レアル・マドリーに朗報 ブラヒムが想定より早く練習復帰、11月中には公式戦出場も可能か
2024.10.22 16:20 Tue
レアル・マドリーのモロッコ代表MFブラヒム・ディアス
レアル・マドリーのモロッコ代表MFブラヒム・ディアスが練習復帰。スペイン『Relevo』などが伝えた。
マドリーは今月中にCLでドルトムント、ラ・リーガ第11節でバルセロナと、ビッグマッチをこなし、11月上旬は2日にバレンシア戦、5日にCLミラン戦などを控えている。
PR
9月15日のレアル・ソシエダ戦で先発出場も、前半途中で交代したブラヒム。右足長内転筋の損傷と診断され、以来ピッチから遠ざかり、全治は3カ月前後とされてきた。公式戦復帰は早くて12月初旬と思われたが、11月中のカムバックもあり得る模様。今月7日に個別練習を再開後、このたび限定的ながらもチームセッションへの復帰を果たした格好だ。PR
1
2
ブラヒム・ディアスの関連記事
レアル・マドリーの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
ブラヒム・ディアスの人気記事ランキング
1
3冠目指すバルセロナが延長戦までもつれ込んだマドリーとの激闘を制して4季ぶり優勝【コパ・デル・レイ】
コパ・デル・レイ決勝、バルセロナvsレアル・マドリーが26日に行われ、2-2で90分を終了。延長戦の末、3-2としたバルセロナが優勝した。 準決勝でアトレティコ・マドリーを下したバルセロナと、レアル・ソシエダを下したマドリーによるコパ決勝クラシコ。 3冠の可能性があるバルセロナは4日前のウノセロで勝利したマジョルカ戦のスタメンから5選手を変更。ハフィーニャやクバルシ、クンデら主力がスタメンとなり、最前線は引き続きフェラン・トーレスが務めた。 一方、無冠を避けたいマドリーは3日前のウノセロで勝利したヘタフェ戦のスタメンからこちらも5選手を変更。負傷明けのムバッペはベンチスタートとなり、最前線はヴィニシウスが務めた。 立ち上がりから守勢のマドリーは8分にアクシデント。負傷明けのメンディが右ハムストリングを再負傷し、フラン・ガルシアとの交代を強いられた。 一方、攻勢をかけるバルセロナは19分にヤマルがカットインから際どいコントロールシュートで牽制。さらに21分にはFKからクンデのヘディングシュートでゴールに迫ると、28分に先制する。 ボックス右ポケットでヤマルがタメを作ってマイナスにパス。ペナルティアーク中央に走り込んだペドリが正確なコントロールシュートを蹴り込んだ。 追う展開となったマドリーは35分にセバージョスのパスを受けたベリンガムがネットを揺らして追いつきかけるもオフサイドに阻まれた。 ハーフタイムにかけても押し込むバルセロナは44分、ダニ・オルモの左CKが流れて右ポストに直撃する好機があった中、1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半、ロドリゴに代えてムバッペを投入したマドリーは開始4分、ベリンガムの持ち上がりからヴィニシウスが立て続けに枠内シュートを浴びせたが、GKシュチェスニーの好守に阻まれる。 さらに54分にもムバッペが個人技からシュートに持ち込むもここもGKシュチェスニーに阻止された。勝負をかけるマドリーはギュレルとモドリッチを投入。 直後にはヴィニシウスがゴールに迫った中、59分にもペドリからボールを奪ったショートカウンターの流れからヴィニシウスが際どいコントロールシュートを浴びせた。 そして70分、ついに追いつく。ペナルティアーク中央で得たFKをムバッペが狙うと、左ポスト内側を叩いたシュートがゴールに吸い込まれた。押せ押せのマドリーは7分後、一気に逆転する。ギュレルの右CKをチュアメニがヘッドで押し込んだ。 逆転されたバルセロナは82分、ボックス右のヤマルがカットインからゴールに迫ったが、GKクルトワの好守に阻まれた。それでも2分後に追いつく。 