チェルシー行き破談のアトレティコFWがポルト移籍! パリ五輪でスペインの金メダル獲得に貢献
2024.08.24 13:50 Sat
ポルト移籍が決まったオモロディオン
ポルトは24日、アトレティコ・マドリーに所属するU-23スペイン代表FWサム・オモロディオン(20)の獲得を発表した。契約期間は2029年6月までの5年で、背番号は「9」する。
なお、ポルトは1500万ユーロ(約24億3000万円)で選手の保有権の50%を獲得。500万ユーロ(約8億1000万円)でさらに15%の権利を獲得できる買い取りオプションが2つ付帯し、契約解除金は1億ユーロ(約161億8000万円)に設定されている。
ナイジェリア人の両親を持ち、北アフリカにあるスペインのメリリャで生まれ、幼少期からはセビージャで過ごしたオモロディオン。2021年7月にグラナダの下部組織へ加わり、2023年8月に行われたラ・リーガ開幕節でファーストチームデビューし、アトレティコからゴールも奪った。
その7日後にはアトレティコへ完全移籍。そのままアラベスへレンタル移籍となり、公式戦36試合9ゴール1アシストを記録している。
各年代のスペイン代表でもプレーし、今夏はパリ・オリンピック(五輪)にも出場。4試合のプレーで1ゴールをマークし、金メダル獲得に貢献した。
ポルトガル行きが決まったオモロディオンは、クラブを通じてコメントしている。
「FCポルトという長い歴史を持つクラブの一員になれたことを誇りに思う。(フェルナンド・)ゴメス、(マリオ・)ジャルデウ、(ラダメル・)ファルカオ、ジャクソン・マルティネスといったストライカーがプレーしてきたこの場所でプレーする責任の大きさはわかっているけど、準備はできている」
なお、ポルトは1500万ユーロ(約24億3000万円)で選手の保有権の50%を獲得。500万ユーロ(約8億1000万円)でさらに15%の権利を獲得できる買い取りオプションが2つ付帯し、契約解除金は1億ユーロ(約161億8000万円)に設定されている。
ナイジェリア人の両親を持ち、北アフリカにあるスペインのメリリャで生まれ、幼少期からはセビージャで過ごしたオモロディオン。2021年7月にグラナダの下部組織へ加わり、2023年8月に行われたラ・リーガ開幕節でファーストチームデビューし、アトレティコからゴールも奪った。
各年代のスペイン代表でもプレーし、今夏はパリ・オリンピック(五輪)にも出場。4試合のプレーで1ゴールをマークし、金メダル獲得に貢献した。
そんな193cmストライカーにはチェルシーが注目し、クラブ間および個人間で合意まで至ったものの、最終的に破談。代わりにポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(24)のロンドン行きが決まったなか、オモロディオンはプリメイラ・リーガでプレーすることとなった。
ポルトガル行きが決まったオモロディオンは、クラブを通じてコメントしている。
「FCポルトという長い歴史を持つクラブの一員になれたことを誇りに思う。(フェルナンド・)ゴメス、(マリオ・)ジャルデウ、(ラダメル・)ファルカオ、ジャクソン・マルティネスといったストライカーがプレーしてきたこの場所でプレーする責任の大きさはわかっているけど、準備はできている」
サム・アゲオワの関連記事
ポルトの関連記事
プリメイラ・リーガの関連記事
記事をさがす
|
|
サム・アゲオワの人気記事ランキング
1
レンタル先で活躍の20歳FWオモロディオン、関心多数もアトレティコ残留へ
U-21スペイン代表FWサム・オモロディオン(20)はアトレティコ・マドリー残留へと向かっているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。 昨夏グラナダからアトレティコへ移籍した大型ストライカーのオモロディオン。加入1年目の今シーズンはアラベスへレンタル移籍し、ラ・リーガ初挑戦ながら公式戦36試合で9ゴール1アシストの結果を残した。 そんなオモロディオンはプレミアリーグへの移籍の噂もあったが、つい先日、考えに「大きな相違があった」という理由で代理人を変更。本人はアトレティコでの成功のみを望んでいるという。 また、アトレティコにはここ数週間でイングランドやイタリア方面から多数の問い合わせがあったというが、クラブは近い将来のチームの柱の1人として期待しており、売却する意向もないとのこと。9000万ユーロ(約151億9000万円)の契約解除金も設定されているようだ。 しかし、アトレティコに残って来シーズンを戦うか、再びレンタル移籍するかどうかはプレシーズンのパフォーマンス次第。オモロディオンは7月から8月にかけて開催のパリ・オリンピックに参加する見込みのため、ディエゴ・シメオネ監督に見極める時間があまりないことが懸念材料となる。 オモロディオンの現行契約は2028年6月まで。ここからさらに経験を積み、アトレティコの得点源となる日がいずれやってくるのだろうか。 2024.06.16 22:09 Sun2
カタール移籍の34歳ホセルが今月でスペイン代表からフェードアウトへ? デ・ラ・フエンテ監督はA代表未経験の若手に熱視線
アル・ガラファのFWホセル(34)が、9月を最後にスペイン代表からフェードアウトか。 ホセルは30歳過ぎまでスペインやイングランドの中堅クラブを渡り歩き、エスパニョールでのゴール量産が契機となって、昨季レアル・マドリーへのレンタル移籍を掴み取った。 1年を通じ、ジョーカーとして公式戦17得点。 ラ・リーガ優勝にチャンピオンズリーグ(CL)優勝も経験し、その仕事力が評価されてスペイン代表に控えながら定着…そしてユーロ2024優勝と、出色の23-24シーズンとなった。 ただ、今夏マドリーへ完全移籍後、すぐにカタール1部はアル・ガラファへ転売の形で完全移籍。迎えた今季、公式戦全4試合にフル出場でノーゴールと、期待値を下回る出だしとなっている。 スペイン『Relevo』によると、9月の代表ウィークに関しては「アルバロ・モラタが負傷中だから選出された」とのこと。 バイタルエリアで勝負するタイプのセンターフォワードが限られるなか、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督は中東へ向かった34歳ホセルを中・長期的視野でメインの構想に含めず。 5日のセルビア戦では、アジョセ・ペレスがモラタの代役として先発起用されている。 それでもホセルはセルビア戦に途中出場。しかし、迎えたチャンスを活かせず、試合も0-0ドロー決着…8日にスイス戦も残すなか、代表キャリアがより終焉に傾いたとのことだ。 関係者によると、デ・ラ・フエンテ監督はA代表未経験のストライカーから、FWサム・オモロディオン(20/ポルト)、FWマテオ・ジョセフ・フェルナンデス(20/リーズ・ユナイテッド)、FWイザーク・ロメロ(24/セビージャ)、FWウーゴ・ドゥロ(24/バレンシア)に熱視線を送っているそうだ。 <span class="paragraph-title">【写真】7日のUEFAネーションズリーグ一覧...アイルランドvsイングランドなど</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/NationsLeague?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#NationsLeague</a> Matchday! <a href="https://t.co/yctOxG2AML">pic.twitter.com/yctOxG2AML</a></p>— UEFA Nations League DE (@EURO2024DE) <a href="https://twitter.com/EURO2024DE/status/1832313072221905063?ref_src=twsrc%5Etfw">September 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.07 16:20 Sat3
千両役者ディバラのドッピエッタで逆転! ローマがポルトとの強豪対決制しベスト16進出【EL】
ヨーロッパリーグ(EL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ、ローマvsポルトが20日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのローマが3-2で勝利。この結果、2戦合計4-3としたローマがベスト16進出を決めた。 敵地での1stレグでは退場者を出しながらも1-1のドローに持ち込んだローマ。先週末のセリエAではパルマを相手に1-0の勝利を収め、良い形でホーム開催の2ndレグを迎えた。ラニエリ監督はこの大一番へ先発4人を変更。サスペンションのサーレマーケルスに代えてエル・シャーラウィを起用したほか、アンヘリーニョ、ペッレグリーニ、ディバラが復帰した。 対するポルトも先週末はファレンセに1-0で勝利。その試合からは先発5人を入れ替え、サム・アゲオワやバレラ、オタヴィオら主力を復帰させた。 試合は前回対戦同様にミラーゲームとマンツーマンの肉弾戦が強調される攻防が繰り広げられていく。 そのなかでディバラやペッレグリーニ、アンヘリーニョのところで違いを生み出すローマがより効果的にフィニッシュまで持ち込むと、ペッレグリーニやショムロドフがボックス内で際どいヘディングシュートを放つ。 一方、守勢が続いたポルトだったが、相手のミスを突いてワンチャンスを活かし切った。27分、ローマGKスヴィラルのパスミスをエウスタキオがボックス付近でカット。エウスタキオ、ファビオ・ヴィエイラの連続シュートはローマの好守に阻まれたが、ボックス中央でこぼれ球に反応したサム・アゲオワがゴールを背にしての浮き球のコントロールから見事なバイシクルシュートをゴール左隅へ突き刺した。 これで追う展開となったローマだったが、頼れるエースが決定的な仕事を果たす。35分、相手陣内右サイドでのマヌ・コネのキープからライン間でボールを受けたディバラが中央のショムロドフに預けてボックス右でリターンパスを受け直すと、鮮やかなステップワークで密集を抜けてGKの肩口を抜く巧みな左足シュートを流し込む。 さらに、畳みかけるローマは39分、右サイドで押し込んでコネからボックス右でショートパスを受けたディバラが素早い左足の振り抜きからニア下へシュートを突き刺し、圧巻のドッピエッタで一気に試合を引っくり返した。その後、セットプレーからエンディカに訪れた決定機は相手の身体を張った守備に阻まれたが、1点リードで試合を折り返した。 迎えた後半、ポルトにアクシデントが発生。51分、ボールに関係ないところでパレデスに身体をぶつけられてイラッとしたエウスタキオが思わず殴打。オンフィールド・レビューの末に報復行為と判断され、エウスタキオにレッドカード。一方のパレデスにはイエローカードが掲示された。 リードに加えて数的優位も手にしたローマは、相手を自分たちのゴールから遠ざけつつ、試合を決める3点目を狙っていく。そして、ディバラ、ショムロドフが再三際どいシュートを放っていくが、GKジオゴ・コスタの好守に阻まれる。 なんとか3失点目を回避してカウンターからワンチャンスを狙うポルトはボルジェスやモラとアタッカーを続けてピッチに投入。69分にはDFエンディカと完全に入れ替わったサム・アゲオワがボックス中央に持ち込んでシュートを放つが、これは惜しくも右ポストを叩いて絶好の同点機を逸した。 その後、互いに選手交代を行いながら試合は1点差のまま終盤に突入するが、ホームチームが押し切る。83分、厚みのある攻撃からディバラの浮き球パスに反応したアンヘリーニョがボックス左ライン際に持ち込んでプルバック。これを中央に走り込んだ途中出場のピジッリがスライディングシュートでゴール右隅に突き刺した。 ダメ押しのゴールを奪ったローマは、後半アディショナルタイムにレンシュのオウンゴールで1点差に詰め寄られたもののプレーオフ屈指の強豪対決を制し、ベスト16進出を決めた。 ローマ 3-2(AGG:4-3) ポルト 【ローマ】 パウロ・ディバラ(前35、前39) ニッコロ・ピジッリ(後38) 【ポルト】 サム・アゲオワ(前27) オウンゴール(後51) 2025.02.21 04:42 Fri4
今夏も移籍市場で存在感発揮のチェルシー、若手FWオモロディオン獲得でアトレティコと合意
チェルシーはU-23スペイン代表FWサム・オモロディオン(20)の獲得について、アトレティコ・マドリーと合意に至ったとのことだ。 エンツォ・マレスカ監督の下で、今夏も忙しい移籍市場となっているチェルシー。すでにGKフィリップ・ヨルゲンセンやDFトシン・アダラバイヨ、MFキーナン・デューズバリー=ホールを獲得しており、現在はストライカー確保を模索している。 そんな中で、候補に浮上したのがオモロディオンだ。昨シーズンはレンタル先のアラベスで35試合8ゴールとまずまずの成績を残し、U-23スペイン代表としてもパリ・オリンピックに出場するなど将来有望なストライカー獲得に向け、交渉が開始されていた。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、両クラブは移籍金3500万ポンド(約71億円)で合意に至ったとのこと。オモロディオンもすでに7年契約で合意と報じられている。 現在はメディカルチェックに向けた準備が進められている模様。すべてが順調に進めば、近日中に正式発表される見込みとなっている。 2024.08.08 09:20 Thu5
まるでデジャブ、移籍に揺れたギャラガーが今月2度目のマドリード到着…21日にもアトレティコ移籍が正式発表へ
移籍の問題で振り回されているチェルシーのイングランド代表MFコナー・ギャラガー(24)が、今月2度目となるマドリード訪問。アトレティコ・マドリー移籍が実現に近づいているようだ。 チェルシーのアカデミー育ちで、生え抜きのギャラガー。チャールトンやスウォンジー・シティ、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)、クリスタル・パレスと武者修行を経験し、2022年7月にファーストチームに昇格した。 チェルシーでは公式戦95試合で10ゴール10アシスト。2023-24シーズンはプレミアリーグで37試合に出場し5ゴール7アシストと低迷するチームでも気を吐いていた。 しかし、残り契約が1年となった中でクラブとの契約延長交渉がうまく進まず。また、財務的なバランスを取りたいチェルシーは今夏の売却を望んでいたこともあり、アトレティコが関心を寄せていた。 8月6日にはクラブ間での合意も報じられ、ギャラガー本人もマドリードに到着。公式発表を待つだけだと誰もが思った中、一転して帰国することに。チェルシーがアトレティコから獲得予定だったU-23スペイン代表FWサム・オモロディオン(20)との交渉が破談に終わったことが影響したとみられ、まさかの連れ戻しとなった。 チェルシーが条件を変更し、ウォルバーハンプトンのポルトガル代表FWペドロ・ネト (24)を獲得。さらに、アトレティコが手放したいポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(24)の獲得にも動くと、再びギャラガーの移籍が動き出すことに。今月2度目のマドリード到着となった。 ギャラガーは20日にプライベートジェットでロンドンを飛び立ち、マドリードに到着。今度こそ移籍が実現されることとなり、21日に予定されている新契約選手を発表するイベントで、お披露目される予定とのことだ。契約は2029年までの5年契約になる見込みだ。 <span class="paragraph-title">【写真&動画】まさにデジャブ、ギャラガーが今月2度目のマドリード到着!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">(@estoesatleti) <a href="https://twitter.com/estoesatleti/status/1825980607299498481?ref_src=twsrc%5Etfw">August 20, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr">(@estoesatleti) <a href="https://twitter.com/estoesatleti/status/1825986210998682025?ref_src=twsrc%5Etfw">August 20, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.21 11:35 Wedポルトの人気記事ランキング
1
アーセナルがポルトMFペペに興味か
アーセナルが、ポルトのブラジル人MFペペ(25)に関心を持っているようだ。ポルトガル『A Bola』が伝えている。 昨夏に母国のグレミオから加入したペペ。右利きで左サイドハーフを主戦場としながらも、右ウイングから右サイドバックに至るまで多岐に渡るポジションで活躍している。 シーズン前半はなかなか出場時間が延びなかったものの、冬の移籍市場でFWルイス・ディアスがリバプールに移籍したことをきっかけにチャンス到来。リーグ戦の優勝争いが佳境を迎えているここ6試合では4アシストを記録しており、直近のベンフィカとのビッグマッチでも後半アディショナルタイムの決勝点をお膳立てしていた。 ヨーロッパでの評価を高めつつある25歳は2026年までポルトと契約を結んでいるが、4300万ポンド(約69億円)のリリース条項がある模様。アーセナルはFWニコラ・ペペの後釜と考えているようだ。 2022.05.11 17:33 Wed2
ポルト、ウディネーゼからレンタル中のDFネウエン・ペレスを22億円で買い取り!2029年までの契約を締結
ポルトは5日、ウディネーゼからレンタル中のアルゼンチン代表DFネウエン・ペレス(24)の買い取りオプションを行使したことを発表した。契約期間は2029年6月30日までで、契約解除金は6000万ユーロ(約98億円)に設定されている。 なお、買取オプションの行使により、ポルトは移籍金として1330万ユーロ(約22億円)をウディネーゼに支払ったとのことだ。 母国のアルヘンティノス・ジュニオルスの下部組織で育ったネウエン・ペレスは、2018年7月にアトレティコ・マドリーに加入。そのままレンタルで古巣に戻ると、2019-20シーズンはポルトガルのファマリカン、2020-21シーズンはグラナダ、2021-22シーズンはウディネーゼへとレンタル移籍。 結局、アトレティコでは試合に出場せず、2022年の夏にウディネーゼへ完全移籍。ウディネーゼではセンターバックの主力として定位置を確保すると、レンタル期間を合わせて3シーズンで公式戦通算97試合で4ゴール2アシストを記録。 ここでの活躍が認められ、昨夏にレンタル移籍で加入したポルトでもすぐにレギュラーに定着し、ここまで公式戦37試合に出場していた。 2025.05.06 12:00 Tue3
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.26“モウリーニョの鉄壁ポルト”CL制覇/ポルト[2003-04]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.26</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2003-2004シーズン/ポルト 〜モウリーニョの鉄壁ポルト〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2003-04porto.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ジョゼ・モウリーニョ(41) 獲得タイトル:CL、ポルトガルリーグ 攻撃力7:★★★★★★★☆☆☆ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ヨーロッパを席巻</div> いまや世界屈指の指揮官として名高いモウリーニョだが、彼の名が世界中に知れ渡ることになったのは、この頃だった。2002-03シーズンからポルトを率いたモウリーニョは、初シーズンからいきなりリーグ戦、国内カップ戦、UEFA杯(現EL)の3冠を達成する。そして、満を持してCLの舞台に登場した2003-04シーズンでは、さらなる偉業を成し遂げた。 国内リーグを制して2連覇を達成したチームは、欧州最高の舞台であるCLで快進撃を見せる。レアル・マドリーと同居したグループステージを2位で通過すると、決勝トーナメントで強豪マンチェスター・ユナイテッドと対戦。誰もがユナイテッドの勝ち抜けを予想したが、ポルトが戦前の予想を見事に覆した。 ホームで行われた1stレグで逆転勝利すると、続くオールド・トラフォードでの2ndレグでは試合終了直前にコスティーニャが値千金のゴールを記録。1-1のドローに持ち込み、ユナイテッド撃破を成し遂げた。ゴールの直後、オールド・トラフォードのタッチラインで豪快なロングランを見せたモウリーニョ。世界トップレベルの指揮官へと駆け上がる彼のキャリアで、大きな分岐点となったと言える試合となった。 その後、ポルトは強豪クラブの早期敗退もあり、準々決勝でリヨン、準決勝でデポルティボを倒して、決勝に勝ち進んだ。そして、決勝の相手は、こちらも快進撃で強豪を撃破してきたモナコ。その決勝戦で3-0の快勝を収めたポルトは、17シーズンぶり2回目のビッグイヤーに輝いた。そして翌シーズン、モウリーニョ監督に加え、デコ、リカルド・カルバリョ、パウロ・フェレイラら主力がチームを去ったポルトは、大きな戦力ダウンを強いられた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">モウリーニョ仕込みの高い組織力</div> モウリーニョ監督は、中盤をダイヤモンドにした[4-4-2]の布陣を採用。相手を緻密に分析し、組織的な守備をベースとした堅守速攻のフットボールを展開した。 守備面では、売り出し中の若手だったリカルド・カルバリョと、ベテランのジョルジュ・コスタを中心に、統率された組織を築いた。また、一対一で抜群の強さを誇ったパウロ・フェレイラと、高精度のクロスが持ち味のヌーノ・バレンテを擁する両サイドバックも非常にレベルが高かった。さらに、アンカーのコスティーニャが抜群のカバーリング能力を発揮し、黒子としてチームを支えた。 中盤ではインサイドハーフのマニシェが豊富な運動量を活かし、攻守においてアクセントとなる。そして、攻撃のタクトを振るったのはトップ下のデコ。パワータイプのマッカーシーや足元のテクニックに優れるデルレイ、カルロス・アルベルトらアタッカー陣の得点力を活かした。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MFデコ(26)</span> ブラジル出身のプレーメーカーがポルトガルに渡ってその才能を開花させた。卓越したテクニック有するデコは、創造性溢れるプレーを披露する一方、献身的に守備もこなすなど、現代フットボールのトップ下像を体現するパフォーマンスを見せていた。このシーズンのCLでMVPを獲得し、その後はポルトガル代表やバルセロナでもチームの中心として輝きを放った。 2019.04.16 12:00 Tue4
ローマが今週中に伊代表DFマンチーニ獲得へ! 一方、マルカノは古巣ポルト移籍へ
ローマが今週中にもアタランタのイタリア代表DFジャンルカ・マンチーニ(23)の獲得交渉を完了させる見込みだ。イタリア『カルチョ・メルカート』が伝えている。 ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)遵守の影響もあって6月30日にギリシャ代表DFコスタス・マノラスをナポリに放出したローマ。その後釜は既報通り、アタランタの巨漢DFになるようだ。 『カルチョ・メルカート』が伝えるところによれば、ローマは2100万ユーロ+ボーナス400万ユーロの総額2500万ユーロ(約30億5000万円)の移籍金でアタランタとクラブ間合意に達した模様。また、移籍形態は買い取り義務付きのレンタル移籍という形となり、マンチーニは今週末にもメディカルチェックを受診するようだ。 フィオレンティーナの下部組織出身のマンチーニは、ペルージャでのプロデビュー後、2017年にアタランタに完全移籍。190cmの長身に加え、筋骨隆々の強靭なフィジカルを武器にセリエA屈指のエアバトラーとして2018-19シーズンのリーグ30試合で5ゴールを記録。 また、アグレッシブなマンツーマンディフェンスを採用するジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の下で対人守備を磨いており、積極的なインターセプトやタックルなど、前向きな守備が高い評価を集めており、今年3月のリヒテンシュタイン代表戦でフル代表デビュー。さらに、先日まで行われていたU-21欧州選手権でもU-21イタリア代表の主力としてプレーしていた。 マンチーニの獲得が決定的となった一方、ローマではスペイン人DFイバン・マルカノ(32)の古巣ポルトへの復帰が迫っているようだ。 イタリア『LaRoma24』が伝えるところによれば、マルカノはトリゴリアでのプレシーズントレーニングを欠席しており、今後ポルトガルに渡ってポルト移籍を完了させる構えだという。 昨夏、4年間を過ごしたポルトを契約満了に伴い退団したマルカノはローマに2021年までの3年契約で加入。しかし、ローマでは昨シーズンの公式戦13試合出場にとどまっていた。 2019.07.09 20:40 Tue5
