オーストラリア代表新指揮官が15日の日本代表戦へ 「恐れるものは何もない」「大きな挑戦だが、大きなチャンス」

2024.10.11 10:16 Fri
オーストラリアでの初陣を白星のポポヴィッチ監督
Getty Images
オーストラリアでの初陣を白星のポポヴィッチ監督
オーストラリア代表指揮官が“日本撃破”に力を込めた。オーストラリアメディア『The New Daily』が報じる。今月からトニー・ポポヴィッチ新監督が率いるオーストリアは10日の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第3戦で中国代表と対戦。3-1で今予選初白星を掴んだ。

これで1勝1分け1敗の2位に浮上し、15日に無傷の3連勝で首位をひた走る日本との敵地戦に臨むポポヴィッチ監督は中国戦後が終わったばかりのなか、次戦に目を向ける。
「もちろん、日本に勝つというのは大きな挑戦だが、大きなチャンスでもある。もっと良くなれる。このパフォーマンスを改善できれば、試合に勝てる。それが本当にキーとなる」

「現時点で最高のチームと対戦するために日本に行く。素晴らしい挑戦だし、楽しみだ。選手たちも楽しみでいてくれていたらと思う」
現役時代に4シーズンにわたってサンフレッチェ広島でプレー経験を持つポポヴィッチ監督はそう語ると、当時に共闘した日本を率いる森保一監督にも触れながら、闘志を燃やす。

「恐れるものは何もない。日本にリスペクトでいっぱいだがね。日本でプレーした頃、彼はキャプテンだったし、よく知っている。もう何年も率いている素晴らしい人物だ」

「日本サッカーの発展を目の当たりにしているし、彼がどう選手を入れ替え、どう戦い方を向上させたかはわかる。だから、彼のことを思うと、私も嬉しく思っているよ」

「我々が自信をもって挑まないといけないが、アデレードでの細部を改善すればチャンスが生まれてくるのもわかっている。それこそが我々の望むこと。2試合とも勝ちたい」

1 2

トニー・ポポヴィッチの関連記事

オーストラリア代表にとって最終予選最大のヤマ場は、次の日本代表戦である。 豪代表は今月、W杯アジア最終予選C組で2連勝し、本大会出場ラインの2位をキープ。首位通過こそなくなったが、この2試合で得失点差も大きく伸ばし、以下のような状況とした。 ◆残り2試合 1位 日本 | 勝ち点20 | +22 2位 豪 2025.03.29 22:44 Sat
元U-23オーストラリア代表MFライアン・ティーグ(23)が中国代表入りを真剣に検討しているという。豪『news.com』が伝えた。 02年日韓大会以来のW杯出場へアジア最終予選を戦うなか、ここ数日の間にもいわゆる「帰化選手」を巡るトピックが飛び交う中国代表。 国外出身者の帰化プロセスが順調だったりそうでは 2025.01.24 15:13 Fri
オーストラリア代表のトニー・ポポヴィッチ監督は、2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の再開に先立ち、「サウターの穴埋め」に思考を巡らせているようだ。 日本代表とC組で同居する豪代表。第6節を終えて本大会出場圏内の2位につけるが、6試合で1勝4分け1敗の勝ち点7、最下位中国とは勝ち点「1」差と、全くもって 2025.01.21 15:05 Tue
オーストラリア代表のトニー・ポポヴィッチ監督が、重傷を負った同代表DFハリー・サウターについてコメントした。 豪代表の象徴的存在といえばサウター。198cmの巨漢センターバックとして空中戦はほぼ無敵、セットプレー時は相手の脅威となる。 しかし昨年末、所属するシェフィールド・ユナイテッドでの試合中にアキレス腱 2025.01.19 17:15 Sun
アルビレックス新潟は8日、Aリーグ・メン(オーストラリア1部)のメルボルン・ビクトリーFCからオーストラリア代表DFジェイソン・カトー・ゲリア(31)の加入内定を発表した。メディカルチェック終了後に正式加入となり、チームへの合流は1月中旬が予定されている。 ジェイソン・ゲリアはメルボルン・ビクトリーでプロデビュー 2025.01.08 16:45 Wed