ヤマルのフィードに抜け出したフェラン・トーレスがGKクルトワをかわして無人のゴールに流し込んだ。 追加タイム6分にはハフィーニャがボックス左でアセンシオに倒されてPKを宣告されるも、VARが入って判定はハフィーニャのシミュレーションに。PK取り消しで決着は延長戦に持ち込まれた。 その延長戦では流石に疲労の色が両軍濃い中、同前半9分にバルセロナに好機。ハフィーニャのパスを引き出したフェラン・トーレスがボックス左から際どいシュートを浴びせた。 延長後半開始直後、フェラン・トーレスがネットを揺らしたバルセロナが押し込む入りとするも、やはり疲労の影響で徐々に膠着状態に。 しかし同11分にバルセロナに決勝点。モドリッチの横パスをカットしたクンデがボックス手前からミドルシュートを蹴り込んだ。 諦めないマドリーは直後にムバッペがPKを獲得しかけるもその前にブラヒム・ディアスにオフサイドがあり、バルセロナが3-2で勝利。 激闘を制したバルセロナが4季ぶりにコパ・デル・レイを制覇。今季1冠目を獲得している。 バルセロナ 3-2 レアル・マドリー 【バルセロナ】 ペドリ(前28) フェラン・トーレス(後39) ジュール・クンデ(延後11) 【レアル・マドリー】 キリアン・ムバッペ(後25) オーレリアン・チュアメニ(後32) 2025.04.27 07:51 Sun2
ギュレル弾で逃げ切ったマドリーがリーグ3連勝で週末のコパ決勝へ弾み!【ラ・リーガ】
レアル・マドリーは23日、ラ・リーガ第33節でヘタフェと対戦し1-0で勝利した。 3日前に行われたアスレティック・ビルバオ戦をバルベルデとの劇的弾で辛勝した2位マドリー(勝ち点69)は、その試合から先発を7人変更。ロドリゴやベリンガム、モドリッチ、リュディガーらに代えてエンドリッキやバルベルデ、アルダ・ギュレル、アラバらをスタメンで起用。ヴィニシウスとエンドリッキを2トップに据えた「4-4-2」で試合に臨んだ。 リーグ戦2連敗中の12位ヘタフェ(勝ち点39)に対し、立ち上がりこそ相手の積極的な守備に手を焼いたマドリーだったが18分に決定機。右サイドからドリブルで仕掛けたルーカル・バスケスがボックス右から侵入し縦パスを送ると、これに反応したヴィニシウスのマイナスの折り返しをファーサイドのフラン・ガルシアが左足で合わせたが、シュートはGKソリアの好セーブに阻まれた。 さらにマドリーは22分、相手セットプレーのこぼれ球を繋いでカウンターを仕掛けると、ドリブルでボックス右横まで持ち上がったヴィニシウスがクロスを供給すると、相手DFにディフレクトしたこぼれ球を拾ったブラヒム・ディアスのシュートは相手GKが正面でブロック。 このこぼれ球に再び反応したブラヒム・ディアスの落としからボックス左のギュレルがクロスを入れると、これも相手DFに弾き返されたが、ボックス外で再び拾ったギュレルがカットインから右足一閃。強烈なシュートがゴール左に突き刺さった。 先制したマドリーは32分にも、アラバのロングフィードを最前線のエンドリッキが収めると、ヴィニシウスとのパス交換からボックス内に侵入しシュート。飛びだしたGKに当たったボールは枠に向かったが、守備に戻ったジェネにゴールライン手前でクリアされた。 ハーフタイムにかけても攻勢を続けたマドリーだったが、追加点を奪うには至らず。前半は1-0で終了した。 ハーフタイムにアラバを下げてカマヴィンガを投入したマドリーだが、後半は拮抗した立ち上がりに。64分にはエンドリッキを下げてベリンガムするも、72分にヘタフェがチャンスを作る。ボックス左から侵入したマジョラルの折り返しを中央のアランバリが左足で合わせたが、これは枠の右に外れた。 その後も一進一退の展開が続くなか、マドリーは終盤にアクシデント。87分、ミジャとの接触で左足内転筋付近を痛めたカマヴィンガがピッチに倒れると、一度は治療を受けてプレーを再開したがすぐに座り込み、90分にピッチを後に。すでに交代回数を使い切っていたマドリーは、10人での戦いを強いられる。 すると直後の91分、数的不利のマドリーはピンチを迎える。