中国離脱が決定的な元ブラジル代表MFオスカル、古巣サンパウロと契約基本合意
2024.12.23 12:15 Mon
元ブラジル代表MFオスカル(33)
元ブラジル代表MFオスカル(33)のサンパウロ復帰が近づいているようだ。
2017シーズンから8年間プレーする中国超級・上海海港を、2024シーズン限りで退団することが濃厚と伝えられてきたオスカル。
今季は主将としてリーグ優勝に貢献、29試合14得点24アシストと、誰ひとり寄せ付けない圧倒的なスタッツを記録。しかし、超級の外国籍選手に対する給与規定が厳格化されたなかで年末に契約満了を控え、急激な年俸ダウンを呑まずして上海に残ることはできない状況だ。
よって中国離脱は限りなく決定的と言え、プロデビュー時の古巣・サンパウロと契約交渉。
一時は「交渉は不調」と伝えられるも、サンパウロは会長が「投入できる最大の資金を支払いたい」という旨をコメントするなど、スタープレーヤーの帰還に向けて尽力している最中だ。
オフに入ったサンパウロは既存選手の売却を進めるなどしており、オスカルとの契約へ犠牲を厭わない姿勢。すでに数選手の売却が先方と合意に向かっているとのことだ。
2017シーズンから8年間プレーする中国超級・上海海港を、2024シーズン限りで退団することが濃厚と伝えられてきたオスカル。
今季は主将としてリーグ優勝に貢献、29試合14得点24アシストと、誰ひとり寄せ付けない圧倒的なスタッツを記録。しかし、超級の外国籍選手に対する給与規定が厳格化されたなかで年末に契約満了を控え、急激な年俸ダウンを呑まずして上海に残ることはできない状況だ。
一時は「交渉は不調」と伝えられるも、サンパウロは会長が「投入できる最大の資金を支払いたい」という旨をコメントするなど、スタープレーヤーの帰還に向けて尽力している最中だ。
ブラジル『グローボ』や中国『新浪』によると、サンパウロとオスカルの間では、すでに基本合意があり、ディテールを詰められるかが焦点に。選手側は「3年契約」以外を呑まないとされ、もちろん給与も重視する模様。
オフに入ったサンパウロは既存選手の売却を進めるなどしており、オスカルとの契約へ犠牲を厭わない姿勢。すでに数選手の売却が先方と合意に向かっているとのことだ。
オスカルの関連記事
サンパウロの関連記事
カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAの関連記事
|
|
オスカルの人気記事ランキング
1
中国スーパーリーグが年俸上限を設定、外国人の年俸は3億8000万円
中国スーパーリーグが、2021シーズンからのサラリーキャップ制度導入を発表した。 かつては“爆買い”が大きな話題となり、ヨーロッパで活躍するトッププレーヤーを資金力に任せて大量に獲得していた中国スーパーリーグのクラブたち。しかし、近年は中国サッカー協会(CFA)の方針転換などもあり、給与面などが改善されている。 また、クラブの給与未払い問題や、クラブの消滅などを繰り返した中、今シーズンは新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受けて変則的なシーズンを過ごしていた。 その中国スーパーリーグは、2021シーズンからサラリーキャップを導入することを発表。外国人選手の年俸は300万ユーロ(約3億8000万円)を上限、国内選手は500万元(約8000万円)を上限とすることになった。 なお、この制限を超えたチームに関しては、最大で勝ち点24が剥奪されることとなる。また、選手はCFA主催の試合への出場停止措置を受ける可能性もあるとのことだ。 中国スーパーリーグではチェルシーなどでプレーした元ブラジル代表MFオスカルが6000万ユーロ(約75億5000万円)で上海上港で加入。年俸は2300万ユーロ(約29億円)であり、今回も受けられる上限のおよそ8倍をもらっていた。 CFAがサラリーキャップ制度を導入する理由は「マネーフットボール」の抑制と中国代表への「投資バブル」をもたらしたいとのことだ。 CFAの陳戌源会長は、「中国スーパーリーグのクラブの支出は、韓国のKリーグの約10倍、日本のJリーグの3倍となっている。しかし、我々の代表チームははるかに遅れをとっている」とコメントしている。 FIFAランキングで見れば、中国は75位に対し、韓国は38位、日本は27位となっており、会長の言葉通りコストに対して代表強化が進んでいないのが現状だ。 なお、1月1日から有効となり、2部と3部でもサラリーキャップ制度が導入されるとのことだ。 2020.12.16 13:05 Wed2
