打ち合い制したユナイテッド、2点リードからの同点劇にテン・ハグ監督「甘すぎるし良くないこと」
2024.02.02 14:05 Fri
複雑な心境を言葉にしたテン・ハグ監督
マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が激動の試合を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
プレミアリーグでは2試合勝利から遠ざかっていた状況の中、1日に第22節のウォルバーハンプトン戦に臨んだユナイテッド。前半はイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードのシュートで先制し、デンマーク代表FWラスムス・ホイルンドのゴールでリードを広げ、2-0で試合を折り返した。
しかし、後半に入ると、PKから反撃の1点を献上。スコットランド代表MFスコット・マクトミネイのゴールで再びリードを2点に広げるも、終盤から後半アディショナルタイムにかけて2失点し、3-3の振り出しとなってしまう。
それでも97分、左サイドからドリブルで切り込んだU-19イングランド代表MFコビー・メイヌーが見事なコントロールショットをゴール右隅に流し込み、土壇場で勝ち越し。後半は苦しんだものの、なんとか勝ち点3を手にした。
テン・ハグ監督は「この勝利はとても大きい。だが、この試合には多くの側面がある」と内容に言及。苦戦の要因にはダメ押しゴールを奪いきれなかった点などを挙げている。
「複雑な気持ちだが、最終的には満足している。長時間にわたる我々のパフォーマンスやレベルには満足していたが、ゲームを支配して2-0 や 3-1 でリードしている時、相手に反撃を許してはならない。甘すぎるし良くないことだ」
「我々はそこの改善に取り組む必要があるが、最初の60分間で達したレベルには非常に満足している」
また、プレミアリーグ初ゴールでチームを救ったメイヌーについては改めてコメント。その能力の高さを絶賛した。
「彼は驚くべき進歩を遂げている。素晴らしい能力を持っている現代型のミッドフィルダーだ。守備も攻撃もできるが、その両方をこなせるフィジカルも備えている。そして冷静さも併せ持っている」
プレミアリーグでは2試合勝利から遠ざかっていた状況の中、1日に第22節のウォルバーハンプトン戦に臨んだユナイテッド。前半はイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードのシュートで先制し、デンマーク代表FWラスムス・ホイルンドのゴールでリードを広げ、2-0で試合を折り返した。
しかし、後半に入ると、PKから反撃の1点を献上。スコットランド代表MFスコット・マクトミネイのゴールで再びリードを2点に広げるも、終盤から後半アディショナルタイムにかけて2失点し、3-3の振り出しとなってしまう。
テン・ハグ監督は「この勝利はとても大きい。だが、この試合には多くの側面がある」と内容に言及。苦戦の要因にはダメ押しゴールを奪いきれなかった点などを挙げている。
「最初にポジティブな点を考えてみると、我々は非常に良いプレーをしていたし、1時間は試合を支配したと思う。3-0か4-0で試合を決めるべきだったのにそれができなかったし、結局かなり甘さが出た内容になった。ああいった失点はあってはならないことだが、その後は底力を見せた。特にコビー・メイヌー。素晴らしいゴールだった」
「複雑な気持ちだが、最終的には満足している。長時間にわたる我々のパフォーマンスやレベルには満足していたが、ゲームを支配して2-0 や 3-1 でリードしている時、相手に反撃を許してはならない。甘すぎるし良くないことだ」
「我々はそこの改善に取り組む必要があるが、最初の60分間で達したレベルには非常に満足している」
また、プレミアリーグ初ゴールでチームを救ったメイヌーについては改めてコメント。その能力の高さを絶賛した。
「彼は驚くべき進歩を遂げている。素晴らしい能力を持っている現代型のミッドフィルダーだ。守備も攻撃もできるが、その両方をこなせるフィジカルも備えている。そして冷静さも併せ持っている」
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何かと判定が話題となるプレミアリーグ。今シーズンはすでにVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のミスが13件もあるようだ。イギリス『BBC』が伝えた。 重大な判定の見逃しや、誤ったジャッジに対して介入されるVAR。その運用方法を巡っては導入初期から様々な意見が噴出し、プレミアリーグでは多くの問題ジャッジも生まれていた。 そんな中、2024-25シーズンも半分が過ぎた中で、プレミアリーグの幹部がシーズンを振り返り、23節までのキーマッチインシデント(KMI)に対し、VARの介入ミスが4件、介入漏れが9件あったとのことだ。 リーグ戦合計239試合で70回のVAR介入があったとのこと。3試合に1回のペースで介入されている。KMIの精度は96.4%で、昨シーズンの同時期の95.7%よりは改善されているとのこと。