ジャンピングボレーを狙ったフアンミのミスキックのこぼれ球をボックス左で拾ったダ・コスタが縦に切り込み折り返すと、ペテルがヒールシュートで狙ったが、これはGKクルトワが正面でキャッチ。 さらに97分にも、アルバロ・ロドリゲスに決定機を許したマドリーだったが、これも守護神クルトワが好セーブで凌ぎ、そのまま1-0でタイムアップ。マドリーが3連勝で週末に行われるバルセロナとのコパ・デル・レイ決勝に弾みをつけている。 ヘタフェ 0-1 レアル・マドリー 【レアル・マドリー】 アルダ・ギュレル(前22) 2025.04.24 06:45 Thu3
ベルナベウ攻略で連勝のアーセナルが王者マドリー撃破! PSG待つベスト4進出【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、レアル・マドリーvsアーセナルが16日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、アウェイのアーセナルが1-2で勝利。2戦合計1-5としたアーセナルの準決勝進出が決まった。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 8日にアーセナル・スタジアムで行われた1stレグはホームのアーセナルが3-0の完勝。王者優位という下馬評を覆す会心の勝利で大きなアドバンテージを手にした。 敵地で想定外の大敗を喫し、崖っぷちの状況となったマドリー。先週末のリーグ戦ではムバッペの前半退場で苦しい戦いとなったが、カマヴィンガのゴールによって1-0の勝利。公式戦4試合ぶりの白星を飾って今回の大一番を迎えた。アンチェロッティ監督は奇跡のレモンターダを狙った一戦で先発3人を変更。フラン・ガルシア、カマヴィンガ、ギュレルに代えてアラバ、ベリンガム、ヴィニシウスを起用した。 対してベスト4進出へ王手をかけたという状況のアーセナル。ただ、一部主力を温存して臨んだリーグ戦ではブレントフォード相手にリードを守り切れずに1-1のドロー。敵地での大一番に弾みを付けるまでには至らなかった。アルテタ監督は逃げ切りを図った一戦で先発5人を変更。ティンバーとルイス=スケリーの両サイドバック、ウーデゴール、サカ、メリーノと主力を復帰させた。 マドリディスタの強烈な後押しを背にしたホームチームが開始直後にムバッペ、ヴィニシウスの連携でいきなり際どい場面を創出する。 しかし、アーセナルも冷静に押し返すと、8分にはサカのコントロールシュートで最初の決定機を創出。さらに、このプレーで得た左CKの場面ではボールに関係ないポジション取りでメリーノのユニフォームを完全に引っ張って倒したDFアセンシオのプレーに関して数分後にオンフィールド・レビュー(OFR)が行われると、アーセナルにPKが与えられる。 だが、キッカーのサカがタイミングを外してチップキック気味に放った左へのシュートをGKクルトワが見事な粘りと長いリーチを活かしたワンハンドセーブではじき出し、絶体絶命のピンチを救った。 守護神のビッグプレーで逆転への可能性を残したマドリー。ここから攻勢を強めると、24分にはセットプレーの流れからボックス内でライスとムバッペが交錯。主審は当初ホールディングでのPKを宣告したが、OFRの末にノーファウルと判定を覆した。 絶好のゴールチャンスが取り消しとなったマドリーは気持ちを切り替えて前に出ていく。ボールを保持して相手のコンパクトな守備の攻略を図るも、流れの中では自慢のアタッキングユニットの個人技もうまく封じられて決定機まで持ち込めない。また、再三のセットプレーも撥ね返される。 大量7分が加えられたアディショナルタイムを含め前半終盤にかけてはボールを握って攻め手を窺うマドリー、堅守速攻で応戦するアーセナルという構図の下で拮抗した展開が続いていく。手数ではホームチームが勝ったが、前半アディショナルタイムにはカウンターでボックス左に抜け出したマルティネッリがニア下へ際どいシュートを放ったが、ここはGKクルトワの好守に阻まれた。 