オサスナで再起のスペイン代表MFが右足骨折…バイエルンからローン加入で活躍中も全治2カ月か

2024.12.06 11:20 Fri
負傷離脱のブライアン・サラゴサ
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負傷離脱のブライアン・サラゴサ
オサスナのスペイン代表MFブライアン・サラゴサがしばしの離脱を余儀なくされてしまった。

バイエルンでパッとせず、今夏にオサスナへの武者修行を決断したサラゴサ。バイエルンでのステップアップがうまくいかず、わずか約半年で母国に逆戻りとなったが、オサスナでしっかりとレギュラーの座を射止め、ここまでラ・リーガ15試合で1得点5アシストをマークしている。

だが、2日に行われた第15節のセビージャ戦で77分に足を引きずりながら交代。3日付のクラブ発表によると、右足第5中足骨の骨折と診断され、回復プロセスに励む見込みという。
全治については明らかにされていないが、スペイン『マルカ』によれば、全治2カ月が予想されるといい、来年2月中旬頃まで離脱が続くものとみられる。

ここまでバイエルンでの停滞感を払拭する活躍ぶりだったサラゴサだが、ケガに泣く運びとなってしまった。

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