元日本代表MF高萩洋次郎が広島などで彩る現役に幕…「本当に幸せで最高のサッカー人生でした」「すべてがかけがえのないもの」

2025.01.03 11:30 Fri
広島などで活躍した高萩洋次郎
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広島などで活躍した高萩洋次郎
元日本代表MF高萩洋次郎(38)が現役引退を表明した。
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2003年にサンフレッチェ広島のアカデミーからトップチームに昇格した高萩。2006年に愛媛FCへレンタル移籍も経験しながら、広島で主力メンバーになっていき、J1連覇などに貢献した。2015年1月からはウェスタン・シドニー・ワンダラーズで初の海外挑戦。その後、FCソウルでもプレーし、2017年のFC東京入りでJリーグに復帰すると、2022年夏から栃木SCに移った。
2024年からはアルビレックス新潟シンガポールに所属したが、同年10月に一身上の都合で退団。J1リーグでの通算325試合25得点に日本代表としても3キャップの技巧派MFだが、スパイクを脱ぐ。

自身のインスタグラムで様々な時代の写真を添えつつ、現役引退を発表した。
「みなさま、お久しぶりです。髙萩洋次郎です。このたび、現役を引退することを決めました」

「2003年にサンフレッチェ広島でトップチームに昇格させていただいてから、これまで本当に色々な経験をさせていただきました」

「様々な土地や、国でプレーさせていただき、そのすべてがここまでプレーできたことに繋がっていると思います。そして、すべてがかけがえのないもので、自分のサッカー人生に彩りを与えてくれました。また、その経験も色々な方々の支えがあったからこそだと思います」

「本当に幸せで最高のサッカー人生でした。あらためて、この場を借りて自分のサッカー人生に関わってくれたすべての人に感謝を伝えたいです。本当にありがとうございました」



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安田一男主審の訃報とYASUDAスパイクの復活/六川亨の日本サッカーの歩み

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今季プロデビューの浦和17歳MF早川隼平が今季の「ニューヒーロー賞」に決定!7試合出場で決勝進出に貢献

Jリーグは31日、2023Jリーグ YBCルヴァンカップの「ニューヒーロー賞」が浦和レッズのMF早川隼平(17)に決定したことを発表した。 早川は今シーズンのルヴァンカップ第3節で17歳にてプロデビュー。グループステージ、プライムステージで合計7試合に出場し、1得点を記録。チームの決勝進出に貢献していた。 なお、浦和からは最多となる6人目の受賞者に。坪井慶介(2002年)、田中達也(2003年)、長谷部誠(2004年)、原口元気(2011年)、鈴木彩艶(2021年)がこれまで受賞している。 早川には賞金50万円とクリスタルオーナメント、ヤマザキビスケット社製品1年分が贈呈される。 早川は、2005年12月5日生まれの17歳、埼玉県出身で、浦和のジュニアユースからユースに昇格している。 今シーズンはルヴァンカップで7試合に出場した他、明治安田生命J1リーグでも11試合に出場している。 早川はJリーグを通じてコメントしている。 「このたびは、ニューヒーロー賞を受賞でき、大変光栄に思います。受賞できたのはチームメートをはじめ、監督・コーチングスタッフ、浦和レッズに関わる全ての方々のおかげだと思っています。自分個人としてはこの賞に恥じないように、走り、闘い、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」 「ファン・サポーターのみなさん、YBCルヴァンカップでは平日の試合も多くある中、スタジアムで自分たち選手への後押しをしていただきありがとうございます」 「まだ決勝戦があります。満員のスタジアムで、みなさんと優勝の喜びを分かち合えるよう全力で闘いますので、応援よろしくお願いします」 ◆過去の受賞者 1996年 名波浩(23/ジュビロ磐田)、斉藤俊秀(23/清水エスパルス) 1997年:三浦淳宏(22/横浜フリューゲルス) 1998年:高原直泰(18/ジュビロ磐田) 1999年:佐藤由紀彦(22/FC東京) 2000年:鈴木隆行(23/鹿島アントラーズ) 2001年:曽ケ端準(21/鹿島アントラーズ) 2002年:坪井慶介(22/浦和レッズ) 2003年:田中達也(20/浦和レッズ) 2004年:長谷部誠(20/浦和レッズ) 2005年:阿部勇樹(23/ジェフユナイテッド千葉) 2006年:谷口博之(20/川崎フロンターレ) 2007年:安田理大(19/ガンバ大阪) 2008年:金崎夢生(19/大分トリニータ) 2009年:米本拓司(18/FC東京) 2010年:高萩洋次郎(23/サンフレッチェ広島) 2011年:原口元気(20/浦和レッズ) 2012年:石毛秀樹(17/清水エスパルス) 2013年:齋藤学(22/横浜F・マリノス) 2014年:宇佐美貴史(21/ガンバ大阪) 2015年:赤﨑秀平(23_鹿島アントラーズ) 2016年:井手口陽介(19/ガンバ大阪) 2017年:西村拓真(20/ベガルタ仙台) 2018年:遠藤渓太(20/横浜F・マリノス) 2019年:中村敬斗(18/ガンバ大阪) 2020年:瀬古歩夢(20/セレッソ大阪) 2021年:鈴木彩艶(19/浦和レッズ) 2022年:北野颯太(18/セレッソ大阪) 2023年:早川隼平(17/浦和レッズ) 2023.10.31 13:15 Tue
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横浜FMの山根陸が「ニューヒーロー賞」を受賞!クラブ史上3人目の受賞者に「大変光栄に思うと同時に驚きも」

Jリーグは25日、2024Jリーグ YBCルヴァンカップ「ニューヒーロー賞」に横浜F・マリノスのMF山根陸(21)が受賞したことを発表した。 横浜FMはプライムラウンドの準決勝で名古屋グランパスに敗れて敗退したものの、山根は3試合に出場。ニューヒーロー賞世代では唯一スターティングメンバーとしてプレーし、準々決勝ではフル出場でチームのベスト4入りに貢献していた。 横浜F・マリノスの選手がニューヒーロー賞を受賞するのは、2013年の齋藤学、2018年の遠藤渓太に次いで3人目となる。 なお、山根には賞金50万円と、クリスタルオーナメント、ヤマザキビスケット社製品1年分が贈呈される。 山根は今回の受賞に際しコメントしている。 「ルヴァンカップ ニューヒーロー賞に選出していただき、大変光栄に思うと同時に驚きもあります。常日頃からともにプレーしているチームメイトをはじめ、監督、コーチングスタッフ、ファン・サポーター、そして横浜F・マリノスに関わるすべての方々の支えに感謝しています。ここから先もレベルや価値をもっと高められるよう日々、上を目指してやっていきたいと思います」 <h3>◆歴代ニューヒーロー賞受賞者</h3> 1996年 名波浩(23/ジュビロ磐田)、斉藤俊秀(23/清水エスパルス) 1997年:三浦淳宏(22/横浜フリューゲルス) 1998年:高原直泰(18/ジュビロ磐田) 1999年:佐藤由紀彦(22/FC東京) 2000年:鈴木隆行(23/鹿島アントラーズ) 2001年:曽ケ端準(21/鹿島アントラーズ) 2002年:坪井慶介(22/浦和レッズ) 2003年:田中達也(20/浦和レッズ) 2004年:長谷部誠(20/浦和レッズ) 2005年:阿部勇樹(23/ジェフユナイテッド千葉) 2006年:谷口博之(20/川崎フロンターレ) 2007年:安田理大(19/ガンバ大阪) 2008年:金崎夢生(19/大分トリニータ) 2009年:米本拓司(18/FC東京) 2010年:高萩洋次郎(23/サンフレッチェ広島) 2011年:原口元気(20/浦和レッズ) 2012年:石毛秀樹(17/清水エスパルス) 2013年:齋藤学(22/横浜F・マリノス) 2014年:宇佐美貴史(21/ガンバ大阪) 2015年:赤﨑秀平(23_鹿島アントラーズ) 2016年:井手口陽介(19/ガンバ大阪) 2017年:西村拓真(20/ベガルタ仙台) 2018年:遠藤渓太(20/横浜F・マリノス) 2019年:中村敬斗(18/ガンバ大阪) 2020年:瀬古歩夢(20/セレッソ大阪) 2021年:鈴木彩艶(19/浦和レッズ) 2022年:北野颯太(18/セレッソ大阪) 2023年:早川隼平(17/浦和レッズ) 2024年:山根陸(21/横浜F・マリノス) 2024.10.25 13:05 Fri

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いろんなランキングから見た「やっぱりサッカーは○○○○」!の巻/倉井史也のJリーグ

いろんなチームが始動して今年のシーズンに備えているわけですが!! 去年の特徴を踏まえつつ、今年はどんなチームに仕上がってくるでしょう? で、じゃあ去年の特徴ってどうだったのよ? まず、先行逃げ切り型だったチームランクは チーム/勝率 1:町田/89.5% 2:神戸/85.7% 3:FC東京/80.0% 4:京都/76.9% 5:広島/76.0% 6:名古屋/75.0% 6:C大阪/75.0% 8:G大阪/72.2% 9:福岡/70.6% 10:鹿島/66.7% 10:新潟/66.7% 12:東京V/64.7% 13:浦和/61.1% 14:川崎/52.4% 15:湘南/50.0% 16:横浜FM/47.4% 17:柏/42.9% 続いて前半に得点すると逃げ切っていたランクは チーム/勝率 1:町田/91.7% 2:G大阪/90.9% 3:FC東京/90.0% 4:C大阪/87.5% 5:名古屋/83.3% 6:神戸/82.4% 6:広島/82.4% 8:鹿島/71.4% 9:福岡/70.0% 10:浦和/69.2% 11:川崎/66.7% 11:京都/66.7% 13:東京V/60.0% 14:柏/57.1% 14:新潟/57.1% 16:湘南/55.6% 17:横浜FM/50.0% んでもって、前半の得点が多かったランクは チーム/得点 1:鹿島/31点 1:広島/31点 3:川崎/30点 4:神戸/29点 5:横浜FM/24点 6:FC東京/23点 7:町田/22点 8:湘南/21点 8:G大阪/21点 10:東京V/19点 11:京都/18点 12:名古屋/17点 13:新潟/16点 14:浦和/15点 14:柏/15点 14:福岡/15点 17:C大阪/14点 前半の失点が少なかったランクは チーム/失点 1:神戸/9失点 2:G大阪/13失点 2:福岡/13失点 4:鹿島/15失点 5:広島/16失点 6:浦和/18失点 7:町田/19失点 8:東京V/21失点 8:名古屋/21失点 8:C大阪/21失点 11:川崎/22失点 12:湘南/23失点 12:京都/23失点 14:FC東京/24失点 15:横浜FM/26失点 15:新潟/26失点 17:柏/29失点 後半の得点が多かったランクは チーム/得点 1:広島/41点 2:横浜FM/37点 3:川崎/36点 4:浦和/34点 5:神戸/32点 5:町田/32点 5:湘南/32点 5:東京V/32点 9:FC東京/30点 10:鹿島/29点 10:C大阪/29点 12:G大阪/28点 12:新潟/28点 14:名古屋/27点 15:京都/25点 16:柏/24点 17:福岡/18点 後半の失点が少なかったランクは チーム/失点 1:町田/15失点 2:G大阪/22失点 3:柏/22失点 4:福岡/25失点 5:鹿島/26失点 5:名古屋/26失点 7:神戸/27失点 7:広島/27失点 7:浦和/27失点 7:C大阪/27失点 7:FC東京/27失点 12:東京V/30失点 13:京都/32失点 14:新潟/33失点 15:川崎/35失点 15:湘南/35失点 17:横浜FM/36失点 そして前後半アディショナルタイムの得点が多かったチームは チーム/得点 1:横浜FM/12点 2:神戸/11点 3:川崎/8点 3:町田/8点 3:東京V/8点 3:G大阪/8点 7:広島/6点 7:湘南/6点 9:C大阪/5点 9:新潟/5点 9:柏/5点 12:名古屋/4点 12:福岡/4点 14:浦和/3点 14:FC東京/3点 14:鹿島/3点 14:京都/3点 最後に前後半アディショナルタイムの失点が少なかったチームは チーム/失点 1:町田/1失点 1:名古屋/1失点 3:FC東京/2失点 4:C大阪/3失点 5:神戸/4失点 5:川崎/4失点 7:福岡/5失点 7:広島/5失点 7:京都/5失点 10:浦和/6失点 10:湘南/6失点 12:G大阪/7失点 12:新潟/7失点 12:横浜FM/7失点 15:柏/9失点 15:鹿島/9失点 15:東京V/9失点 で、こうしてみるとやっぱり特長のあるチームが上位に来てるのが分かります。意外だったのは後半の失点の少なさが順位にあまり結びついていないということ。逆に前半の得点や失点の成績がいいチームというのが上位に来るんですよ。やっぱりサッカーは前半大事ってことですね。 2025.01.12 19:00 Sun
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“高知家の大黒柱”横竹翔35歳が現役引退…高知のJ3ホーム初戦“古巣”鳥取戦でセレモニー実施へ「高知に来て10年、本当に色んな経験をさせて頂きました」

高知ユナイテッドSCが29日、在籍10年のMF横竹翔(35)が現役引退すると発表した。 横竹は広島県出身で、世代別の日本代表経験も。サンフレッチェ広島でトップ昇格後、広島、ガイナーレ鳥取でJ1通算55試合、J2通算32試合、J3通算10試合に出場した。 2015年に四国サッカーリーグのアイゴッソ高知へ移籍し、クラブは翌年、南国UトラスターFCとの合併で高知ユナイテッドSCに。2019年にJFL参入を成し遂げ、在籍10年目を迎えた今季、とうとうJリーグ参入も達成した。 また、2017年から長く背番号「10」を背負ってきたなか、今季から高知県出身のMF佐々木敦河に譲り、自身は「22」に。 今季のJFLで30試合中24試合に出場し、第29節のFCマルヤス岡崎戦でJFL通算100試合出場に到達…この一戦がラストゲームとなった。 高知によると、Jリーグにおける歴史的なホーム初戦たるJ3第2節・2025年2月23日(日・祝)・ガイナーレ鳥取戦(H)で、横竹の引退セレモニーを実施する方向で検討しているとのことだ。 横竹はコメントを発表。 「今シーズンで引退する事に決めました。この決断は簡単ではありませんでした。自分はまだまだやれる、そう信じて戦い続けてきましたが、現実は甘くはなかったです」 
「そんな中でもJ3に昇格できた事は、今まで苦しい事辛い事を、歯を食いしばってやってきて良かったなと思える瞬間でした。高知に来て10年、本当に色んな経験をさせて頂きました。その経験はきっと、これからの人生に活かしていけると思います」 
「僕のサッカー人生は、人に恵まれました。多くの事を教えて頂いた指導者の方々、感謝してもしきれない先輩達、共に戦った仲間達、全てが僕の宝物です」 
「そして、たくさんの方々に支えて頂きました。その支えのおかげで最後まで戦い続ける事ができました。ファン、サポーター、スポンサーの皆様、高知ユナイテッドSCと共に戦ってくれた全ての人達に大きな感謝と愛を伝えさせて下さい」 
『みんなぁ、ありがとう!高知が好きやきね』 「最後に、この場をお借りして家族にも伝えさせて下さい。サッカーを教えてくれた父、ありがとう!僕のやりたい事をやらせてくれて応援してくれた母、ありがとう!ずっと1番近くで支えてくれ、背中を押し続けてくれ、喜びも苦しみも共有してくれた最高のパートナー、ありがとう!これからもよろしく!」 「新たなステージへ、kickoff!」 2024.12.29 13:24 Sun
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広島が明大FW中村草太の来季加入内定を発表! 昨年は関東大学リーグで得点王&アシスト王

サンフレッチェ広島は24日、明治大学からFW中村草太(21)の2025シーズン加入内定を発表した。 中村は群馬県生まれで、前橋育英高校の出身。2023年度は3位に終わった関東大学サッカーリーグ1部で得点王とアシスト王の両方に輝き、全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)では4年ぶり4度目の優勝を経験し、同大会のMVPに選ばれている。 2023年4月にはU-22日本代表候補のトレーニングキャンプにも参加。広島は「大学サッカー界屈指の攻撃力を備えるアタッカー」「決定力とチャンスメーク能力の高さは大きな魅力」と紹介している。 広島でのプロ入りが決まった中村はクラブを通じてコメントしている。 「2025年よりサンフレッチェ広島に加入することになりました、明治大学の中村草太です。幼い頃からの夢であったプロサッカー選手をサンフレッチェ広島という素晴らしいクラブでスタートをできることを大変嬉しく思います」 「ここまで育ててくれた家族、そしてこれまでお世話になった方々へ恩返しができるよう全力でプレーし、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります。サンフレッチェ広島に関わるすべての皆様、応援よろしくお願いします!」 2024.05.24 15:58 Fri

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