ユーロ決勝の結果はサウスゲイト監督の進退に影響なし? FAは次のW杯まで続投を望む

2024.07.13 17:55 Sat
Getty Images
イングランド代表はこの先もガレス・サウスゲイト監督(53)との未来を見据えるようだ。

このユーロ2024ではすっきりしない内容の戦いぶりから批判に晒されたりもしたが、2大会連続で決勝に導くサウスゲイト監督。この大会前には「優勝できなければ、辞めざるをえないだろう」と自ら退路を断つかのような言葉を残し、個人としても並々ならぬ思いを期して挑むなか、初優勝に王手をかける。
そんなサウスゲイト監督だが、今大会が終われば、進退が注目どころに。イングランドサッカー協会(FA)の契約も今年12月までということで、これまでもたびたび将来が話題となる。

前線だけでもハリー・ケインジュード・ベリンガムフィル・フォーデンとビッグネームを揃うわりに戦いぶりが手堅すぎるとして不満の声も上がるが、『ESPN』によると、FAは2026年の北中米ワールドカップ(W杯)まで指揮を任せたく、今大会の決勝がどういう結果になろうが、続投を望むという。

サウスゲイト監督が今大会を含め、これまでの4つのメジャー大会(ロシアW杯:ベスト4、ユーロ2020:準優勝、カタールW杯:ベスト8)で一定の実績を残す事実はFAも高く評価しているといい、FAの最高経営責任者を務めるマーク・ブリンガム氏も「私はガレスのことを高く評価している」と話す。
FAが望むように北中米W杯までとなれば、新たな契約を交わす必要があるサウスゲイト監督。この報道どおりなら、サウスゲイト監督の意向次第といえるが、果たして。

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