ブラジルの名手オスカルがチェルシー時代に見せた極上アウトサイドシュート【インクレディブル・ゴールズ】
サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回は上海上港の元ブラジル代表MFオスカルがチェルシー時代に決めたゴールだ。 <div id="cws_ad">◆オスカルが決めたテクニカルなゴール<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJpZ2kzUXlGYiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 母国クラブで若くしてブレイクしたオスカルは、2012年夏にチェルシーに加入。優れたテクニックを武器に強豪チェルシー攻撃陣の一角を担い、プレミアリーグ2度の優勝に貢献している。 現在は中国スーパーリーグの上海上港で活躍するオスカルだが、2014年11月1日に行われた、プレミアリーグ第10節のQPR戦では、スキルが光る素晴らしいゴールを決めている。 0-0で迎えた32分、中央突破に成功したMFセスク・ファブレガスからのパスを、オスカルがボックス内右で受ける。するとオスカルは角度の厳しい位置からダイレクトシュート。右足のアウトサイドで放たれたシュートは、ファーサイドのゴールネットに突き刺さり、見事な先制ゴールとなった。 オスカルの素晴らしいゴールで先制したチェルシー。この後追いつかれるも、勝ち越しに成功し、2-1で勝利している。 2020.09.13 19:00 Sun3
長期離脱から復帰のネイマールや中国からブラジルに戻ったMFオスカルもリスト入り、ブラジル代表候補メンバーが発表!【2026年W杯南米予選】
ブラジルサッカー連盟(CBF)は28日、3月の2026年北中米ワールドカップ南米予選に向けたブラジル代表の候補選手を発表。FWネイマール(サントス)も名を連ねた。 ここまで12試合を終えているW杯南米予選。ブラジルは低調なスタートとなり、ここまで5勝3分け4敗の5位と出遅れている。 3月には、4位のコロンビア代表(20日)、首位のアルゼンチン代表(25日)との対戦を控えている中、ドリヴァウ・ジュニオール監督は52名の予備登録メンバーを発表した。 国内外の選手を揃えた中、2023年10月を最後に長期負傷離脱していたFWネイマール(サントス)が1年5カ月ぶりにリスト入りした。また、上海海港を退団し古巣のサンパウロに復帰したMFオスカルは2016年10月以来となるリスト入りしている。 そのほか、FWヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー)やDFマルキーニョス(パリ・サンジェルマン)、MFブルーノ・ギマランイス(ニューカッスル・ユナイテッド)、GKアリソン・ベッカー(リバプール)なども順当にリスト入りしている。 今回発表されたブラジル代表候補メンバーは以下の通り。 <h3>◆ブラジル代表候補メンバー52名</h3> GK アリソン・ベッカー(リバプール/イングランド) ベント(アル・ナスル/サウジアラビア) エデルソン(マンチェスター・シティ/イングランド) ウーゴ・ソウザ(コリンチャンス) ルーカス・ペッリ(リヨン/フランス) ウェヴェルトン(パウメイラス) DF アレクサンドロ(リール/フランス) ルーカス・ベラウド(パリ・サンジェルマン/フランス) ダニーロ(フラメンゴ) ファブリシオ・ブルーノ(クルゼイロ) ガブリエウ・マガリャンイス(アーセナル/イングランド) レオ・オルティス(フラメンゴ) マルキーニョス(パリ・サンジェルマン/フランス) ムリージョ(ノッティンガム・フォレスト/イングランド) アブネル・ヴィニシウス(リヨン/フランス) アレックス・サンドロ(フラメンゴ) アレックス・テレス(ボタフォゴ) ドド(フィオレンティーナ/イタリア) ドウグラス・サントス(ゼニト/ロシア) ギリェルメ・アラーナ(アトレチコ・ミネイロ) ヴァンデウソン(モナコ/フランス) ウェズレイ(フラメンゴ) MF アリソン(サンパウロ) アンドレ(ウォルバーハンプトン/イングランド) アンドレアス・ペレイラ(フルアム/イングランド) アンドレイ・サントス(ストラスブール/フランス) ブルーノ・ギマランイス(ニューカッスル・ユナイテッド/イングランド) エデルソン(アタランタ/イタリア) ジェルソン(フラメンゴ) ジョアン・ゴメス(ウォルバーハンプトン/イングランド) ジョエリントン(ニューカッスル・ユナイテッド/イングランド) ルーカス・モウラ(サンパウロ) ルーカス・パケタ(ウェストハム/イングランド) マテウス・クーニャ(ウォルバーハンプトン/イングランド) ネイマール(サントス) オスカル(サンパウロ) FW