「唯一の問題はボックス内」ゴールレスで連勝逃したユナイテッド、指揮官は決定力求める「前半に1、2点決めるべき」

2024.09.22 15:04 Sun
勝ちきれなかったテン・ハグ監督
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勝ちきれなかったテン・ハグ監督
マンチェスター・ユナイテッドエリク・テン・ハグ監督がドローを振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
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プレミアリーグで2連敗のなか、第4節のサウサンプトン戦で3試合ぶりの勝利を収め、続くEFLカップ(カラバオカップ)では7-0の大勝と良い流れに乗り始めていたユナイテッド。21日に行われた第5節では日本代表MF鎌田大地が先発したクリスタル・パレスとのアウェイゲームに臨んだ。序盤から攻め立てたユナイテッドだが、古巣対戦となったイングランド代表GKディーン・ヘンダーソンの好セーブもあり、ゴールをこじ開けられず。27分のアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョとポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスのシュートは、立て続けにクロスバーに直撃する。
圧倒しながらピンチも作り、カメルーン代表GKアンドレ・オナナに救われるアウェイチーム。終盤はパレスも勝利を目指して巻き返したが、結局0-0のまま試合は終了した。

多数のチャンスを作りながら連勝は逃したテン・ハグ監督。前半に試合を動かすべきだったと悔いている。
「勝てなければ満足できない。勝つべきだった。前半は相手を圧倒した。後半はバランスが取れていたと思う。だが、前半に1、2点決めるべきだった」
「我々は非常に良いプレーをしたと思うし、試合を完全にコントロールしていた。ポゼッション時もそうでない時も非常に良いプレーをした。唯一の問題はボックス内だ。ボックス内がいつだって試合を決める。もっと確実に仕留めるべきだった」

「(相手チームには)いつだって1度はチャンスがあり、44分に彼らはそのチャンスを得た。大きなチャンスだった。1つのミスが彼らの大きなチャンスに繋がる。あの時点で2-0か3-0でリードしておくべきだった」

一方、公式戦3試合連続の完封には満足感。守備面の向上には手応えを感じているようだ。

「我々はチームとして守備的かつコンパクトになるよう一生懸命取り組んできた。プレッシングにも取り組み、その効果は目に見えて明らかだった。また、オン・ザ・ボールでもうまく組み立て、支配力があった。それにより相手のペースを乱すことができる」




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アモリム新監督がユナイテッドを率いて4試合で感じること 「ビッグクラブだが、ビッグチームじゃない」

マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督がチームの問題に触れた。 サー・アレックス・ファーガソン元監督が退いてから長く再建が続くユナイテッド。今季はエリク・テン・ハグ監督のもとで3年目だったが、成績不振で解任を決断し、ルート・ファン・ニステルローイ暫定監督の繋ぎ期間を経て、スポルティングCPからアモリム監督を招へいした。 そんなポルトガル指揮官のもとで公式戦2勝1分けのスタートを切ったが、直近のプレミアリーグでアーセナルにセットプレー2発で完敗し、新体制黒星。7日のプレミアリーグ次節で仕切り直しが求められるが、ノッティンガム・フォレストもここまで7位と決して侮れない相手だ。 いわば最初の力試しのアーセナルを落としたアモリム監督はここまでユナイテッドを率いてみての問題点を率直に語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じる。 「はっきりしている。我々はビッグクラブだが、ビッグチームというわけじゃない。それを理解しているから、そう言っても問題じゃない。もっと信じるべきだ。(ここまで指揮を執ってみて)良いところもあるが、すべきことがたくさんあると感じる。ファイナルサードでもっとよくしていかないとね」 また、「過去の栄光によって変わるものではない。選手たちは難しい現状なのを理解しないといけない。我々はリーグで最高のチームじゃないが、過去はリーグで最高のチームだった。問題を抱えているが、ディテールにフォーカスしていく必要がある」と続けた。 そのなかで、今季のプレミアリーグクラブで1試合あたりの走行距離が15番目という部分にも改善すべき点の1つとして目をつけるようだ。 「走らないチームでプレミアリーグを勝つなど不可能。この地球上で最高の選手を先発に揃えたとしても、走らなければ勝てない。狂った犬の如くね。問題は彼らがそれに対処できるかどうかだ」 「トレーニングからやれているなら、試合でもやれるはずだ。彼らならやれるはず。速く走るのはできないが、走るのはトレーニングでできる。彼らはプロのアスリートだ。指導者によってプレッシャーのかけ方も違ってくる」 2024.12.07 11:15 Sat

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