ファン・ダイク退場も追いつく展開に「我々のファイティングスピリット」、オランダ代表指揮官は主将欠くドイツ戦へ「オプションはたくさん」

2024.10.12 15:40 Sat
ドローに持ち込んだクーマン監督
Getty Images
ドローに持ち込んだクーマン監督
オランダ代表ロナルド・クーマン監督が安堵している。オランダ『Algemeen Dagblad』が伝えた。

UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグAグループ3を戦い、9月の2試合は1勝1分けで終えていたオランダ。11日の第3節ではハンガリー代表とのアウェイ戦に臨んだ。

主導権を握りながら崩せないオランダは、ハンガリーにワンチャンスをものにされ32分に失点。1点ビハインドのまま終盤を迎えると、DFヴィルヒル・ファン・ダイクが退場するアクシデントにも見舞われたが、DFデンゼル・ダンフリースがセットプレーからヘディングで決め、1-1の引き分けに持ち込んだ。
10人の状態でなんとか勝ち点「1」を手にしたクーマン監督。攻めながら点を奪えなかった歯がゆい展開を振り返っている。

「1人少なくなっても、最終的に1-1で終えればほっとするものだ。我々が持つファイティングスピリットを示している」
「後半は前半よりもずっと良いプレーができたが、完璧ではなかった… パスが合わなかったり、シュートやクロスがゴール前を通り過ぎたり。ブライアン・ブロビーにもヘディングのチャンスがあった。あの時は点を取れるだろうと思ったが、難しい試合だった。前半は相手が多くのファウルを犯し、それが試合を停滞させた」

また、14日に行われる第4節のドイツ代表戦にも言及。主将で柱のファン・ダイクが出場停止となるが、対応できると説明した。

「我々にはこれに対応するためのオプションはたくさんある。ミッキー・ファン・デ・フェンは左センターバックでもプレーできる。また、私がそうすることを選べば、ヨレル・ハトイアン・マートセンは左サイドバックでプレーできるだろう」

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