日本戦敗戦も「アジア最高のチーム相手に良い試合」…サウジ指揮官が今後へ 「オーストラリアと2位争う」

2024.10.11 09:32 Fri
サウジアラビアを率いるマンチーニ監督、隣はコーチのヤヤ・トゥーレ氏
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サウジアラビアを率いるマンチーニ監督、隣はコーチのヤヤ・トゥーレ氏
サウジアラビア代表指揮官が振り返った。サウジアラビアメディア『Al-Sharq Al-Awsat』が報じる。10日の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で日本代表をホームに迎え撃ったサウジアラビア。ここまで1勝1分け無敗ときて日本撃破を狙ったが、0-2で敗れ、初黒星を喫した。

勝ち点4で同数のオーストラリア代表に得失点差で抜かれ、3位に後退したロベルト・マンチーニ監督は試合後の会見で自チームをこう総括する。
「日本は強いチームで、アジア最高のチームの1つを相手に良い試合をした」

また、「70分以降、フィジカル面が落ちたね。カウンターに出ようとしたが、彼らにやられてしまった。確かに、終盤は集中力も欠いたかもしれない」と述べ、今後を続けた。
「あまりチャンスを作れなかったが、作らないといけなかった。日本がグループ首位の本命なのはわかりきったことだし、2位の座を巡ってオーストラリアと争うことになる」

そして、「我々は過去に生きているわけじゃない」とし、サウジアラビアリーグで出場機会を減らす選手の多さに対処しながらのマネジメントを強調している。

「大事なのは順位に関係なく、出場権を掴むこと。3年前は状況が違った。選手がおそらくもっとプレーしたり、若かった。現状に応じて、今のこの瞬間に対処しているんだ」

サウジアラビアは次戦、15日にバーレーン代表とのホーム戦に臨む。

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選手採点&寸評:日本代表 0-0 サウジアラビア代表【2026W杯アジア最終予選】

25日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第8節の日本代表vsサウジアラビア代表が行われ、0-0のドロー決着となった。 超ワールドサッカーの選手採点と寸評は以下の通り。 ▽日本代表採点[3-4-2-1] <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/fom20250325jpn_ksa_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">©︎超ワールドサッカー<hr></div> ※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし GK1 鈴木彩艶 5.5 前回のバーレーン戦に続いて前後半ともプレー機会少なめ。ボールが来れば冷静にクールに対応を重ね、味方はその姿に安心したはずだ。 DF3 高井幸大 6.0 守備時は冷静にハードに対応し、ビルドアップ面では身体の向きと球離れが◎。今後も継続的に招集して“苦しい経験”を積ませたい。 DF4 板倉滉 5.5 ビルドアップ時は若い高井へ積極的にボールを預けつつ、何度かあったロングボール1本への守備対応では伊藤を含めた3枚で連携した。 DF21 伊藤洋輝 5.5 現布陣での実戦を増やし、周囲と呼吸を合わせていきたいところ。攻撃時に機を見て高い位置を取り、左足の質に疑いの余地はない。 MF6 遠藤航 5.5 いつも通りチームの心臓としてプレー。 →MF19 旗手怜央 5.5 途中出場で当初はシャドー、最後はボランチとしてプレー。南野への良質な浮き玉はオフサイドも、旗手をボランチ起用するメリットか。 MF17 田中碧 5.5 イングランド移籍でプレーの幅を広げるも、今回、成熟した“遠藤&守田”の牙城を崩す足がかりとまではいかず。ここには明確な序列が。 MF2 菅原由勢 5.5 今予選初先発。攻守でソツなくプレーも試合を動かすプレーはなし。試合中にファブリツィオ・ロマーノ氏がナポリからの関心をポスト。 →MF14 伊東純也 5.5 やはり“そこにいるだけで”危険な存在。サウジが守備意識を急速に高める要因となった。 MF13 中村敬斗 5.0 独力での突破能力はさておき、チームプレーで打開を図る際の冷静さがもうひとつ。今日はクロスがことごとくゴールラインを割った。 MF20 久保建英 5.5 攻守で豊富な運動量。強烈な左足シュートも。ただし、今日は62分でお役御免ということに。 →MF10 堂安律 5.0 久保との交代で出場したことにより、シャドーとしてプレー。決定的な仕事に至らず。 MF15 鎌田大地 5.5 各所に顔を出して奮闘。遠藤の交代に伴うボランチとしての短い時間の中では、伊東への鋭いスルーパスを披露した。 →MF8 南野拓実 - 出場時間が短いので採点なし FW11 前田大然 5.5 世界最高レベルのチェイシング能力。1トップとしてはポストワークで貢献するタイプではないが、やはり前田の価値は大きい。 →FW9 古橋亨梧 5.5 現代表で古橋を活かすには、ヒトの配置を含めた多くのマイナーチェンジ、選手間の意識共有、連携の強化が必要か。 監督 森保一 5.0 交代策ハマらず。 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ 高井幸大(日本) 理屈抜きに「また見たい!」と思わせた弱冠20歳の192cmセンターバック。上述の通り、継続的に招集して“苦しい経験”を積ませたい。 2025.03.25 22:27 Tue
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バルサ女子で3冠を達成したコルテス元監督がサウジアラビア女子代表監督に就任

サウジアラビアサッカー連盟(SAFF)は11日、サウジアラビア女子サッカー代表の新監督にリュイス・コルテス氏(37)を招へいしたことを発表した。 サウジアラビアは女性の権利についてかなり懸念がある国の1つ。そんな中、世界に遅れをとっていたものの、2019年に女子サッカーを本格的に始動させると、国内リーグは急成長。リーグ戦発足から2年後にはサウジアラビア女子代表チームが試合を開催し、W杯出場を目指して強化している。 2023年には13試合も親善試合を開催。まだ公式の大会には出場していないが、そのサウジアラビア女子代表を女子サッカー界で結果を残したコルテス氏に託すことになった。 コルテス氏は、2017年夏にアナリストとしてバルセロナの女子チームに加入。2019年1月に監督に就任した。 コルテス氏が就任してから力をつけたバルセロナは、2018-19シーズンのUEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)の決勝に初進出。リヨンに敗れて準優勝となったが、翌シーズンはプリメーラ・ディビシオン(国内リーグ)とスーペル・コパで優勝。さらに、コパ・デ・ラ・レイナも制し、国内2冠を達成した。 2020-21シーズンはリーグ、カップに加え、UWCLではチェルシーとの決勝で4-0と勝利し初のヨーロッパ王者に。3冠を達成した。 ただ、この3冠達成直後、数人の選手が解任を要求したために最終的には辞任する結果に。2021年11月からはウクライナ女子代表の監督を務めていた。 サウジアラビアとの契約は2027年まで。アジアの強豪に成長すれば、なでしこジャパンにとっても脅威となるが、どんな成長を見せてくるだろうか。 コルテス新監督はSAFFを通じてコメントしている。 「SAFFが私を信頼してくれたことに感謝しており、指導者としてのキャリアにおけるこの一歩を嬉しく思っている」 「サウジ女子代表チームはサッカー界では新しいチームだが、この戦いに大きな情熱を持っており、私がこの機会を引き受ける動機ともなった」 「チームには若い選手がおり、我々がこのチームを成長させ、今後の大会に向けて構築していくために努力する」 2023.12.12 17:00 Tue

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