名手マタが神戸時代を回想…出場10分に「悔しかった」、一方で日本人選手の姿勢は「僕の模範に」

2024.09.16 14:50 Mon
神戸時代のマタ
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神戸時代のマタ
オーストラリア挑戦の元スペイン代表MFフアン・マタが14日、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ入団会見に登場した。

キャリアの絶頂期ではバレンシアやチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドなどでもプレーしたマタ。昨夏にガラタサライと契約切れになると、同年9月からヴィッセル神戸にフリー加入した。

スペイン代表でもいち時代を築いた名手とあって、大いに注目された神戸加入だったが、J1リーグ1試合の途中出場のみに。堅守速攻のスタイルも影響したか、そのシーズンをもって退団した。
それからアメリカなどが行き先の候補に浮かぶなか、新天地探しが続き、所属先なしとなってから約8カ月。今月5日にAリーグのウェスタン・シドニー・ワンダラーズ入りが決まった。

そうして入団会見の日を迎えたマタは「このオーストラリアでまた異なる大会で勝利を目指せてとても嬉しい。これまでのキャリアはとても恵まれたものけど、まだまだハングリーだ。フットボールを楽しみ続けながら、このクラブでトロフィーを掴みたい。ここにこられてハッピーだ」と話す。
コンディション面も「体調は良いよ。良い感覚だ。幸いにもこれまでのキャリアで大きなケガもないしね」と状態の良さを口にすると、試合勘の話に及んでいる。

「そうだね。最後のチームは日本だ。日本を離れてからロンドンでトレーニングに励み、次はどこに行くかを決めた。フィットネスコーチと一緒にハードな練習をしたけど、チームとやるとでは違う」

「だから、夏にデンマークのチームに加わらせてもらった。ノアシェランのオーナーと仲が良くてね。とても優秀で若いチームで、2カ月間にわたって、所属した。だから、良い感じだよ」

「復帰する準備はできている。ピッチに立ちたいという気持ちが強い。またボールに触れ、新しいチームメイトとトレーニングするのが本当に楽しみだよ。良いシーズンになると確信している」

そんなマタは「ちょっと話が長くなるけど」と前置きした上で神戸時代にも言及。上述のように1試合の途中出場、しかもプレータイムにして10分とあって悔しさを認めつつ、こう振り返っている。

「正直に言うと、僕が行ったとき、チームは本当に調子が良くて、みなさんも知ってのとおり、最後はリーグを優勝した。チームが勝っているときは変化を起こすのは難しい。クラブの意思決定は興味深いものだったよ。選手のリクルートについてだね。ただ、僕は踏み込むつもりなんてない」

「個人のレベルでは思ったほど試合に出られず、悔しかった。でも、キャリアの様々な段階で、望むだけの時間が巡ってこなくてもベストを尽くし続けるのに集中しないとって気づかされるもの。自分の基準を設定しながら、プロフェッショナルであり続けること、そして異なるタイプのフットボールを学ぶ、というのが僕のやってきたことだ」

「日本人選手たちの献身性とプロフェッショナリズムは感動させられるもので、僕にとって模範になった。だから、どこに行こうが、自分がポジティブに感じるものをチョイスし、自分のプロ意識と試合に落とし込むようにしている」

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「イニエスタ退団から5カ月」「マタはまだ王様」世界でも神戸のJ1初優勝が報じられる

ヴィッセル神戸のJ1初優勝は世界でも報じられている。 25日、明治安田生命J1リーグ第33節で神戸はホームに名古屋グランパスを迎えた。 今シーズンは首位を走り続けた神戸。一時横浜F・マリノスに追い抜かれた瞬間もあったが、再び首位に立ってからはしっかりと勝ち点を積み上げてきた。 24日、先んじて試合を行った2位の横浜FMがアルビレックス新潟とドロー。これにより名古屋戦で勝利すれば優勝が決まる中、神戸は前半の早い段階で井出遥也、武藤嘉紀がゴール。キャスパー・ユンカーに1点を返されるが、その後はスコアが動かず、2-1で勝利。クラブ発足29年目でのJ1初優勝を果たすこととなった。 イギリス『BBC』は「アンドレス・イニエスタ退団から5か月」と題して神戸のJ1初優勝を報道。「イニエスタを吉田孝行監督が外してから神戸の調子が上がった」と皮肉的な要素を伝えていた。 またスペイン『アス』は「マタはまだ王様」と伝え、今夏加入した元スペイン代表MFフアン・マタが新たなタイトルを獲得したことを伝えた。 マタは、これまでチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、ワールドカップ、ユーロとビッグタイトルを獲得。またリーグ戦も、プレミアリーグ、ラ・リーガ、スュペル・リグと3つのリーグを優勝しており、今回Jリーグも新たにトロフィーコレクションに加わることとなった。 <span class="paragraph-title">【動画】サポーターと共に優勝を果たして歌う『神戸讃歌』</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="aAXMBCqW0os";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.11.25 22:55 Sat

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元神戸MFマタが元日にオーストラリア初ゴール! 加入から11試合目で得意の左足弾炸裂

ウェスタン・シドニー・ワンダラーズの元スペイン代表MFフアン・マタが移籍後初ゴールを決めた。 マタは2023年9月にヴィッセル神戸に加入も、ほとんど出場機会を得られないままシーズン限りで退団。約半年間のフリー状態を経て、2024年9月にAリーグのウェスタン・シドニーに加わった。 先発の機会こそ限られているものの、10月のリーグ開幕節から継続してプレー。1日に行われた第11節のマッカーサー戦では7試合ぶりに先発した。 待望の時が訪れたのは1点ビハインドの23分。ボックス中央手前にポジションを取ったマタへ左から折り返しが届くと、ダイレクトでゴール左下を射抜いた。 しかし、ウェスタン・シドニーはその後2失点。マタは1点を返した直後の56分に交代し、チームは2-3 のまま敗れている。 勝利で飾ることこそできなかったものの、新年早々から記念すべきオーストラリア初ゴールを記録した36歳。ウェスタン・シドニーでのさらなる活躍が期待される。 <span class="paragraph-title">【動画】狙いすました左足シュートで加入後初得点!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="RZX0GJTS5K4";var video_start = 29;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.01 21:41 Wed
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