オーストラリア代表の関連記事

オーストラリア代表にとって最終予選最大のヤマ場は、次の日本代表戦である。 豪代表は今月、W杯アジア最終予選C組で2連勝し、本大会出場ラインの2位をキープ。首位通過こそなくなったが、この2試合で得失点差も大きく伸ばし、以下のような状況とした。 ◆残り2試合 1位 日本 | 勝ち点20 | +22 2位 豪 2025.03.29 22:44 Sat
2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループC第8節の中国代表vsオーストラリア代表が25日に行われ、アウェイのオーストラリアが0-2で勝利した。 インドネシア代表相手の5-1の快勝によって2位キープに成功したオーストラリア(勝ち点10)は、サウジアラビア代表相手の0-1の敗戦で最下位に沈む中国( 2025.03.25 21:58 Tue
オーストラリア代表がFC町田ゼルビアのFWミッチェル・デュークを追加招集した。フットボール・オーストラリア(FFA/オーストラリアサッカー連盟)が発表した。 本来なら豪代表最前線のファーストチョイスも、昨年から町田で定位置を確保できず、今回とうとう招集外のデューク。今シーズンはJ1開幕6試合で1試合45分間しか出 2025.03.22 19:51 Sat
中国代表は25日のオーストラリア代表戦に敗れると、C組の「2位以内」が消滅する。 中国代表は20日、W杯アジア最終予選C組第7節でサウジアラビア代表と対戦。 すでにご存知の方も多い通り、FWリン・リャンミンが往年のコメディ映画を彷彿とさせるようなカンフーキックを相手選手の顔面にお見舞いし、数的不利となって0 2025.03.22 18:33 Sat
20日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第7節のオーストラリア代表vsインドネシア代表が行われ、豪州が5-1で勝利。これにより、日本代表はバーレーン代表戦「引き分け以上」で本大会出場権を獲得する。 日本代表が首位に立つC組。森保ジャパンのキックオフに先立ち、日本時間18:00スタートで豪州v 2025.03.20 20:10 Thu

W杯予選の関連記事

【ワールドカップ欧州予選】アルメニア 0-5 ポルトガル(日本時間9月7日/ワスゲン・サルキシャン・アンヴァン・ハンラペタカン・マルザダシ) [速報] クリスティアーノ・ロナウド ゴラッソ!FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選アルメニア vs ポルトガル/豪快に突き刺す弾丸シュート!ポルトガルのエースが魅せる! 2025.09.08 06:00 Mon
カルロ・アンチェロッティ監督のブラジル代表監督就任を発表したブラジルサッカー連盟(CBF)だが、エドナルド・ロドリゲス会長が解任された。 15日の夜、リオ・デ・ジャネイロ裁判所のガブリエル・デ・オリベイラ・ゼフィロ判事が、ロドリゲス会長とCBF理事会の役員に対し、事実上の職務停止命令を出した。なお、副会長の1人で 2025.05.16 21:35 Fri
アルゼンチンサッカー協会(AFA)は15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)の南米予選に臨むアルゼンチン代表候補メンバー28名を発表した。 南米予選の14試合を終えて首位を独走しているアルゼンチン。6月には5日にチリ代表とアウェイで、10日にはホームでコロンビア代表と対戦する。 すでにW杯の出場権を獲 2025.05.16 11:25 Fri
ブラジル代表の新指揮官となるカルロ・アンチェロッティ監督が、元副官をコーチングスタッフに迎え入れる見込みだ。『ESPN』が報じている。 今シーズン限りでレアル・マドリーの指揮官を退任し、シーズン終了後からセレソンを指揮するアンチェロッティ監督。イタリア人指揮官はコーチングスタッフにブラジル人スタッフを迎え入れる意 2025.05.15 18:20 Thu
元マンチェスター・ユナイテッドのスポーツディレクター(SD)、ダン・アシュワース氏が、イングランドサッカー協会(FA)に復帰することになった。 FAは14日、アシュワース氏が新設のチーフ・フットボール・オフィサーに就任すると発表。同職ではイングランド代表の男女チームと緊密に連携していくことになるという。 昨 2025.05.15 16:30 Thu

