主力の引き留め目指すミランがラインデルスとも交渉開始、選手側は新契約に前向きか
2024.11.19 11:20 Tue
ミランの主軸として活躍するタイアニ・ラインデルス
ミランがオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス(26)との契約交渉を開始したとのことだ。
ラインデルスは昨シーズン、オランダ1部のAZから完全移籍で加入。瞬く間にチームの主軸へ定着すると、公式戦全52試合中「50」試合でプレーするなど中盤の柱として活躍した。
指揮官が新たにパウロ・フォンセカ監督となった今シーズンも、チーム内での立場は変わらず。ここまでセリエAで10試合1ゴール3アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)で4試合3ゴールと優れた成績を残している。
ラインデルスとミランは2028年夏まで契約を残しているが、こうした活躍もあって他のビッグクラブからの関心も気になる状況に。かねてよりクラブは契約更新を打診中と報じられており、その後の進展が注目されていた。
そんな中、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ラインデルスはミランと新契約に向けた交渉を開始したと認めた模様。ラインデルス自身はミランでのキャリアに満足しており、他クラブからの関心を認識しながらも新契約に前向きだという。
ラインデルスは昨シーズン、オランダ1部のAZから完全移籍で加入。瞬く間にチームの主軸へ定着すると、公式戦全52試合中「50」試合でプレーするなど中盤の柱として活躍した。
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そんな中、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ラインデルスはミランと新契約に向けた交渉を開始したと認めた模様。ラインデルス自身はミランでのキャリアに満足しており、他クラブからの関心を認識しながらも新契約に前向きだという。
ミランはDFテオ・エルナンデス、GKマイク・メニャン、DFマッテオ・ガッビアなどとも契約交渉を進行中と報じられており、主力の引き留めが現在の大きなミッションとなっている。
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ラツィオのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるイグリ・ターレ氏(49)が退任を明言した。イタリア『メディアセット』が伝えている。 長年のカルチョファンには馴染みが深い“アルバニアの巨人”ことターレ氏。2008年にラツィオでスパイクを脱ぐと、そのままクラブに留まり、15年間にわたって移籍市場を統括するSDとして活躍してきた。 その手腕は確かな評価を得ており、財布の紐をめったに緩めないことで知られるクラウディオ・ロティート会長の下、即戦力となり得る若手選手の獲得でスカッドを強化。最たる例はセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチだろう。 一方、今シーズンのラツィオがセリエAにおけるロティート会長体制での最高順位となる2位でフィニッシュしたなか、ターレ氏は以前からマウリツィオ・サッリ監督との確執が噂されており、契約も6月末まで。ミランやナポリが招へいを画策中と言われている状況だ。 そしてついに5日、イタリア『TG1』に出演したターレ氏は自ら退任を明言。SDという重要なポストを長きにわたって託してくれたロティート会長への感謝を語った。 「ラツィオで歩んだ素晴らしい18年間(現役時代含む)に終止符が打たれる。この選択をしたのはかなり前だが、シーズンの最後にラツィオの利益を見届けてから言おうと決めていたよ」 「チャンピオンズリーグ(CL)出場という目標を達成すべく、並外れた選手たちで強力なチームを築いてきたと自負している。この目標を達成するには十分な素質を持った選手たちだ。喜び、敗北、トロフィー、あらゆるものが積み重なった、長くて激しい冒険だったよ」 「ロティート会長への感謝は伝えきれない。この先もイグリ・ターレであり続けることが感謝を示すひとつだろうか? 私に寄り添ってくれたファン、選手、スタッフ、親しくしてくれた全員にも感謝を伝えたい。決して忘れることはないよ」 丁寧に、誠実に、ラツィオ関係者への感謝を述べたターレ氏。新天地のひとつに噂されるミランはリッキー・マッサーラSD、そしてテクニカル・ディレクター(TD)のパオロ・マルディーニ氏を解任する決断を下したようだが、ターレ氏の去就やいかに。 2023.06.06 15:29 Tue4
【2023-24セリエAベストイレブン】インテルから最多6選手を選出
