「ここでたくさんのゴールを決めたい」ローマ加入のドフビクが第一声…加入の決め手も明かす
2024.08.03 09:00 Sat
ドフビクが新天地で第一声
ローマ加入が決定したウクライナ代表FWアルテム・ドフビク(27)が新天地での意気込みを語った。
昨シーズンのジローナでラ・リーガ得点王に輝いた27歳FWは、今夏の移籍市場でアトレティコ・マドリー行きが既定路線とみられた。
しかし、ベルギー代表FWロメル・ルカクの後釜を探すローマが獲得レースに乗り出すと、クラブ首脳陣総出の熱心なアプローチもあってドフビク自身も永遠の都行きを熱望。その関係者の熱意もあって最終的に交渉がまとまり、2日の正式発表に至った。
ローマ史上初のウクライナ人選手となったストライカーは、クラブ公式チャンネルのファーストインタビューで移籍の喜びを語った。
「ここに来られてとても嬉しいよ」
また、移籍を決断した経緯に関してはオーナーのフリードキン・ファミリーやダニエレ・デ・ロッシ監督といった首脳陣との直接の会談が大きな意味を持っていたという。
「フリードキンとの会話? ダン(会長)とライアン(副会長)と話をしたよ。移籍前にクラブの会長と話したことは今までなかった。それがここに来ることを確信させたし、フリードキン・ファミリーの信頼に心から感謝しているよ」
「ダニエレ・デ・ロッシとも話しをした。彼は僕に戦術的な考えを説明し、それからクラブについて少し話してくれたんだ。その会話の後、移籍に向けて前向きな感情を感じたし、それがこの選択をした理由でもあるんだ」
「そして、なぜローマを選んだのかって? それは、自分がとても信じている重要なプロジェクトを抱えたイタリア最高のクラブのひとつだからだ。来シーズン、何か興味深いことができるのを願っているよ」
また、キャリア最大のクラブでの新たな挑戦に向けてはプレッシャーの大きさを覚悟しているものの、イタリアの地でもスペイン同様に多くのゴールを決めたいと意気込んだ。
「ローマはジローナに比べてとても重要で情熱的なクラブだ。プレッシャーが大きいのはわかっているけど、プレッシャーのないフットボールはフットボールではない」
「責任を感じているけど、イタリアでプレーできることは光栄だ。だから、最高のフットボールを見せられるように努力するつもりだ。イタリアでもそれができるようになりたいし、ここでたくさんのゴールを決めたい」
「オリンピコは素晴らしいスタジアムだ。オリンピコで行われる試合を何度も見てきたし、常に7万人のファンがいて、こんなに大勢の観客の前でプレーするのは並外れたことだ。このようなスタジアムは特別なエネルギーを与えてくれると思うよ」
昨シーズンのジローナでラ・リーガ得点王に輝いた27歳FWは、今夏の移籍市場でアトレティコ・マドリー行きが既定路線とみられた。
しかし、ベルギー代表FWロメル・ルカクの後釜を探すローマが獲得レースに乗り出すと、クラブ首脳陣総出の熱心なアプローチもあってドフビク自身も永遠の都行きを熱望。その関係者の熱意もあって最終的に交渉がまとまり、2日の正式発表に至った。
「ここに来られてとても嬉しいよ」
「この交渉がようやく終わり、チームとの最初の日々を経験するのが待ち切れないし、今はとても幸せだ」
また、移籍を決断した経緯に関してはオーナーのフリードキン・ファミリーやダニエレ・デ・ロッシ監督といった首脳陣との直接の会談が大きな意味を持っていたという。
「フリードキンとの会話? ダン(会長)とライアン(副会長)と話をしたよ。移籍前にクラブの会長と話したことは今までなかった。それがここに来ることを確信させたし、フリードキン・ファミリーの信頼に心から感謝しているよ」
「ダニエレ・デ・ロッシとも話しをした。彼は僕に戦術的な考えを説明し、それからクラブについて少し話してくれたんだ。その会話の後、移籍に向けて前向きな感情を感じたし、それがこの選択をした理由でもあるんだ」
「そして、なぜローマを選んだのかって? それは、自分がとても信じている重要なプロジェクトを抱えたイタリア最高のクラブのひとつだからだ。来シーズン、何か興味深いことができるのを願っているよ」
また、キャリア最大のクラブでの新たな挑戦に向けてはプレッシャーの大きさを覚悟しているものの、イタリアの地でもスペイン同様に多くのゴールを決めたいと意気込んだ。
「ローマはジローナに比べてとても重要で情熱的なクラブだ。プレッシャーが大きいのはわかっているけど、プレッシャーのないフットボールはフットボールではない」
「責任を感じているけど、イタリアでプレーできることは光栄だ。だから、最高のフットボールを見せられるように努力するつもりだ。イタリアでもそれができるようになりたいし、ここでたくさんのゴールを決めたい」