アントニー(レアル・ベティス/スペイン) ブルーノ・エンリケ(フラメンゴ) エンドリッキ(レアル・マドリー/スペイン) エステヴァン・ウィリアン(パウメイラス) ガブリエウ・マルティネッリ(アーセナル/イングランド) ガレーノ(アル・アハリ/サウジアラビア) イゴール・ジェズス(ボタフォゴ) イゴール・パイシャオン(フェイエノールト/オランダ) ジョアン・ペドロ(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) ルイス・エンヒキ(ゼニト/ロシア) ハフィーニャ(バルセロナ/スペイン) ロドリゴ・ゴエス(レアル・マドリー/スペイン) サムエウ・リーノ(アトレティコ・マドリー/スペイン) サヴィーニョ(マンチェスター・シティ/イングランド) ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー/スペイン) ユーリ・アウベルト(コリンチャンス) 2025.03.01 21:57 Sat4
「中国超級の一時代が終焉」上海海港がオスカルに8年間で支払った給与総額は驚愕の…
中国超級・上海海港が元ブラジル代表MFオスカル(33)に8年間で支払った給与総額は…。 12月24日、プロデビュー時の古巣たるサンパウロとの3年契約が発表されたオスカル。かつてブラジル代表で中枢を担い、チェルシーでもトロフィーを掲げた33歳の名手は、いよいよキャリアの集大成へと入っていく。 31日付で契約満了の上海海港には、2017シーズンから2024シーズンまで8年間所属。超級優勝3回、中国FAカップ優勝1回、スーパーカップ優勝1回、通算248試合77得点&驚愕の「141アシスト」と、輝かしい実績を残している。 「オスカルが海港を退団」は、すなわち「中国超級の一時代が終焉」。 そんな論調が中国各紙にみられるなか、『新浪』は海港が8年間でオスカルに支払った総給与を試算…週給は48万ユーロ(約7700万円)とされ、諸々込みで少なくとも2億1100万ユーロ(約341億円)が支払われたとのことだ。 中国超級は、オスカルが海港と契約延長(2024年12月31日までの現行契約)で合意したのち、外国籍選手への給与規定を厳格化。故に今後、オスカルと同等の金額を稼ぐ選手は、規制が撤廃されない限り現れないと考えられる。 2024.12.25 19:00 Wedサンパウロの人気記事ランキング
1
元ブラジル代表DFルシオ氏が家庭内の事故で緊急入院…現在はICUで経過観察
元ブラジル代表DFルシオ氏(47)がブラジリア市内の病院に入院しており、集中治療室(ICU)で治療を受けているようだ。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ルシオ氏は15日に自宅で起きた事故により、体の様々な部分に火傷を負ったとのこと。 なお、入院先の病院は「ルシオ氏の容体は安定していて意識もはっきりしている。しばらくはICUで経過を観察する」との声明を発表している。 ブラジル代表として通算105キャップを誇るルシオ氏は、1998年にインテルナシオナウでプロデビュー後、2000年1月にレバークーゼン移籍。2004年夏に加入したバイエルンで4度のブンデスリーガ制覇を経験すると、2009年夏からインテルに移り、2009-10シーズンの3冠(セリエA、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグ)達成に寄与した。 その後、2012年夏のユベントス移籍を経て、2013年1月のサンパウロ入りを機に母国復帰。インドで過ごす時期もあったが、ブラジル国内を中心にプレーを続け、2019年10月にブラジリエンセFCを退団以降はフリーの状態が続き、2020年1月に現役引退を発表していた。 2025.05.17 20:50 Sat2
コパ・アメリカMVPのハメス・ロドリゲス、サンパウロでは輝けないまま契約解除へ…スペイン復帰希望か
サンパウロのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(33)がブラジルを離れるようだ。ブラジル『グローボ』が報じた。 惜しくも準優勝に終わったコパ・アメリカ2024では大会MVPに輝いたハメス。正確な左足のキックは健在で、1ゴールに加え、大会トップの6アシストを記録した。 そんなハメスは現在、誕生日を祝うため、コロンビアに滞在。サンパウロに戻ってプレーする見込みはないという。 ハメスとサンパウロは即時の契約解除で、円満決着へと向かっている模様。2025年6月までの契約を結んでいるレフティだが、クラブから受け取るべき金銭を放棄する構えのようだ。 コパ・アメリカでの活躍とは対照的に、オリンピアコスを退団して2023年夏にフリー加入したサンパウロでは、ケガもあり完全にはレギュラーに定着できていない状況。加入から1年での成績は22試合で2ゴール4アシスト、2024シーズンはここまで8試合で1ゴール1アシストにとどまっている。 21日に行われたジュベントゥージ戦の後、ルイス・スベルディア監督は記者会見でこの件に言及。経営陣が話し合うべき問題と明言を避けた。 「経営陣はすでにハメスの状況を整理していると思うから、私よりも彼らに尋ねてほしい質問だ」 「選手の利害も踏まえた組織的な判断だ。私はこれ以上話せない。経営陣と選手に尋ねてほしい」 すでにハメスの下にはいくつかの打診が。本人はラ・リーガ復帰を望んでいるようで、スペイン国内ではアトレティコ・マドリーとビジャレアルの関心が取り沙汰されているという。 2024.07.22 14:11 Mon3
「父親と同じスタイル」カカの16歳息子が話題に、ドリブルやパスで守備を切り裂く姿「ストライドも同じ」
元ブラジル代表MFカカ氏の息子のプレーが注目を集めている。 現役時代はミランやレアル・マドリーで活躍し、2007年にはバロンドールも受賞したカカ氏。キャリア終盤はメジャーリーグ・サッカー(MLS)のオーランド・シティや古巣サンパウロでプレーした。 そんなカカ氏の息子が16歳のルカ・セリコ・レイテ。『ESPN』の番組『SportsCenter』のブラジル版がX上にプレー映像を投稿し、反響を呼んでいる。 父親と同様に中盤の前目のポジションでプレーし、ドリブルやパスで相手の守備網をかいくぐる姿。ゴール前へ抜け出して、左足で流し込む場面もあった。 この動画には「カカが練習しているのかと思った」という反応が。「カカを彷彿とさせるボールの運びやパス」、「父親と同じスタイル」、「ストライドも同じ」と多くの共通点が見出されている。 ブラジルサッカーのニュースを取り扱う『Vamo Futebol』によると、ルカはカカ氏がミランに在籍していた2008年6月10日に誕生。父親がサンパウロに復帰した2014年頃はその下部組織でプレーしていたようだ。 サッカー界に多く存在する2世プレーヤー。ルカも父親がしのぎを削ったプロの道へ向かっていくのだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】カカの息子ルカ・セリコ・レイテのプレー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="pt" dir="ltr">Filho de Kaká, Luca Leite, de 16 anos, mostra habilidade em peneira. Será que vai seguir os passos do pai, fã de esportes?<br><br>: <a href="https://twitter.com/2SVSPORTS?ref_src=twsrc%5Etfw">@2svsports</a> e <a href="https://twitter.com/gutierrefilmes?ref_src=twsrc%5Etfw">@gutierrefilmes</a><a href="https://twitter.com/hashtag/FutebolNaESPN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#FutebolNaESPN</a> <a href="https://t.co/kbtCJ6U3FO">pic.twitter.com/kbtCJ6U3FO</a></p>— SportsCenter Brasil (@SportsCenterBR) <a href="https://twitter.com/SportsCenterBR/status/1868837588410524028?ref_src=twsrc%5Etfw">December 17, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.18 23:12 Wed4
