊凜が押し込んだ。
そして追加タイムには遅延行為により柿本が2枚目のイエローカードを受けて10人となった高川学園だったが、2-1で逃げ切り。前回王者・青森山田を下して3回戦へ進出した。
青森山田 1-2 高川学園
【青森山田】
麓萊凜(後36)
【高川学園】
大森風牙(後7)
大森風牙(後33[PK])
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31日、第103回全国高校サッカー選手権大会の2回戦が各地で行われた。 28日に開幕を迎えた高校サッカー選手権。ここで勝利すればベスト16に進出する中、各地で波乱が起こった。 2回戦シードとなっていた前回王者の青森山田(青森)は、NACK5スタジアム大宮で高川学園(山口)と対戦。連覇を目指して登場したが、前半はゴールレスに。すると後半、高川学園の大森風牙に先制を許すと、73分には大森に2点目を許す展開に。2点ビハインドとなった中、76分に麓萊凜が1点を返す。 残りわずかな時間の中で同点を目指したものの1点が遠く、1-2で敗戦。10年ぶりに初戦敗退となり、連覇の夢がいきなり潰えてしまった。 また、フクダ電子アリーナでは、サウサンプトンに加入が内定し、1回戦でハットトリックを達成したU-19日本代表FW高岡伶颯を擁する日章学園(宮崎)が伝統的に堅守が持ち味の矢板中央(栃木)と対戦した。 2回戦も活躍が期待された中、試合は13分に加藤神人のゴールで矢板中央が先制。それでも25分に高岡がゴールを奪い同点とする。しかし、その後ゴールが続かず。60分には朴大温がゴールを決めて矢板中央が勝ち越すと、そのまま逃げ切り2-1で勝利。最注目選手である高岡は2回戦で別れを告げることとなった。 2回戦シード組では、阪南大高(大阪)が新潟明訓(新潟)相手に0-6と圧勝。帝京大可児(岐阜)は大分鶴崎(大分)に5-1、堀越(東京A)が津工(三重)に2-0、流通経済大柏(千葉)が佐賀東(佐賀)に5-0、上田西(長野)が徳島市立(徳島)に2-1、明秀日立(茨城)が近大和歌山(和歌山)に2-0、初出場の東海大相模(神奈川)が草津東(滋賀)に2-1で勝利を収めた。 その他、常連校では静岡学園(静岡)、東福岡(福岡)は順当に勝ち上がり。前橋育英(群馬)は愛工大名電(愛知)に土壇場で追いつかれてしまうも、PK戦の末に勝利。大津(熊本)は、清水エスパルスに加入内定の嶋本悠大のゴールが決勝点となり、1-2で勝利を収め、ベスト16に進出した。 3回戦は1月2日(木)に4会場で開催される。 <h3>◆全国高校サッカー選手権大会</h3> 【2回戦】 ▽12/31(火) 《Aブロック》 ◼︎NACK5スタジアム大宮 [12:05] 青森山田(青森) 1-2 高川学園(山口) [14:10] 新潟明訓(新潟) 0-6 阪南大高(大阪) ■浦和駒場スタジアム [12:05] 静岡学園(静岡) 2-0 高知(高知) [14:10] 東福岡(福岡) 2-0 正智深谷(埼玉) 《Bブロック》 ◼︎味の素フィールド西が丘 [12:05] 帝京大可児(岐阜) 5-1 大分鶴崎(大分) [14:10] 松山北(愛媛) 1-0 龍谷富山(富山) ◼︎駒沢陸上競技場 [12:05] 前橋育英(群馬) 2-2(PK:6-5) 愛工大名電(愛知) [14:10] 津工(三重) 0-2 堀越(東京A) 《Cブロック》 ◼︎県立柏の葉公園総合競技場 [12:05] 流通経済大柏(千葉) 5-0 佐賀東(佐賀) [14:10] 札幌大谷(北海道) 1-2 大津(熊本) ◼︎フクダ電子アリーナ [12:05] 矢板中央(栃木) 2-1 日章学園(宮崎) [14:10] 上田西(長野) 2-1 徳島市立(徳島) 《Dブロック》 ◼︎ニッパツ三ツ沢球技場 [12:05] 明秀日立(茨城) 2-0 近大和歌山(和歌山) [14:10] 東北学院(宮城) 1-0 滝川第二(兵庫) ◼︎Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu [12:05] 東海大相模(神奈川) 2-1 草津東(滋賀) [14:10] 帝京(東京B) v5-0金沢学院大附(石川) 【3回戦】 ▽1/2(木) 《Aブロック》 ◼︎浦和駒場スタジアム [12:05] 東福岡(福岡) vs 阪南大高(大阪) [14:10] 高川学園(山口) vs 静岡学園(静岡) 《Bブロック》 ◼︎駒沢陸上競技場 [12:05] 松山北(愛媛) vs 堀越(東京A) [14:10] 帝京大可児(岐阜) vs 前橋育英(群馬) 《Cブロック》 ◼︎フクダ電子アリーナ [12:05] 矢板中央(栃木) vs 上田西(長野) [14:10] 流通経済大柏(千葉) vs 大津(熊本) 《Dブロック》 ◼︎Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu [12:05] 東北学院(宮城) vs 東海大相模(神奈川) [14:10] 明秀日立(茨城) vs 帝京(東京B) 【1回戦】 ▽12/28(土)※開幕戦 帝京(東京B) 2-1 京都橘(京都) [国立競技場] ▽12/29(日) 《Aブロック》 ◼︎浦和駒場スタジアム [12:05] 専大北上(岩手) 0-2 高知(高知) [14:10] 静岡学園(静岡) 2-0 広島国際学院(広島) ◼︎NACK5スタジアム大宮 [12:05] 正智深谷(埼玉) 2-1 長崎総科大附(長崎) [14:10] 尚志(福島) 0-0(PK:3-5) 東福岡(福岡) 《Bブロック》 ◼︎駒沢陸上競技場 [12:05] 前橋育英(群馬) 2-0 米子北(鳥取) [14:10] 愛工大名電(愛知) 6-3 明誠(島根) ◼︎味の素フィールド西が丘 [12:05] 龍谷富山(富山) 0-0(PK:5-4) 那覇西(沖縄) ◼︎Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu [14:10] 東海大山形(山形) 0-1 松山北(愛媛) 《Cブロック》 ◼︎県立柏の葉公園総合競技場 [12:05] 福井商(福井) 0-4 大津(熊本) [14:10] 札幌大谷(北海道) 1-1(PK:12-11) 寒川(香川) ◼︎フクダ電子アリーナ [12:05] 矢板中央(栃木) 2-1 岡山学芸館(岡山) [14:10] 西目(秋田) 1-6 日章学園(宮崎) 《Dブロック》 ◼︎Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu [12:05] 金沢学院大附(石川) 0-0(PK:4-3) 鹿児島城西(鹿児島) ◼︎ニッパツ三ツ沢球技場 [12:05] 山梨学院(山梨) 1-2 滝川第二(兵庫) [14:10] 東北学院(宮城) 3-1 奈良育英(奈良) 2024.12.31 17:20 Tue2
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