PK戦の末にCL敗退…インテル指揮官は「失望」を認めつつ「この旅を誇りに思うよう話した」

2024.03.14 10:10 Thu
CL敗退となったシモーネ・インザーギ監督
Getty Images
CL敗退となったシモーネ・インザーギ監督
インテルシモーネ・インザーギ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)敗退を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

13日、敵地でアトレティコ・マドリーとのCLラウンド16・2ndレグに挑んだインテル。1stレグを1-0で終え、引き分け以上で準々決勝進出が決まる状況のチームは、33分にDFフェデリコ・ディマルコのゴールで先制するも直後に追いつかれると、87分には痛恨の失点を喫して延長戦へ。延長戦で決着がつかずPK戦に突入すると、FWアレクシス・サンチェス、MFデイヴィ・クラーセン、FWラウタロ・マルティネスの3選手が失敗し、CLラウンド16敗退となった。

1stレグで得たアドバンテージを活かせずのCL敗退となったインザーギ監督は失望を認めつつ、ここまでの戦いについては誇りを示している。
「誰にとっても失望はある。だが、私は選手たちにこの旅を誇りに思うよう話した。我々は今季のCLで負けたことがなかったが、今夜は残念ながら試合の重要な場面でもっとうまくやるべきだったと思う」

「延長戦では優位に試合を進めながらも、多くのミスがあった。こういう試合でそれをすれば、代償を払うことになるだろう。そして我々は、1stレグでもっと何かできたはずだ」
「今夜はリードを奪ったあとで、もっとうまく対処しなければならなかった。一方で、相手は失点後すぐの得点で試合に戻ってきたと思う。準々決勝進出を手中にしかけていただけに残念だが、このグループの監督である私に大きな満足感を与えてくれたチームを誇りに思う」

「PKでの敗退は残念だが、シーズンを締めくくるリーグ戦10試合を最高の形で戦わなければならない。日曜日のナポリ戦は、イタリア王者との対戦だ。我々は最高の形で自分たちを見せられるよう、エネルギーを回復させなければならない」

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