強姦と性的暴行容疑も無罪のメンディ、シティ相手に訴訟していた未払いの給与一部を受け取れることに
2024.11.06 23:12 Wed
未払いの給与をめぐりマンチェスター・シティに対して訴訟を起こしていたロリアンの元フランス代表DFバンジャマン・メンディだが、大部分を受け取ることになったようだ。イギリス『BBC』が伝えた。
チェスター刑事法院ですべての容疑で無罪となったメンディだったが、破産を回避するために自宅を売却していたことが明らかになった後、雇用審判所に今回の訴訟を起こすことに。最大で未払いの給与1000万ポンド(約19億8500万円)を請求していた。
この件について、裁判所は22カ月の未払い給与のうち、約5カ月分に相当する支払いを差し控える権利があると判決を下した。
PR
2017年夏にモナコからシティへ加入したメンディ。シティでは公式戦75試合に出場し、2ゴール12アシストを記録。しかし、2021年8月にピッチ外で起きた問題によってキャリアが暗転。2020年10月から2021年8月の間に合計7件の強姦、強姦未遂容疑で起訴された。これにより、シティから即時の出場停止処分を科され、以降は長らくピッチを離れて、自身の無罪を勝ち取るための法廷での戦いが続いた。この間にシティでは一度もプレー機会を得られず、2022-23シーズン終了後に契約満了によって退団が決定。その後、昨年夏に母国のロリアンで約2年ぶりにキャリアを再開させることになった。この件について、裁判所は22カ月の未払い給与のうち、約5カ月分に相当する支払いを差し控える権利があると判決を下した。
なお、受取額は両者間で計算されることとなるが、合意に至らない場合は、今後の審問で決定されることになるという。
PR
バンジャマン・メンディの関連記事
ロリアンの関連記事
リーグ・アンの関連記事
|
バンジャマン・メンディの人気記事ランキング
1
フランス代表は多国籍チームにあらず! メンディがSNSで絶妙な反応
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)で20年ぶり2度目の優勝を果たしたフランス。移民大国として知られる同国には様々なルーツを持つ選手がおり、今大会でもアフリカやフランス以外のヨーロッパの国々にルーツを持つ選手が目立った。 ▽そのフランスの今大会の面々に関して、スポーツファンを主役にしたプラットフォーム『sporf』が各選手のルーツを明示し、その選手たちの融合が優勝に繋がった称賛する内容の趣旨の投稿を『ツイッター@Sporf』で行った。 ▽だが、この投稿に対してメンディがダイレクトメッセージを使って絶妙な反応を見せた。 ▽『sporf』の投稿では純粋なフランス人であるGKアルフォンス・アレオラ、DFラファエル・ヴァラン、DFバンジャマン・パヴァール、FWフロリアン・トヴァンの4選手を除く19人の優勝メンバーのルーツを紹介すると共に、「フランスのためにすべてがひとつに」とチームの一体感を称賛した。 ▽しかし、メンディはこの投稿に対して、各選手のルーツを表す各国の国旗をすべてフランスの国旗に変更し、「修正しておいたよ」とコメント。前述の選手のルーツは関係なく全員がフランス人としてフランス代表のために戦ったとの主張を見せた。 ▽なお、参考までにフランス代表のロシアW杯優勝メンバー19人のルーツを以下に紹介する。 ◆国外にルーツを持つロシアW杯フランス代表19人 ポール・ポグバ(ギニア) コランタン・トリッソ(トーゴ) バンジャマン・メンディ(コートジボワール) サミュエル・ユムティティ(カメルーン) アディル・ラミ(モロッコ) ナビル・フェキル(アルジェリア) キリアン・ムバッペ(アルジェリア) エンゴロ・カンテ(セネガル) ジブリル・シディベ(セネガル) トマ・レマル(ナイジェリア) ウスマーヌ・デンベレ(セネガル) プレスネル・キンペンベ(DRコンゴ) ステファン・エンゾンジ(DRコンゴ) ブレーズ・マテュイディ(DRコンゴ) スティーブ・マンダンダ(DRコンゴ) ウーゴ・ロリス(スペイン) リュカ・エルナンデス(スペイン) アントワーヌ・グリーズマン(ドイツ) オリヴィエ・ジルー(イタリア) 2018.07.18 13:30 Wed2
レイプ疑惑で逮捕のプレミアリーガー、クラブは現時点で処分せず「状況が変化した場合は検討」