昨シーズンは20件あったが、今シーズンは13件となっている。 ただ、フットボール最高責任者のトニー・スコールズ氏は、改善が見られる中でも、問題は変わらないとした。 「たった1つのミスの重要性と影響を過小評価している人は誰もいない」 「たった1つのミスがクラブに損害を与える可能性があることは分かっている。勝ち点と結果がマネージャーの地位を奪い、場合によっては選手の地位も失う可能性がある」 間違った退場の判定や、間違ったオフサイドの判定でのゴールの有無など、1つのミスが試合結果に大きく影響することは少なくなく、チームの順位などに与える影響も少なくない。 今シーズン途中にマンチェスター・ユナイテッドの監督を解任されたエリク・テン・ハグ氏も影響があったと言えなくはない。最終的に最後の指揮となったウェストハム戦でのPKの判定は4つのミスのうちの1つ。試合に敗れ、テン・ハグ監督は解任されることとなった。 また、審判員もミスによって被害者になることもある。1月25日に行われたウォルバーハンプトンvsアーセナルの試合で、マイケル・オリバー主審はアーセナルのマイルズ・ルイス=スケリーを一発退場処分に。VARはこのシーンに介入することがなかったが、「最悪の判定」と大きな批判を受け、試合後にオリバー主審は誹謗中傷と脅迫の被害に遭った。 納得のいかないアーセナルはこの判定を控訴。結果、ルイス=スケリーの退場は間違いだったと認められ、出場停止処分が取り消しに。脅迫や誹謗中傷はもっての外だが、VARを正しく運用をしないことで、審判員仲間の首を絞めることにもなっている状況だ。 <span class="paragraph-title">【動画】物議を醸したアーセナルの一発退場劇…脅迫につながるも結局は誤審</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="PEGeet_BPQg";var video_start = 68;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.05 23:50 Wed5
ユナイテッドを「史上最悪のチームかも」と評したアモリム監督…発言には疑問の声も「評論家のようだ」「誰もが弱いと知ってはいるが…」
元イングランド代表DFのジェイミー・キャラガー氏が、マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が発したコメントを批判した。 今シーズン、中々不振から抜け出せずにいるユナイテッド。開幕から思うような結果を残せずにいると、3シーズン目を迎えていたエリク・テン・ハグ監督を昨年10月に解任した。 その後、クラブはスポルティングCPで辣腕を振るっていたアモリム監督を招へい。しかし、状況は厳しいままであり、先週末に行われたプレミアリーグ第22節ではブライトン&ホーヴ・アルビオン相手に1-3の完敗。順位は13位に低迷しており、浮上のきっかけを掴めずにいる。 そのブライトン戦後、失望を露わにしたアモリム監督は「プレミアリーグ10試合で2勝。我々はマンチェスター・ユナイテッド史上最悪のチームかもしれない。(メディアが)見出しを欲しがっているのは知っているが、(最悪のチームと)認めて変える必要があるからこそ言うんだ。さあ、見出しをつけてくれ」とコメント。これが物議を醸すこととなった。 イギリス『スカイ・スポーツ』でキャラガー氏は、アモリム監督の発言を批判。確かに現在のユナイテッドは弱いとしつつ、他ならぬ指揮官が公の場でそれを認めるメリットはないと断じている。 「私はギャリー・ネビルほどマンチェスター・ユナイテッドの歴史に詳しいわけではないが、監督の発言としては最も奇妙で馬鹿げたものの一つだと言わざるを得ないだろう」 「なぜあんなコメントをしたのか…あれは私のような評論家の立場でするようなコメントだ。監督はそれに対して、擁護するべき立場だろう。彼があのコメントによって何を得るのか、どんな利益があるのかがわからない」 「我々は誰もが、マンチェスター・ユナイテッドは弱いチームだと知っている。彼らはホームでブライトンにまたも敗北した。厳しいシーズンであることも、弱いチームであることもわかっている。彼は気を緩めてしまったのだろう。そしてこのコメントは、残りのシーズン中ずっと彼の頭から離れないはずだ」 「彼は記者たちに『見出しをあげるよ』と言った。監督として、なぜそんなことをしたいのかが私にはわからない。チームが今後自信をつけるのには役立たないだろう」 「私が言いたいのは、監督は今からシーズン終了までロッカールームに入って、どこが相手でも勝つ自信を選手に与えられるよう鼓舞できるのかということだ。監督は、自分たちが史上最悪のチームの一つだと言ったのだからね。彼がそれで何を得られるのか、私にはまったくわからない」 2025.01.21 17:20 Tueマンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング
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