2023-24シーズンのセリエAが2日に終了しました。本稿では今季のセリエAベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 GKヤン・ゾマー(35歳/インテル) 出場試合数:34(先発回数:34)/失点数:19/出場時間:3060分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> オナナの抜けた穴を埋める以上の活躍で選出。足元に関しても問題なくビルドアップでも貢献できている。ショットストップ能力に関しては言わずもがな。安定感抜群だった。 DFフェデリコ・ガッティ(25歳/ユベントス) 出場試合数:32(先発回数:30)/得点数:4/出場時間:2640分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 移籍2季目にして大ブレイク。3バックの右でレギュラーを獲得し、ソリッドな守備で堅守ユベントスを支えた。攻撃面においても4ゴールと攻守に活躍したシーズンとなった。 DFグレイソン・ブレーメル(27歳/ユベントス) 出場試合数:36(先発回数:36)/得点数:3/出場時間:3234分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 現ユベントスの堅守の象徴。伸び盛りのガッティ、同胞のダニーロと共に強固な3バックを形成。圧倒的な対人能力を武器に最終ラインで存在感を示した。 DFテオ・エルナンデス(26歳/ミラン) 出場試合数:32(先発回数:31)/得点数:5/出場時間:2795分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 相次ぐ負傷離脱によりセンターバックもこなした。能力の高さで何の問題もなくプレーしたことが彼のポテンシャルを現している。左サイドバック時には相変わらずの攻撃センスでFWレオンと共に打開役を担っていた。 DFフェデリコ・ディマルコ(26歳/インテル) 出場試合数:30(先発回数:29)/得点数:5/出場時間:2104分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今やセリエA屈指の左足の精度を誇るキック職人として認知されるようになった。アシスト数は6。インテルの左サイドがディマルコによってストロングポイントとなった。 MFヘンリク・ムヒタリアン(35歳/インテル) 出場試合数:36(先発回数:35)/得点数:2/出場時間:2804分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 35歳と円熟の時を迎え、インテリジェンス溢れるプレーでチャルハノールと共に攻撃を組み立てた。インテルが安定した試合運びを実現できているのはチャルハノールと共にムヒタリアンが居るからこそ。ゴールにもよく絡み6アシストを記録。 MFハカン・チャルハノール(30歳/インテル) 出場試合数:32(先発回数:32)/得点数:13/出場時間:2576分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季からブロゾビッチ不在時にはアンカーを務めていたが、今季も継続して安定したパフォーマンスを披露。インテルの新たな心臓として欠かせない存在となっている。 MFトゥン・コープマイネルス(26歳/アタランタ) 出場試合数:34(先発回数:29)/得点数:12/出場時間:2631分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> これまではプレーメーカーのイメージが強かったコープマイネルスだが、今季はよりゴール前に近いポジションで起用され、見事ガスペリーニ監督の期待に応えた。昨季の10ゴール4アシストを越える12ゴール5アシストと申し分ないスタッツを残し、チームをCL出場、EL優勝に導いた。 FWマルクス・テュラム(26歳/インテル) 出場試合数:35(先発回数:34)/得点数:13/出場時間:2707分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 移籍初年度であっさりチームにフィット。生まれ育ったイタリアで一皮剥けた。13ゴール13アシストと決定力、チャンスメークともに十分な働き。 FWラウタロ・マルティネス(26歳/インテル) 出場試合数:33(先発回数:31)/得点数:24/出場時間:2667分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季より正式就任の主将としてチームも牽引。一流のストライカーとして完成されつつある。後半戦はペースが落ち9試合ゴールのない期間があったが、それでも24ゴールと十分なスタッツ。自身初の得点王を獲得した。 FWジョシュア・ザークツィー(23歳/ボローニャ) 出場試合数:34(先発回数:32)/得点数:11/出場時間:2774分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍進のボローニャを攻撃面で大きく支えた。大柄ながら卓越した技術を駆使してのキープ力で味方の押し上げを促した。後半戦は4ゴールと少々ペースは落ちたが、ゴール数以上の存在感でチームのCL出場権獲得に貢献した。 2024.06.05 18:05 Wed5