2ndレグは0-0、2戦合計では0-3で折り返した後半も前半と同様の展開で試合が進んでいく。 ハーフタイムでの修正も実らず、ゴールが遠いマドリーは61分、アラバとルーカス・バスケス、ロドリゴを下げてフラン・ガルシア、セバージョス、エンドリッキの3枚替えを敢行。バルベルデを右サイドバックに移した。 一方、後半も冷静にゲームを運んでいくアーセナルはワンチャンスを活かして先制点まで奪う。65分、長いボールを使って右サイドのサカが背後を取ってタメを作ると、中央での細かいパス交換からメリーノの絶妙なスルーパスでゴール前に抜け出したサカがGKクルトワとの一対一を制し、PK失敗を払しょくするファインゴールとした。 これで4点差を追う形となったマドリーだったが、失点直後に反発力を示す。67分、GKラヤからボックス付近でスローイングを受けたサリバの死角からボールにアプローチしたヴィニシウスがまんまと奪い切って無人のゴールへシュートを流し込んだ。 これで再び3点差に戻ったなかでマドリーが勢いを見せるが、アーセナルも気持ちを切り替えてうまく相手陣内で時計を進めていく。 75分には足首を痛めたムバッペの負傷を受け、アンチェロッティ監督はアセンシオも下げてモドリッチ、ブラヒム・ディアスを同時投入。チュアメニをセンターバックに下げて前がかる。対するアーセナルはスコアラーのサカを下げてトロサールを投入し、マルティネッリを右に回した。 その後、完全に逃げ切り態勢に入ったアーセナルに対して、マドリディスタの熱狂的な後押しを受けながら最後まで懸命にゴールを目指したマドリー。ブラヒム・ディアスやエンドリッキらがボックス内で際どいシーンに絡んだが、再びゴールをこじ開けることはかなわず。 逆に、アーセナルは後半アディショナルタイムの93分にロングカウンターから快足を飛ばしてDFフラン・ガルシアを振り切ったマルティネッリが土壇場で勝ち越しゴールを奪い、ベルナベウ攻略。 この結果、見事な連勝で王者マドリーを撃破したアーセナルがパリ・サンジェルマンの待つ準決勝進出を決めた。 レアル・マドリー 1-2(AGG:1-5) アーセナル 【レアル・マドリー】 ヴィニシウス・ジュニオール(後22) 【アーセナル】 ブカヨ・サカ(後20) ガブリエウ・マルティネッリ(後48) 2025.04.17 06:07 Thu4
マドリーがバレンシアにホーム17年ぶり敗戦…相手守護神ママルダシュヴィリ躍動に苦しみ土壇場被弾【ラ・リーガ】
ラ・リーガ第30節、レアル・マドリーvsバレンシアが5日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、アウェイのバレンシアが1-2で勝利した。 週明けにチャンピオンズリーグ(CL)のアーセナル戦を控える2位のマドリーは、15位のバレンシアとのホームゲームでリーグ4連勝を目指した。リーグ前節のレガネス戦は3-2の勝利も、コパ・デル・レイ準決勝2ndレグではレアル・ソシエダ相手に延長戦を制し決勝進出を決めたものの、90分では3-4と敗戦。心身ともに消耗を強いられた状態で臨んだ。 そのソシエダ戦からは先発6人を変更。軽傷を抱えるGKルニンに代えてこれがファーストチームデビューとなる19歳GKフラン・ゴンサレスを起用。ロドリゴやアセンシオ、カマヴィンガがベンチスタートとなり、ムバッペ、ブラヒム・ディアス、リュディガーらが復帰した。 ラ・レアル戦の疲労もあって、ややゆったりと試合に入ったマドリー。それでも、10分には快足を飛ばして背後へ抜け出したムバッペがDFタレガとボックス内で交錯。このプレーでPKを獲得した。だが、キッカーのヴィニシウスが右を狙って蹴ったシュートはコースが甘く、GKママルダシュヴィリに完璧な読みではじき出された。 ヴィニシウスの痛恨のPK失敗で先制のチャンスを逃すと、したたかなバレンシアが直後にゴールをこじ開ける。