レイプの疑いで逮捕され、その後保釈されたプレミアリーグのスター選手。イギリス『アスレティック』によると、その選手自身は活動停止の処分は下されていないようだ。 その選手は、法律上の問題で名前は伏せられ、クラブも伏せられた状況。4日にレイプの疑いで逮捕されていた。 その後、別の女性から2度にわたる暴行を受けたと訴えられ再逮捕されたが、本人はその主張を否定している。 その選手が所属するクラブは、『アスレティック』に対して声明を発表。現時点で活動停止などの処分は課されていないとした。 「我々はこの疑惑を認識しており、現在は警察の捜査対象となっている」 「選手は疑惑を否定し、捜査の結果が出るまで保釈されることが確定している。また、同選手は、遠征を含め、プロとしての責務を果たすことができる」 「我々は約束と責任を真剣に受け止め、保護方針と手続きに従った」 「この問題を綿密に検討し、状況が変化すればさらに検討することになる」 近年は選手によるレイプ問題が多数出ており、マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWメイソン・グリーンウッドは、今年1月にレイプと暴行の疑いで逮捕。2日後にも性的暴行と殺害の脅迫で逮捕され、クラブは活動停止の処分を下していた。なお、6月の公聴会の後、保釈されているが、活動には復帰していない。 また、トッテナムに所属するマリ代表MFイヴ・ビスマは、ブライトン&ホーヴ・アルビオン時代の昨年10月に性的暴行の疑いをかけられ、40代の男性と一緒に逮捕。ただ、クラブは処分は行われず、その後申し立ても取り下げられることとなった。 さらに、マンチェスター・シティのフランス代表DFバンジャマン・メンディは、6人の女性に対して9回の性的犯罪を行ったとして起訴。本人は否定しているが、警察が起訴するまではプレーを続けていた。 今回は20代後半であることだけが伝えられ、クラブも名前も明かされておらず、今までとは対応が違う状況となっている。 2022.07.14 09:35 Thu3
強姦と性的暴行容疑も無罪のメンディ、シティ相手に訴訟していた未払いの給与一部を受け取れることに
未払いの給与をめぐりマンチェスター・シティに対して訴訟を起こしていたロリアンの元フランス代表DFバンジャマン・メンディだが、大部分を受け取ることになったようだ。イギリス『BBC』が伝えた。 2017年夏にモナコからシティへ加入したメンディ。シティでは公式戦75試合に出場し、2ゴール12アシストを記録。しかし、2021年8月にピッチ外で起きた問題によってキャリアが暗転。2020年10月から2021年8月の間に合計7件の強姦、強姦未遂容疑で起訴された。 これにより、シティから即時の出場停止処分を科され、以降は長らくピッチを離れて、自身の無罪を勝ち取るための法廷での戦いが続いた。この間にシティでは一度もプレー機会を得られず、2022-23シーズン終了後に契約満了によって退団が決定。その後、昨年夏に母国のロリアンで約2年ぶりにキャリアを再開させることになった。 チェスター刑事法院ですべての容疑で無罪となったメンディだったが、破産を回避するために自宅を売却していたことが明らかになった後、雇用審判所に今回の訴訟を起こすことに。最大で未払いの給与1000万ポンド(約19億8500万円)を請求していた。 この件について、裁判所は22カ月の未払い給与のうち、約5カ月分に相当する支払いを差し控える権利があると判決を下した。 なお、受取額は両者間で計算されることとなるが、合意に至らない場合は、今後の審問で決定されることになるという。 2024.11.06 23:12 Wedロリアンの人気記事ランキング
1
ニースがロリアン主砲モフィを獲得! 今季リーグ・アンで得点ランク2位タイの12ゴール
ニースは31日、ロリアンからナイジェリア代表FWテレム・モフィ(23)を買い取り義務付きの今シーズン終了までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「9」に決定している。 カウノ・ジャルギリス、リテリアイとリトアニアのクラブで欧州でのキャリアをスタートしたモフィは、ベルギーのKVコルトレイクを経て2020年10月にロリアンへ完全移籍した。 188㎝の恵まれた体躯に加え、左右のウイングでもプレー可能なスピードを併せ持つストライカーは、ここまでの在籍期間に公式戦90試合に出場し、35ゴールを記録。とりわけ、今シーズンのリーグ・アンでは18試合12ゴールとパリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペの13ゴールに次ぐ、得点ランキング2位タイの数字を挙げていた。 2021年にナイジェリアのフル代表デビューを飾った大型ストライカーに関しては、プレミアリーグの複数クラブやマルセイユ行きの可能性が取り沙汰されていたが、選手自身が加入を希望していたニース行きで決着が付いた。 2023.01.31 22:56 Tue2
焦って翻意? ファン・デ・ベークが一度拒否したオファーを移籍最終日に覆そうとするも実らず…また居場所がない日々か