記事をさがす

トニー・ポポヴィッチの人気記事ランキング

1

オーストラリア代表の新たなコーチ陣が決定…ポポヴィッチ新監督がJ1広島で共にプレーしたフォックス氏ら入閣

オーストラリア代表のトニー・ポポヴィッチ新監督が新たなコーチ陣を任命。副官にもサンフレッチェ広島の元選手が加わった。 豪代表は、2026年北中米W杯アジア最終予選C組の2試合未勝利発進により、グラハム・アーノルド監督が辞任。後任には、前任と同じく現役時代にサンフレッチェ広島でプレーした経験を持つポポヴィッチ氏が据えられた。 フットボール・オーストラリア(サッカー連盟)は30日、ポポヴィッチ新監督が任命したコーチ陣の名簿を公表。これに伴い、前政権で副官を担った元マンチェスター・ユナイテッドのレネ・ミューレンスティーン氏、元豪代表DFのルーク・ウィルクシャー氏が退任した。 新たに選任されたのは、まずポール・オコン氏(52)。90年代後半のセリエA黄金期にラツィオとフィオレンティーナでプレーし、その他ミドルズブラやリーズ・ユナイテッドなどにも所属歴のある元豪代表DFだ。 続いてハイデン・フォックス氏(47)。こちらは1998〜2000年に広島でポポヴィッチ新監督とともにプレーし、広島からウェストハムへ移籍したという元豪代表DF。その他リーズやビーレフェルトなどでもプレー経験を持つ。 GKコーチにはフランク・ユリッチ氏(50)。現役時代にデュッセルドルフやレバークーゼン、ハノーファーでプレーし、豪代表GKとしては1996年の日本代表戦に出場した経験を持つ。 また、新たな分析官とメディカルコーチも選任され、指名したポポヴィッチ新監督は「これからの旅路に貢献できるスペシャリストを招聘できた。ダイナミックで競争力のあるオーストラリアンフットボールを育むべく、たゆまぬ努力を誓う」とコメントを寄せている。 豪代表は10月10日に最終予選C組第3節で中国代表戦(H)を戦い、そして15日の第4節、敵地・埼玉スタジアム2002で日本代表と戦う。 2024.09.30 15:53 Mon
2

「3バックならあそこが一番」前田大然がWBに意欲、オーストラリアにはお得意様も「あっちは多分嫌がっている」

日本代表FW前田大然(セルティック)が自身の役割やオーストラリア代表戦について語った。 2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選ではグループCを戦う日本。鬼門となっていたアウェイのサウジアラビア代表戦を制したなか、15日の第4節ではオーストラリアをホームに迎える。 途中出場から左ウイングバックとしてサウジアラビア戦の勝利に貢献した前田。求められる役割について言及した。 「3バックになったらあそこが一番かなと自分自身でも思っているので。(中央は)今はほとんどチームでもやっていないですし、たまにやるくらいなので、そっちよりサイドの方かなと思います」 「前に出ていく推進力だったり、後ろに戻るっていうのは自分の武器だと思うので、(強みは)そこかなと思います」 「いろんなところができると選手としての幅も広がりますし、チームとしても広がると思うので、与えられたポジションでしっかりと良いプレーをしたいと思います」 また、サウジアラビア戦では特に守備を意識したとコメント。積極的な仕掛けは自重したという。 「あの試合に関しては失点をしないっていうことが一番だったので、早めに(三笘)薫に預けて。前にいきたかったですけど、そこはタイミング見て、いけるところはいって。可能性がない時はいかないっていう感じでやっていました」 「前に出ていって取られたら戻れるっていうのは自分の中ではあるんですけど、すごく失うとチームとして苦しくなると思うので、うまくチームのバランスを見ながら前の試合はやりました」 さらに、オーストラリアには前田が特徴をよく知る選手も。トニー・ポポヴィッチ監督の初陣で右ウイングバックを務めたDFルイス・ミラー(ハイバーニアン)に触れ、スコティッシュ・プレミアシップでの対峙を振り返った。 「競り合いは対戦しても本当に強いので、守備のところでもうまく飛ばさないとか、そういうのを意識しながらやれたらと思います」 「足も結構速いので、縦、縦とかいくとついてこられると思う。中にいくふりをして縦とか、縦にいくふりして中とか、いろいろ工夫しないといけないと思います」 「対戦していて(自分が)かっさらう部分もあるので、あっちは多分嫌がっているかなと。そのまま代表でもやれれば良いなと思います」 2024.10.15 00:10 Tue
3