「オリンピコは素晴らしいスタジアムだ。オリンピコで行われる試合を何度も見てきたし、常に7万人のファンがいて、こんなに大勢の観客の前でプレーするのは並外れたことだ。このようなスタジアムは特別なエネルギーを与えてくれると思うよ」
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ローマが新スタジアムの計画を発表した。 ローマは1953年の開場以来、ラツィオと共にスタディオ・オリンピコを本拠地として使用してきた。しかし、幾度か修繕や改修は行っているものの、老朽化が否めないこともあり、クラブは以前から新スタジアム建設への動きを進めていた。 ただ、“地面を掘れば遺跡にあたる”とも言われる「永遠の都」特有の事情もあり、その計画はなかなか進まずにいたが、ライアン・フリードキン副会長とリナ・スルークCEOとローマ市長のロベルト・グアルティエリ氏ら市議会の代表者との会談を経て、新スタジアムの計画を発表した。 『YouTube』での新スタジアムのイメージ動画と共にクラブは今回の計画を以下のように説明している。 「ライアン・フリードキン副会長とリナ・スルークCEOを代表とするASローマのトップマネジメントは、本日、ローマ市長ロベルト・グアルティエリ氏と会談し、クラブの新スタジアムのエキサイティングな計画について話し合いました」 「会議では、プロジェクトの革新性と、フットボールファンと地域社会の両方に約束される数多くのメリットに対する共通の熱意が示されました」 「プロジェクトのビデオプレゼンテーションのリリースは、新しいスタジアムのユニークなビジョンとモダンなデザインを紹介し、熱狂的な反響を呼びました。このビジョンの鍵となるのは、ヨーロッパ最大となる予定の新しいクルヴァ・スッドです。このクルヴァ・スッドは、ASローマのサポーターの揺るぎない情熱の証となるでしょう」 また、フリードキン副会長は、このプロジェクトがクラブだけでなくローマという都市、地域社会においても新たな価値を創造するものになると確信している。 「本日、ローマ市長のロベルト・グアルティエリ氏とお会いし、新しいスタジアムのビジョンを発表できたことを光栄に思います。この素晴らしいスタジアムは、ASローマとそのファンの新しいホームであるだけでなく、ローマ市民全員にとってのランドマークでもあります。ヨーロッパ最大のクルヴァとなる予定の新しいクルヴァ・スッドは、サポーターの情熱とエネルギーを体現する強力な焦点となるでしょう。古典的なローマ建築にインスピレーションを得た象徴的なデザインと最先端の設備を備えたこのスタジアムは、フットボールファンから地元のコミュニティまで、すべての人に世界クラスの体験を提供します」 「ASローマの誇りある管理者として、私たちは、クラブの精神と伝統を体現する空間を創り出すとともに、革新と卓越性の世界的なシンボル、そして環境責任のモデルとなることに尽力しています」 「新スタジアムを環境責任のモデルにするという取り組みは、ローマ市長が指摘したように、クラブの価値観やローマ市のより広範な目標と一致しています」 「両者は、開発のさまざまな側面に焦点を当てる作業グループの設立を含む、プロジェクトを進めるためのロードマップについて話し合い、合意しました。これらのグループは、環境基準とコミュニティの関与に細心の注意を払いながら、プロジェクトがスムーズに進むようにします」 「ASローマとそのリーダーシップは、ファンの体験を向上させるだけでなく、コミュニティと環境にプラスの影響を与えるランドマークを作成することに専念しています。新しいスタジアムプロジェクトは、クラブ、ファン、そしてローマ市の誇りのシンボルとなるでしょう」 <span class="paragraph-title">【動画】ローマの新スタジアム構想が発表!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="640" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/RE0m08zRgBo" title=" Towards our new stadium " frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.07.25 06:30 Thu3