15分、右CKの場面でキッカーのアウメイダが浮き球のボールをボックス中央へ蹴り込むと、ボックス外から勢いを持って走り込んだディアカビが打点の高いヘディングシュートをゴール右に叩き込んだ。 PK失敗に先制点献上と最悪な入りとなったエル・ブランコ。21分にはボックス内での混戦からバレンシアの連携ミスでディアカビが自軍ゴールにボールを蹴り込んでオウンゴールかに思われたが、ここは起点となったムバッペのプレーでオフサイドを取られてラッキーな同点ゴールとはならず。 前半半ばから終盤にかけては完全にホームチームが主導権を握って攻め立てる。ムバッペのボックス付近での再三の仕掛けからのシュート、42分にはベリンガムが圧巻の中央突破でボックス内まで持ち込んでバランスを崩しながらも右足シュートを放つが、いずれのシュートも相手の好守や枠を捉え切れず。前半のうちに追いつくことはできなかった。 それでも、攻勢を仕掛けた後半立ち上がりの50分にはモドリッチの左CKをニアでベリンガムが頭でフリックすると、ファーに詰めたヴィニシウスが名誉挽回のゴールで早々にスコアをタイに戻した。 さらに、57分にはブラヒム・ディアスを下げてロドリゴを投入し攻勢を強めると、ムバッペやロドリゴのシュートで相手ゴールに迫る。さらに、70分にはボックス内でヴィニシウス、バルベルデに連続決定機も、ここはGKママルダシュヴィリの圧巻のセーブに阻まれた。 その後、77分にはエンドリッキ、カマヴィンガ、アラバの3枚替え、85分にはギュレルも投入して前がかるホームチーム。以降もムバッペやロドリゴが決定的な場面に絡むが、ディフェンスラインの高い集中に加えて、ジョージア代表GKの再三の好守に手を焼いて時間だけが過ぎていく。 すると、後半アディショナルタイムには前がかった背後を完璧に突かれると、右サイド深くに抜け出したラファ・ミルからの折り返しをゴール前に走り込んだウーゴ・ドゥーロに頭で流し込まれ、勝ち越しゴールを奪われた。 その後、前線に攻め残ったリュディガーの決定機もGKママルダシュヴィリに阻まれたマドリーは、2008年以来となるベルナベウでの対バレンシア戦敗戦となり、リーグ優勝争いにおいて痛恨の黒星となった。 レアル・マドリー 1-2 バレンシア 【レアル・マドリー】 ヴィニシウス・ジュニオール(後5) 【バレンシア】 ムクタル・ディアカビ(前15) ウーゴ・ドゥロ(後50) 2025.04.06 01:52 Sun5
【ラ・リーガ第31節プレビュー】3強はいずれも下位と対戦、奇跡のレモンターダ期すマドリーはアラベス戦で連敗ストップなるか
先週末に行われた第30節は首位のバルセロナがドロー、2位のレアル・マドリーが敗戦、3位のアトレティコ・マドリーが勝利と三者三様の結果で優勝争いに動きがあった。さらにオトラ・リーガでも上位陣の取りこぼしによってヨーロッパ出場権争いはより拮抗してきている。 UEFAコンペティションの準々決勝の狭間での開催となる第31節は上位3チームがいずれも下位との対戦となる。また、FW浅野拓磨の負傷離脱で日本人対決はならずも、8位のレアル・ソシエダと10位のマジョルカによるトップハーフ対決にも注目が集まる。 首位のバルセロナは前節、レアル・ベティスとの絶好調同士の対戦を1-1のドローで終えた。古巣対戦となったMFガビの恩返しゴールで先制に成功したが、セットプレーからすぐに追いつかれる。後半は押し気味に進めたものの、相手の堅守を前に勝ち越しゴールを奪えず。リーグ連勝が「9」でストップしたが、2位チームの敗戦によって4ポイント差での首位キープに成功した。 さらに、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグではドルトムントとのホームゲームに4-0で先勝。古巣対戦のFWレヴァンドフスキのドブレーテに、FWハフィーニャが1ゴール2アシストの活躍を見せるなど強力トリデンテ揃い踏みの活躍によって敵地での2ndレグを前に準決勝への切符をほぼ手中に収めた。