30代を過ぎて8年ぶりに豪代表復帰…元J2千葉のゲリアに新たな目標が生まれる「もう一度海外でプレーしたい」

オーストラリア代表DFジェイソン・ゲリア(31)。30代を過ぎて8年ぶりに代表復帰し、海外移籍への想いが込み上げてきたという。 14日、W杯アジア最終予選C組の豪州vsサウジアラビアが行われ、結果は0-0。日本代表を含むグループ内の他国を利する形となった。 この一戦、最終ラインの一角では31歳ゲリアが先発。我らがニッポンのライバルとあって、聞き馴染みのある選手も多い豪州…ジェフユナイテッド千葉に所属歴を持つのがゲリアだ。 ゲリアはメルボルン・ビクトリーでデビューし、日本移籍のJ2千葉、国内復帰のパース・グローリーを経て、21年にビクトリーへ復帰。 A代表は2016年(23歳)に初キャップも、その試合を最後に招集されることすらなくなり、気づけば31歳。選手キャリアも終盤戦である。 ところが急転直下、今年10月、ビクトリーを率いるトニー・ポポヴィッチ監督が豪代表に引き抜かれ、指揮官はさっそくゲリアを招集。 ゲリアは8年ぶりの招集となっただけでなく、最終予選の10月シリーズから3試合連続出場、ここ2試合は先発出場である。 まさに、恩師に腕を引っ張られて帰ってきたA代表の舞台。 そして、最終ラインでタッグを組むは、プレミアリーグで活躍するDFキャメロン・バージェス、イングランド2部で奮闘するDFハリー・サウター…31歳ゲリアは、若手時代の夢を思い出したとサウジ戦後に語る。 「2人とも僕より若いけど、ハリー、カム(バージェス)と一緒にプレーできることが嬉しいね。カムはイプスウィッチ・タウンでトッテナムに勝利したばかりで、ハリーはいまイングランド2部でとても評価が高い選手だ」 「2人と一緒にプレーすることで、なんだろう…多くのことを学んでいる感じかな。フットボーラーなら誰しも心の奥底に秘めているものを思い出しているんだ」 「僕はもう一度、海外でプレーしたい」 2024.11.15 16:25 Fri

オーストラリア代表の人気記事ランキング

1

「落ち着いて同点までいけた」町田浩樹が振り返る豪州戦の攻守、個人レベルでは対人苦にせず「1stディフェンスで潰せさえすれば」

15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第4節の日本代表vsオーストラリア代表が行われ、1-1ドロー決着に。DF町田浩樹(ユニオンSG)が試合を振り返った。 試合は58分、豪州が日本DF谷口彰悟のオウンゴールで先制。対して日本は75分、途中出場の中村敬斗が左から切れ込み、バイタルエリアからクロス。豪州DFキャメロン・バージェスがクリアしきれず、ネットへ吸い込まれた。 互いにセンターバックのOGで1点を奪い、勝ち点1を分け合うことに。両者とも「勝ちたかったが、最低限の戦果は得た」という90分間だ。 3バックの一角・町田は、最終予選4試合連続フル出場。日本の攻撃時は、敵陣深い位置で崩しに参加するシーンも多々あり、チームの駒としてかなり適応してきた印象だ。 「日本がボールを持って攻撃している時間が長いなかで、ああいう形で失点してしまった…失点そのものがチームとして久しぶりだったので、バタバタするかなとも思ったんですが、落ち着いて同点まで持っていけたと思います」 「ただ、そこからひっくり返せるチャンスがあったなかで、それは叶わなかった。課題だと思います」 失点シーンについては「まず直前の奪われ方が良くなかったです。空中戦からのルーズボールを回収できず、僕としてはもっとニアを消すべきだったのかなと。これから映像を見返して、ちゃんとした反省をします」とした。 この試合、大変印象的だったのは、ニッポンの左サイド。途中投入の中村が幾度となくワイドで突破し、起死回生の同点弾も実質中村のアシストということに。3バック左の町田が、中村の背後でケアしていた点とは。 「やっぱり奪われた際のことを考えたリスクマネジメントが最優先です。そこからクロスが上がったあともそうですし、セカンドボールから二次攻撃、三次攻撃に行く時のことも想定していました」 豪州が[5-4-1]のブロックを敷き、日本が攻略に時間を要した点については。 「(最終ラインが)5枚というだけでなく、そこにはあれだけ身長が高い選手も揃っている。それだけで難しいポイントとなるんですが、個人的には、中央を極限まで締めさせて、こっちはそこからサイドを使う…ということをもっと繰り返すべきだったと思います。具体的には、例えば僕から一回シャドーにパスをつけて、ワイドに流す、といった感覚です」 一方、前線にも186cmFWミッチェル・デューク(FC町田ゼルビア)を据えていた豪州。それでも190cm町田は、自身のデュエルでは「相手の高さ」をそこまで苦にしなかったようだ。 「こっちがファーストディフェンスで潰すことさえできれば、豪州はそこからのセカンドボールを徹底して狙ってくる感じがなかったので、しっかり対応できました。ロングボールの対応も基本は悪くなかったと思います」 “ロングボール対策はアジアカップの反省もあるのでしょうか?” 「シンプルな話、日本も最終ラインが5枚になっているので、センターバックが1枚釣り出されても、もう2枚がいる。アジア杯の時と比べることはできません。それでも、セカンドボールを回収する意識はかなり高くなりましたね」 2024.10.16 00:20 Wed
2