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.18“カペッロ・ローマ”スクデットに貢献した中田/ローマ[2000-2001]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.18</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2000-2001シーズン/ローマ 〜カペッロ・ローマ〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2000-01roma.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ファビオ・カペッロ(54) 獲得タイトル:セリエA 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力8:★★★★★★★★☆☆ タレント7:★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">常勝のカペッロ・ローマ</div> 1999-00シーズン、同じ街のライバル・ラツィオにスクデットを獲得され、ローマは屈辱のシーズンに終わった。迎えた2000-01シーズン、チームはフィオレンティーナから“ヴィオラの英雄”バティストゥータを獲得。その他、エメルソンやサムエルといった実力者を手に入れて、スクデットを獲得するために十分な戦力を整えた。 リーグが開幕すると、ローマはトッティの創造性溢れるプレーとバティストゥータらストライカーの決定力で破壊的な攻撃を見せつけた。さらに、就任2年目のカペッロ監督が採用する堅い守備戦術も機能し、着実に勝ち点を積み重ねていく。結局、序盤戦からほぼ独走状態を続けたチームは22勝9分3敗、68得点という成績で18年ぶり3回目のスクデットを戴冠した。 2年目のシーズンとなった当時の日本代表MF中田は、あくまでトッティの控えという位置付けだった。それでも腐らなかった中田は終盤戦の第29節、2位ユベントスとの天王山で大仕事をやってのける。2点ビハインドの中、トッティに代わって投入された中田は、見事なミドルシュートでゴールを奪取。さらに、再び自身のシュートからモンテッラの同点弾を演出した。この大一番での活躍が、ローマのスクデット獲得をより確実なものにしたといっても過言ではないだろう。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">前線のトライアングル</div> カペッロ監督の下、チーム内に規律と結果へのこだわりを植え付けられたローマ。守備面では、3バックの中央に入ったサムエルを中心に堅守を披露。ウイングバックに入ったカフーとカンデラは豊富な運動量で上下動を繰り返した。また、ボランチのエメルソンとトンマージが中盤で相手から自由を奪う。 そして、主に攻撃を担当したのが前線の3枚。トップ下に入るトッティを中心としたトライアングルで高速カウンターを仕掛けて得点を重ねた。中田がこの当時、ローマの攻撃がボールを縦に運ぶのが速すぎると漏らしたほど、彼らはボールを縦へ縦へと繋いで相手ゴールを目指した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MFフランチェスコ・トッティ(23)</span> ローマの“プリンチペ(王子)”が自身の愛する街に栄冠をもたらした。豪快なシュートに加え、柔らかなタッチのトラップやパスなど、ファンタジー溢れるプレーで攻撃陣を操った。13ゴール挙げるなど得点力を発揮したトッティは、ローマのバンディエラとして現役生活を終えた。 2019.04.12 12:00 Fri4
希少なイタリア人センターフォワード…201cmルッカ、今冬ミラン移籍実現せずも夏に向けて別の強豪2クラブがスタンバイ
ウディネーゼがイタリア代表FWロレンツォ・ルッカ(24)の売却を想定。強豪2クラブが本格的にスタンバイしているようだ。 身長201cmのセンターフォワード、24歳ルッカ。その特性ゆえに10代の頃から注目されてきたが、真にトップクラブの興味を引き出したのはポストワークも安定したここ1年ほどで、今季は公式戦26試合で11得点を記録する。 昨年10月にはイタリア代表デビューも飾り、今冬の移籍市場ではミランが獲得候補に。 ミランはサンティアゴ・ヒメネスを確保できなかった場合に備えたプランBだったとされるが、即座にルッカへ乗り換えられるよう、ウディネーゼの要求する3000万ユーロ(約48.1億円)を用意済みだったとも。ヒメネスの移籍金は3200万ユーロ(約51.2億円)と伝えられる。 ミラン移籍はなくなったとみてよさそうなルッカだが、イタリア『カルチョメルカート』いわく、夏に向けてはナポリとローマが獲得へスタンバイ。両クラブは代理人ジュゼッペ・リソ氏とのやりとりを続け、ウディネーゼも評価額を3000万ユーロで固定しているとされる。 2025.02.13 20:13 Thu5