そのリターンレグへ余裕を持って臨めるなか、リーグ2戦ぶりの白星を目指す今節は降格圏の18位に低迷するレガネスと対戦。前回対戦ではホームでまさかの敗戦を喫した相手ではあるが、現状のフォームを鑑みればいくつかのポジションでターンオーバーを敢行しても勝ち点3を取りこぼす可能性は低い。 2位のマドリーは前節、バレンシアとのホームゲームで1-2の敗戦。ホームでは圧倒的に相性がいいお得意様との対戦だったが、FWヴィニシウス・ジュニオールのPK失敗なども響き後半アディショナルタイムに喫した失点によって痛恨の取りこぼしとなった。さらに、敵地で行われたCLではMFライスに圧巻の直接FK2発を叩き込まれるなど0-3の完敗。大会連覇に向けて崖っぷちの状況だ。 サンティアゴ・ベルナベウで奇跡のレモンターダが必要となるなか、今節は降格圏手前の17位アラベスとのアウェイゲームで公式戦連敗ストップを狙う。リーグ戦でもこれ以上勝ち点の取りこぼしが許されない状況だが、アーセナル戦をベストな状態で迎えるためにターンオーバーの採用が濃厚だ。2ndレグをサスペンションで欠場するMFカマヴィンガやFWブラヒム・ディアス、FWエンドリッキ、MFギュレルら若き力の躍動によって弾みを付ける勝利を掴みたい。 3位のアトレティコは前節、セビージャとのアウェイゲームで2-1の逆転勝利。公式戦4試合ぶりの白星を挙げた。開始早々に先制点を奪われるもFWアルバレスのPKで同点に追いつくと、後半アディショナルタイムにはMFバリオスが見事な個人技から左足ミドルシュートを突き刺し、劇的な勝利を収めた。これで首位との勝ち点差を「7」に縮めて逆転優勝へ望みを繋げた。マンデーナイト開催となる今節は最下位のバジャドリーとのホームゲームとなり、きっちり連勝を飾りたい。 MF久保建英を擁するソシエダは前節、下位に沈むラス・パルマスを相手に3-1の快勝。途中出場の久保も鋭い仕掛けからのチャンスメイクに幻のゴラッソと見せ場も作り、久々のリーグ連勝に花を添えた。先発復帰が見込まれる今節は右足ハムストリングの負傷で戦線離脱の浅野との日本人対決はならずも、チームとしては逆転でのヨーロッパコンペティション出場権獲得へ是が非でも勝ち点3がほしいところ。日本人エースの躍動に期待したい。 ヨーロッパリーグ(EL)とカンファレンスリーグ(ECL)参戦組の4位アスレティック・ビルバオ、6位のベティスはそれぞれ9位のラージョ・バジェカーノ、5位のビジャレアルというタフな相手との上位対決に臨む。 敵地でELレンジャーズ戦を戦ったアスレティックは前半序盤に数的優位、後半半ばにPK獲得と先勝のチャンスが十二分にありながらも0-0のドローに終わり、ホーム開催の2ndレグへアドバンテージを得られず。一方、ベティスはヤギエロニアとのホーム開催の初戦を2-0で勝利しており、こちらはリーグ上位対決により注力できる状況だ。 《ラ・リーガ第31節》 ▽4/11(金) 《28:00》 バレンシア vs セビージャ ▽4/12(土) 《21:00》 レアル・ソシエダ vs マジョルカ 《23:15》 ヘタフェ vs ラス・パルマス 《25:30》 セルタ vs エスパニョール 《28:00》 レガネス vs バルセロナ ▽4/13(日) 《21:00》 オサスナ vs ジローナ 《23:15》 アラベス vs レアル・マドリー 《25:30》 ベティス vs ビジャレアル 《28:00》 アスレティック・ビルバオ vs ラージョ ▽4/14(月) 《29:00》 アトレティコ・マドリー vs バジャドリー 2025.04.11 19:00 Friレアル・マドリーの人気記事ランキング
1
コパ決勝クラシコで2アシスト、優勝に貢献したヤマルはマドリーに「今季彼らは僕らに勝てない」と豪語
バルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルがレアル・マドリーに対して豪語した。 ヤマルは26日に行われたコパ・デル・レイ決勝マドリー戦で先制点と2点目をアシスト。延長戦の末3-2で勝利したチームの優勝に大きく貢献していた。 コパ・デル・レイ決勝での勝利により今季のクラシコの戦績はバルセロナの3戦3勝となった中、ヤマルは試合後のインタビューで「例え1点決められても、2点決められても関係なかった。今季彼らは僕らに勝てない。それが証明された」と豪語。 優勝決定後には派手なサングラスを着用してお茶らけていたヤマル。17歳の言動が来月11日に行われるラ・リーガでの今季最後となるエル・クラシコにどのような影響を与えるだろうか。 2025.04.27 13:00 Sun2
コパ決勝で3選手退場のマドリー、主審に投擲のリュディガーに長期出場停止の可能性
コパ・クラシコで退場したレアル・マドリーのDFアントニオ・リュディガーに厳しい処分が科される可能性が浮上した。 26日、コパ・デル・レイ決勝のバルセロナvsレアル・マドリーがエスタディオ・デ・ラ・カルトゥーハで行われ、延長戦までもつれ込んだ一戦は3-2でバルセロナの勝利に終わった。 これでラ・リーガ、スーペル・コパ・デ・エスパーニャに続きクラシコ3連敗となったマドリーは、チャンピオンズリーグに続く今シーズン2つ目のタイトル逸となった。 さらに、今後のラ・リーガの戦いに向けてディフェンスリーダーを失う可能性も出てきている。 今季の国内での戦いでの度重なるチームに対する不利な判定を訴え、ラ・リーガやスペインサッカー連盟(RFEF)との関係悪化が指摘されるマドリー。 さらに、今回の決勝前にはコパ決勝を担当することになったリカルド・デ・ブルゴス・ベンゴエチェア主審とVAR審判のパブロ・ゴンサレス・フエルテス氏が、『レアル・マドリーTV』で自身らが度々批判されたことを受けて開いた会見によってその関係はより破綻。 前日の公式会見をボイコットしたなか、「決勝戦の24時間前に審判団が行った不適切かつ遺憾な発言によって何億人もの人々が観戦する世界的に重要なスポーツイベントが汚されることがあってはならない。そしてセビージャへの渡航を計画しているファン、既に到着している全てのファンの方々に敬意を表す。レアル・マドリーは決勝戦に任命された審判団が今日、再び我がクラブに示した敵意と憎しみにも関わらず、サッカーの価値観が勝つべきだと信じている」との声明を発表していた。 そんななか、問題が発生したのは、バルセロナが3-2と勝ち越して迎えた延長後半アディショナルタイム。 FWキリアン・ムバッペの偶発的な手がDFエリック・ガルシアの顔面に直撃し、ベンゴエチェア主審がマドリー側のファウルを宣告。すると、この微妙な判定に激高したマドリー陣営ではすでにベンチに下がっていたFWヴィニシウス・ジュニオール、DFルーカス・バスケスがピッチに入って激しく抗議。さらに、リュディガーは同主審に対して、氷と思われる物体を投擲する危険行為を働いた。 これに対して、ベンゴエチェア主審はベンチのリュディガーにレッドカードを掲示。さらに、バスケスと試合後にはMFジュード・ベリンガムにもレッドカードを掲示し退場させていた。 その報告書では「リュディガーは下記の理由で退場処分を受けた。『テクニカルエリアから私(主審)に届かない物体を投げたため。レッドカードを受けた後、攻撃的な態度を示したため、テクニカルスタッフ数名に制止された』」と、ドイツ代表DFの退場に関する説明があった。 さらに、バスケスは「我々の判定に抗議し、ピッチ内に数メートル入り込み、異議を唱えるジェスチャーをしたため」、ベリンガムは「試合終了後、審判に攻撃的な態度で近づき、チームメイトに制止されたため」と、それぞれ退場理由が説明された。 スペイン『マルカ』などによれば、バスケスとベリンガムのサスペンションに関しては現状で来シーズンのコパに持ち越される形になるというが、より重大なリュディガーの一件に関しては例外が適用され、ラ・リーガへの適用の可能性も含めより長期の出場停止となる可能性が高いという。 即時の処分適用となった場合、リュディガーは5月11日に行われるクラシコを含め少なくとも残りのリーグ戦すべてを欠場する可能性もあるようだ。 2025.04.27 19:00 Sun3
「ふざけるのはやめろ」アンチェロッティ監督が激怒、“神童”18歳エンドリッキのなめたプレーを叱責「ああいうプレーは許されない」
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、ブラジル代表FWエンドリッキのプレーを叱責した。『ESPN』が伝えた。 エンドリッキは23日に行われたラ・リーガ第33節のヘタフェ戦に先発出場。64分に途中交代となっていた。 試合はアルダ・ギュレルのミドルシュートで0-1とマドリーが勝利したが、エンドリッキのパフォーマンスが話題となっている。 エンドリッキは今シーズンからマドリーに加入。ヘタフェ戦は自身にとってラ・リーガで初の先発出場だった。 この試合では2度の決定機を迎えた中、アンチェロッティ監督が叱責したのは2つ目のチャンス。56分、エドゥアルド・カマヴィンガのスルーパスを受けたエンドリッキは、ヘタフェのGKダビド・ソリアの頭上を越そうとループシュートを狙ったが、ミスキックになりキャッチ。そもそもオフサイドではあったが、ふざけたプレーにアンチェロッティ監督が怒りを露わにした。 「彼には2つのチャンスがあった」 「最初のチャンスはこれ以上ないほどの得点チャンスだった。2つ目のチャンスはオフサイドだったかもしれないが、ああいうプレーは許されない」 「彼はまだ若く、学ぶ必要がある。だが、できる限り良いシュートを打つべきだ。そして、ふざけるのはやめろ。サッカーに演劇クラブの居場所はない」 リーガで初先発となった試合でも、運動量は少なく、試合に入れていないようにも見えたエンドリッキ。しっかりとゴールを奪うプレーを見せなければ、チャンスはどんどん失われるかもしれない。 2025.04.24 23:40 Thu4
マドリー退団濃厚のアンチェロッティ、複数回のラブコール受け入れセレソン指揮官へ
今シーズン限りでのレアル・マドリー退団が既定路線となりつつあるカルロ・アンチェロッティ監督。新たな挑戦の場はブラジル代表になる可能性が高いようだ。 26日、コパ・デル・レイ決勝でバルセロナに敗れ、チャンピオンズリーグに続く今季2つ目のタイトル逸となったマドリー。さらに、ラ・リーガでも絶好調のバルセロナとの勝ち点差は「4」と、UEFAスーパーカップを除く主要タイトル無冠の可能性が高まっている。 この成績不振や求心力の低下を受け、クラブは今季限りでの契約解消に動く可能性が高く、コパ終了後の会見でイタリア人指揮官は自身の去就についてこう語っている。 「レアル・マドリーで続けることもできるし、辞めることもできる。どうなるか見てみよう」 「ただ、それは今日ではなく、今後数週間の話題になるだろう」 明言を避けたものの、退団を窺わせるニュアンスが色濃いこの発言によって、俄然今後に注目が集まる稀代の名将。一部では来季に向けて新指揮官を探す古巣ローマとの関連付けもあったが、現時点での最有力はセレソンだという。 3月にドリヴァウ・ジュニオール監督を解任し、現在指揮官不在のブラジル代表。ブラジルサッカー連盟(CBF)のエドナルド・ロドリゲス会長は過去複数回に渡ってラブコールを送り続けていたが、マドリーとの現行契約全うを優先したアンチェロッティ監督側に固辞されていた。 だがしかし、マドリーでの今後が不透明となったイタリア人指揮官はここにきてセレソンの新指揮官就任へ前向きな姿勢を示しているようだ。 移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、CBFの代表団はマドリードに滞在しており、アンチェロッティ監督と現時点で契約を残すクラブ側と交渉を行っているという。 ブラジル代表側はマドリーが参戦するFIFAクラブ・ワールドカップ前の招へいを希望し交渉を進めているが、アンチェロッティ監督の新指揮官就任に自信を持っているという。 2025.04.27 20:22 Sun5