タイ代表に元豪代表選手が加わる可能性も? 準優勝ASEAN杯で国外出身選手らが活躍、次なる強化ピースとして機運高まる

石井正忠監督率いるタイ代表に、元オーストラリア代表選手が加わる可能性も? タイ『Thai Rath』が伝える。 2024年、東南アジア勢で唯一、W杯アジア最終予選へ進出したインドネシア代表に、旧宗主国オランダからの国籍取得=帰化選手が激増。最近は国内でも賛否が分かれ始めているそうだが、何はともあれパワーアップに成功した。 当該国にルーツを持つか否かに関わらず、こうした国外出身選手による強化はアジアでは珍しくなく、カタール、UAE、中国、台湾、キルギス、またシンガポールなどインドネシアとライバルの東南アジア勢にも国籍取得組が多数。 タイ代表では、年末年始のASEAN杯で、スウェーデン出身のFWパトリック・グスタフソン、ノルウェー出身のDFニコラス・ミケルソンなど、5人のタイ系選手を招集。5人は高く評価され、チームも準優勝という成果を挙げた。 大会直後から「今後はデンマーク1部・オーフスGFの元U-21スウェーデン代表DFエリック・カール(23)も招集へ」と伝えられるなか、どうやら他にも候補が。ブリーラム・ユナイテッドに所属するMFケネス・ドゥーガル(31)だ。 ドゥーガルはオーストラリア出身のタイ系で、スパルタ・ロッテルダムやブラックプールなど欧州で長くプレー。昨年ブリーラムへ加入し、主力としてACLEにも参戦する。 実はオーストラリア代表として5試合出場、公式戦歴もあるのだが、W杯など主要大会の本戦でプレーしたことはなく、最後の国際Aマッチは2022年6月。FIFAの規定上、「タイ代表入りは100%不可」というわけではない。 ASEAN杯における国外出身選手らの活躍により、現地メディア・ファン・関係者の間で招集を求める声が高まっているというドゥーガル。現時点でタイ連盟がこれを検討しているとは伝えられていないが、今後の動向やいかに。 2025.01.13 17:15 Mon
3

オーストラリア代表GKガウチが英3部へレンタル移籍…W杯最終予選で台頭もアストン・ビラではマルティネスの牙城崩せず

EFLリーグ1(イングランド3部)のバーンズリーは30日、オーストラリア代表GKジョー・ガウチ(24)のレンタル加入を発表した。 ガウチは昨夏アデレード・ユナイテッドからアストン・ビラへの完全移籍を果たし、キャリア初の欧州移籍に。ただ、ビラの正守護神はアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスであり、ガウチは2〜3番手としてEFLカップ(カラバオカップ)2試合の出場にとどまっていた。 一方、豪代表ではキャプテンも担うGKマシュー・ライアン(RCランス)の影に長らく隠れていたが、進行中のW杯アジア最終予選途中でポジションを分け合うようになり、昨年10月の日本代表戦にも出場。ますますビラでの出場機会増が豪州国内で期待されるようになっていた。 しかし、どうしたってマルティネスの壁は厚く、年明けからレンタル移籍の可能性が報じられるように。そして30日、イングランド3部・バーンズリーへの半年レンタルが発表された。 2025.01.31 18:40 Fri
4