リーグ・アンのロリアンは、移籍最終日に選手獲得を逃していたようだ。フランス『レキップ』が伝えた。 1日に移籍市場が終了したリーグ・アン。ロリアンは最終日にも選手を補強していた中、ある選手の獲得に漕ぎつけようとしていた。 その選手は、マンチェスター・ユナイテッドのオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベーク(26)とのことだ。 2020年9月にアヤックスからユナイテッドに加入したファン・デ・ベークだが、大きな期待とは裏腹にチームでは不遇の時間を過ごすことに。2022年1月にはエバートンへとレンタル移籍すると、復帰した2022-23シーズンは公式戦10試合の出場に終わっていた。 アヤックス時代の恩師でもあるエリク・テン・ハグ監督が就任しても立場は変わらず、今夏の移籍市場ではレアル・ソシエダやインテルなどへの話が浮上するも、交渉は進まなかった。 『レキップ』によると、そのファン・デ・ベークに関心を寄せていたロリアンは、なんとかユナイテッドとレンタル移籍で合意に至ったとのこと。しかし、ファン・デ・ベーク本人を説得することができなかったようだ。 報道によれば、8月の中旬にロリアンからの関心を全面的に拒否していたというファン・デ・ベークだったが、デッドライン・デイの1日の夜に突如翻意。ロリアンへの移籍に向けて、交渉に応じる姿勢を見せたという。 しかし、以前拒否されていたロリアンは、ギリギリのタイミングでその話を持ち掛けられても動けず。上層は話を聞こうとせずに、獲得を見送ることを決定したという。最終日に言われてもというのは当然のことと言える。 結果として、飼い殺し状態になることが濃厚なファン・デ・ベーク。開幕からメンバー入りすらできていない現状に、自身の判断を後悔しないことを願うばかりだ。 2023.09.04 15:13 Mon3
コシエルニー氏が古巣ロリアンの新SD就任! 今季はU-17チームでアシスタントマネージャー務める
元フランス代表DFのローラン・コシエルニー氏(38)が、古巣ロリアンのスポーツディレクター(SD)に就任した。 現役時代にアーセナルの主力DFとして活躍したコシエルニー氏は、2019年に加入したボルドーで2022年1月末に現役を引退。その後、フランス代表51キャップのDFは昨年7月から古巣ロリアンのU-17チームでアシスタントマネージャーを務めていた。 そういった中、クラブはリーグ・ドゥ降格を受け、コシエルニー氏にSDという新たな役割をオファーし、11日の公式発表に至った。 同氏はゼネラル・ディレクターであるアルノー・タンギ氏と緊密に協力しながらリクルート部門を取り仕切り、1年でのリーグ・アン復帰を目指すことになる。 なお、ロリアンは以前からビッグクラブの若手の修行の場となっており、古巣アーセナルの逸材を迎え入れることもありそうだ。 2024.06.12 13:30 Wed4
新守護神探すセルティック、ユーロ参戦中のスイス代表GKが新たな候補に?
セルティックの新守護神候補にロリアンのスイス代表GKイボン・ムボゴ(30)が浮上している。フランス『レキップ』が報じている。 元イングランド代表GKジョー・ハートの現役引退に伴い、新シーズンに向けて新守護神を探すセルティック。 ここまではリバプールのアイルランド代表GKクィービーン・ケレハー、ニューカッスルのスロバキア代表GKマルティン・ドゥブラフカ、フェネルバフチェのクロアチア代表GKドミニク・リヴァコビッチ、スパルタ・プラハのデンマーク代表GKピーター・ヴィンダール・イェンセンらが候補として名前が挙がっている。 ただ、現状ではいずれの候補に関しても交渉に進展はなく、困難なオペレーションとみられている。 そういったなか、新たな候補として名前が挙がっているのが、30歳のスイス代表GKだ。 カメルーンにルーツを持つムボゴは、ヤング・ボーイズの下部組織で育ち、2011年7月にファーストチームに昇格。2017年7月にRBライプツィヒへ完全移籍した。 その後、PSVへの2シーズンのレンタル移籍を経て、2022年夏にフランスのロリアンへ完全移籍。2シーズンに渡って正GKを務めている。また、通算9キャップを刻むスイス代表ではユーロ2024にも出場している。 その実績十分の守護神だが、ロリアンのリーグ・ドゥ(フランス2部)降格に伴い、クラブサイドから今夏の移籍が容認されており、ユーロ終了後に新天地を求めることになるという。 そのため、獲得へのハードルが一気に低くなったこともあり、セルティックは新守護神候補として交渉を進めていくことになる。 ただ、同選手に対してはニースやナントというフランスのクラブに加え、日本代表GK鈴木彩艶の獲得に動いているとされる、セリエA昇格組のパルマからの関心も伝えられており、競合は避けられない状況だ。 2024.07.06 14:40 Sat5