日本に次ぐ2位のオーストラリア代表が発表! 大事な2戦に9名入れ替え、新潟DFジェイソン・ゲリアも招集【2026年W杯アジア最終予選】

フットボール・オーストラリア(FFA/オーストラリアサッカー連盟)は14日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨むオーストラリア代表メンバー26名を発表した。 日本代表と同じグループCに属するオーストラリアは、6試合を終えて勝ち点「7」で2位につけている。現時点ではW杯出場権が獲得できるが、3位以下は全て勝ち点「6」と、史上稀に見る大混戦状態となっている。 3月の2試合は非常に大きな意味を持つなか、オーストラリアは20日にホームでインドネシア代表と、25日アウェイで中国代表と対戦する。 ポポヴィッチ監督は11月から9名を変更。MFネクタリオス・トリアンティス(ハイバーニアン)、DFカイ・トレウィン(メルボルン・シティ)、DFアレックス・グラント(シドニーFC)、MFライアン・ティーグ(メルボルン・ビクトリー)の4名が初招集。DFジェイソン・デイビッドソン(パンセライコスFC)、FWアダム・タガート(パース・グローリー)、FWマルコ・ティリオ(メルボルン・シティ)、FWダニエル・アルザニ(メルボルン・ビクトリー)、DFフラン・カラチッチ(NKロコモティヴァ・ザグレブ)が復帰を果たした。 また、アルビレックス新潟のDFジェイソン・ゲリアも招集。その他、GKマシュー・ライアン(ローマ)やDFミロシュ・デゲネク(TSCバチュカ・トポラ)なども招集されている。なお、FC町田ゼルビアのFWミッチェル・デュークは招集外となった。 今回発表されたオーストラリア代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆オーストラリア代表メンバー26名</h3> GK トム・グローバー(ミドルズブラ/イングランド) ポール・イッツォ(ラナースFC/デンマーク) マシュー・ライアン(ローマ/イタリア) DF アレックス・グラント(シドニーFC) カイ・トレウィン(メルボルン・シティ) アジズ・ベヒッチ(メルボルン・シティ) ジェイソン・ゲリア(アルビレックス新潟/日本) キー・ロールズ(DCユナイテッド/アメリカ) ミロシュ・デゲネク(TSCバチュカ・トポラ/セルビア) ジェイソン・デイビッドソン(パンセライコスFC/ギリシャ) フラン・カラチッチ(NKロコモティバ・ザグレブ/クロアチア) ルイス・ミラー(ハイバーニアン/スコットランド) キャメロン・バージェス(イプスウィッチ・タウン/イングランド) MF ライアン・ティーグ(メルボルン・ビクトリー) アンソニー・カセレス(シドニーFC) エイデン・オニール(スタンダール・リエージュ/ベルギー) ネクタリオス・トリアンティス(ハイバーニアン) ジャクソン・アーバイン(ザンクト・パウリ/ドイツ) FW クシニ・イェンギ(ポーツマス/イングランド) マーティン・ボイル(ハイバーニーアン/スコットランド)・ クレイグ・グッドウィン(アル・ワフダ/サウジアラビア) ニシャン・ヴェルピレイ(メルボルン・ビクトリー) ブランドン・ボレッロ(ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ) ダニエル・アルザニ(メルボルン・ビクトリー) アダム・タガート(パース・グローリー) マルコ・ティリオ(メルボルン・シティ) 2025.03.14 12:30 Fri
5

オーストラリア代表がJ1町田からミッチェル・デュークを追加招集!本来なら最前線のファーストチョイスも当初落選

オーストラリア代表がFC町田ゼルビアのFWミッチェル・デュークを追加招集した。フットボール・オーストラリア(FFA/オーストラリアサッカー連盟)が発表した。 本来なら豪代表最前線のファーストチョイスも、昨年から町田で定位置を確保できず、今回とうとう招集外のデューク。今シーズンはJ1開幕6試合で1試合45分間しか出場していない。 デューク抜きの豪代表は20日、W杯アジア最終予選C組第7節でインドネシア代表に5-1と圧勝し、同組2位をキープしていた。 しかし、元セレッソ大阪のFWアダム・タガートが負傷し、翌21日の練習ではFWクシニ・イェンギも負傷…両者は25日の中国代表戦(A)へ向けた遠征メンバーから外れたとのこと。代わりにデュークが追加招集されることとなった。 2025.03.22 19:51 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly